破滅を宿した寂しがり屋   作:紫蒼慧悟

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やっと書けたよ。

いろいろとリアルで忙しかったりエロゲやってたりしてたのは表向きの理由で、

本当は閃の軌跡やってた。

そしてエクスカリバー編までもしかしたら10話ぐらいかかるかも…


再試験《騎士》

「悪あがきはやめなさい、アイリス・ヴァレフォール!!」

悪あがき?

自分の手下を全員倒されて悪あがき?

この子頭がおかしいのかしら?

「あなた誰だったかしら?胃のあたりまで出てきてるんだけど…」

目の前の少女は私を睨みつけたまま顔を赤くして更に睨みつけてくる。

「カテレアよ!!カテレア・レヴィアタン!!」

………え?

「ダメだわ…思い出せない…」

「嘘つきなさい!!さっきの間はなによ!?」

「冗談ですよ」

「笑うなーーーーーーーー!!!」

レヴィアタン様の娘のカテレア様か…

面影はあるのだけれど…こんな生意気に育っているとちょっと調教したくなるわね…

「それで、カテレア様?こんなことして一体何の真似ですか?」

「勿論私が真のレヴィアタンになるための作戦ですわ!!」

あらー…頭がパーになってる…

今までのシリアスが消えていったわね…

にしても、旧魔王派が本格的に動き出してきたってわけね…

これはこれで大変なことになってきたのかしら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、夜中に昼の数倍の濃度での調教を施したためか朝から気力がないグレモリー眷属を引きずって朝食を(無理やり)詰め込んで朝の特訓とはいかなかった。

午前中は勉強会だそうだ。

絶対に休みたいだけだろうがな…

『別にいいじゃないの…

 休息も必要よ?』

でも、半殺しにして最上級悪魔クラスまで引き上げないと…

『あれ、本気だったの!?』

まあ、悪魔になったばかりの兵藤とアーシアもいるし必要な事なんだろう…

おれはもう知ってることばかりなんでリビングのソファで寝転んでいる。

オーフィスが上に寝転んでいるので微妙に重い…

「我、重くない…」

「心を読むな…」

俺たちを華麗にスルーするように無視して、兵藤とアーシアに知識を教えていく。

一通り教えてから問題を出してちゃんと覚えているか確かめている。

「それじゃあ、僕らの仇敵である神が率いる天使。そこの最高位の天使の名は?そしてそのメンバーは?」

「えっと、『熾天使(セラフ)』で、メンバーが………ミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエル…だっけ?」

「正解」

木場が問題を出して兵藤がなんとか問題に答えている。

「じゃあ、次は我らが『魔王(サタン)』様。四大魔王様を答えてもらおうか」

「任せろ!!いつか出世してお会いする予定だぜ!!

