この話は別に読まなくても大丈夫だよ。
ただのイッセーの初体験未遂だから
領地の大半は三つ巴の戦争で生き残った『元七十二柱』の一つであるアガレスに預けることとなった。
正直私は彼のことを信じていない…
アンタがあの人にしたことを私は許していないわよ?
アガレス…アンタは私を怒らせたのよ?
まぁ、これに関してはグレモリー、フェニックス、シトリーにも言えることね…
あんな変態が当主なんて貴方達の一族はおしまいね…
この変態一族共め…
確か、フェニックスは私にもやろうとしたことがあったわね?
自虐ってわけじゃないけどあんたらロリコン?
はぁ…まぁそれはいいわ。
今度拷問しに行くから…
本邸宅を中心にした僅かな領地を私達は現在進行系で守り続けている…
今でも私達は主の帰還を待ち望んでいる。
あの人は死んでいない。
あの戦争に生き残ったんだもの…
この程度のことであの人が死ぬわけない…
絶対に……死ぬわけ…ない…
久しぶりだな!
俺だ!おっぱいの伝道師だ!!
え?帰れ?
なんでだよ!?
今日の部活も無事に終わってアーシアと一緒に帰宅したところだ。
アーシアは悪魔としての初仕事だったからか、結構緊張していたみたいで先に風呂に入っている。
べ、別にエロい意味じゃないぞ!?
にしても、最近の部長は少しおかしい。
何かに悩んでいるようにも見えるし、性欲を持て余しているようにも見える。
後者だったら俺の出番だな!!
うへへへへへへ……
あのおっぱいが…俺の目の前で…
うへへへへへへへ……
おっと、いかんいかん…
俺の清楚なイメージが崩れてしまうところだった。
前者だったら……俺で役に立てることだったら全力でなんでもしてあげるんだが…
……ん?
部長が俺の言うことをなんでも聞いてくれる?
注意『ただの馬鹿です』
…………ブッ!!
おっと、いかん鼻から俺の欲望が流出しちまった。
こういう時は座禅だったか?
………痛ええええええええええええ!!!???
馬鹿か俺は悪魔がお経を唱えてどうするんだよ!!
危うく成仏するところだったぜ…
頭を抑えて転げまわっていると部屋の中に魔法陣が現れる。
いつも見ている魔法陣だ。
つまりはグレモリー家の魔法陣…
恐らくは部長からの重要なお知らせってところか?
ふふん。
俺にだってこれくらい分かるぞ?
魔法陣から浮かび上がるのは女性のシルエット。
あの大きさからして部長か朱乃さんのどちらかだな…
紅い髪…ってことは部長だな。
「イッセー、私を抱きなさい」
一瞬何を言われたのかわからなかった。
だってそうだろ?
いきなり現れた女性から、
「貴方の言うことをなんでも聞きますから可愛がってください」
なんて言われたら…
注意『ただの妄想です』
俺が止まっていることに部長は聞こえなかったと勘違いしたのかもう一度言ってくれた。
しかも、わかりやすくだ…
「私の処女を貰って頂戴。至急頼むわ」
部長…その日本語は刺激的すぎます…
慌てた俺は取り敢えず夕牙にメールをしたが返信は来なかった。
クッソー!!!
俺は一体どうすればいいんだ?
取り敢えず落ち着け俺!
こういう時は……おっぱいを数えるんだっけ?
おっぱいが一つ。おっぱいが二つ。おっぱいが…三つ…。
ダメだ!!興奮してきた!!
俺の股の
「ほら、ベッドへお行きなさい。私もすぐに支度をするわ」
だから部長。
俺の思考が未だに追いついていないんですが…
「ぶ、部長!?」
いきなり俺の目の前でいきなり行われる部長の健康的なストリップショー…
純白のおパンツ様!!
最高の脚線美!!
撫で回したい太もも!!
至高のおっぱい!!!!!!!!!!!!!
「イッセー、私では不足かしら?」
「い、いえ…」
むしろ大歓迎です!!!
