姉がアイドルになるらしい   作:Clear2世

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誤字脱字報告、感想等ありがとうございます。
見ていらっしゃる方がいてくれているんだと実感し、励みになっております。



俺と勝負と後輩と

イメージするのは常に最強の自分だ。

彼の無銘の弓兵はこう言った。自分に自信を持つことは大切である。理想を抱き、少しでも気を高揚させることで本当にそうなったかのように錯覚する。

閉じた瞳の光景に映っているのはエネミーの激しい攻めを華麗に回避し、ターゲットに物をぶちこんでいる自分。

 

……完璧だ。その後の勝利後の決めゼリフと決めポーズまで、全ての流れをイメージした。

桑山春彦の勝率、95%。

漆黒の髪を持つ少年は静かに目を開け、正面にいる日本人離れした容姿の金髪碧眼の少女を見定める。

 

本来は長いであろう髪を左右に結わえ、後ろへと流しているツインテール。カントリースタイルと言うものか。

普段からのヘアスタイルであり、体を動かす事が好きな彼女らしいといえるだろう。

胸上の素肌が露出し、年不相応なバストを強調したシャツに、白くスラリとした足が栄えるショートパンツ。

赤チェック柄のシャツを着ているとはいえ、かなりキワドいとこを攻めている。

……が、色気よりも健康的なスポーティさが勝るのは本人の魅力の1つといった所か。

 

碧眼の瞳はこちらを見据え、挑戦的な笑みを浮かべている。

それに釣られ、自身の口元が斜めに上がるのを感じる。

 

 

 

「さぁ、貴様の力を我に示してみせよ!」

 

今、この場に戦いの火蓋が切られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったぁ!私の勝ち、だねっ」

 

YOU LOSE!

いやぁぁああああっ!恥ずかしい!これは滅茶苦茶恥ずい!

あんなラスボスオーラみたいな余裕発言しておきながら、余裕で負けましたよ!

慢心ってレベルじゃねーですよ……完全に黒歴史レベルですわ。

あ、ちなみに何の勝負かと言いますと、1on1です。

バスケですよ、バスケ。公園なう。

 

「ふっふーん。それじゃあ、約束通りごちそうになりまーす」

 

これまでの激しい死闘(俺目線)でかいた汗をタオルで拭った後、にやにやと勝ち誇った笑みを浮かべこっちに近づいてくる。

先程までの厨二臭い発言に関して触れない辺り、気づかってくれてるのか単に気にしてないのかは知らんが……地面に這いつくばってる敗者に向けて追い打ちをかけてくるとは……

俺はまだ死んじゃいねぇ!

 

「何言ってんだ。今のは前哨戦。まだ勝負は始まったばっかだ」

 

「えー!ずるい!さっき、俺に買ったらクレープでもアイスでもなんでも奢るって言ったー!」

 

「よーく思い出せ。確かに俺は奢ってやるとは言った。……だが、1戦だけとは一言も言っとらん!」

 

「そ、そんなのただの屁理屈じゃん!」

 

「前から言っているだろ。誓約書とかルールは事前に隅から隅まで確認しとけって。後で相手に言い訳させないよう、退路を潰しとけって!」

 

フハハハハ!初戦の負けは潔く負けを認めよう。

だが!まだまだ俺の本気はこんな物ではないぞっ!まだ一度たりとも俺の変身はしていないんだ。

そして、俺の変身は後2回残している……この意味がわかるな?

 

「そんなの初めて聞いたよ〜……いいよ、次も私が勝っちゃうんだから!」

 

「勝負は三戦。先に二勝した方が勝利」

 

「……そういうのって、最初に言う物だよね」

 

「ちゃんと確認しないのが悪い。それとも、さっきの勝利は偶然の賜物だとでも言うのかね、めぐるちゃんは」

 

我ながら大人げない上に、悪い笑みをしているんだろうな。

鏡を見ないでもわかる。

まぁ、これが杉崎とか明久相手だった場合お互い見苦しい言い訳をしまくるからな。意地でも負けを認めないし。

 

しかし、この人当たりの良い人懐っこい天真爛漫な帰国子女ちゃんは嫌な顔1つせず……むしろ満面の笑顔を浮かべていた。

 

「よぉーしっ、じゃあ今度は私がオフェンス。先輩は早くゴールの下にいってね」

 

さっきまで持っていたボールを俺から取り、腰に手を当てながらボールをバウンドさせる。

ふん……先程は遅れを取ったが、次はそうはいかんぞ。

和製ジョー○ンと言われている(自称)余の真の力、思い知るが良い!