 ルシファー様、ベルゼブブ様、アスモデウス様、そして憧れの女性魔王様であらせられるレヴィアタン様!!」

「正解」

お前は既にルシファーには会ってるぞ、兵藤…

にしても魔王って変態ばっかだよな…

ドMのシスコンとコスプレ痴女のシスコンとエロゲ好きの変態とオタクの引きこもり…

『こうやってみてみるととても魔王とは思えないわね…』

「それじゃあ、イッセー君の嫌いな堕天使の幹部を全部言ってもらおうか」

「え~っと、中枢組織が『神の子を見張る者|グリゴリ』で、総督がアザゼルで副総督がシェムハザ

 ……残りが…アルマロス、……バラキエル、……ダメだ!!覚えきれねえ!!」

堕天使の幹部は天界と悪魔陣営と違って多いからなあ…

『でも悪魔は元七十二柱合わせればすごい数になるわよ…』

そういえばそうだな…

兵藤が覚えきれていないので俺が堕天使幹部を言ってやる。

本当に不本意だ。

「総督アザゼル、副総督シェムハザ、幹部がバラキエル、サハリエル、タミエル、ベネムネ、アルマロス、後コカビエル…」

コカビエルの部分にだけ殺気が篭ってしまい上で寝ていたオーフィスが俺のさっきに反応して起きてしまった。

「夕牙、コカビエルが憎い?」

「……………」

オーフィスの質問に俺は何も言わなかった。

憎いさ…父さんと母さんを目の前で殺されたし、絶対にこの手で殺してやるって誓った程だ。

不本意だが、ある意味兵藤にとってのハーレムみたいなもんだな…

一緒にして欲しくないけど…

「え、えと…で、では私アーシア・アルジェントが悪魔祓い(エクソシスト)の基本をお教えいたします」

さっきの暗い雰囲気を払拭するようにアーシアが前に出て説明をする。

『あ、不貞寝した…』

うっさい…

 

 

 

 

 

何時の間にか眠ってしまったが昼前には起きた。

というよりも、アーシアが「はうっ!?」とか悲鳴のような声を上げるから眠れなかった。

昼は消化のいいものにして調教中に吐かないようにしてやった。

今日の俺は優しいんだよ。

『いや、内容がハードだから優しいとは言えないわ…』

あれ?

