‥‥‥すいません(ネタが分からなかった人ごめんなさい、元ネタ知りたい人は「FGO水着ネロ宝具」って調べて下さい)
「はぁ、午前中の仕事終わった‥‥‥」
廊下をテクテクと歩く少女は幻想郷の地獄を
午前中の仕事を終えお昼ご飯を取るため地獄の自室に戻って来たのだ。
連死人が堪えない幻想郷、そのほとんどが妖怪だ、戦いを挑んで死んだもの、戦いに巻き込まれて死んだもの、喰われたもの、様々な理由がある。
その死人達がここ地獄に押しかけて来ているのだ。
ガチャ、鉄製のドアノブを回しドアを開く
するとそこにはソファーで眠る小さな
「えっ、この子だれ?」
この子生きてる!職員以外の生者が何故地獄に?、所々ほつれたり破けたりした上下無地の服この子囚人?、てか人間?、妖怪?、瞬時に四季の頭の中が様々な『?』埋め尽くされていく。
そしてなにより気になったのは‥‥‥
「この子、男?女?どっち?」
白く長い髪、男性とも女性とも取れる中性的な顔立ち考えれば考えるほど分からない。
ソファーの上で眠る子供のもとへ近ずき中腰になる四季、手を伸ばし子供の胸元を慎重にかつしっかりと触る。
「‥‥‥胸が膨らんでないってことは男の子?、でもこの子が人間だった場合‥‥‥」
見た目は人間の十二歳くらいに見える、成長が遅くまだ胸が膨らんでいないのかもしれない、としたら次は‥‥‥
「下のほうか‥‥‥」
視線を少年?の下半身に向ける四季、このかた一度も交際経験がない四季、無論
「頑張るのよ四季、大丈夫、相手は子供きっとアソコも小さくてカワイイはずよ、うんそうよ‥‥‥」
ゆっくりとゆっくりと四季の小さな手は少年?の股間に届き優しく握る。
「あぁぁぁぁぁぁっ、あった!、小振りだったけど確かにぃ!」
初めての
そして何より‥‥‥
「いや待て、今のは私の勘違いかもしれない、ならもう一度‥‥‥」
っと言い訳をした後、少し落ち着きを取り戻した四季はもう一度少年?に近ずく。
「これは別に私の趣味ではなく、貴方が男か女か分からないから、しかなく、しかたなーくです、えいっ!」
四季の小さな手が再度少年?の股間の上に乗る。
「確かについてる、あっっっっっっ、やっぱ無理!」
「あのー‥‥‥、勝手に眠ってて言えることじゃないですけど、起きるまで待つって言う選択肢はなかったんですか?」
「ぎゃゃゃゃ、起きた!」
まさかの少年の覚醒に驚き、後退今度はテーブルに体をぶつける。
「べっ、別に触りたくて触ったんじゃないんですらか!、てか貴方!、一体誰なんですか?」
自分の痴漢
「オーッス、四季ちゃん月までの扉開いて‥‥‥ん?取り込み中かい?」
脳天気な声が閻魔の自室に響く。
「あっ、貴方が来るのも忘れてました」
「さーてと、話をしよう!」
出された紅茶を口にし、あははははと横に座る男が豪快に笑う。
ツンツンした栗色の髪、白のシャツに黒のジャケットその服装はバーテンダーの物に近く、口にくわえた棒付きキャンディーが特徴的なこの人物。
高身長に高い鼻、少し少年の様な顔立ち、二枚目なのだかどこか残念な雰囲気を持っている。
「所で四季ちゃん、お茶菓子ある?食べたくなってきちゃっ‥‥‥」
バシンッ!、乾いた音が部屋に響く、テーブルを挟んで反対側に座る少女が立ち上がり横の男の脳天を棒の様な物で殴打したのだ。
「全く貴方は
「ごめん、ごめん、話の腰を折って悪かったよ、でもこの少年は俺達が誰か分からないだろう?まずは自己紹介からだろ?、俺の名は
「っえ、私は幻想郷担当の閻魔大王、四季・映季・ヤマザナドゥです、閻魔さまです」
「っえそれだけ?、もっとこうさキャラ立ちした‥‥‥」
バシンッ!、本日二回目の天誅が横に座る男、月影試練に落ちた。
「貴方の自己紹介も私と大差ありませんよね、まぁそんなことはいいんですよ、それよりも貴方は何者なんですか?」
「何者か?」俺に向けられた言葉その返答は難しい、だって
「名前はアーサーと言います、それ以外は何も覚えてないんです」
「なにも覚えてない?、それは不味いことを聞いてしまいました、すいません‥‥‥」
閻魔さまの申し訳なさそうな返答にこくりと頷く。
「四季ちゃんアレ使えばいいじゃん、ほらあの鏡」
「あっ、その手がありました!」
閻魔さまは机の上に手鏡を置く、なんなんだこれ?
