浅蜊に食らいつく溝鼠   作:悪魔さん

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次郎長は決着に恵まれないかもしれません。(笑)


標的49:雲雀顔の赤ん坊

 ある日の休日。

 極道の元同級生とマフィア関係者で構成された沢田家で、それは唐突に起こった。

 

 コオオオオ……!

 

「!」

「な、何!? リボーンのおしゃぶりが……!?」

 突如、リボーンの首元にあるおしゃぶりが光り輝いた。ツナが混乱する中、エスプレッソを飲んでいた万年ポーカーフェイスは目を見開く。

 実はおしゃぶりにはアルコバレーノ同士が互いに近づくと光るという性質がある。おしゃぶりが光ることで存在を知らせ、接近していることを知らせるのだ。

「この輝きは……」

 ふと、リビングの窓に目を向けた。

 その先には、黒い着物を着た尚弥が、肩に赤ん坊を乗せて歩いていた。

(……おめーが来るとはな)

 

 

 並盛町のある河原。

 一部界隈からは決闘の地として知られるこの場所で、二人の傑物は戦っていた。一人は、この並盛町であの次郎長とタメを張れる男・雲雀尚弥。そしてもう一人は――

「強くなりましたね尚弥。私の想像を遥かに超えてますよ」

「それぐらいじゃないと息子に顔向けできないんだよ、師匠」

 片膝を突いて荒く息をする尚弥を、穏やかな眼差しで見つめるカンフー服を着用した赤ん坊。

 赤色のおしゃぶりを首元にぶら下げ、長髪をお下げの三つ編みにしている彼の名は(フォン)――かのリボーンと同じマフィア界最強の赤ん坊〝アルコバレーノ〟の一角を担っている武道の達人だ。尚弥とは師弟関係にあり、修行期間こそ短いが互いに信頼し合う程に仲が良い。

「十手術と格闘術に私が教えた発勁(はっけい)を用い、相手に衝撃を確実に伝える。……並大抵のモノではないとは思ってましたが、これ程とは」

 尚弥の戦闘センスに舌を巻く。

 次郎長の強さは異次元と言ってもいい程の「強靭なパワー」だ。ズバ抜けた身体能力と戦闘勘で臨機応変に戦い、一騎討ちから一対多数まで様々な修羅場をくぐり抜けてきた。我流の喧嘩殺法だが、その真髄は何十年と重ねてきた場数と超人的な身体能力、鍛え抜いた戦闘センスであるのだ。

 それに対し、尚弥は徹底的に研ぎ澄まされた「技」である。当然次郎長に負けず劣らず身体も鍛えてはいるが、それ以上に一つ一つ繰り出す技の切れ味が桁違いだ。下手に食らえばカウンターすらできず〝鬼〟の如き猛撃に沈められる。

(そうなると、尚弥と張り合う強さを持つ者……ジャパニーズマフィア最強と謳われる無法者・泥水次郎長は相当の強者となりますね)

 まだ見ぬ強者の武力を想像し、顔が強張る。

 その時だった。

「面白そうなことやってるじゃねーか、尚弥」

 土手の方から、男の声がした。

 声がした方向に顔を向けると、着流し姿で赤い襟巻を巻いた浅黒い男が鋭い目つきで見下ろしていた。

「オイラも混ぜてくれよ」

「次郎長!」

 突如乱入したのは、次郎長だった。

 並盛の裏社会の頂点に君臨するならず者の王が、闘争の匂いに惹かれて姿を現したようだ。

「ジロチョウ? ――まさか、あなたがあの泥水次郎長ですか?」

 マフィア界でも恐れられる怪物級の凄腕の登場に、さすがの(フォン)も驚く。

「……また質の(わり)ィ赤ん坊が来やがったか。そこの雲雀顔、てめー何者だ」

(フォン)と申します。初めまして」

 ギロリと睨みつける次郎長だが、(フォン)は意にも介さず穏やかな笑みを浮かべ頭を下げて挨拶する。

 その礼儀正しさと物腰の柔らかさに、次郎長は毒気を抜かれたような、拍子抜けしたような表情を浮かべた。少し気を荒立てたかと思ったが、首元のある物を視界に捉えると眉間にしわを寄せた。

「……そのおしゃぶり、リボーンの野郎(バカ)がぶらさげてんのとよく似てるな」

「! ……リボーンを知ってるのですか?」

「ああ、昔馴染みの息子の家庭教師やってるんでい。おかげで町で何かしらアイツ絡みの騒動がよく起こる」

 ハァ、と溜め息を吐いて頭を掻く。

 並盛の王者として長く並盛の裏を支配する次郎長の悩みの種は、ツナの家庭教師を務めるリボーンの存在である。ツナをマフィアのボスに相応しい人物にするために送り込まれた彼は、住民との些細なイザコザから喧嘩沙汰まで色んな騒動を巻き起こしている。しかも締めようにも互角以上の実力を持つ上に奈々(おんじん)からの信頼が厚いため、迂闊に手を出せないのだ。おかげで最近フラストレーションが溜まりやすくなった。

