ゼロのオビト   作:バスターマシン28号

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オビトの口調をどうするか悩んでいますが、
マダラ寄りじゃないように書こうと思っています。
(既に改心しているので)
あくまで個人のイメージなので、もし合わなかったら
申し訳ありません。

では、始めていきます。


第ニ話

やはりおかしい....

 

うちはオビトは歩きながら、頭の中で、

コルベールの言葉を

捏ねくり回していた。

 

ハルキゲニア ..トリステイン..

どれも聞いた事がない地名だ。

 

目の前でドアを開けている少女、ルイズの

部屋に辿りつく間、オビトは

コルベールやルイズと情報を

交換していたが、

知識の食い違いが起こった。

 

『ハルケギニアはおろか、魔法も

知らないなんて、貴方どんだけ田舎の

出身なのよ?』

 

『....ていうか、異世界から来たって..

そんな冗談、面白いと思っているの?』

 

『俺は本気で言ってるぞ、冗談じゃない。』

 

『私は、あなたが私達と違う世界から来た

という話...信じますよ。なぜだか

そう感じます。』

 

『ちょっと先生、コイツ嘘付いてる

だけですよ、私は信じませんからね。』

 

オビトを召喚した事がよっぽど

嫌だったのか、部屋に着くまでの間

ルイズはずっと突っぱねた態度を

取っていた。

 

 

(コルベールが、この世界では魔法という

技術が発達していて、それを扱う...

メイジといったな。 その人間達が

ほとんど貴族階級で、それ以外は

いくら修行しても魔法を扱えない.....か。)

 

(魔法....忍術、魔力....チャクラ、 どこと

なく似ているな。)

ここまでに来る途中、

これまでの情報を組み合わせて

オビトはある仮説を組み立てていた。

 

"自分は、異世界に召喚されてしまった"

 

ここまでの出来事や風景、情報からも

そうだが、何より空を見上げると

月が二つある事が、よりその仮説を

裏付けていた。

 

そして何よりも重大な事に気が付いて

いた。

 

......写輪眼の能力が発動出来ない事に......。

 

 

(マーキングで戻る方法も考えたが、

それ以前の問題だったとはな.....。)

 

 

(恐らく、最後にカカシへ自分の瞳力を

渡した影響が出たのだろう。

一時的に使えないのか、

永久に使えなくなったのかは

分からないが......。

この世界の魔法がどれだけの技術体系

なのかも分からない。

神威を使わなければ勝てない程の

脅威な敵が居なければいいんだが.....。)

 

俺には、柱間細胞で出来た半身があり、

火遁や多くの忍術も極めている。

並大抵の敵は倒せるだろう。

 

 

「はぁー疲れたぁ。」

部屋に入り、ルイズは自分のベッドへ

ダイブした。

 

周りを見渡すと、広さは十二畳程で

窓を南向きとすると

西側にベッドが置かれ、北側に

扉がある。

置かれている家具は

どれも高級そうだ。

この素晴らしい洋室はオビトに

とっては新鮮に見えた。

 

「中々良い所に住んでいるな。」

 

「当たり前でしょ、貴族なんだから。」

ルイズはベットから体を上げて答えた。

 

「ていうかその格好、そのままだと私も

恥をかくわ。.. 仕方ないわね、

明日までに服を用意してあげる。」

 

オビトは自分の体を見た。

確かに、この格好はほぼ半裸だ、

何より風邪を引く。

 

「ありがとう、優しいんだな。」

彼女の優しさに対し、少し微笑んだ。

 

「勘違いしないでよね! これ以上

貴方にお金を使う事は

無いと思うから。」

照れ隠しなのか、目を逸らしながら

言った。

 

それまで彼女に高飛車な印象を

持っていたが、本当は優しい

性格なのかもしれない。

 

「あ、そうだ。 ついでだし、

貴方に使い魔としての心構えを

教えないと。」

「名前から察するに、主人の

命令をこなすのが主なんだろ?」

変な命令をされなければ

いいんだが。

 

「まあ、大体合ってるけど、

使い魔には自分が見聞きした物

を主人に伝える能力が

あるんだけど....何も見えないわ」

 

「俺にはその能力がないって事か。」

写輪眼があれば、そんな事も出来た

かもしれない。

 

