やはり俺の北宇治高校吹奏楽部の生活はまちがっている。   作:てにもつ

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中間報告 1

ここまで読んでくださってありがとうございます。作者のてにもつです。

本当は後書きに残そうかと思っていたのですが、大分長くなったので中間報告として分けて残すことに致しました。

 

今回こうしてメッセージを残したのは『響け』のアニメか小説を見ていらっしゃる方はお判りいただけると思いますが、アニメ一期分、原作小説一巻分が終了でキリが良かったから、そして報告があるからです。

 

 

正直に言います。ここまで書くの、大変だったあああぁぁぁ!笑

勿論最初からずっと大変でしたが、特にオーディションが終わった後の再オーディション辺りからコンクール当日までのシリアスな場面までがとにかく。シリアスを書くのが苦手なんだなと痛感しました。ここからはしばらくさくさくかけるかな…。良かった…。

達成感がありすぎて、キリのいいとこまで書けたし、いっそここで終わっても良いんじゃないかとさえ思っています笑

大体の小説やマンガの一巻は売れなかったときのことを考えて、その巻で完結しても良いように、若干の伏線は残しつつきちんと話はその一巻で一段落付ける、という話をとある漫画家さんのトークライブで聞いたことがあります。そこで売れれば、シリーズ化してそこからは一巻毎の完結云々は関係なくどんどん話を膨らませていくそうです。

実は本作もそこは意識していて、ユーフォ原作のキャラと比企谷一家しか出ていないガイルのキャラに関しては、書いている中で登場させたいキャラは他に何人もいますが、出し過ぎることでキャラクターの収集が付かなくなり、結果としてキャラの魅力をほとんど出せずに終わらないことを意識していたり、話も伏線は残しつつあくまで主要キャラクターの多くの深掘りはしない、また、アニメ一期分は北宇治高校吹奏楽部に大きくスポットを置くことでキャラと言うよりも部全体としての変化や成長といった部分に注目して欲しいと思っていました。

 

ただこんなことを書いておいて何ですが、二週間先の分くらいまでは書き上げているのでご安心を笑皆さんからのメッセージや感想、評価やお気に入りを付けて頂けるのが嬉しすぎて、本当に終わらせてもいいという気持ちは隅にありつつ続きを書き始めていました。

評価も今までで最も高くなり、着々と目標の8.8に近付いています…!しかもUA数は三十万突破!本当に嬉しいですし、やっぱりモチベーションになりますね。

ただ、多くの方が期待して下さってるんだなと嬉しく思う反面、それを裏切らないようにしなくてはと少しばかりプレッシャーです。

いつも後書きを残す際には書いていますが、読者の皆さんには本当に助けられています。拙い文章を読んで下さって、そして楽しいと言って下さってありがとうございます!

 

 

 

さて続いて報告の方なのですが、実は以前からこのような声を頂戴しています。

「香織がヒロインの話が欲しい」

「本当に優子がヒロインなの?香織でしょ」

「優子より香織の方が可愛い」

「香織」「香織」「香織」

香織ばっか!笑確かに香織は可愛いけど!

優子だって可愛いんですよ。近日公開の映画見れば絶対わかる…はず!

 

メッセージも頂きました。エンディング分岐でもいいから香織や麗奈をヒロインに据え置いた話を作ってほしい、という意見です。

それに対して共通の返答をしているのですが、僕は今作のヒロインは優子一人に決めています。

本作を書き始める前に全体の構想を練っていた段階から僕は優子が好きだということもあり、ずっとヒロインは優子だと決めていたので、ここから先の展開は優子がヒロインだからこそ栄える展開を書きたいと思っています。また、そもそもこの作品は誰かと付き合うというところがメインではなく、あくまでキャラクターの成長と全国を目指して努力を続けるという青春がメインのストーリーなので、誰かと付き合って幸せにエンドというギャルゲーのような形で終わらせるつもりもありません。

なのでこれからも本作のヒロインを変えるつもりはないのです。

 

ですが、皆さんから頂いた他のキャラとの絡みをもっとみたいという意見を頂いたのは事実です。

そこで具体的な内容は決めていないのですが、if形式(香織ヒロインは書きます)だったり、この作品では書ききれなかった小話を入れた小短編形式の別の作品を書こうと思います。(メッセージをくださった方はもちろん、相談に乗ってくれた方々ありがとうございました)

イメージとしては響けシリーズ小説の、『ホントの話』のような番外篇みたいな感じですね。

ただ凄く率直に以前から香織をヒロインとして書かなかったもう一つの理由を書かせて頂くと、同じハーメルンの他者様の作品のことなのであまり詳しくは書きませんが、書き始める前からとある(と言っても評価も高く、内容もしっかりしているので探せばすぐにわかってしまうのですけれど…)香織ヒロインの響け原作のSSを読んで、非常に面白くて良い作品だなと思っていました。それを読んだ際に、あまり多くはない響けのSSの一つにこれだけ完成された香織ヒロインのSSがあるのなら、自分の作品は差別化ではないですけど別のキャラをヒロインとした作品にしたいと思ったからです。

 

本作の方を優先するため、時間に余裕があるときに少しずつ書くことになるとは思います。更新のペースも不定期です。

いつそちらの短編を投稿するかは未定ですが、実は少し書いてみました。完全にショートストーリーです。(と言っても字数は6000字超えました笑)意外や意外。最初の話はトランペットパートの二年生、滝野君視点笑以前から書きたかった、あまりこの作品の中では出てこない北宇治トランペットパートの面々から見た比企谷八幡の話になります。

ということで、そちらの作品の方も投稿されたらぜひ見てください。投稿する際には告知をするのでよろしくお願いいたします。

 

 

あともう一点、こちらは報告というか解答があります。ちょくちょく現況報告用にtwitterアカウントを作らないのかと聞かれるのですが作りません!

理由は投稿も定期的に行っているのでほとんど報告することもないですし、何か報告するような事があればこれまで通り後書きに残せば良いかなと。

以前解答させて頂きましたが、この作品の投稿は火木土日の朝八時くらいです。

つまらない現況報告ですが、この作品の舞台の京都に旅行に行くことになりました!インスピレーション得てきます笑まだ何も決まってないので、おすすめの食べ物や場所があったらメッセージでもいいので是非教えて欲しいです。

今月は部長の晴香のcvである早見さんのライブにも行くし、映画も公開されるし、なんかモチベーションがぐぐぐっと上がる月ですね。

 

 

さて、話は本作の方に戻りまして、ここからはアニメ二期。原作だと二巻以降の部分になります。

僕は構成を練る際に、内容を区分してテーマを決めています。ここまでのテーマは『北宇治高校吹奏楽部の紹介と去年からの変化と成長』。次の関西大会から三年生の卒業までのテーマは、『一体誰のために、何の為に吹いているのか』。

八幡がなぜトランペットを吹くことにしたのか。八幡の過去を振り返りつつ、まずは希美とみぞれの問題とも向き合うところからです。

関西大会編では原作通り、二年のカルテットが話の中心になります。お楽しみにしていただけたら嬉しいです!

 

長くなってしまいましたが、改めて最後に!これからも是非よろしくお願いいたします!

次回から新章ということで間を少し開けて、投稿は一週間後です。それでは。

 

 

てにもつ


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