久「須賀くん、オカルトを身につけるのよ!」   作:みみなぐさ

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【鶴賀編】

智美「へえ、チャンピオンにマンツーマンで教わってたのか。羨ましい限りだな」ワハハ

ゆみ「ホントだな、機会があれば私も話を聞きたいものだ」

京太郎「いや……まあ……はは……」

 

 

 

佳織「でも、あれですね。わざわざウチを最後に持ってきたのは……」

睦月「うむ」

智美「オチは見えてるな」ワハハ

ゆみ「そう言うな……まあ、他に教えられるようなことがないのは確かなことだが」

 

 

 

京太郎「加治木さんは俺と同じで高校から始めた選手と聞いてますし、どんなことでもためになりそうですけど」

ゆみ「いや、下手に教えて変なクセが付いたりしてしまっては大変だ。我流で付いたクセなら個性にもなり得るだろうが、人から教わって付いたクセはただの弊害になる」

ゆみ「私はまだ誰かに教えられるほど、そして教えたことに責任を持てるほど経験を積んでいない。まだ君と同じ初心者だよ」

京太郎「なるほど……その心意気だけでも勉強になります」

智美「しかしすぐに本編入るのももったいないなー」

佳織「智美ちゃん、何かあるの?」

 

 

 

智美「うーん……あ、むっきーの投牌とかどうだ?」

京太郎「闘牌?」

智美「"投"牌だな。闘牌(物理)に使うって意味じゃ合ってるけど」ワハハ

京太郎「???」

 

 

智美「むっきーは凄いぞ、前回の裏の暗殺者トーナメントで優勝してるし」

 

 

睦月「……先輩」

京太郎「ああ、良かった突っ込む前にツッコミが──」

 

 

睦月「暗殺者が多いってだけで普通の裏トーナメントです。それだと私まで暗殺者みたいじゃないですか」

 

 

智美「あれー、そうだったか」ワハハ

京太郎「──はいらなかった、だと……?」

 

 

 

 

 

ゆみ「あとは……妹尾は同じ初心者だしな」

佳織「私は役もまだちゃんと覚えていないので……」

智美「初心者どころか入門者だな」ワハハ

睦月「蒲原先輩は……」

智美「描写は全くなかったが一応においで気配が分かる的な能力をでっち上げられないこともないけどなぁ」ワハハ

ゆみ「基本この設定はモモ探しにしか活用されてないからな」

佳織「うーん、あとは……」

智美「あ、そうだ時間稼ぎにドライブでも──」

 

 

 

ゆみ「仕方ないから真打ちの登場といくか」

佳織「はい、それがいいですね」

睦月「ですね」

京太郎「?」

 

 

 

智美「このくらいでは泣かないぞ」

 

 

 

 

 

ゆみ「じゃあとりあえず呼んで──」

智美「というかこの部屋にいるぞ」

佳織「……ええと……」チラ

睦月「そっちには壁しかないんじゃ……」

京太郎「さっきからずっと加治木さんの横に居ますよ」

 

 

 

「……へえ……」ユラリ

 

 

 

 

 

//真打ち登場!?//

 

 

 

               ・・・・

【超高校級の???】 「見えてるみたいっすね」ゴゴゴゴゴ

 

 

 

                       //この謎の人物の正体は!//

 

 

 

 

 

桃子「いや、そういうネタは要らないっす」

 

 

 

桃子「というかかおりん先輩、私の存在感壁以下っすか!」

佳織「ご、ごめん……」

桃子「謝らないでください、余計凹むっす……」

 

 

 

 

 

桃子「でもホント見えてるんすね」

ゆみ「正直意外性はないがな」

睦月「うむ」

 

京太郎「"マイナス"の東横さんといえど俺からすれば十分な"プラス"でしかありませんから」

智美「悲しいことをキリッといったな」ワハハ

佳織「さ、智美ちゃん」

ゆみ「なるほど、"0"どころか"無"の須賀からすれば"マイナスがある"ということか」

佳織「加治木先輩まで……」

 

 

京太郎(……というか一部の存在感のせいで多分男子には見えてる人も多いと思うんだけど)チラ

桃子「?」ボイーン

京太郎(それは言わないほうが良いんだろうな……。ずっと女子校育ちなのかもしれない)

玄(女子にも見える選ばれた人間は居るのです!)

京太郎(こいつ、直接脳内に!)

 

 

桃子「とりあえず、本題に入るっす」

桃子「……まあここまでの流れからして分かると思うっすけど」

京太郎「まあそうっすね」

桃子「ステルスを教えるっす」

桃子「あ、存在感を消すとかそういうことじゃなくて麻雀への応用っすよ」

京太郎「念押さなくても大丈夫っすよ、分かってますんで」

京太郎「まあぶっちゃけ唯一タイトル通りになりそうな能力っすね、俺にとっては」

桃子「メタはその辺にしとくっす。まずはとりあえず──」

 

 

 

ゆみ「……須賀が敬語のままのせいで会話が面白いことになってるな」

睦月「ゲシュタルトが……」

智美「まあ敬語というか体育会敬語だな」ワハハ

佳織「須賀くんはなんかやってそうだけど、桃子さんも運動部とか入ってたのかな?」

睦月「……バスケ部?」

智美「幻の6人目か」ワハハ

ゆみ「その路線で行くならテニス部という線も……」

 

 

京太郎「……なんか好き勝手言われてますけど」

桃子「……集中っす」

 

 

佳織「そういえば須賀くんがステルス覚えたらなんて言うんだろ」

睦月「ステルスモモ、みたいな?」

ゆみ「下の名前は京太郎だったか。そのままステルスキョウでいいんじゃないのか」

 

 

 

智美「……ステルッスガ」

 

 

 

「「「……」」」

 

智美「ステルッスガ」

佳織「ふふっ、さ、智美ちゃん……」プルプル

睦月「……せ、先輩、それは」プルプル

智美「ステルッスガ」

ゆみ「や、やめろっ……繰り返すな……」プルプル

 

 

 

桃子「……好き勝手言われてるっすね」

京太郎「……思ったんですけど、俺ら」

 

 

 

 

京太郎「居ること忘れられてません?」

桃子「あっ……」

 

 

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