けど……
脳裏にチラつくのは俺の初めての彼女の顔だ。
俺が部長の誘いに乗ったら…
彼女を裏切ってしまうという思いがあるわけではない。
部長とあの子の顔がダブって見えるんだ…
部長にまで裏切られたらどうしよう…
この思いが俺の一歩を踏みとどませる…
「いろいろと考えたのだけれど、これしか方法が思いつかなかったのよ」
部長、俺が言うのもなんですけど…
それいろいろと間違ってません!?
「既成事実ができてしまえば文句もないはず。身近でそれが出来そうなのはあなたしかいなかったのよ」
部長…俺の頭がもうパンパンでよくわかんないです…
つまり…部長の
あ、ダメだ…頭がクラクラしてきたぞ…
「……祐斗ではダメ。彼は根っからのナイト。だからイッセー、貴方しかいなかったの」
木場に勝った?
なんかよくわからんけど、ざまあみろイケメン!!!!
「部長、夕牙はダメなんですか?」
俺は無意識のうちにそう聞いていた。
「あの子は知らないことが多すぎるし、言い方は悪いけど得体が知れないから候補にすら挙がってないわ」
いよっしゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
あいつにだけは勝てないと思ってたけど何時の間にか勝ってたぜええええええええ!!!
「頼んでから数分で情事に持って行ってくれそうなのは貴方ぐらいだもの」
アレ?
これって褒められてるんだよな?
部長は遂に全裸になって俺に跨ってくる。
やべえ…
これはやべえ…
部長の最強のお胸様が拘束を解かれて暴れてやがる…
俺のブーステッド・ギアも暴れちまいそうだぜ…
「イッセーは初めてよね?」
「は、はい!!初めてです!!」
思わず声のボリュームを《Boost!!》してしまう。
「そう。お互い不慣れでしょうけど大丈夫よ。私の"ここ"に貴方の"それ"を収めるだけよ」
部長…エロすぎて俺のブーステッド・ギアが《Explosion!!》しちまいそうです…
不意に部長が俺の右手を部長のお胸様に持っていく。
なんだこれわ!?
言葉に現せねえ…
言葉に現した瞬間にこの部長のお胸様が消えてしまうのではないかという錯覚に囚われる。
もうすげえ、としか言えない。
御陰で俺の欲望が鼻から流出してしまった。
俺の意識は部長のお胸様に吸い寄せられていく。
俺はするのか?
今から部長と大人の階段を上るのか?
そんなことを考えていると部屋に再び魔法陣が描かれていく。
部長が来た時と同じ、グレモリー家の紋章が描かれた魔法陣だ。
朱乃さんも来ての3Pか!?
それとも子猫ちゃん!?
木場と夕牙以外ならいいけど…俺の思考がもうはち切れそうなんだが…
「一足遅かったわけね…」
部長の一言で俺のはち切れそうだった思考が徐々にしこうが現状に追いついてくる…
魔法陣から現れたのは銀髪のメイドさん。
「こんなことをして破談へと持ち込もうというわけですか?」
こんなこと?
こんなに
いくらメイドさんといえど俺の怒りが爆発するぞ?
「こんなことでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてくれはしないでしょう?」
部長まで!?
「このような下賎な輩に操を捧げると知れば旦那様もサーゼクス様も悲しまれますよ」
なんか罵倒されたが俺はMではないので喜べない。
というか、ちょっとショック…
部長はメイドさんの発言に腹を立てて怒りを孕んだ声で反論する。
「私の貞操は私のものよ!それに例えあなたでも私の可愛い下僕を下賤呼ばわりするのは許さないわ!!」
部長…俺のために怒ってくれて感激です…
その後は銀髪のメイド、グレイフィアさんに自己紹介され、部長が俺の名前を読んだら、グレイフィアさんに驚かれた。
取り敢えず俺の今の状況は自分のベッドで半脱ぎの状態で茫然自失(?)としている状態だ。
「イッセーさん、お風呂空きましたよ」
アーシアの声で我に返ると部長とグレイフィアさんが魔法陣で帰ってから五分後のことだった。
「ということなんだ」
「回想なげえよ!!」
なんか夕牙に怒られた。
これ、理不尽じゃね?
特に書く事がないや…