破滅を宿した寂しがり屋   作:紫蒼慧悟

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オリジナルの魔剣って名前付けるのがめんどくさい…
そして、やっと調教シーンが終わって次回からフェニックス戦です。

次回からは他作品キャラという名のオリキャラがかなり出る(予定)


最終確認

カテレア様を亀甲縛りにしたままアンナ直伝の尋問で口を割らせたところ…

どうやらクーデター的なことを企んでいるようですね…

「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」

にしても煩いですねえ…

「黙らないなら…その口を塞ぎますよ、カ・テ・レ・ア・様?」

「ひっ…!!」

やっと静かになりましたか…

にしても、旧魔王派が動き出したということはカテレア様だけではないということ。

後3人は一体どこでバカやってるんでしょうか…

いや…

リゼヴィム様は動いていないはず…

あの方はルシファー様とリリス様がいなくなられてからまるで魂が抜けたようになられてしまわれたから…

……

あの戦争も色々と裏事情があったみたいですし、そっちの調査もあるので忙しいんですよね…

う~ん…

仕方ありませんね…

邪魔する者、歯向かう者には断罪という名の殲滅を与えましょう。

丁度邪魔者が来てくれたようですし…

「クルゼレイ!!」

あらら…今度はクルゼレイ様ですか…

死なない程度に殲滅しましょう。

両手両足を消し飛ばす程度にしておきましょう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダメだ!!こんなんじゃダメだ!!

俺にはこの神器があるのに…

夕牙にも神器の中にいる赤龍帝ドライグにも使い方を教わりながら手探りで修行を続けているけど…

こんなんで本当に強くなれるのか?

あの焼鳥野郎から部長を守り切ることができるのか?

そんなよくない感情が俺の旨を支配し始める。

『その考えを止めろ、相棒』

ドライグ…

『神器というのは所有者の感情に大きく左右される代物だ。

 そんな不安や恐怖に包まれていては強くなれるものも強くなれんぞ?』

わかってる!!

わかってんだよ、そんなことは!!

けどな!!俺には時間がないんだよ!!

『ならば必殺技を作ってみてはどうだ?

 かつての俺の所有者はそれぞれ独自のものを作っていたぞ?』

必殺技…

俺の少ない魔力でも十分すぎるもので…

かつ、エロに特化したもの…

そういえば…

魔力の修行の時に野菜を魔力だけで剥いた時……

アレを戦闘で使えば…

よし!!

早速修行だ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤龍帝を起こして兵藤を集中的に鍛えてから一週間…明日には街に戻るので今日が最後の修行日だ。

一応鍛える前に一通りの基礎中の基礎中の基礎をやらせたが、全然ダメだった。

 

・木場と剣術修行。重りもあるよ!→速攻やられた

・朱乃と魔力修行。アーシアもいるよ!→魔力が全然ない

・小猫との組手。休憩はないよ!→体力がない

・リアス嬢と体力作り。野生動物もいるよ!→速攻バテる

・俺と神器の修行。ドライグとティアもいるよ!→経験値が足りなさすぎ

 

という壊滅的なため、体力作りと神器の修行を同時に行っている。

具体的な内容は伏せるが、簡単に言うと鬼ごっこ+リンチという内容だ。

 

    兵藤が逃げる

      ↓

    全員で追う

      ↓

  見つけ次第フルボッコ

      ↓

   アーシアが回復

      ↓

兵藤が逃げる(以下無限ループ)

 

こんな感じのを食事と睡眠以外の時間をフル活用してやってやったわけだが、

夜になるとアーシアと共に俺の張った結界内の中ではあるものの、森の中へと出ていく。

一度後をつけて覗いてみたがよくわからなかったが、『必殺技』という単語が聞こえたので放置することにした。

というよりも、アレの後に自己鍛錬する余裕があるとは思わなかった。

これはアレか?

この程度じゃ足りないという意思表示か?

