ストブラの世界に転生したら神綺だった件   作:柊雪

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長い間投稿遅れまして申し訳ございません。これから一ヶ月に一回投稿できればと存じます。これからもよろしくお願いします。

アリス「うぷ主 死ね」
うぷ主「待って やめ あーーーーー。」

アリス「うぷ主はしばいといたわ。 これからもよろしくね。では本編始まります。」


聖者の右腕編3

その頃、古城はというと相変わらず少女に付けられていた。

 

「まだ、つけられているか。よしゲーセンに寄って見て様子をみるか。」

 

と呟きつつゲームセンターに入っていく。少女は店前で足を止めて固まったようにオロオロしていた。姿型を見失うのは避けたいが、かといって店内に入ると顔を合わせることに戸惑っているその様子をみて古城は・・・

 

「なんか罪悪感が・・・仕方ないか。覚悟決めるか。」

 

と言いつつ通路に出ようとするが、少女も決意を決めたように動き出しバッタりあってしまった。

 

「だ・・・第四神祖!」

 

彼女は重心を落とし身構え、そう叫んだ。中に何が入っているが分からないが、ギターケースを抱え、いつでも中身を出す準備をしている。

 

「誰だ、お前?」

 

警戒心をあらわに少女をにらむ古城。

 

「私は獅子王機関の剣巫です。獅子王機関三聖の命により、第四真祖であるあなたの監視のために派遣されました。」

 

古城「ああ、わるいな。人違いだからほかを当たってくれるか。

 

少女「え? 人違い?」

 

古城「そ、人違い。俺は第四真祖とか、獅子王機関の剣巫とか全く知らないから、それじゃ」

 

少女「えっ・・・・え?」

 

立ち去ろうとした古城を慌てて呼び止める。

 

「待ってください! ほんとは人違いじゃないですよね!?」

 

古城「いや、監視とか間に合ってるから。じゃあ、俺は用事があるからいくわ。」

 

古城は後ろが気になり振り向く。さっきの少女がチンピラ二人組に絡まれていた。

 

「ねぇねぇ、そこの彼女。逆なん失敗?だったら俺たちと遊ばないか?」

 

「そうそう、俺らいま給料入って金持ってるからさ」

 

距離が離れているため何言ってるか聞こえないが状況からしてなんぱだろう。少女は冷やな態度で男たちを振り払おうとして、少し険悪な雰囲気になった。男の一人が荒っぽい声で怒鳴り、少女が刺々しい表情で言い返した。そして男の一人が処女の腕をつかみもう一人が少女のスカートをめくろとした時・・・

 

「待ってください。何しようとしてるんですか」

 

アリスは男の手をつかんでいた。

 

やっば出てくるつもりなかったのに体か勝手に動いてしまった。

 

「は、だれだてめぇ」

 

「お前もかわいい顔してるじゃねえか。お前も俺たちと遊ばねえか」

と声をかけてきたので思わずグーで殴ってしまった。

 

「ぐはぁ!」

 

単発の男は一瞬にして吹き飛び看板のテーブルに激突していた。

 

「やってしまった。」

 

殴るつもりなかったのにあまりにも不快だったから手が出てしまった。

 

「てめぇ、ただじゃおかねぇぞ。来いシャクティ」

 

しかし、先に我に返った男が恐怒りに任せて魔族の本性をあらわにする。深紅の瞳と牙そして眷獣。

 

「あれは、Ⅾ種  !」

 

少女が顔を険しくうめいていた。色々な吸血鬼の中でも特に欧州に多く目られる。ロストウォーロードを真祖とする者たちを指す。眷獣の魔力を検知した町の警報機が鳴り響く。周りはパニックになり逃げってった。

アリスはあきれて言い放つ。

 

「おいおい、街中で不用意に眷獣を出しちゃいけませんよ。」

 

 

「うるせぇ!いけ灼蹄、やっちまぇ!」

 

 

灼蹄と呼ばれる灼熱の妖魔は一直線にアリスに押し掛ける。

このまま当たればアリスは業火に巻き込まれて焼け死ぬだろう。

だが、妖魔の眷獣はアリスが右手を前に出すと消えてしまった。

 

「なんだと! 俺の眷獣がきえた。・・・!?」

 

アリスは吸血鬼の男に歩みよる。何が起こったかわらず男はおびえたように後ずさる。

 

 

「今回、私に向かって眷獣をぶっ放したことは見逃してあげるから。仲間を連れてさっさと私の前から消えてください。それともう中学生をナンパするのはやめてね。」

 

 

「わ、分かった。」

 

消えるような声で頷き、気絶した仲間を連れて去っていった。

やっちゃった、とアリスが呟いているところを古城に頭をゴスっと殴られた。

 

 

「痛た! なにすんのよ 古城」

 

「お前がなにしてるんだよ。 こんなところで」

 

 

言い合っている二人に少女が呆然と立ち尽くしておりやがて我にかえり、

 

「あ、あの!」

 

少女はアリスに呼び掛ける。

 

「?  どうしたの」

 

 

「あなたは何者ですか。いったいどうやって眷獣を・・・・・・」

 

 

「私は柊アリス。人間だよ。それで、こっちが暁古城。第四真祖だ。」

 

いきなり少女に正体を言われた古城はびっくりする。

 

 

「お、おい」

 

 

「いいでしょ別に。お前の監視のためにこっちに来てるのなら、お前の正体も知られているんでしょ」

 

 

「いや、そうだが・・・」

 

 

「ところで君の名前は?」

 

アリスは少女に質問する。

 

 

「えっ? あ、私の名前は姫柊雪奈といいます。」

 

 

「いったんここを離れますよ。雪奈、古城。あ、雪奈これから下の名前で呼ぶね。

そろそろ特務警備局がきますから。事情聴取とかは御免だからね。あの人にばれたら何されるかわからないから。怒ると怖いんだもん。」

 

 

分かりました。わかった、と同意して三人はその場から離れるのだった。

 

那月先生にばれたらやばいよと心の中でうなるアリスであった。

 

 

 




改めて、お久しぶりです。長らく更新できず申し訳ございませんでした。

所々参考にして書いてるので辻褄が合わないことがあるかもしれませんがこれからもよろしく。

次の更新は12月になるかもですが気長に待ってください。

改めて更新できず申し訳ございません。

介護の仕事でなかなか時間が取れませんがこれからも頑張ります。

よろしくお願い済ます。また次お会いしょう。

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