 それに加え、スパルタ教育を若干マイルドにさせる部分を増やしているらしい。次郎長との一戦を機に、ツナをめぐって全力で殺し合う事態は何としても避けるべきと考えを改めたのかもしれない。

「フフ……相変わらずのようですね、リボーンは」

「……何笑ってやがらァ」

 穏やかに笑う(フォン)が癪に障ったのか、額に青筋を浮かべる次郎長。

「それで……尚弥、どういう関係だ」

「蘭丸から聞かなかったのかい? 僕が中国に入ってた話」

「……! ああ、おめーが武道家に弟子入りしたっつー話か? ……ってこたァ、コイツか」

「そう、彼が僕の師匠だ」

 次郎長は感心したように(フォン)を見つめた。

 自分もそうなのだが、尚弥は人の下に付けるタイプの人間ではない。何せあの並盛で一番凶暴な雲雀恭弥の実の父親なのだ、他人の隣に立つことはあれど誰かの命令に従うわけがない。そんな男が師と仰ぎ見るのだから、少なくとも尚弥以上の実力と度量を兼ね備えているのだろう。

 おしゃぶりを首元にぶら下げている者は、見た目からは想像もつかない猛者であるのだろうか。

「オイラの想像以上に(つえ)ェってのァ何となくわかった。……で、コイツはカタギか?」

「弟子の一人が殺し屋って言ってたから、カタギとは言い切れないと思うけどね」

「ちょっと、尚弥! それは言っては……」

「――そうか。じゃあ、喧嘩売っても問題ねーよな?」

 刹那、次郎長の全身から強烈な殺気が迸った。常人なら息を殺されそうになる、本能的に戦慄し恐怖を感じてしまう程の凄まじいソレに、(フォン)は思わず身構えてしまう。

 武道の達人として己を鍛え抜き研ぎ澄ましてきた(フォン)は感じた。この男は……次郎長は無傷で倒せるような生半可な相手ではない、と。

(これは……生まれながらの喧嘩師、と言うべきでしょうか……凄まじく強い)

 (フォン)は中国の武道大会で3年連続で優勝を果たす程の猛者であり、数多くの拳法を編み出している。それゆえに勝負を挑む者は必ず現れるのだが、眼前で闘争本能を剥き出しにしている次郎長は今まで勝負を挑んだ星の数程いる実力者の中でも際立っている。

 天性の戦士(ファイター)……それが次郎長の第一印象だった。

「どうした。久々に喧嘩売ってんだ、ここは武道家らしく正々堂々と受けたらどうだ?」

 不敵な笑みで挑発する次郎長。

 並盛の王者も一端の喧嘩師だ。喧嘩師は鍛え抜いた強さで訴える。同業者だろうがマフィアだろうが殺し屋だろうが、四の五の言わず拳で示すのが筋なのだ。

「……無益な争いは好みません」

「ハッ……生憎オイラにゃ有益でい。オイラの強さで、この拳で護り抜けるのかを知ることができる」

「……!」

「確かに喧嘩好きなトコがあるのは否定しねェ……ぶっちゃけ(つえ)ェ奴とぶつかり合うのは好きだ。だがその辺で暴れてるドサンピン共と同じにはしねーこった。この俺の拳は、俺の任侠道(ルール)に則って振るわれる」

「……成程。尚弥が張り合いたくなる気持ちがわかる気がしました」

 (フォン)は気づいた。次郎長は富や名声ではなく、己が定めた鉄の誓いを貫き通すために戦っているのだと。恩人である奈々や愛する並盛に筋を通すべく、弱肉強食の裏社会を生きて闘争に身を置いているのだ。

 だからこそ、そんな次郎長に惹かれる者達が出てくるのだろう。彼の子分や身内だけでなく、拳をぶつけ合った者からも。

「あなたが闇雲に暴力で訴えるような男ではないのはわかりました。……ですがあなたに理由があっても、私にはない」

「弟子が売った喧嘩は買っただろ?」

「喧嘩ではなく手合わせなのですが………やれやれ、どうやら拳をぶつけないと引いてくれないようですね。――行きますよ」

 

 ダンッ!

 

 (フォン)は地面を蹴った。砲弾の如き爆発的な加速で間合いを一気に詰め、最初の一撃である正拳突きを仕掛けた。

 次郎長は悠然とし、両腕を交差させクロスアームブロックの態勢を取る。バカ正直な力比べならば、次郎長が圧倒的に上だろう。本人もそう感じていた。だが――

 

 ズンッ!

