作「マーリンと水着メルトお迎えできたどぉぉぉぉ!」
ア「ほとんど石溶かしきったね」
作「本当1200個近くあった石が200になってたね」
ア「すり抜けジャンヌとメルト90連が痛かったね」
「ってことがあったんですよ」
さっきの出来事をさとりさんに話した。
妖怪の奇襲を防いだこと、饅頭を無事渡せたこと、そして彼女は本当は怖いだけでいい人なのかもしれないこと。
「あなたのその予想は当たっていますよ」
「え?」
予想外の返答に変な声が出てしまう。
その肯定の理由は‥‥‥分かった。
「風見幽香‥‥幽香さんの思考が読み取れたんですね」
「ご名答、彼女は見た目と反して寂しがりやなのよ、友達もいないみたいだし、あたし達の来訪を結構楽しみにしてたみたいですし、それと‥‥‥」
さっきまで快活に話していたさとりさんが急にモゴモゴし始めた。
「あのですね‥‥‥この後宜しければ地霊殿に寄りませんか?」
何が出て来るか心配だったが、どうやら遊びの誘いようだった。
俺のこの後の仕事はお風呂上がりのフランちゃんのお召し物を用意するだけなので時間に大分余裕がある。
「もちろん宜しくお願いします」
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「あっ!お帰りお姉ちゃん、それにアーサー」
ここは地底の地霊殿、幻想郷の地下にあるお屋敷さとりの自宅だ。
扉を開け出迎えたのは、淡い緑の髪に黄色のリボンのついた帽子、緑色の目玉の様アクセサリー、まだどこかに幼さが残る顔立ちさとりの妹古明地こいしと
「なんで地霊殿にアーサーがいるの?」
アーサーの主である金髪の美少女吸血鬼フランドール・スカーレットだった。
「フランちゃん、‥‥‥あっそっか昨日言ってたね『明日地霊殿に遊び行く』って、俺もさとりさんに誘われてね、所で何してるの?」
アーサーの質問にクククと意味ありげに笑うこいし。
「こいしの手作りスゴロクだよ」
返答をしようとした時にはフランドールがネタバラしをしてしまっていた。
「も〜フランちゃん!、せっかく間を空けて言おうと思ったのに」
頬を膨らませフランドールに抗議するこいし、その姿は歳相応の少女の姿だった。
しかし彼女は妖怪なので見た目とは裏腹に人間の何倍もの歳を重ねている。
「お姉ちゃんもアーサーも一緒にやろうよぉ〜」
「(お姉ちゃん計画は順調そうだね)」
さとりの頭の中にこいしの思考が流れ込んで来た。
以前の異変で助けられて以来さとりはアーサーに恋慕を抱くようになっていた。
何度がアーサーを地霊殿に呼び出し客人としてもてなし関係を築こうとしたが、なかなか上手く行かず友達以上になるには至れなかった。
そこで
そうそれがこのスゴロク!
アーサー、フランドールが知らない内に戦いはもう始まっていたのだ。
「よし!お姉ちゃんもアーサーもスゴロクやるね、それじゃルール説明するよ、私からお姉ちゃん、アーサー、フランちゃんの順番にサイコロを振って止まった所のお題をクリア、お題は厳守ね、それじゃ」
こいしはサイコロを机に転がす、サイコロはテーブルの上でダンスする様に不規則な動きを見せる、そして
「ニだね、一、ニ、『お菓子を食べる』だね」
こいしはテーブルの上に置いていたお菓子から
「次は私か、変な目が出ません様に‥‥‥‥」
「(大丈夫だよ、私の程度の能力『無意識を操る能力』でお姉ちゃんに有利になる目を出すから)」
こいしの程度の能力は『無意識を操る程度の能力』。
対処の無意識状態を操る能力だ。
能力でさとりの無意識をコントロールし有利な目を出させるのがこの作戦だ。
さとりの脳内にこいしの思考が流れる、その
又もテーブルの上を転がるサイコロ、示した目は‥‥
「六ですね‥‥‥‥『次の人がメイドコス』次の人って‥‥‥‥あ」
お題指した次の人それは、目の前に座る白髪金瞳の少年だった。
「あの〜、俺は男なんでメイドコスはちょっと‥‥厳しくない?」