まあいいや。

昨日の課題を与えた木場とリアス嬢の再試験を行うため、今は全員で庭に出ている。

「さて、考えてきたか?」

「うん。今日は勝つよ」

木場は腰に下げた剣を抜いて準備を終えている。

俺は今日も神器を使わずに魔力だけで戦う。

神器を出したら俺の負けということになっているし、元々木場が課題をクリアできていればいいという話なので勝ち負けは無いに等しい。

木場の課題は『バカ正直に剣を使うのではなく、フェイントを入れての戦闘スタイルの構築』だ。

さて、どんな感じにしてきたか…

俺は基本的に構えは取らないので指の関節を鳴らしながら木場に近づく。

木場は早速動き出した。

『騎士』の特性を生かした高速移動で俺の周りを縦横無尽に動き回る。

確かにこれなら並の相手ぐらいならどこから攻撃してくるかわからないから混乱するだろうが、まだまだだな。

上には上がいるように、この程度ならすぐに慣れる奴は腐る程いるだろう。

「ここ!!」

木場が俺に攻撃を仕掛けてきたのは真後ろ。

常に警戒している後ろからの攻撃は反応されやすい。

それに、攻撃の時にいちいち叫ぶなよ、ど三流が…

魔力弾を作って真後ろに投げると、そこに木場は居らず剣だけがあった。

「へえ…」

叫んだ時に斬りつけてくるのではなく剣を投げたのか…

俺の魔力弾は剣に当たり消えるが、剣の軌道を変えて俺に当たらなくすることになった。

気配が右手側からするので魔力弾を3つそちらに放つとそれも剣だった。

すぐに移動したのか、木場の姿はもうなかった。

「『魔剣創造(ソード・バース)』だったか…

 使用者の望む魔剣を創り出す創造系神器…

 気配を消す魔剣でも作り出して気配を隠して作り出した魔剣を相手に投擲することで更に相手を混乱させる」

俺の説明に正解とでも言うように魔剣が飛んでくる。

その数3つ。

しかも方向は全部別方向だ。

一本を魔力弾で弾いて、残り2本をしゃがむ事でやり過ごす。

「だが……即席すぎるな…」

まあ、これに関しては仕方ないだろう…

たった1日でここまで出来るなら上等だろう。

残りの日数でどこまで行けるかで、レーティングゲームの勝敗も変わるかもしれん…

あの貴族自体は上級悪魔だが腕の方はそこまででもないし、罠にハマらなければ俺がいなくてもやり方次第で勝てるだろうな。

問題は不死の方だな。

長期戦に持ち込めば何とでもなるし、俺の場合は神器を使えば不死なんて無意味だからいいんだが…

今回は神器の使用を禁止されているからこの案は無理。

となると、兵藤を集中的に鍛えて禁手化に至らせるのが一番いいんだが…

潜在能力が低すぎて日数的に不可能。

ティアを使って赤龍帝の意識自体を起こすか…

起こしても特に意味はないが、やらないよりはマシか…

「考え事とは…余裕そうだね!」

やっと姿を現した木場の手には右手に気配を消すための魔剣なのか刀身が霧状の剣が握られ、

左手には短めの刀身をした魔剣が3つ指の間に挟むように持っている。

「そのまま姿を隠していればいいものを…」

「気づいてたくせに、よく言うよ!」

魔力弾を4つ木場に向けて放ち、俺自身も木場に近づくため正面にいる木場へと距離を詰める。

「昨日のようにはいかないよ!!」

木場は左手の魔剣を一本投げつけ、魔力弾の一つに当てると小規模ながらも爆発を起こして、俺の放った魔力弾を4つとも消してしまう。

「接触爆発型の魔剣か…」

「正解だよ!」

なかなか考えている。

あの魔剣は少し厄介だ。

なら……

「少し…本気を出しても良さそうだな…」

「!?」

魔力を込めてスピードを上げる。

木場は一瞬驚いていたが、直ぐに『騎士』の特性を生かして俺のスピードに追いついてくる。

「この程度のスピード、僕にとっては朝飯前だよ?」

「知ってるよ」

俺と木場の追いかけっこが数分続くと、徐々に木場のスピードが落ちていく。

理由は簡単だ。

俺が魔力を使って空間を弄って木場の移動距離を長くしつつ、重力を加えてるからだ。

え?ずるい?

は、なんとでも言え!!

「取り敢えず、お前にばっかりかまけてる訳にも行かねえから終わりにするぞ!!」

木場からの返答を待たずに鳩尾に魔力を込めた正拳突きを食らわせてから、木場の真後ろに転移して魔力弾を12発直撃させる。

死んではいないだろうがまず間違いなく戦闘不能で気絶してるだろう。

魔力弾が木場に直撃した時に地面にも当たったのでちょうどいい感じの土煙が立っている。

「やったか!?」

「イッセー!?貴方はどっちの味方なの!?」

兵藤がフラグを立てたので一応それなりに警戒はしておく。

というよりも、リアス嬢にはもう一つ課題を追加だな。

自分の眷属ぐらいは信じてやれよ…

過信しすぎなければいいだけの話だろうに…

兵藤がフラグを立てたおかげなのか、木場は立っていた。

「ちっ…」

「イッセー!?」

兵藤が舌打ちをしてリアス嬢がそれに突っ込む。

まあ、そんなことはどうでもいい。

木場はあと一撃でも喰らえば倒れそうなほどに弱っている。

手にした魔剣を杖がわりに荒く息を吐いている。

これ以上は無理か?

「まあ、時間ないし終わりな」

「…ハァ…ハァ…」

木場は声すら出せずにその場に崩れ落ちるように座り込む。

リアス嬢達が木場に心配の声を掛けながら走り寄る。

あの調子でやっていけばゲームにはギリギリ間に合いそうだな…

「よし、次リアス嬢な」

「えっ!?」

リアス嬢が絶望したような声を出し、兵藤が籠手を展開してリアス嬢と俺の間に入る。

「木場にやったみたいに部長にひどいことするつもりか!?エロ同人みたいに!!」

「お前と一緒にすんな変態。リアス嬢程度に興味なんかミジンコほども抱いちゃいないから安心しろ」

「ならいいか…」

「イッセー!?」

リアス嬢がさっきからツッコミキャラになってるがまあいいか…

「ほら、手加減して鍛えてやるからさっさと来いよ、お・じょ・う・さ・ま」

俺の挑発にまんまと乗ってくれるリアス嬢。

コイツ面白いな…

好意は持てないけど…

兵藤達は木場を連れて俺とリアス嬢から距離を置く。

「昨日のようには行かないわよ!!」

手に滅びの魔力を纏わせながら宣言してくるリアス嬢。

それさっき木場が似たようなの言ってたぞ…




他の作品もちょくちょく書いてるから更新速度が遅いのは勘弁です。

リリカルなのはと戦国恋姫も書き始めてしまった…

ちょっと自重してどれかをさっさと終わらせるようにしますよ。

あ、それと前に獣殿出さないって言ってたけど、出るかもしれない…
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