 

「ぐっ!?」

 今まで感じたことの無い衝撃を受け、次郎長の体は大きくのけぞり構えも()()()()

(崩された、だと……!?)

 ――このガキのどこにそんな力が? そう感じた次郎長だが、ふと思い出した。

 相手はリボーンと同じ最強の赤ん坊(アルコバレーノ)。それも拳法の達人であり、鬼と呼ばれるあの尚弥ですら師と仰ぐ程の傑物だ。自らの喧嘩殺法とは比べ物にならない切れ味を誇る技を放つくらい当たり前ではないか。

 次郎長はそう自分に言い聞かせ、踏ん張って体勢を立て直したが……。

「ハッ!」

「っ!」

 

 ガガガガガッ!

 

 目にも止まらぬ超高速の連打が襲い掛かった。避けることも反撃することも許さない、研ぎ澄まされた武人の拳が最強の次郎長(ごくどう)のボディに叩き込まれていく。

 そして決め手の飛び膝蹴りを顔面に食らい、次郎長は地面に倒れた。確かな手応えを感じつつも、(フォン)は様子を見る。

「フハッ……あの鬼雲雀が師事するだけはあらァ。骨があるじゃねーか」

 ググッ……と、手を使わずブリッジの状態から起き上がる次郎長。

 リボーンの時は互いに得物を手にしてたので相性の問題もあったが、今回は違う。次郎長が持つ凄まじい強さを一番引き出せるはずの接近戦で、押されてしまったのだ。しかし次郎長は悔しさよりも、嬉しさで心が満たされていた。喧嘩師として良い意味で、(フォン)は天下の次郎長を裏切ってくれた。

「礼を言うぜ――久々に本気を出せそうだ」

 コキコキと首を鳴らし、獰猛な笑みを浮かべる大侠客。

 闘争心に火が点いたからか、次郎長は凄みを増した。雰囲気が変わり、まるで爆発寸前のダイナマイトのような空気を放ち始めたことに気がついた(フォン)は警戒し、構えを取った。

(こん)()ァ俺の番だ。おじさん本気で行っちゃう、ぞォ!!」

 次郎長は一気に間合いを詰め、(フォン)を蹴り上げた。

 小さな体を貫通する、あまりにも重い一撃。(フォン)は即応して間一髪防いだが、衝撃の方は避けられなかった。想像以上の馬鹿力に思わず顔を歪める。

「ぐうっ……」

「これでどうでい!」

 次郎長は身体を回転して、そのまま右腕を振るい強烈な裏拳を打ち出す。宙に浮かされた(フォン)は体をくの字に折り曲げられ、大きく吹き飛ばされながら橋台(アバット)に激突した。

 土煙が舞い上がる。

 骨や筋にダメージを負わされた上でコンクリートに全身を叩きつけられれば、いくら武道の達人でも無傷では済まないだろう。表立って暴れることは少なくなったが、並盛最強の喧嘩師は健在なのだ。しかし土煙の中から(フォン)が現れると、次郎長は口角を上げつつも舌打ちした。

(……そう簡単にはいかねーよな、そりゃあ)

 カンフー服は汚れて袖が少し切れているが、(フォン)はほぼ無傷だった。

 実を言うと(フォン)は次郎長の裏拳が直撃する寸前、両足で彼の腕を蹴りつけており、ある程度衝撃を和らげた状態で吹き飛ばされたのだ。相殺まではできずとも体へのダメージを減らすことに成功させたわけだ。

 その腕前と判断力に次郎長は驚きつつも納得していた。

 ――これぐらいやってくれなきゃ、尚弥は頭下げねーよな。

「いつ以来だろうな、こんな楽しい喧嘩は……」

 拳を握り締め、笑みを見せながら構える。

 次郎長は数多くの強豪とも戦ってきたが、大抵は自分が納得のいく形で終わってない。自分の中に溜まった鬱憤を喧嘩で晴らすことができたのも二十代ぐらいで、三十路を過ぎた今となっては周囲は次郎長を恐れてしまい、挑戦者は恭弥以外いなくなってしまった。

 だが、目の前にいる男は並盛の王者である自らと同格以上の猛者だ。裏社会で15年近く生きてきた中でも屈指の強敵との戦いに、自然と心が燃えて躍る。そうだ、これが平穏な日常の中で忘れそうになってきた(おとこ)の喧嘩だ。

「意地の張り合いは負けねーぞ……かかって来い」

「……私も負けるわけにはいきません」

 互いに闘気を膨らませると、同時に駆けて続きを始めた。

「ハァッ!」

 (フォン)は先程以上の速さで連打を放つ。

 次郎長はそれを真っ向から迎撃しようと拳を振るうが、無数の連打を捌ききることはできず、急所は免れているが直撃を受けてしまい隙を作った。

 その隙を見逃さずに懐へと潜りこんだ(フォン)は、真下から次郎長の顎を蹴り上げる。脳まで響くそれを食らい、次郎長は一瞬意識が飛びかけそうになるが、見事耐え切って(フォン)の三つ編みをガシッと掴んだ。