戸惑う白髪金瞳の少年アーサー、その表情を見つめるこいし、彼女も同じく動揺していた。
「あれー、私は『このマスに止まった人がメイドコス』に止める筈だったんだけどなぁ〜」
「それって私にメイド服着せるつもりだったの!」と反論したくなるさとり、だが事態は更に混乱して行く。
「それじゃ俺はメイドコスはしなくても‥‥‥」
「何言ってるの『お題は厳守』って言ったよね、お燐、お空、やっておしまい」
こいしがパチンと指を鳴らすと二人の少女が現れた。
黒の服に身を包んだ猫耳の少女、
大きな黒羽に胸元に真っ赤な石が埋った少女、
彼女達二人はここ地霊殿の使用人件ペットである。
「アーサーを向こうに連れ行って着換えを手伝ってあげて」
「了解にゃ、行くぞお空」
「了解、了解!」
こしいがそう言うと二人はアーサーの腕に自分達の腕を絡ませ運んで行った。
「なっ、ちょ離して‥‥‥、俺は男だよねっちょ!」
アーサーと少女二人の姿は黒のカーテンの中に消えて行った。
「良いではにゃいか、良いではにゃいか、」
「そだそだ〜」
「あぁ〜、ちょっと待ってズボン引っ張んないでぇ〜、自分で脱ぐ、脱ぎますから!、‥‥‥え!パンツも脱ぐのそれは‥‥‥!」
「大人しくするにゃ!、美女二人に着換え手伝って貰うなんてご褒美だにゃ、ほらさっさとパンツ脱ぐにゃ」
「やめてぇ〜!、お婿に行けなくなるよ!」
「ほおぉ〜ら可愛い
「いやぁぁぁぁぁぁ〜!」
大騒ぎの後黒のカーテンが開かれた。
そこに立っていたのはメイド服に身を包んだ少年だった。
元々少年とも少女とも取れる
いつもポニーテールなのだが髪を下ろし、メイド服が浮くことなくむしろ馴染んでいた。
ニーソックスとミニスカートの間から覗く健康的な生足は少女のそれだった。
「うそっアーサー可愛い、ねぇっパンツ見せて」
メイドアーサーに興奮するこいし、もはや絡みはエロ親父のそれだった。
「それじゃ次は俺ですね、サイコロの目は四、『このマス止まった人はスク水にお着替え』‥‥‥嘘だろ」
又もやお燐、お空に黒カーテンの中に連行されるアーサー、先程は悪あがきを見せていたが、今回は観念したかカーテンの中はもの静かだった。
「お着替え終わったにゃ」
カーテンが開かれたそこに立っていたのは先程までメイド服に身を包んでいた少年だった。
今回はスクール水着に着換えさせられていた。
それも旧スクなので下半身の露出が激しく、少年の無毛の白い生足が惜しげもなく露わになっていた。
「アーサー、アーサーは逸材だよ、ねぇスゴロク関係なしに他の服も来てみない、ゴスロリとか白のワンピースと」
女装美少年を前に自分の性癖が爆発するこしい。
その後スゴロクそっちのけでアーサーはこしいの着せ替え人形にされたとさ。
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「あ〜、酷い目にあった‥‥‥‥」
あれからかれこれ一時間、やっとアーサーのお着替えファッションショーは終わった。
こしいは何処から調達したか知らないが、大量のマニアックな服を持っておりそれを次から次へとアーサーに着せていった。
「でもアーサー似合ってたよ」
「そんなぁ〜」
横に座るアーサーの主、フランドールの言葉が更に心を
「でもアーサー、凄くお似合いでしたよ本当に女の子みたいでした」
「次来た時にはもっと服を用意しておくね」
苦笑いを浮かべるさとりと興奮がまだ冷めやらないこしい。
「アーサーそろそろ帰ろ、夜ご飯の時間だ」
「あっ、もうそんな時間か」
柱に掛けていた時計の針は午後六時を指していた。
紅魔館の夜ご飯は午後七から始まるためそろそろ帰り始めないといけない。
「それじゃ俺たちはここら辺で、ご招待ありがとうございました」
椅子から立ち上がるアーサーとフランドール、そしてその背中を見つめる古明地姉妹。
「またお着替えショーしようね〜」
「うん」
アーサーにとっては不穏でしかないやり取り、しかし横を歩くフランドールのとびっきりの笑顔のせいで何も言えなかった。