 

 

「どこからでもかかってくるがいい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっほー、私、八宮めぐる15歳!体を動かすことと友達とおしゃべりする事が好きな高校一年生!

今日は学校の帰り途中に、仲のいい先輩(私の中では友達!)と偶然会って、近くの公園でバスケをしてたんだ。

あ、先輩って呼んでるけど、学校は違うんだ。私が好きで先輩って呼んでるだけ。

 

 

「おかしい。こういうシーンって、華麗に勝利してフェードアウトするもんじゃないのか……?」

 

ん〜♪勝負に買った後のアイスは格別!それも先輩の奢りだから、何時もより美味しさが増してる気がする。

隣に座っている先輩が俯きながらブツブツ呟いてるみたいだけど、落ち込んでるのかな?

ほらほら、私のアイス一口上げるから元気出して。

 

「勝者の施しなんていらぬ!」

 

勢いよく立ち上がって、片目に手を当てたまま、もう片方の腕を私の方に向けたポーズをしながら断れちゃった。

どっかで見たことあるなぁ……あっ、友達がアイドルのモノマネって言って、してたポーズに似てるんだ!

 

「……俺はいいけどさ、めぐるはいいのか?そのアイスを食われても」

 

え?いいに決まってるじゃない。私が良いって言ってるんだし。美味しいよ?

 

「や、そうじゃなくて……ユー、female。ミー、male」

 

そう言って先輩は自分と私を指差す。

なに当たり前のこと言って………………あ、そっか。

間接ちゅーになっちゃうからかな。学校の友達と一緒にいる時と同じ感じに言っちゃた。

良く友達にも言われるんだけど、『めぐるは警戒感なさすぎ』って。男はみんな獣を内に秘めてるから気をつけろって。

なんか、捉え方によっては節操なしみたいに聞こえるけど、こんな事学校の男の子にはしないけどなぁ。

休み時間とか一緒にバスケとかサッカーしたりするけど、二人っきりでこういった事は先輩とだけだし。間接ちゅーだって、先輩相手ならいいもん。

……先輩と二人っきり。な、なんだろ。顔が熱くなってきちゃった。

 

「そんなにガッツいたって、誰も取りはせんって」

 

ハグハグハグッ……ごちそうさまでした!

やっぱアイスは美味しいなぁ。でもでも、先輩が作るアイスの方が美味しいかな。

 

「いつもご来店頂きありがとうございます。これからもどうぞご贔屓に」

 

ふかぶかとうやうやしく頭を下げる先輩。

先輩って私より1つ上なんだよね。さっきみたいにバスケをしている時は同級生の男の子同じに見えるんだけど……うーん、普段の先輩と先輩のバイト先の人から聞いた、先輩像と大分イメージが違うんだよね。

すっごい大人っぽいみたいだし、仕事もものすっごい出来るみたいだし。

……先輩かぁ。

 

 

桑山春彦先輩。出会ったのは去年の春頃。出会ったって言っても、私が一方的に知ったって言ったほうが正しいかもだけど……この公園で先輩が先輩の友達達とバスケしていた時。

その中で楽しそうに、颯爽と動き回る先輩に私は釘付けになった。見惚れていた……のかな?その時いた友達に何度も話しかけられていたのにも気づかなかったくらいだし。

その次の週かな。学校が休みで良い天気だったその日、私は体を動かそうとランニングがてら、走りに出かけた。

河川敷で走っていたら、先輩が向かいから走ってきてたんだよね。

びっくりしたよ。あの時見かけた人が、偶然私と同じように走っているんだもん。

すれ違う時、先輩があいさつをしてくれて、それだけのことなのに内心は飛び上がっちゃうくらい、嬉しかったなぁ。

それで、先輩が走って言っちゃう前に、なんとか呼び止めることが出来て……こう言ったんだよね。

 

