悪魔陣営の四大魔王の一人であるアジュカ・ベルゼブブが開発したチェスを基にした制度。
前大戦で前・四大魔王と多くの上級悪魔が死んだため、勢力拡大のために開発されたと言われているが、
これは表向きの理由だ。
本当の理由は、『面白そうだから』とアジュカが言っていたが…
まあ、そこはどうでもいい…
「成程…転生悪魔にするわけか」
俺の発言にリアス嬢は笑顔で頷く。
「ええ。『
『赤龍帝はよく分かっていないようね』
はぁ…
「お前にもわかりやすく言ってやると、そこのシスターを生き返らせることができるということだ」
「え!?本当ですか、部長!?」
俺が赤龍帝に少し違うが説明すると、赤龍帝は俺ではなくリアス嬢に疑問をぶつける。
はぁ…
「前代未聞だけどね。このシスターを悪魔に転生させるわ。」
いや、前代未聞ではなかった気がするぞ?
『確かに…現役シスターを眷属にした悪魔がいるって情報も入ってたわね…』
そんなことをティアと思っていると、リアス嬢の体を紅い魔力が覆っていく。
アレが、眷属にするために必要な事なんだろう。
眷属にする様子を目にするのは初めてなので自然と見入ってしまう。
『あんな長い呪文みたいな言葉をよく噛まずに言えるわよね…』
なんかティアが感心しているが、確かに…
覚えるのが大変そうだ。
正直…これを覚えろって言われても速攻で拒否する自信がある。
アーシアと呼ばれていた少女の胸にあった神器と悪魔の駒が光を発して体の中へ沈んでいく。
二つが完全に入ったのを確認するとリアス嬢は魔力の波動を止める。
「あれ?」
初めて聞く声だった。
そうこれはつまり転生が成功したということだ。
先ほどの声はアーシアから聞こえた声なのだから…
「悪魔をも回復するその力が欲しかったからこそ、私は転生させたの。後は貴方が守ってあげなさい、イッセー。」
リアス嬢の言葉に赤龍帝は涙を流していた。
「……イッセーさん?」
首を傾げていたアーシアを赤龍帝が抱きしめる。
「帰ろう、アーシア」
これでめでたし、めでたしってところか…
『そうね、私ちょっとウルッときたわ…』
ティアは感動物が好きだよなぁ…
『ええ。リフレインの最後のグリリバのあの台詞は号泣しちゃったわ…』
あれ?それってエロゲじゃ……
というか、感動がティアのせいで感動が台無しだよ!!
「……というか、貴方は何者ですか?」
白髪ロリの発言に全員が「あっ!」とい声を出すが、サーゼクスは笑っておりアーシアは首を傾げている。
「それじゃあ、そのことを含めて説明しないとね」
サーゼクスの言葉に全員が耳を傾ける。
サーゼクスが口を開け、説明が…
「ここじゃなんだから学校に戻ろうか」
始まらなかった。
「夕牙君、頼むよ」
「はぁ…」
仕方なくこの場にいる全員を駆王学園の旧校舎の裏手に転移する。
そこから歩きで旧校舎内に入るが、
「あれ?」
赤龍帝が動けなかったので担いで行く羽目になった。
駆王学園の旧校舎二階にある一室。
《オカルト研究部》と入口にある扉を潜るとそこにあったのは魔法陣だ。
室内の殆ど…それこそ壁に天井まで魔法陣が描かれている。
「悪趣味…」
思わず口から漏れた言葉を聞き取ったのかリアス嬢が睨みつけてくるが、そこまで怖いわけではない。
表すなら…
ギロッではなくムムッという感じだ。
『的確ね』
「それではお兄様?説明していただけますか?」
リアス嬢がそう言うとザーゼクスが俺のことを説明する。
「彼にはリアス達の護衛を依頼していてね。
今日は顔合わせをと思っていたのだが、あんなことになってしまったのだよ。」
「お言葉ですがお兄様。私に護衛など必要ありません!」
「リアス。これは既に決定した事なんだよ。それに君の体は既に君だけのものではない」
「それはあのことも関係しているという意味ですか?」
「それも含めてだよ…」
『只の兄妹喧嘩にしか見えないのだけど…』
そういうなティア。
サーゼクスにも考えが……ないな。
喧嘩は放っておいて俺は赤龍帝のもとへ向かう。
「あ。さっきはありがとな。俺は兵藤一誠。気軽にイッセーって呼んでくれ」
赤龍帝改め兵藤が笑顔で自己紹介をしてくる。
「そうか。俺は神下夕牙だ」
『なにげに夕牙のフルネームを久しぶりに聞いた気がするわ…』
そうか?
赤龍帝は現在進行形でアーシアに回復してもらっている。
「夕牙だな!よし、覚えたぜ!!」
コイツは無駄に元気だな…
なんかめんどくせえ…
『何言ってるの?ちゃんと交流しなさい!
唯でさえ常識が欠落してるんだから』
ティアがお母さんモードで説教じみてきたので聞き流す。
向こうの喧嘩も未だに終わる気配が見えない。
そんなことをしていると、イケメンの方の金髪と巫女と白髪ロリがこっちに来る。
「あらあら。イッセーくんはもう仲良くなられたのですか?」
「僕等も混ぜてもらうよ、イッセーくん」
「……私も混ざります」
赤龍帝の怪我の回復に時間がかかっているアーシアは神器に集中しており、こちらの会話に参加できずにいた。
「今は回復に集中しろ。話は後でもできる。」
俺の言葉でアーシアは心なしか微笑んだように見えた。
「あらあら」
巫女達は俺の発言に笑顔でこっちを見ていた。
なんなんだよ…
『…って、聴いてるんですか!?
ん?何があったの?』
ティアの説教が強制終了したので説明すると、何故かティアに褒められた。
『そう。夕牙も成長したわね。私に体があれば今すぐに抱きしめれたものを…』
なんか、最後のほうが聞こえなかったけど…まあいいや。
にしても喧嘩がいつまでも終わらないな…
『先に自己紹介を済ませなさい』
わかってるよ。
アーシアも回復が終わったのか、話に参加できそうだ。
「改めて名乗ろう。神下夕牙だ」
『もう少し自分のことも紹介できるといいんだけど……』
「僕は木場裕斗。リアス・グレモリー様の『
「……塔城小猫です。『
「私はアーシア・アルジェントと申します。よろしくお願いしますね、夕牙さん」
「あらあら。私が最後になってしまいましたわ。
私、姫島朱乃と申します。以後、お見知りおきを」
個性豊かすぎるな…
イケメンに猫にハーフ堕天使か…
「よろ」
自己紹介は終わったので後は喧嘩を仲裁するかどうかなんだが…
あんまり長引くようなら強制終了させないと…
『そうね!妹が心配だもんね!』
ちゃんとお風呂入ったのか?
『立派なお兄ちゃんになって姉さん嬉しいわ』
またティアがめんどくさいことに……
夕牙の中では完全にオーフィスが妹になってるようです。
そして、ティアが早くも壊れてきている…
そしてなにげにフルネーム初☆公☆開!!
フリード「俺っちの出番はどこですかねぇ…」
エクスカリバー編までねぇよ
フリード「!?」
お前は大人しくSAOでもやってろ