STRIKEWITCHES 3 ~Universal Century~ 作:アレクサンデル・G・ゴリアス上級大将
一、 地球連邦軍は人類をネウロイから護る盾として、ネウロイを撃滅する矛として、災害時の被災地を救援する救済者として、宇宙に可能性を求める探求者としてのみ組織としての権能を有するものである。
二、 地球連邦軍はその崇高な義務を、中立的立場に則って遂行する。そのために必要な物は全て自らの手によって調達する。
三、 地球連邦軍は陸軍(E.F.G.F)、海軍(E.F.N.F)、空軍(E.F.A.F)、宇宙軍(E.F.S.F)によって構成される。
四、 地球連邦宇宙軍は宇宙から得られるあらゆる恵みを市民にもたらさんと努力する義務を負う。
五、 地球連邦軍直轄の教育機関は宇宙軍にのみ置き、他軍の教育機関は各国で協議して設置する。
六、 地球連邦宇宙軍はその任務の危険性を顧み、原則ウィッチのみ入隊が許可される。ただし、特殊な能力を持つ者においてはその限りではない。
七、 地球連邦軍は各国から集められた精鋭の軍人によって運営される。
八、 地球連邦軍は各国の意思の調整者であり代弁者たる地球連邦政府の命令に従う。
九、 その他委細なる事項は地球連邦軍軍規において定める。
地球連邦軍 (初代)最高幹部人事表
(リ)=リベリオン軍出身
(オ)=オラーシャ軍出身
(扶)=扶桑軍出身
(カ)=カールスラント軍出身
統合参謀本部議長:アレキサンドラ・I・ポクルイーシキン元帥(オ)
統合参謀本部副議長:ジェーン・S・サッチ大将(リ)
陸軍参謀総長:クレイトナ・エイブラムス大将(リ)
空軍参謀総長:グンドュラ・ラル大将(カ)
海軍参謀総長:新藤美枝大将(扶)
宇宙軍総司令(名誉職):ラウ・ル・クルーゼ元帥(扶)
宇宙軍統帥本部総長:アンジェラ・サラス・ララサーバル大将(扶)
統合技術本部長:ヴァルトルート・クルピンスキー中将(カ)
兵站部長:ヘルミーナ・ヨハンナ・ジークリンデ・レント中将(カ)
財務部長:加東圭子少将(扶)
地球連邦宇宙軍 艦隊編成
総司令(名誉職) ラウ・ル・クルーゼ元帥
第一艦隊 司令官:宮藤芳佳大将 参謀長:服部静夏准将
第二艦隊 司令官:竹井醇子大将 参謀長:坂本美緒少将
第三艦隊 司令官:雁淵ひかり大将 参謀長:ナージャ・ポポワ大佐
第四艦隊 司令官:ゲルトルート・バルクホルン中将 参謀長:竹井皐月少佐
第五艦隊 司令官:ヨハンナ・ヴィーゼ大将 参謀長:ウルスラ・ハルトマン少将
第一哨戒艦隊 司令:エーリカ・ハルトマン准将 参謀:ヘルマ・レンナルツ大佐
第二哨戒艦隊 司令:フランチェスカ・ルッキーニ准将 参謀:三隅美也大佐
第一高速偵察艦隊 司令:下原定子大佐
第二高速偵察艦隊 司令:マリア・サラス・ララサーバル中佐
教育艦隊 司令官:シャーロット・E・イェーガー准将
補給総監部 総監:ジェニファー・J・デ・ブランク大佐
嗜好品供給総監部 総監:カーラ・ルクシック大佐
宇宙軍総兵力(UC 0001 時点で整えられた戦力)
クラップ級巡洋艦:各艦隊に10個戦隊40隻。各哨戒艦隊に2個戦隊8隻。計216隻。
ラー・カイラム級機動戦艦:各艦隊に10個戦隊40隻。各哨戒艦隊に旗艦として一隻ずつ。計202隻。
レパント級フリゲート:各艦隊に10個戦隊40隻。各哨戒艦隊に2個戦隊8隻。各高速偵察艦隊に2個戦隊8隻。計232隻。
その他練習用に改造されたラー・カイラム級、クラップ級、レパント級が各3隻ずつ練習艦隊に配備されている。その他オンリーシップ(一番艦以外存在しない艦)少々。
新登場
マリア・サラス・ララサーバル
アンジェラ・サラス・ララサーバルの娘。容姿は碧眼のFateのモードレッド。第二世代ニュータイプ。ファザコン。ツンデレ。料理を作らせるとヤバい事になるので調理場への出入りを禁じられている。乗機はRX-93-ν-2A 強化型Hi-νガンダム。
竹井皐月
竹井醇子の娘。容姿は艦これの加賀さん。父親に全く似ていない。人懐っこいが滅多に感情を表に出さない。母親同様何でもそつなくこなす。よく父親やアンジェラ伯母さんの世話を焼いている。第二世代ニュータイプ。乗機はMSN-06SE シナンジュE。
