バクマン。~未来へ向かって~   作:舞翼

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投稿が遅れて申し訳ないm(__)m
内容の出来もよくなかったらご免なさい(>_<)


将来と読切り

 ~柏木家、リビング~

 

「亜城木君、ストーリーできたか」

 

 俺はソファに座り、テーブルの上に置いてあった見本誌を開き、“PCP”の誌面を見て呟く。

 と、その時、食器を洗い終わった加奈が俺の隣に座り、もう一冊の見本誌の“PCP”の誌面を見る。

 

「勝負を仕掛けてきたってことかな?」

 

「だろうな。てか、+NATURAL(プラスナチュラル)、CROW、ダブルダンク。どれか1作品を25話までに抜かないとやばいらしい」

 

 噂によると、抜かなければ“PCP”は打ち切りになるそうだ。てか、人気漫画が打ち切りとか前代未聞である。

 

「まあでも、俺はいつも通り原稿上げるだけだ」

 

「ん、周りに気を取られたら本末転倒だしね」

 

 俺は「ああ」と頷く。

 それからは、加奈と一緒に風呂に入り、就寝の支度をしてから同じベットで眠りに就いた。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 そして8月4日。39・40合併号の本ちゃんの順位は、1位“ダブルダンク”。2位“CROW”。3位“PCP”。4位“正義の三肩”。5位“+NATURAL(プラスナチュラル)”。という結果になったので、“PCP”は打ち切りは免れたという事らしい。てか、亜城木君は逆境に立つ程それをバネに伸びるタイプかも知れん……いや、たぶんだけど。

 一人がけのソファに座る加奈が、

 

「そういえば、“PCP”のドラマCDに、美保ちゃんが声を当てることに決まったんだよ」

 

 美保=亜豆美保さんは、真城君の約束の人だ。でも、夢が叶ったら結婚って凄ぇよな。

 作業机の椅子に座っている俺が、

 

「へぇ。でも、アニメじゃないんだな」

 

「たぶん、アニメにはならないかも。私、今日仕事場に寄る途中で“PCP”ごっこをしてる小学生を見たから」

 

 確かに“PCP”は妙にリアルで、小学生が真似できるかも知れない内容だ。

 遊英社にはアニメのオファーがきてるかも知れないが、“PCP”が仮にアニメになった時、スポンサーのアニメ会社や遊英社に『○○のアニメ会社、遊英社は、小学生に“犯罪や悪戯”を勧めるのか!』という抗議の電話等が少なからずあるだろう。

 

「まあ確かに。保護者の意見(抗議)。っていう点があるしなぁ」

 

「うん。私たちに子供が居て、その子が“犯罪”の真似事はして欲しくないしね」

 

 加奈は「でも、そんな事はしないように子育をするけどね」と苦笑した。

 俺は口をもごもごさせてから、

 

「か、加奈は何歳くらいに子供が欲しいんだ?」

 

 加奈の頬が朱色に染まった。

 

「え、えっと。仕事が一段落してからが理想かなぁ。って思ってる」

 

 うーむ。俺たちは何歳くらいに一段落するのだろうか?……てか、俺の予想だと10年後まで落ち着かない気がする。

 

「でも、20歳後半には欲しいかも」

 

 加奈が言うには、まだ忙しくても産休を取るということらしい。で、子供がある程度大きくなったら、芸能界に復帰したいという事。まあ予定ということなので、今後どうなるか解らないけど。だが、蓄えはかなりあるので、専業主婦になっても問題はない。でも、産休や引退となると、記者会見とかありそうだよなぁ(たぶん)。

 

「ま、予定だから何とも言えないんだけどね」

 

「まあ確かに、予定だからなぁ」

 

 予定=未定。って言うしな(持論)。

 それにしても、今週の見本誌だが、恋太(らぶた)&ピースの原作って高木君だよな?木人高秋(きどたかあき)って名前をもじっているが。

 

 ――閑話休題。

 

 それにしても、読み切りかぁ……。どうすっかなぁ。――そう、吉田さんとの打ち合わせで、人気作家読切祭(スーパーリーダーズフェスタ)参加(エントリー)しないか?という話があったのだ。まあ、現段階で手が空かない場合は、参加(エントリー)しなくてもいいらしい。そこのさじ加減は、俺に任せるという事だ。

 参加(エントリー)が決定している作家は、新井先生、新妻エイジ、蒼樹さん、平丸さんだ。

 

「話は変わるけど、加奈は“連載作家祭”行きたいか?」

 

 連載作家が招待状を持っていれば、友達も入場可能だ

 

「うーん。月末には《――私たちの道筋》の舞台稽古が今より本格的になるから、そこまではまだわからないかなぁ」

 

 俺は「なるほど」と頷く。

 取り敢えず、新年会までは人気作家読切祭(スーパーリーダーズフェスタ)の事は置いておこう。そこから先は、現状を見て考えるという事にしよう。

 

 

♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦

 

 ~帝国ホテル前入口~

 

 ホテルに到着し、内部に入ろうとした所そこでは口論?が行われていた。内容は人気作家読切祭(スーパーリーダーズフェスタ)の事だ。

 

「亜城木君、どうなってるの?」

 

 俺は亜城木君の隣まで歩み寄り、話掛ける。

 

「えっと。参加者全員が“恋愛もので勝負”っていう展開ですね」

 

 少年ジャックで読切が全部恋愛もの。という事になってる展開らしい。そこには、福田さん、秋名さんも参加するという事。

 

「波木さんは、人気作家読切祭(スーパーリーダーズフェスタ)に参加しないんですか?」

 

「うーん。参加してもいいんですけど、読切かぁ」

 

 『――絆、永遠と共に』は友人たちの絆の物語だったので、恋愛がテーマとなると俺には縁がないジャンルでもある。でもまあ、この読切を俺の作品のプラス要素にできれば、物語の幅が広がるかも知れない。ともあれ、俺が参加の意思をこの場で示すと、俺の参加が決まった。

 そして、この場で福田さんが編集長に“順位を付けて貰おうか”という発言で、人気作家読切祭(スーパーリーダーズフェスタ)ではなく、人気作家恋愛読切祭(スーパーリーダーズラブフェスタ)になった。そして、この読切作品に順位を付けるという事だ。




人気作家読切祭が始まりましたね。
まあ、翔太君の場合は、この読切を今の連載の糧にする要素が強いかも知れませんが(笑)
ではでは、次回もよろしくですm(__)m

追記。
連載作家祭は、連載作家の集まり見たいなものです。年越し新年会見たいなものですね。で、これの催しは今年からです。
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