FAIRY TAIL 毒龍の滅竜魔導士   作:大枝豆もやし

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第4話

 イクマンの指導する反乱は成功した。彼の支援を受けた奴隷たちは文字通り奴隷のように働いて勝利を掴んだ。

 多少の死傷者は出たが極小数に留めることに成功。皆勝利に喜び、予め確保しておいた船へと乗り込んだ。

 対して黒魔導士たちは大半が死亡。奴隷たちとの戦闘どころか塔の再建さえ難しい状態である。 ……実際にトドメをさしたのは大半がイクマンだが。

 

「イクマンさん、大丈夫かな……?」

「当然でしょ! 絶対に負けないから!」

 

 少し不安げに言うジェラールに対して、エルザは言い切った。

 奴隷達は皆乗り込み一息ついている。後はイクマン指導者であるのみ。彼が帰れば終わる。

 

 突如、盛大な爆発音が響いた。

 

 同時に塔が崩れだす。出口もふさがり、思わず2人とも顔が険しくなる。

 窓から人影が落下し、船に飛び乗った。

 

「よお、待たせたな」

 

 そう彼である。

 

「イクマン!」

「無事だったんですね!?」

 

 イクマンにエルザは勢いよく抱き着く。その目からは涙が流れ、やはり心配だったのであろう。

 

「心配かけてすまなかったな」

「うんっ」

 

 エルザの頭を撫でる。

 エルザは嬉しそうに顔をトロンとさせて享受する。猫のように甘え、もっと撫でてと言わんばかりに頭をぐりぐりと押し付けた。

 

「悪い、ずっと目隠しされたせいで見えねえんだ。誰か手を引いてくれないか?」

「え? でもイクマンさん普通に動いてたんじゃ……。というか戦ってましたよね?」

「アレは反響効果で位置を特定してただけだ。洞窟みたいな閉鎖した空間内なら使えるが、ここじゃ全然だ」

「でも私の姿見えてたようなこと言ってたよね?」

「ぼんやりとは見えるんだ。髪の色は見えるけどそれ以外は駄目だ」

 

 イクマンはほとんど目が見えない状態である。エルザ達の性別も匂いで判別していた。

 

「だから頼む。手を貸してくれないか?」

「そ、そうか…。なら私が引いてやろう!」

 

 顔を赤くしながらイクマンの手を引くエルザ。ニコニコと嬉しそうにイクマンの手の感触を楽しむのだが……。

 

「ちょっと待って」

 

 ジェラールが二人の間に入った。

 

「私だってイクマンさんと歩きたいの!」

「嫌! 私が一緒に歩くの!」

「あ、じゃあ左の方頼むわ」

「え? ……うん!」

 

 左手をジェラールに差し出すイクマン。一瞬戸惑うも、ジェラールはエルザ同様にニコニコと笑顔で彼の腕を取った。

 

 右には緋色の髪の美少女、左には藍色の髪の美少女。両手に花の状態、しかも幼女である。

 イクマンはロリコンではないが

 

「もう皆を縛るものはない。出航だ!」

 

 それを聞いた元奴隷たちは、雄たけびを上げた。自由になれたことの喜びと、自分達を救ってくれたイクマンを讃えて。

 船は自由に向かって進み出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 楽園の塔から脱出した俺たちは近隣の島を目標に進んでいた。

 

 元奴隷たちはボロボロの服を着ていたため、奪った服を支給する。あいつらと同じ服を着るのは屈辱のはずだが、キレイなものを着れるだけでも喜んでいた。

 ある程度落ち着いてきたところで今後の事について話し合う。

 

「ここに来る前に金を奪った。これを分配していこうと思う。島に着いたら解散。これを持って各々の行きたいところへ行き、やりたいことをしよう」

 

 皆にお金を配る。何人か引きつった顔をしてたがどういう意味だろうか?

 

「イクマンさんはどうするんですか?」

「俺か?そうだな……そこらを旅でもするか」

「ならイクマンさん、それならこの2人をフェアリーテイルという魔導士ギルドまで連れて行ってくださいませんか」

 

 ロブじいさんがエルザとジェラールを俺に引き渡す。

 

「フェアリーテイル?」

「はい。私が奴隷になるまでいたギルドです。この子達は魔導師になりたいと言っておりまして、イクマンさんが引き受けてくださると安心ですから」

「いいだろう。俺も世界を見て回りたいし、魔導士ギルドにも興味がわいた。けど2人は俺とでいいのか?」

「私イクマンと行きたい!!」

 

 エルザはなぜか顔を赤らめながら、ジェラールはキラキラした目を向けて言った。

 

「そうか、じゃあ一緒に行こうかフェアリーテイルへ」

 

 こうして、俺と2人の子供は共に行くことになった。

 ギルドか……。どんな所だろうか。楽しみだ。

滅竜魔導士を全員女体化したいんですけどいいですかね~?

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