 一切躊躇せず。

 (フォン)をまるでゴミでも投げ捨てるように容赦なく地面に叩きつける。豪腕から放たれたそれは、あまりの衝撃で地面にヒビが生じる程。脳を揺らされ、(フォン)は気を失いそうになる。

 それでもどうにか意識を繋ぎ、次郎長の追撃を躱して次の手を打つ。

「……ワオ」

 目の前の死闘に、傍観者となった尚弥は興奮した。

 本物の強者による一騎討ち。殺す気はさすがに無いとはいえ、鍛え抜いた己の強さをぶつけ合い血を流す、命そのものをぶつける最高の喧嘩。恭弥(むすこ)なら狂喜しそうな光景だ。

 もう我慢できない。早くあの修羅場に飛び込んで、戦いに狂奔したい。

「……僕も混ぜてよ!」

 戦闘欲を刺激され、鬼雲雀は十手を片手に突っ込んだ。

 三つ巴の大乱闘になるかと思われた、その時――

 

 バァン!

 

『!?』

 鳴り響く銃声。

 振り返れば、そこには愛銃を片手に黒スーツで身を包んだ歩く理不尽(リボーン)が。

「ちゃおっス」

「またてめーか、クソガキ。(おとこ)の喧嘩に水差すたァ見上げた根性だな……いつからいやがった」

「おめーが(フォン)のことを雲雀顔っつったトコからだゾ」

「結構最初の方だな、おい!」

 ピリピリと肌を刺す緊張感の中、リボーンは射殺しそうな視線を送る次郎長をスルーして(フォン)と言葉を交わす。

「……久しぶりだな(フォン)、元気そうじゃねーか」

「リボーンこそ。彼から聞きました、家庭教師をやってるそうですね」

「まあな。今は教え子をボンゴレ10代目にさせるための教育をしている最中だ」

 仲は良好なのか、これといった不安要素も無く会話を楽しむ両者。あのリボーンのことなのだからよくトラブルを起こしそうだが、いつもそうとは限らないようだ。

(……今のアルコバレーノは確か八人だとバミューダが言ってたな。こんなのがあと六人もいるのか?)

 全員集合したらどうなるのか。

 それは次郎長も予測できないが、少なくとも良い事は起きないだろう。

(成程、そういう関係かい)

 対する尚弥も、リボーン達の会話から意外な関係性を推測していた。

 明確な上下関係が無い対等性、首元のおしゃぶり、二頭身でほぼ同じ体格……少ない情報から尚弥は「同志」であると見抜いた。経緯や個々の素性はどうあれ、何かしらのグループとしての括りに属している可能性があると睨んだのだ。

「おめーこそ何で日本に来た?」

「久しぶりに弟子と会いたかったのですよ」

「イーピンか?」

「イーピンもいるのですか? それは吉報……今どこに?」

 先程まで次郎長と死闘を繰り広げていたというのに、いつの間にか弟子と生徒の話になりつつある。(フォン)もリボーンに負けず劣らずの自由人かもしれない。

「……ったく、尚弥ん時ゃ便意に邪魔され、家光ん時ゃ奈々の視線が気になって、一騎討ちはどうも散々な幕引きでい」

 興が醒めたと言わんばかりに溜め息を吐き、次郎長は踵を返す。

 次郎長の喧嘩は、双方の闘志が失せた瞬間で終幕であり、決してその場で追撃や騙し討ちはしない。喧嘩の売り買いはともかく、闘志の無い相手に牙を剥けるのは次郎長の任侠道(ルール)に反するのだ。

「おめーさんは(わり)ィ奴じゃなさそうだ。この町で好き勝手やらかしてケツも拭かねーボンゴレ連中とは別格でい」

「次郎長……」

(フォン)っつったな? おめーがオイラの(シマ)を土足で踏み荒らさねーってんなら、尚弥に免じてやらァ。だがこの町は人に噛みつきゃ噛みつき返される……下手すりゃ三回噛みつきゃ七回噛みつき返されるかもな。並盛には並盛の掟ってのがあるから、忘れんなよ」

 郷にいては郷に従え――要はそういうことである。

 (フォン)は穏やかに微笑み「肝に銘じておきましょう」と優しく返すと、次郎長は一言も告げずそのまま去っていった。

「そう言えば、私から受けた攻撃大丈夫でしょうか……」

「大丈夫だよ師匠、ああ見えて何度か死にかけてるから」

「それは信頼していいのですか!?」

 次郎長の打たれ強さを信用しているのかどうかわからない言葉に、(フォン)はただただ困惑するのだった。




ちなみに(フォン)は今後、雲雀家に居座ります。

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