「えっと‥‥‥アーサー、この鏡を見てみて下さい」
言われる通り手鏡を覗き込む、次第に映し出されていた自分の顔が歪み砂嵐になる。
「ダメか‥‥‥」
横から閻魔さまも覗き込む、てか顔が近い!
「この鏡は一体なんですか?」
「これはですね、『
「そんなに気を落とさないで下さい、それと」
「それと何ですか?」
「ここはどこなんですか?」
こくりと首を傾げる閻魔さま、「っえ!まだ分からないの?」っと言った感じの目でこちらを見て来る。
今までずっと気になっていたここがどこなのか、やっと聞くことが出来た。
「閻魔で分かりませんか?、ここは地獄ですよ」
「へぇー、地獄、ZIGOKU、ジゴク、じごく?、あの鬼とか閻魔さまがいる地獄?」
「はい、その地獄です」
「‥‥‥えぇぇぇぇっ!、俺地獄に来ちゃったの?、記憶喪失になる前どんな悪行積んだんだよ!」
マジか、マジなのか、地獄に来ちゃったよ!、これから先どうなっちゃうの?
「まぁっ、まぁ一度落ち着きましょう、それはそれとして貴方のその格好どうにかしたほうがいいですね、私着替えを持って来ます」
閻魔さまは立ち上がりドアを開け外へ走り出す。
閻魔さまに言われ気がついたのだか、確かに俺の格好は囚人みたいだ。
サイズの合ってないダボダボの無地のシャツに同色のダボダボのスボン、所々がほつれ、破れ、それは囚人服のようだ。
「アーサー悪いんだか俺も急ぎの用事があってな席を外すぜ、ごめんな」
「なっ、ちょっ、行ってしまった‥‥‥」
残りの紅茶を一気に仰ぐとさっさと行ってしまった。
はぁ、一人になってしまった‥‥‥それも地獄で、心細いとかのレベルの問題ではない。
これから俺はどうなってしまうのか、やっぱ
見た目囚人じゃどうしようもない、一体俺は何をして囚人になったのか、さっきから気になっていた背中に欠けている剣を引き抜く。
何の装飾もない無骨な剣、多分俺の持ち物なんだろう、「これで人とか斬ったのかな?」など考えたくもない。
「四季さま!掃除に来たぜ!、ってあれ?」
当然の来客に剣を背中の鞘に急いで納める、部屋に訪れたのは二人の少女だった。
でこの辺りから小さな角?のようなものがある勝ち気な雰囲気の赤毛の少女とドアに半身を隠し部屋を覗く黒髪の少女、こちらの子にもでこの辺りに小さな角?のようなものがある。
「四季さまいない?、って何で生者がここにいるんだよ!」
「迷い混んだのかも、多分‥‥‥」
黒髪の少女はか細い声で
「だったら幻想郷に帰してやろうぜ!」
「‥‥‥だね」
「漆鬼先行って扉開けてこい」
「‥‥‥うん」
っあ、黒髪のほう少女がどこかへ駆けて行く、何だか二人で話して結論を出すが出たらしい‥‥‥大丈夫なのか?
赤毛の少女が俺との距離をズンズン詰めて来る、一体なにをする気だ!
「さぁ、幻想郷まで行くぜ!」
俺のシャツの
机に体を強打するも悶絶する暇もなく、今度は階段の段差がお尻を襲う。
「ちょっと痛てぇけど我慢しろよ!」
痛いの分かっているならもうちょっと丁寧に運べよ!、てか自分で歩かせろ!
「さぁ、見えて来たぜ!」
目の前に扉が見えて来る、もう訳が分からない‥‥‥
「いけっっっっ!」
鬼っ子少女は二回もスイングし俺を扉へと投げ込む、‥‥めちゃくちゃだ。
こうして俺は忘れられた物の最後の楽園『幻想郷』に行くことになった。
「はぁー、良いことしたな!」
勝ち気な赤毛の少女が横にいる黒髪の少女に問い掛け、黒髪の少女はこくりと頷く。
だが二人は大切なことを忘れていた。
幻想郷へと繋がる扉を閉め忘れていることを‥‥‥
うちの作品の閻魔さまは荒ぶってますね、でもいい人なんですよ。
さて次回はアーサーが幻想入り、その先で出会った人物は?
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