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「ごめんお姉ちゃん、作戦失敗しちゃった」
二人が地霊殿を後にして少したった、古明地姉妹はまだソファーに座っていた。
「途中からは完全にこしいの趣味に走ってしね」
「てえぺろ、でもお姉ちゃんもアーサーのあられもない姿見れて嬉しかったでしょ」
こいしの言葉に耳まで真っ赤にするさとり、彼女も
「でもアーサーがお兄ちゃんか‥‥‥、悪くないな」
将来のことを考えニヤニヤとやらしい笑みを浮かべるこいし、もしアーサーが地霊殿に婿入りする様なことがあれば彼は毎日着せ替え人形にされるだろう。
「っん、そんな将来のことなんて今は分からないわよ」
再度耳まで真っ赤になるさとり、それを見てこいしは笑う。
「お姉ちゃん頑張ってね」
「さとり様〜、こしい様〜、夕飯できましたよ〜、あと紅魔館に電話入れときましたよ」
そんな話をしている間にどうやら夕飯の準備が出来たらしい。
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「アーサー大変だったね」
横を歩く金髪の吸血鬼少女フランちゃんが俺に
その優しさが心に染み渡る。
ここは人里、幻想郷で最も人間や妖怪が往来する場所で、現に今も忙しなく人や妖怪達の
俺とフランちゃんは地下の地霊殿から紅魔館までの帰りの道すがらだ。
今日は散々だった、コスプレショーをさせられ見世物になった。
それも女性物を着せられたのだ。
メイド服から始まり、最期にはフリルのついたビキニまで着せられたのだ。
「でも似合ってたよ、本当に女の子みたいだったもん、今度はお姉ちゃん達にも見せてあげたいね」
「それは絶対に駄目だよ、俺職を失っちゃう!」
フランちゃんの発言にゾッとする、もし今日のことがお嬢様にバレたらフランちゃんの教育上悪いとかで紅魔館を追い出されそうだ。
もし追い出されなくてもメイド長の咲夜にいじられるに違いない。
「フランちゃん、今日のことは皆にナイショだよ」
口元に人差し指を当てるゼスチャーをし、彼女の顔を見つめる。
「え〜、なんで〜、あんなに可愛いのに」
頬を膨らまれる吸血鬼の少女その表情はとても幼く見える。
「いくら俺が見た目子供でも、ミニスカやビキニを着てそれをフランちゃんに見せたとすると教育衛生上良くないだよ」
少し難しかったか、少女は頭を抱えながら俺の話した内容を頑張って理解しようとしていた。
「よく分かんないけど、ナイショなんだね」
「そう、二人だけのナイショ」
もう一度口元で人差し指を立てる、そうすると彼女も真似するように口元で人差し指を立てた。
「随分と楽しそうね」
背後から声がした後、俺の後頭部に刃の類が刺さり鋭い痛みが走った。
その痛みの原因のを取り除き見て見ると銀色のナイフだった。
このナイフは‥‥‥‥
「あっ!咲夜!」
後ろを振り返るとそこには、銀髪のメイドがいた。
彼女の名は
「人が心配して見に来たら二人でいちゃついてたから、ついナイフを投げちゃったは」
「それはどうも、あと俺達はいちゃついてなんかいませんから」
「じゃ、妹様にビキニ姿でも見せつけるつもりかしら?、電話が掛かって来たは『アーサーがメイド服だスク水だビキニだ』を着て遊んだってね」
ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべる咲夜さん。
誰かだよ言いふらした奴!
「うわぁぁぁぁ!」
少し先の方から悲鳴が上がり
「あれは‥‥‥」
俺はそれが何なのかを知るためその人垣へ入り込み、かき分け、中心部を目指した、そしてそこで目にした物は‥‥‥
「幽香さん!」
午前に訪れた『
彼女は地面に倒れていた。
それもただ倒れているだけでなく、体中に痛々しい切り傷があり白いシャツのいたるところから血が滲んでいた。
彼女に近づきの胸元に耳を当てる‥‥‥まだ心臓は動いてる!