宮藤杏佳
宮藤芳佳の娘。容姿はレイ・ザ・バレル(チビレイ)。母親に全く似ていない。第二世代ニュータイプ。やんちゃ娘。フル・フロンタルの仮面を父に倣い装着している。乗機はRX-0-3 フェネクス。
U.C.0007 ルウム宙域
幾千ものピンクのビームと真っ赤なビームが交錯していた。そしてピンクのビームを出すのは地球連邦宇宙軍の白い艦艇達。赤いビームを出すのはネウロイの黒い艦隊である。
地球連邦宇宙軍第4艦隊 旗艦 ラー・カイラム級 『ティルピッツⅡ』
「悪いが、初戦で全滅だ。ネウロイの奴ら。」
艦隊司令官席に座りながらそう言う地球連邦宇宙軍独特の青い服の女性。階級章は将官用に2つ星。中将のようだ。
「敵、更に陣形が崩れます。」
「まだ応射してきている奴がいる。集中砲火を浴びせろ!」
司令官の命令に従い、戦闘意欲が衰えていないネウロイを優先的に攻撃する。一部のネウロイは既に敗走を始めている始末。この戦闘は地球連邦軍の勝利のようだ。
「敵旗艦と思われる超大型ネウロイが転進したもようです。」
「もう一度確認だ。」
「はい。」
旗艦艦長が下士官に命令する。そして司令官席に向く。
「撤退行動でしょうか?」
「ふん。勝ったな。」
司令官は満足気だ。だが参謀長が釘をさす。
「しかしバルクホルン中将、まだ、立て直しうる可能性も・・・。」
「ならばこちらは追撃戦に移行するぞ竹井少佐。足の速い先遣隊を出せ。」
「はい。」
「残りは陣形を戦隊ごとに単横陣に整えろ。横と後方からの奇襲を警戒しつつ、全力で追撃するぞ。第1艦隊に暗号通信で我が艦隊の動向を伝達。」
「はっ。」
「先遣隊が発進。第42巡洋艦戦隊、加速。第44フリゲート戦隊、加速。」
地球連邦宇宙軍 第1艦隊 旗艦 ネェル・アーガマ
「第4艦隊から暗号通信入りました。『敵の大部分を撃破。敗走したので現在追撃中。』とのこと。」
「バルクホルンさん・・・。」
「芳佳、姉さんを心配するのはわかるが、ビクビクしてはダメだよ。君は大将であり、一艦隊を率いる立場なんだからね。君の行動一つが全軍の士気に関わる。」
「・・・わかりました。」
「では指示を出したまえ。」
「艦隊は進路このまま。全方位に偵察機を発進させて下さい。敵“ソロモン”要塞から3000キロの宙域に到着次第、半舷休息を4時間交代で取って下さい。後は別名あるまで第2戦闘配備で待機して下さい。」
「「「了解!」」」
「静夏ちゃん、私も休むからその間は指揮お願いね。」
「了解しました。」
「では私も休むよ。ハルトマン君とルッキーニ君の後始末のせいで今日も含めて3徹だからね。」
「了解しましたクルーゼ宇宙軍総司令。」
芳佳の私室
「あぁ 癒される。芳佳の膝は。ありがとう芳佳。」 膝で寝ている
「本当に最近のラウさんは忙しそうでしたですから心配でした。」 クルーゼの頭を撫でる
「ああ。芳佳からもお礼を言っておいてくれハルトマン君とルッキーニ君に。彼女らの書類のサボりが主たる原因だからね。」
「わかりました。しっかりお礼しておきますね。」 凄みのある笑顔
「(うわあすげぇ凄みのある笑顔だわ。まさか芳佳のこんな顔を拝む日が来るとは。まあ良い。話を変えるか。)しかし、中々杏佳の弟なり妹なりが未だにできる気配がないのは一体何故なんだろうね・・・芳佳に搾り取られるのももう疲れたよ僕は。」
「すみません。ラウさんは頑張ってるのに・・・。」
「いいや、芳佳が謝る必要は無い。ひとまず寝よう。」
「あぁ ラウさん、布団に入る前にお風呂に入ってちゃんと歯磨きをしてきて下さい!」
「わかってるよ。これ以上杏佳に失望されるのは僕の望むところでは無いからね。」
「ではおやすみ芳佳。」
「おやすみなさいラウさん。」
約一週間後
「ゑ?宮藤ィ~、私とルッキーニの前にある大量の肝油は何?」
「何って・・・ラウさんがハルトマンさんとルッキーニちゃんのお陰で3徹して体調を崩したお礼ですよ?」
暗い笑み
「ゑ?私達今日が命日なの芳佳?殺す気?」
「まあ、お二人には拒否権がありませんからよろしくお願いしますね?」
「「ヒィーッ!!」」
後日、クルーゼが芳佳に聞いてみたところ、宇宙軍実戦部隊総司令部の食堂には二人の准将ウィッチコンビの死体(笑)が転がっていたようである。