なので、その次の日は兵藤にだけ魔力で空間を弄って間接的に重しを付けた。

勿論、物理でも付けてある。

そしたら何かアーシアの回復量が増えた。

意味がわからなかった。

グレモリー眷属だけで事足りたので俺は木場を奇襲することにした。

木場もそれを踏み越していたのか魔剣で迎撃してきた。

いい判断だ。

取り敢えず普通に無力化してアーシアに回復させた後何が悪かったのか、あの場面での対処法を説明した後に実戦で再確認させる。

その日の夜も二人が出て行ったのでこれは無限ループになると確信したので完全放置することにした。

朱乃と小猫は自分の本気を出すことを認めなかったので適当に鍛えておいた。

黒歌とバラキエルに任せるとしよう。

リアス嬢についてはあの糞貴族とほぼ同じように自分の力を過信しているので放置。

本人はそれがいたくご不満なようで、しきりに俺に勝負を吹っかけてくるので、一度…

「お前、あのフェニックスと同じぐらい自意識過剰だな」

って言ったらレイプ目になって自殺しようとしてたので全員で止めた。

ビックリしたよ…

オーフィスが目を見開いて思考停止していたのに俺はビックリした。

まあ、なんやかんやと言いながらきちんと言われたことをこなすあたり、こいつらは優秀なんだろうな…

とか、考えていた。

最終日なので全員の修行の出来を確認したら後は自由にしてやろう。

オーフィスは俺達が修行している間は森で虫取りをしていたり別荘の中で本を読んでたり昼寝をしていただけだった。

まあ、俺が飯を作る時だけは起きていて、テーブルでスタンバッているのは呆れたが…

「それじゃあ、準備はいいかい?」

「おう!!いつでもいいぜ!!」

まずは兵藤…

俺じゃあ、瞬殺しちゃうから木場に任せた。

兵藤は自分が強くなっていく実感がなかったようなので今回の確認は丁度いいだろう。

最初は木場にボロックソにやられていたにも関わらず、今はほぼ互角。

木場が振るう魔剣を籠手で弾き、逸らし、壊して、木場に有効打を当てる為に拳を振るう。

木場はその拳を躱して新たな魔剣で斬りかかる。

さっきから無限ループだ。

『Boost!!』

兵藤の籠手から6回目の倍化の音声が流れる。

「ここだ!!」

『Explosion!!』

今まで倍化した分の力が兵藤の体を包み込む。

『今だ相棒!!魔力を掌に集めて打ち出してみろ!!』

「おう!!」

兵藤は掌に集められた魔力(米粒サイズ)を木場に向けて打ち出す。

打ち出された魔力は倍化された影響で瞬時に巨大な魔力弾になる。

その大きさは木場を余裕で飲み込む程の大きさだった。

『あ、惑星殺しの大閃光…』

あー、アニオタ魔王ファルビーがお薦めしてきた砲撃系魔法少女アニメだっけ?

ヘイトさんは結構好みだった。

強くなるために露出狂になるところは必見だぜ…

『ただのエロガキじゃないの…』

俺も男なんです…

兵藤の放った魔力弾は木場に躱されそのまま一直線に飛んでいくが、途中で止まり消える。

丁度俺が邪魔が入らないように張った特別性の結界を貼った場所だ。

兵藤の放った魔力弾によって、その部分にはまるで空間に罅が入ったような光景だった。

「おお…あの結界、ラビの攻撃を余裕で防げたんだが…」

「「え!?」」

俺とティアと赤龍帝以外の全員がこっちをガン見してきた。

「兵藤の魔力が倍化されて上級悪魔クラスになってたからなぁ…

 まあ、罅くらいは入るわなぁ…」

「俺の魔力が…上級悪魔クラス…?」

俺の呟きが聞こえたのか、兵藤が籠手を見つめながらそう、呟いていた。

「勘違いすんな馬鹿。この程度でフェニックスを殺せるかハゲ。

 わかったらもっと体を鍛えて更に倍化できるようになれ雑魚」

「そこまで言わなくてもいいじゃんかよ!!!!

 泣くぞ!?」

もう泣いてんじゃねえか…

兵藤の確認はできたので次は木場だ。

「時間が惜しい。

 木場最後はお前だ。」

「え?

 あの、夕牙君…部長たちは?」

「は?

 特に成長すらしてないんだから確認する必要なんてないだろ?」

「「うっ…」」

呻き声を上げるのは朱乃に小猫そして、リアス嬢の3人だ。

アーシアは首を傾げている。

いつもどおりだ。

「あはは…」

木場は苦笑いをしているが否定はしなかった。

「じゃあ、改めて…

 はじめるぞ…」

「うん。いつでもいいよ…」

『どっちが攻めなのかしら…?』

ティアが何か言ってる…

もうツッコミを入れるのもめんどくさい…

とゆうか、ネタが古い…というよりも何回目だよ…

魔剣創造(ソード・バース)!!」

俺がティアのせいで考え事をしていると木場がこのチャンスを逃す訳もなく魔剣で斬りかかってくる。

魔力を右手に集めて、纏わせる。

右手を手刀の形にして、真上から振り下ろされる魔剣を受け止めるが、魔剣が触れた瞬間に木場ごと掻き消えるように霧散する。

「またか…」

いつもどおりの不意打ちか?

爆炎剣(ショート・ボマー)!!」

真上から俺に当たらないように足元に投げつけられた6本の赤い短剣…

え?ボマー?

ドガァァァァァァァァァァァァァン!!!!!

爆音と共に体に衝撃が走る。

とっさのことに簡易防御結界しか張れなかったため、流石に無傷というわけにはいかなかった。

『最初から全力でいかないからよ』

うっさい…

「次行くよ!!爆炎剣(ショート・ボマー)!!」

更に足元に8本…

またもや爆発。

先ほどよりも威力が高い…

「やったか!?」

兵藤、お前は後で殴る。

「二度も同じ技が効くと思うな!!」

「思ってないよ」

爆炎の中から飛び出し、木場のところまで飛ぶと、そこにはさっきからうざい程に見た赤い短剣が…

3度目の爆発…

確かに勝つために手段を選ぶなとは言ったが…

ちっ…仕方ないか…

「破銀の大鎌」

再び投げられた短剣に向けて手にした大鎌を振り抜く。

短剣はその形を保てずに崩壊する。まるで、元々存在していなかったように…

『Breaker!!』

大鎌からティアの声で音声が流れる。

別に赤と同じように力が上がるわけでもなく…

白と同じように相手を弱体化させるわけでもない…

いや、弱体化という意味では白と似ているのかもしれない

「魔剣創造!!…あれ!?」

木場の手には魔剣は現れなかった。

「なんで!?」

隙ができた…!!

短距離転移で木場の後ろに飛び、首元に大鎌を添える。

「……はぁ、降参だよ」

これで調教は終わりだな…

結構疲れた。




さてと、水銀と黄金が観戦するフェニックス戦は次回からです。
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