内容の出来もよくなかったらご免なさい(>_<)
~柏木家、リビング~
「亜城木君、ストーリーできたか」
俺はソファに座り、テーブルの上に置いてあった見本誌を開き、“PCP”の誌面を見て呟く。
と、その時、食器を洗い終わった加奈が俺の隣に座り、もう一冊の見本誌の“PCP”の誌面を見る。
「勝負を仕掛けてきたってことかな?」
「だろうな。てか、
噂によると、抜かなければ“PCP”は打ち切りになるそうだ。てか、人気漫画が打ち切りとか前代未聞である。
「まあでも、俺はいつも通り原稿上げるだけだ」
「ん、周りに気を取られたら本末転倒だしね」
俺は「ああ」と頷く。
それからは、加奈と一緒に風呂に入り、就寝の支度をしてから同じベットで眠りに就いた。
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そして8月4日。39・40合併号の本ちゃんの順位は、1位“ダブルダンク”。2位“CROW”。3位“PCP”。4位“正義の三肩”。5位“
一人がけのソファに座る加奈が、
「そういえば、“PCP”のドラマCDに、美保ちゃんが声を当てることに決まったんだよ」
美保=亜豆美保さんは、真城君の約束の人だ。でも、夢が叶ったら結婚って凄ぇよな。
作業机の椅子に座っている俺が、
「へぇ。でも、アニメじゃないんだな」
「たぶん、アニメにはならないかも。私、今日仕事場に寄る途中で“PCP”ごっこをしてる小学生を見たから」
確かに“PCP”は妙にリアルで、小学生が真似できるかも知れない内容だ。
遊英社にはアニメのオファーがきてるかも知れないが、“PCP”が仮にアニメになった時、スポンサーのアニメ会社や遊英社に『○○のアニメ会社、遊英社は、小学生に“犯罪や悪戯”を勧めるのか!』という抗議の電話等が少なからずあるだろう。
「まあ確かに。保護者の
「うん。私たちに子供が居て、その子が“犯罪”の真似事はして欲しくないしね」
加奈は「でも、そんな事はしないように子育をするけどね」と苦笑した。
俺は口をもごもごさせてから、
「か、加奈は何歳くらいに子供が欲しいんだ?」
加奈の頬が朱色に染まった。
「え、えっと。仕事が一段落してからが理想かなぁ。って思ってる」
うーむ。俺たちは何歳くらいに一段落するのだろうか?……てか、俺の予想だと10年後まで落ち着かない気がする。
「でも、20歳後半には欲しいかも」
加奈が言うには、まだ忙しくても産休を取るということらしい。で、子供がある程度大きくなったら、芸能界に復帰したいという事。まあ予定ということなので、今後どうなるか解らないけど。だが、蓄えはかなりあるので、専業主婦になっても問題はない。でも、産休や引退となると、記者会見とかありそうだよなぁ(たぶん)。
「ま、予定だから何とも言えないんだけどね」
「まあ確かに、予定だからなぁ」
予定=未定。って言うしな(持論)。
それにしても、今週の見本誌だが、
――閑話休題。
それにしても、読み切りかぁ……。どうすっかなぁ。――そう、吉田さんとの打ち合わせで、
「話は変わるけど、加奈は“連載作家祭”行きたいか?」
連載作家が招待状を持っていれば、友達も入場可能だ
「うーん。月末には《――私たちの道筋》の舞台稽古が今より本格的になるから、そこまではまだわからないかなぁ」
俺は「なるほど」と頷く。
取り敢えず、新年会までは
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~帝国ホテル前入口~
ホテルに到着し、内部に入ろうとした所そこでは口論?が行われていた。内容は
「亜城木君、どうなってるの?」
俺は亜城木君の隣まで歩み寄り、話掛ける。
「えっと。参加者全員が“恋愛もので勝負”っていう展開ですね」
少年ジャックで読切が全部恋愛もの。という事になってる展開らしい。そこには、福田さん、秋名さんも参加するという事。
「波木さんは、
「うーん。参加してもいいんですけど、読切かぁ」
『――絆、永遠と共に』は友人たちの絆の物語だったので、恋愛がテーマとなると俺には縁がないジャンルでもある。でもまあ、この読切を俺の作品のプラス要素にできれば、物語の幅が広がるかも知れない。ともあれ、俺が参加の意思をこの場で示すと、俺の参加が決まった。
そして、この場で福田さんが編集長に“順位を付けて貰おうか”という発言で、
人気作家読切祭が始まりましたね。
まあ、翔太君の場合は、この読切を今の連載の糧にする要素が強いかも知れませんが(笑)
ではでは、次回もよろしくですm(__)m
追記。
連載作家祭は、連載作家の集まり見たいなものです。年越し新年会見たいなものですね。で、これの催しは今年からです。