「そうね。それと、主人が望む物

を探してくるのよ、例えば、秘薬とか。」

 

「薬だったら、自分で買えるだろう。」

 

「そういう物じゃないわよ! 硫黄とか

苔とか、天然物!でも、そんな

知識あるの?」

 

「俺にはそういう知識は無い。

学校では筆記の成績は良くなかった

からな。」

そう言いながら笑った。

 

「全然ダメじゃない! あと、これが一番

大事なんだけど、使い魔は一緒に

戦ったり、主人を守る存在なの!」

そう言いながら、ルイズはオビトを再度

見た。

背丈は約180サントほどだろうか、

体もよく鍛えられてるし、そこら辺の

暴漢ぐらいなら倒せるだろう。 しかし、

 

「いくら腕っ節があったとしても、相手が

メイジや魔物だとかなわないでしょ。」

「フッ、 それは俺が一番得意な事だ。

なんなら俺がお前に戦闘を教えてやれる

かもしれないぞ。」

魔法と忍術は違うだろうがな。

 

オビトはなぜか自信が有り気だ。

 

「何よそれ、魔法が使えない只の平民

のくせに。 ......こんな様じゃ、家事全般

や雑用ぐらいしか仕事がなさそうね。」

眠そうに欠伸をしながら、ルイズは

心底残念そうな顔をした。

 

「......そういえば貴方、ヤケに素直

よね。 普通なら嫌がるはずでしょ。

使い魔になるとか。」

 

「気を使ってくれるのか?」

 

「そんなんじゃないわよ、 ただ、

不思議に思っただけ。」

 

「......これは俺に与えられた最高の

チャンスなんだよ。」

そういう彼の目は穏やかで、なおかつ

強い意志を感じた。

「?......何のよ?」

 

「"うちはオビト" として生きる為のさ。」

 

「ふぅん......変なの。 あ、あと

あなた何歳なの?」

 

「31だ、お前は?」

 

「15よ。」

 

「意外だな、もう少し下だと

思っていた。」

 

「なッ、何よー!! 失礼ね!!」

 

自分の体が幼く見える事に

コンプレックスを

抱いているらしい。

「てゆーか、貴方が私より年上でも

敬語を使うつもりなんてないから!

使い魔だし!

......はぁ、怒ったら疲れたから、

私もう寝る。」

そういうとルイズは立ち上がって、

着替え始めた。

ブラウスのボタンが外れていき、

下着が露わになる。

オビトはそれに気付き、

「......おい、何をしてる。男に見られても

恥ずかしく無いのか?」

もうこの歳である。このくらいの事には

動じないが、目の行き場が困る。

「あなたのことなんて、男として

見てないわよ。 あと、アンタは床で

寝て、 寝床用意してないし。」

「あと洗濯物も宜しく。」

 

そう言いながら毛布と脱いだ物を

オビトの方へ投げつけ、

ルイズは寝床に着いてしまった。

何とも酷い扱いである。

オビトは面を食らった。

 

仕方がないので、毛布を拾い上げ

ルイズの方を見ないように

部屋の窓がある隅の方へ行き、

毛布に包まりながら床へ横になった。

 

「明日、ちゃんと私より早く起きて

起こすのよ! それじゃ、おやすみ。」

 

自分で起きられないのか......

「分かったよ、お休み。」

何処から指を鳴らす音が聞こえると、

部屋の明かりが消えた。

 

 

 

窓を見上げると、二つの月が綺麗に

浮かんでいる。

......今日は何だか時間が長く感じた。

疲れているのかもしれない。

すぐ戻って来ると約束したのに、

今頃天国に居るリンは怒ってるのかも

しれない。 また寄り道を

しているのかと。

 

だけども、俺はこの世界で、

道を間違えて、成し得なかった夢を

叶えたい。そう思ったんだ。

 

「俺、また寄り道して

遅れちまいそうだ。 リン。」

 




最後にカカシへ瞳力を与えたのは
ナルスト4準拠です。

オビトの少年期はナルトに似ているので、
アカデミーの筆記テストは良くはなかった
だろうと個人解釈しました。(あくまで
個人解釈です。)
次回も宜しくお願いします。
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