〈凍結〉イナイレ×バンドリ 笑顔を護る英雄   作:夜十喰

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第4話です。今回でやっと花咲川高校サッカー部が揃います。
長かった〜。下手くそな文で恐縮ですが、楽しんでいただけたら幸いです。


集う仲間たち その3

「よし、じゃあまずは、、」

 

「はいはいッ!はーい!!ボクッ!ボクがやりまーす!」

 

俺が最初に挨拶をする1年を選ぼうとすると、自分からハイテンションで手をあげる人物がいた。茜だ。

 

「おっ、じゃあ最初は茜に頼むか。」

 

「「「「!?!?」」」」

 

「うん!任せて!」

 

「キャ..キャプテン...あの子知ってるんですか?」

 

俺がいきなり名前で呼んだ事に驚いたのか、氷川が不思議そうな表情で聞いてくる。よく見ると、数人がこっちを見て戸惑いの表情を見せている。失礼な...俺だって名前呼びくらいするぞ...。

 

「あぁ、今日の昼に会ってな。名前呼びの理由もすぐわかると思うぞ。」

 

俺の答えに、一同頭に?を浮かべている。

 

「ん?もう良いの?」

 

その様子を見ていた茜がそう聞いてくる。

 

「おう、待たせたな。じゃあよろしく。」

 

「はーい!初めましての人は初めまして!日向茜だy「ギロッ」じゃ無くて...日向茜です!」

 

怖ッ!日向のやつ睨みすぎじゃねぇか?

日向に睨まれ言葉を詰まらせながらも、茜は自己紹介を続ける。

 

「この学校にはお姉ちゃんが居て、一緒にサッカーをしたくて入学しました。夢はお姉ちゃんと一緒に全国制覇すること。ポジションはFWで、スピードなら誰にも負けない自信があります!ボクのスピードについてこれなくて、泣かないように気をつけてね?」

 

ブチッ!っと、FW陣やスピードタイプの選手の頭からそんな音が聞こえた。日向に関しては、片手を頭に置きながら「はぁー...」とため息を吐きながら俺たちに向き合い、、、

 

「すまない、みんな。私の妹が迷惑をかけた。今言った通り、茜は私の妹だ。こんな妹だが仲良くしてやってほしい。」

 

日向はそういうと、軽く頭を下げてそう答えた。みんなは気にするなという表情をしている。

 

「(茜の奴、何かやらかすかもと思ったがまさかいきなり宣戦布告とは、これは中々面白いことになりそうだな。)」

 

俺は茜の発言に、チームの対抗意識が上がってくれることを願いながら俺は茜に声をかける。

 

「おう、中々いい宣戦布告(あいさつ)だったと思うぞ。お前らもこいつに舐められないよう、しっかり練習しろよ。」

 

「「「「「はい(もちろん)(ああ)!!!」」」」」

 

 

 

「よし、じゃあ次は...」

 

俺は和泉から入部届けを受け取り、次の1年生の名前を確認する。

 

「みな...せ...、みずせ..かな? 水瀬!」

 

「ふぇッ...は..はい!」

 

俺が呼んだ名前に反応したのは毛先がはねた水色のロングストレートに、狼の耳のような癖っ毛をした小柄だか胸の大きな女子だった。

 

「よし、じゃあ頼む。」

 

「は、はい!初めまして、わ、私は1年の水瀬 泡華(みずせ ほうか)です! え、えーっと...ポ、ポジションはMFです。と、得意なことはドリブルで、シュートも打てます!よ、よろしくお願いしましゅ!」

 

「(あっ、噛んだ、、、)」

 

「〜〜〜///」

 

勢いよく噛んだことが恥ずかしかったのか、水瀬は顔を耳まで真っ赤にして下を向いてしまった。うん、なんだろうこの養護欲を掻き立てられる感じは、小動物を相手してるみたいだ。

 

「お、おう。ありがとな。」

 

そういうと水瀬は下を向いたまま列に戻っていった。戻った先で茜に肩をポンポンと叩かれている。

 

「次は、片桐!」

 

「おッ!やっとオレの番か!」

 

そう言って前に出てきたのは、外ハネの髪型を、後ろで1束に括っていて、前髪の一部に特徴的な流星模様のあるボーイッシュな小柄な女子だった。

 

「オレは片桐 華蓮(かたぎり かれん)!ポジションはFWで、スピードにはかなり自信があるっす!さっき言ってた茜ってやつよりもぜってぇオレの方が速いんで、子供扱いして舐めてもらっちゃ困るっすよ!よろしくっす!」

 

「な、何だと〜!絶対ボクの方が速いもん!絶対!」

 

「いいや、オレだね!オレの方が速い!」

 

「何を〜!」

 

「何だよ〜!」

 

バチバチバチッ!!!