「どうしたのアーサー、幽香!」
横には俺を追って来ただろう、フランちゃんと咲夜さんがいた。
「誰か!、包帯と消毒液を持って来てください!」
幻想郷唯一の病院『永遠亭』までは遠い、だからまずは応急処置だ。
「おい見ろよ、風見幽香だぜ‥‥‥」
「誰だよあいつ殺ったの‥‥‥」
周りのギャラリーはガヤガヤと喋るばかりで動かない、クソっこうなったら!
俺は自分のワイシャツの袖を破き、彼女の傷口に巻き付け止血する。
「咲夜さん、フランちゃんをお願いします。」
俺は
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竹林を駆ける。
もう日も落ちて辺りは真っ暗だが、ここ
そのおかげで視界ははっきりとしていた。
人里を飛び出し十五分ほどたった様な気がする、流石にぶっ続けで走っているため息も切れて来た。
だがそうは言ってられない、肩に担いだ女性を
彼女は『
彼女は人里で怪我をして倒れていた、そのままにするのも申し訳ないのでこうやって幻想郷唯一の病院『
本来ここ『迷いの竹林』にはガイドがいるらしいのだが見当たらない。
しかし今回はそうな
道はある程度
問題なのは妖怪との遭遇だろう、しかし俺は多少は戦えるし勝てないようなら逃げれる。
看板の指示に従い右折する、「永遠亭まで後ニKm」よし後少しだ。
それにしても彼女、風見幽香にこれ程の傷を負わせた相手とはどんな奴なんだろう。
実際初めて彼女に会ったとき俺はその迫力に後ずさった。
本能がヤバイとアラートをけたたましく鳴らしていたのだ。
そんな彼女にここまでの深手を負わせる相手。
妖怪なのか人間なのかはたまたそれ以外なのか、しかし彼女が倒してしまったとも考えられる。
勝利した後チカラ尽きたそうも考えられる。
「風ッッッ見ィィィィ幽ゥゥゥゥ香カァ!」
驚き咆哮の上がる方へ目をやる、真横から何かが飛び出して来る。
一気に足に力を込め加速、奇襲を仕掛けて来た何かをギリギリで回避する。
謎の奇襲者は勢いを殺しきれず反対側の竹林に転がる。
後ろを振り向き謎の奇襲者の姿を視認する、あいつは‥‥‥
「あの時のガキィ、丁度いいテメェも殺す」
午前に太陽の向日葵畑で俺に奇襲を阻止された妖怪だった。
しかし何だこの姿、脚よりも長くそして筋大
アイツは昼間に俺に奇襲を防がれた妖怪、だが全くの別人になっている、一体何があったんだ?
「あんた昼間の妖怪なのか?、随分と様子が変だが」
「アッん、そんなことどうだってィ、だってテメェは死ぬんだからな!」
腕を大きく振り上げ妖怪はこちらに突進して来る。
俺はその攻撃を横に飛び回避、剣を引き抜きその凶腕に叩き込むのだが‥‥
「硬い!」
まるで鋼でも叩きつけたかのように剣が弾かれる、何て強度なんだ。
「お返しだぜ!」
凶腕から放たれる一撃を腹部に貰う、剣を盾にすることでどうにか直撃を避けたが拳を腹部に軽く触れそれだけでくの字に折れそして吹き飛ばされた。
痛みと衝撃で飛びそうになった意識をどうにか繋ぎ止める。
どうにか空中で態勢を立て直し無事着地、距離を取り少し離れた所に向日葵畑の主を寝かす。
このまま永遠亭まで逃げ込むことも考えたが、それをすると入院している人達を戦いに巻き込んでしまうかもしれない。
そうなれば被害は
結論、アイツをここで無力化する。
だが流石に彼女を担いで戦うのは無理がある。
向き直り剣を構え凶腕の妖怪を見据え突進、案の定切つけた剣は鋼顔負けの皮膚に弾かれる、なら!
