ゼロの使い魔とNARUTOのうちはオビトの
クロスオーバーです。
基本原作準拠ですが、
少しオリジナル展開になるかもしれません
拙い文章ですが、よろしくお願いします。
更新は不定期です。
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.....
「それじゃあな リンが、待ってっから。」
男は最愛の友に別れを告げ、黄泉へと旅立っていった...
場所は変わり、ここは異界の大地、ハルケギニアにある
魔法学校の第1演習場で、生徒が進級するための
使い魔を呼ぶ儀式、サモン・サーヴァントが
行われていた。
ほとんどの生徒が儀式に成功している中、ただ一人、
召喚どころか爆発を起こしている者がいた。
「おいルイズ!! もういい加減諦めろよ!」
「魔法もろくに使えないアンタが召喚なんて
出来るわけないじゃない!!」
成功を待つのに痺れを切らした生徒達から
野次と罵倒が出る。
それを見かねた教師 コルベールが、
「ミス・ヴァリエール、今日はここで終わりにしましょう。また時間は明日取らせますから...。」
「まっ..待ってください! あと一回だけ...。
次は絶対成功させますので!!!」
根拠のない自信を言いつつも、 この少女、
ルイズは何かヤマが来そうな予感がしていた。
彼女の根気に負けたコルベールが
「仕方ないですね、あと一回だけですよ!!」
と念を押す。
これが最後....自分で宣言したからには成功しなきゃ
いけない。覚悟を決めて、ルイズは緊張で体を強張らせ
ながらも、杖を握りしめ、高々に掲げながら呪文を
唱えた。
「五つの力を司るペンタゴン.....我の運命に
従えし、使い魔を召喚せよ!!!」
勢いよく杖を振りかざすと、先ほどまでとは比べものに
ならない爆発が起きた。
後ろで見物していた生徒達はその衝撃に吹き飛ばされ、
怯えている使い魔もいる。
「 ゲホッゲッホ... 何回失敗したら気が
済むんだよ、ルイズ!」
「もういい加減諦めなさいよ!!」
再び野次と罵倒が大きくなった。
こんな....こんなのって..... ルイズは悔しさで涙が溢れる
のを堪え、生徒達に言い返そうとした.... その時である。
「おっ...オィィ!! あそこになんかいねーか⁈」
一人の生徒が挙げた声に皆の視線が爆発源に集中する。
「ほっ本当だ!! まさかルイズのヤツ、
成功したっていうのかよ⁈」
「そんな、信じらんない!!」
それを聞くや否や、それまでの罵倒と野次は驚愕の声に
変わっていく。
確かに、何かいる。ルイズもそれに気づき、それまで
心の中に立ち込めていた暗雲は一気に晴れ、召喚に
成功したという大きな喜びで胸がいっぱいとなった。
「ざまあ見なさい!!
普段私のことをバカにしてるからよ!!」
生徒達を一蔑しつつ、その正体を確かめる為
爆発源へとゆっくり近づいていく。
一体どんな素敵な使い魔を召喚出来たのだろう、
期待と妄想を膨らませながら、ルイズは煙の向こうにいる
その姿を見た。
が.....
「な....ナニ....コレ?」
男が倒れていた。
短髪で髪の色は白く、それと同様に顔以外の
右半身が白い。スネあたりで破けた黒いズボンだけを
履いていて、 顔の右半分には目を中心とした渦巻き状の
奇妙なシワがある。
始めは誰もが唖然としていたが、やがて何人かの生徒が
堪え切れずに笑いだした。
「ぷっ......あははははは!! ルイズ!! いくら
魔法の才能がないからって変な平民のおっさんを
召喚するなんて.. ぶっ飛びすぎだろ⁈」
「どうやったらそんなものを召喚出来るんだい?
僕にも教えてくれよぉ〜?」
それにつられて周囲から大きな嘲笑が起きる。
「うッッうるさいわね!!! こんなのが私の使い魔な
わけないじゃない⁈ 失敗よ! 失敗ィーー!!!」
「コルベール先生! もう一度やり直させてください!!