 

いきなりのライバル登場に、茜は戸惑いつつもかなり対抗意識を燃やしている。まぁああいう喧嘩なら止めるよりもそのままにしておいた方がお互い成長できるだろう。それよりも、、、

 

「ゴホンッ!!」

 

「「ッ!!」」

 

日向の咳払いに反応して2人の睨み合いが止まる。

やっぱりこうなったか、、、

 

「悪いが今はその話は後にしてくれ。まだ全員終わってないんだからな。」

 

「「はい、すみません」」

 

2人は同時に頭を下げる。なんだ、意外と息ぴったりじゃないか。これならいいコンビになるかもしれないな。

 

「よし、じゃあ続けるぞ。次の奴ー」

 

「は、はい。」

 

次に前に出たのは左目が隠れるようなウェーブのかかったクリーム色の髪に、紫色の垂れ目のこれまた小柄で胸の大きな女子だった。

 

「は、初めまして…い、岩隈 沙路(いわくま しゃろ)…です。DF…です…。よ、よろしく……お願い…します…。」

 

オドオドしながらもしっかりとした声でその子は自己紹介をする。

ん?岩隈?岩隈ってことは、、、

 

「なぁ岩隈、この子って……」

 

「あっ、はい。シャロン..じゃ無かった。沙路は俺の妹です。」

 

へぇ〜、岩隈にも妹がいたのかぁ〜、知らなかった。今度妹について語り合ってみよう、、、。

 

「お…お兄ちゃん……」

 

岩隈妹がオドオドと不安そうな表情で自分の兄を見つめている。それに気づいた岩隈が、颯爽と近寄り頭に手を置きポンポンッと撫で始めた。

 

「おぉ〜、よく頑張った。大丈夫、ちゃんと出来てたぞ〜。」

 

「う、うん!よかった……」

 

どうやらあいつも妹には弱いらしいな。

っと、また話しが逸れてしまった。次が最後だな。

 

「よし、最後にえっと〜、黒騎。」

 

俺がそう呼ぶと、、、

 

「チッ!めんどくせぇ〜、、、」

 

ほぉ〜、いきなり舌打ちとは...これは中々問題のありそうな奴が来ましたな。紫色の髪を後ろで1束に括っていて、見た目はあまり問題なさそうだが、態度がどうもな〜。

 

「そう言わずにさ、なっ?」

 

「ハァ〜、仕方ねぇ。やってやるよ」

 

そういうと、黒騎はポケットに手を突っ込んだまま俺たちに向き合い、、

 

「俺様は黒騎 秀斗(くろき しゅうと)だ!よぉく覚えておけ!」

 

短く、簡潔に、それでいて偉そうに、この短い挨拶だけでこいつの性格、考えが手に取るようにわかった。どうやら態度以上の問題児らしいな。

 

「おい!1年のくせに、なんだその口の利き方は!」

 

その態度が頭にきたのか、氷川が黒騎に一喝する。

 

「知るかよっ」

 

「こいつッ!」

 

氷川に一喝されながらも、黒騎は態度を変えようとはしない。これはちょっとまずいな、、、そう思い、俺は氷川を止めに入る。

 

「まぁ待て、落ち着け氷川」

 

「ッ!キャプテン!こんな態度許していいんですか⁉︎」

 

だいぶ熱くなってるな氷川のやつ、、、

 

「とにかく落ち着け。お前らしくないぞ。」

 

「ッ⁉︎ すみません、冷静じゃ無かったです。」

 

「まぁ、俺たちの為に怒ってくれたんだろ? わかってるよ、サンキューな。」

 

そう言って俺は氷川の頭を軽く叩く。

氷川は少し落ち着いたのか、いつもクールな表情に戻りつつあった。

 

「よし!これで15人。全員の自己紹介が終わったな、じゃあ早速練習に移ろうと思う。」

 

俺の発言に全員が注目する。

おっ、みんなやる気満々って顔だな。

 

「早速だが、新入部員を能力を把握する為に今から紅白戦をやろうと思う。チームは俺を抜いた1チーム7人で行ってもらう。俺は外からお前たちのプレーをしっかり見させてもらうからな。もちろん必殺技も有りだ。ただ、危険なプレーはご法度だからな。よし、じゃあチーム分けを発表するぞ!」

 

紅チーム

日向(キャプテン)、河野、猫神、紅城、彩瀬、片桐、茜

 

白チーム

氷川(キャプテン)、水嶋、岩隈、佐々木、黒騎、沙路、水瀬

 

「チーム分けはこうだ。それぞれのチームキャプテンは日向と氷川に任せる。白チームはキーパーがいる分攻撃に参加できるのは6人までだ。岩隈はゴールの前から動かないこと。特に負けた時のペナルティも無いが、全員真剣にやる事。いいな?」

 

「「「「「はい!!!」」」」」

 

「よし!じゃあ早速始めるぞ!」

 

こうして、俺たち新生花咲川高校サッカー部の始めての練習がスタートした。

 




本日はここまでです。ようやく全員揃いました。
次回は早速試合です。(紅白戦ですが)

今回初登場のキャラ
片桐華蓮(がったさん)
水瀬泡華(清柳さん)
岩隈沙路(鳳凰院龍牙さん)
黒騎秀斗(伝説の凡才さん)
以上4名が初登場しました。キャラ募集にご応募くださった皆様、ありがとうございます。

※ライバル校のキャラが不足しているので、どうぞ御協力下さい。活動報告の方で募集しております。1人何キャラでも構いません。
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