「バスケやりませんか!」

 

って。今思うと私何してんだろって思う。

先輩からしたら、初対面で関係のない人なのに。

でもまさか、了承してくれるとも思わなかったけどね。

……それも先輩の優しさかな?|

 

「めぐる?どうかしたのか?」

 

いつの間にか先輩が私の顔を覗き込んでいた。

……先輩の目って、どうしてかずっと見ていたくなるんだよね。

少し釣り上がり気味でいて髪と同じで、どこまでも黒く染まっている瞳。普段は右目が前髪に少しかかっているせいで、見えにくいけれど、今は先輩の両目がしっかりと見れる。

このままじっと見ていたい気分ではあるけど、それだと変な子だと思われちゃうよね。

それに、せっかく一緒にいるんだからもっと先輩とおしゃべりとかしたいし。

 

「ううん、なんでもないよ。それより、きいてきいて!友達がこんな事を話してたんだ――――」

 

先輩に友達の事を話したり、先輩からその話に関わる話を聴いたりして、時間を気にせず楽しくお喋りをした。

先輩とお話してると、あっという間に時間が過ぎるんだよね。

あーあ、先輩が私の学校の先輩だったらよかったのになぁ…

 

 




無名の弓兵 筋肉モリモリマッチョマン。

桑山春彦 はっちゃける時はとことんまで自分を開放するだとか。「ほら良く言うじゃん?人の目とか気にしてたら楽しめるものも楽しめないし。楽しんだもん勝ちよ。でも人に迷惑かけるのはNGな!」とは本人の弁。

ラスボス(笑) 慢心0だったにも関わらずごらんのありさまだよ!負けを認めない決闘者の風上にもおけないkz。
ちな、○○幸子とは一切関係がない。

杉崎&明久 学生の身なので、金銭面では辛い面がある。
その為、何かを賭けて勝負する時彼らは全力全開なのである。
なので、ルール無用となると文章に表すのも億劫となる醜い争いが始まる。
「勝負は戦の最中で始まるんじゃない……!始まる前から始まってるんだ!」
ルール決めから熾烈な争いが繰り広げられる。

人懐っこい後輩ちゃん お前のような15歳がいるか!イルミネーションスターズを繋ぐ大橋、八宮めぐる。
出会いが逆ナンという千雪さんみたいな事をしている。行動力、コミュ力がカンストしており、友達になりたいランキングの上位に食い込む程のコミュ力の申し子。
恋人にしたいランキングでも上位なのは、彼女の学校に属する新聞部員談。
プロデュース系コミュ、サポートイベコミュのどちらもめちゃくちゃ気遣えるイイコ。
めぐるの中では一緒にいて楽しい先輩とのこと。
きっと原作でも、クラスのチェリーボーイとかが勘違いしてそう。
限定……めぐる……0.5……うっ、頭が。
 
和製ジョー○ン 自称でありながらも、現役バスケ部員よりも実力はあったりする。
……が、原作キャラには勝てなかったよ……

アイドルのモノマネ もしかして:神崎蘭子








グレフェスではアンティーカ編成が環境トップになってますね。
サービス開始当初は扱いにくいとか、環境にあってないとか性能を犠牲にして作画を手に入れたアイドルとか、ボロクソだったのが過去のようですね……環境の移り変わりはすごいのぅ。
そんな中私は環境の変化に適さず、アルストロ編成でgdgdと6〰7をいったりきたりしてます。
たとえ、新千雪さんpSSRが低性能とか言われても、そんなことはいいんだ。重要じゃない。

(性能が)弱いアイドル(性能が)強いアイドル。
そんなの人のかって。
プロデューサーなら、すきなアイドルとすきなように頑張るべき。

なーんてそれっぽいことを至高の名言から引用しただけのくずです。
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