こんなのおかしいです! お願いします!!」
顔を赤くして今の状況を否定しながら、それまでこの状況を黙って見ていたコルベールにチャンスを求めるも、
「ミス・ヴァリエール、あなたはちゃんとサモン・
サーヴァントに成功していますよ。 何はともあれ、
進級が出来てよかったではないですか。」
それに...今は気絶をしているが、あの男からは何か大きな
魔力の様な物を感じる。 恐らく只の平民ではないだろう。
「うっ....んん... ここ..は....?」
男が目覚めると同時に、コルベールはルイズを自分の
後ろへ下がらせた
(天国なのか....? 俺は死んで... いや、この空の色
どう見ても現世の昼間だ。まさか、穢土転生の術で
呼ばれたとでもいうのか...⁈)
周囲を見回すと見たこともない服装をしている人間が
いる。ほとんど十代だろうか、一人成人もいる。
わからない.....一体何が起こってんだ⁈
「おい! ここはどこだ、お前らは何をしてるんだ?」
男の問いに対し、コルベール、
「ここはハルケギニアにあるトリステイン魔法学校です。
そして、私達は神聖なる儀式をー」
「ハルケギニア? トリステイン? 何を言ってる?」
「・・つまり、この少女があなたを使い魔として
召喚したと言うことです。そして、その契約を
結ぶ儀式をして貰いたいのです。」
コルベールがルイズに目をやると、ルイズは
一歩前に出た。
(使い魔.....口寄せの一種か何かか? だが俺は死んだ身の
はず、 生き返ったのか....俺は? それに、まだ分からないことが多すぎる。見たところ木の葉隠れの里どころか五大国
のいずれでもない。海の向こうの異国か...?)
どうやら、この場を切り抜けないと何も情報が得られ
なさそうだ。 男は、その要求に対し承諾した。
「分かった、その使い魔とやらになってやる。
但し、詳しい情報を教えてもらうぞ。」
「ありがとうございます... ミス・ヴァリエール!
それでは、コントラクト・サーヴァントを。」
「えっ...、本当にしなきゃいけないんですか⁈」
「召喚した以上、責任があります。 それに、やり直した
としてももう一度成功するとは限りませんよ。それでも
いいんですか?」
何か論争をしていたが、どうやら儀式を始める様だ。
小さな桃色の髪をした少女が近づいてくる。
何故か顔が紅い。
「....いい? 平民のアンタが貴族の私にこんな事して貰う
なんて、一生に一度もないんだからね!!!」
「...少ししゃがんで。」
言われた通りに少ししゃがむ。 何故こんなに
顔が近いんだ?
少女は杖の様な物を持ち、何やらブツブツ呟いている。
「?...何をするつも−⁈」
なんと、ルイズはその男にキスをした。
周囲の生徒達からおぉ〜 という声が上がる。
これには男も動揺を隠せない。
自身の唇を相手につけたと思いきやすぐに離し、そそくさと戻っていった。
どうやら不本意だったらしい。
「こっ...こんなのに私のファーストキスを捧げることに
なるなんてぇ〜…。」
「儀式が終わった様だね。」
これが儀式だと言うのか? 男は儀式に...というよりキスを
された事に動揺していると、
「むッッぐッ.........!?」
焼ける様な痛みが彼の左腕を襲った。腕を抑えながら
見てみると 何か模様が浮かび上がっている。
そこへコルベールがやって来て、ペンと手帳を取り出し
模様のスケッチを始めた。
「ふむ、珍しいルーンをしている。それにルーンの上に
あるこれは...印か? これも見た事がない物だな。」
「.......さて、儀式は完了しました。皆さん! これにて
サモン・サーヴァントの儀式は終了です。生徒達は
各教室へ戻ってください!」
コルベールが言うと、生徒達は呪文を唱え、宙を浮いた。
「その平民、ちゃんと躾けておけよ! ルイズ!!
「仲良く一緒に歩いて帰りな!!!」
そう言いながら、生徒達は笑いながらどこかへ行ってしまった。
(.... あの空を飛ぶ術、 オオノキの軽重岩の術に似て
いるな.... だが、あの若者達は印を結んでいなかった。
代わりに何かを唱えていたようだが、これは一体?)
周りにいた生徒達は一人も居なくなり、男とルイズ、
そしてコルベールだけが残っていた。
「さあ、ミス・ヴァリエール、 私達は話しながら歩いて帰りましょう。私も彼に聞きたい事が多くありますし、何より約束通り、彼に情報を教えてあげなくては。」
「...........そういえば、アンタの名前、聞いて
いなかったわね。 私は、ルイズ・フランソワーズ・ル・
ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 アンタは?」
「......うちは.....オビトだ。」
「ウチハオビト?... 変な名前ね。 いい? ちゃんと私の
命令に従うのよ⁈」
そう言いながら、ルイズは歩き出した。
俺が何故こんな所に呼ばれたのかもわからない。
もしかしたら夢でも見ているのかもしれない。
だが、 この少女の使い魔となる事が生前の罪償いなのだと
したら....道を間違えた俺にもう一度チャンスをくれたと言う事か..。だったら.....。
「真っ直ぐ自分の言葉を曲げない、
それは俺の忍道でもあるんだよ-ーー、ナルト。」
」
オビトは最後のカグヤ戦の状態で復活したと言う設定
なので、 髪の色が抜け落ちています。
初めてSSを書くので、文章が読みづらく
見えるかもしれません。
まだまだ分からない事だらけなので、コメント欄
でアドバイスを貰えるとありがたいです。
次回ももしよろしければ読んでください。