「円卓『
続けて十三の連続スペルで攻撃を仕掛けるも全て無傷。
「ぬるい、ぬるい、そんな
凶腕から放たれる一撃を
いや、まだ奥の手があるぞ。
しかしあの技は一撃必殺、使った後は体中の魔力がほとんどが消失してしまう。
もし切り札を切ったとしてアイツを倒せなかった場合俺の敗北は確定する、それら後ろで気を失っている向日葵畑の主の死を意味する。
「おらおら!、どうしたんだ?、さっきまでの勢いは!」
風を切り次々と凶腕が振るわれる、突き出された凶椀を剣で横殴りにし起動をずらしていく、連続で放たれる打撃を剣で受けるとその衝撃で手が痺れる、本当に異様なまでの馬鹿力だ。
「
通常は光の壁を召喚するスペルなのだが、その光を盾の様な形状にし召喚することも出来る。
だが召喚した盾も数発の拳打の前に砕け散る。
防ぎきれなかった拳が俺の腹を
反動で後方に転がる、口内に血の味が広がりその後
ざり、ざり、この足音はあの凶腕の妖怪の物だろう、立ち上がらなければ殺される、立ち上がらなければ‥‥‥
「なんだ一発でダウンか?、あの爺さんから貰った薬はすげぇなぁ、それはさておきガキを殺す前に‥‥」
俺の方へ向かっていた足音が別の方向へ向く、虚ろな目で凶腕の妖怪を追う、その先には向日葵畑の主がいた。
「やっぱコイツを殺さねぇとなあ、散々俺をコケにしてくれたからなぁ」
「やめろ‥‥‥」
妖怪は彼女目掛けて凶椀を振り上げる。
もう駄目だ‥‥‥
「させるかよぉ!!!!」
振り上げられた凶腕は蹴り飛ばされ起動がずれ地面に叩きつけられる。
妖怪の前に立つのは、月明かりに照らされ輝く美しい金髪、額からは長い一本の角、星柄の奇抜な着物の女性。
「鬼符『ミッシングパワー』」
ドスッ!、続けて天から大きな脚が振り下ろされ凶腕の妖怪を踏み潰す。
その脚のを見上げると一人の少女?がいた。
ノースリーブの白シャツにロングスカート、薄茶の前髪を切り揃え、頭部には鹿を連想させる二本の角が生えていた。
「ん?、坊主なんでこんな所で寝っ転がってだ?、危ねえから向こう行け‥‥ってお前怪我してるのか!」
先程凶腕の妖怪を蹴り飛ばした一本角の女性が俺を抱きかかえる。
「俺のことはいいです、そこの緑の髪の女性を永遠亭まで連れて行って下さい」
「馬鹿言うな、萃香こっちの坊主を頼む、幽香は私が連れて行く」
そう言うと一本角の女性は大きな少女に俺を投げてよこす。
宙を舞う俺の体を小さな二本の腕が受け止める。
見上げるとそこには先程まで伸びた竹よりも大きかった少女がいた。
「へへっ驚いた、あれはスペルで大きくなっていただけなんだよ」
誇らしげに胸を張る少女、その姿はとても幼く見えた。
「お前がアーサーだよね?私、
小首をかしげ俺に質問する鬼少女、『白髪で剣を背負ってる少年』多分俺のことだろう。
「多分あってます、それよりアナタ達は風見幽香さんの知り合いなんですか?」
「そうだなぁ〜、知り合いって言えば、知り合いかなぁ〜、ねぇっ勇儀」
鬼少女は女性の鬼に話かける。
「まぁっそんな所だな」
勝ちきで何処となく少女の様な笑みを見せる女性の鬼。
「さて永遠亭に病人二人を運びたい所だが‥‥‥」
トゴォッ!、後ろから派手な爆発音が聞こえ振り返る。
そこには凶腕の妖怪が立っていた。
「テメェらぁぁぁぁ!!!!」
怒号を上げる妖怪、アイツまで立てるのか!
「アイツ結構頑丈だね」
鬼少女は俺をポイッと竹やぶの報へ投げる、多分戦いに巻き込まないためだろう。
「いいさ頑丈ってことは潰しがいがあるってことさっ!」
「そうだね久々にハッスルできる!」
二人の鬼は同時に凶腕の妖怪に飛びかかった。
作「オラオリジナルの小説書きてぇ」
ア「ふぇ?」
作「オラオリジナルの小説書きてぇ」
ア「ふぇ?」
(できたら)オリジナル小説も投稿します。