???「作者、出番まだ?」
作者「あ〜、ちょっと待って出番は後書きからだから、お茶でも飲んでて、今回から司会進行をしてくれる相方を呼びました、では後ほど」
「何あれ‥‥‥」
無事地上に辿りつくことの出来た俺、
「フラン下がっていろ、さっきの奴らとは比べものにならない」
先生と言われる女性が近くにいた金髪の少女を後ろに下がらせ、妖怪・手長足長のシルクに構えをとる。
「おや抵抗するのですか?大人しくして頂ければ楽に死ねたのに!」
ビユッン、シルクは蛙のように飛び上がり先生に
「
シルクに対し先生は先ほど数多くの妖怪をなぎ払った波動の攻撃を繰り出す。
波動を正面からくらうシルク、その体は大きくのけ反り後方へと吹き飛ばされる。
「すごい威力だ、しかし私には通じませんよ」
何だあの動きは!、後方へのけ反り中を舞い、逆立ちの容量で両手を地面につけその中を潜り直立する。
まるで重量に逆らうような動きだ、妖怪にはこんなことも出来るのか‥‥‥
「貴様一体なにものだ?、能力持ちのようだな‥‥‥」
能力?、一体なんのことなんだ?
「私は地獄より参りました、この体は現地人調達したもの、そして私の能力は『軟体化する程度の能力』、見ての通りど
体をクネクネと動かし紳士的に喋るシルク、たがその言い分は明らかに悪人いやロリコンのそれだ。
「馬鹿を言うな、フランは私の生徒だ、たとえこの命が尽きようとも手出しはさせない」
ビュッ、先生は気合を入れもう一度構え直す。
「残念、どうやら交渉決裂のようですね、では力づくで頂きます!」
ロングレンジから繰り出させるシルクのパンチを受け流す先生、反撃の蹴りを繰り出すもシルクの稼動領域無視の回避に空振りに終わる。
「なら、
両手に魔方陣の様なものを作りだし正面に構え、先ほどの波動に似た数多くの玉を高速で打ち出す。
その攻撃をうけ少しずつ後退して行くシルク。
「フラン今のうちに逃げるぞ!」
金髪の少女を抱き上げ走り出す先生、しかし一歩遅かった。
「ダメじゃないですか、貴女は逃がしてもこの麗しの姫君は置いて行って貰わなくちゃ」
シルクのその長い腕が先生を掴み俺がいる反対側の茂みに投げつける。
「あぁ、愛しの姫君もっと私に顔を見せてご覧、おぉ甘い香りを漂わせるその金髪!、少女でありながら健康的で白く艶めかしい脚!そして極みつけにその慎ましやかな
全身をのけ反らせ、気持ち悪いことこの上ない感想を叫ぶ、ってそんなこと言ってる場合じゃないあの子を助けないと!
ドスッ!、だがその時だった、地響きが起こるほどの一撃がシルクの脳天に叩き込まれる。
「失せろロリコン、死にたいか?」
のらりと立ち上がるシルクその顔には怒りを滲ませていた。
ザシュ!、然し次の瞬間シルクの長腕が先生の腹部を貫く。
「このババアが!、私が絶頂寸前だったのにも関わらず邪魔しやがって!」
長腕に突き刺さった先生を乱暴に投げ捨てるシルク。
「ぶっ殺す!」
シルクの長腕が先生の前頭部に叩き込まれてしまうその一瞬
マズイ助けなくては、このままだとあの先生と言う人が死んでしまう、でも俺戦えるのか?、自分が何ものかすらわからない俺なんか‥‥‥
あれは、金髪の少女が目に入る
「○○、私は大丈夫だから‥‥‥ねぇ」
頭の中に古ぼけた記憶が映し出される。誰だろう?、花畑で佇む黒髪の可憐な少女がこちらを見てもいる。
分からない、全く思い出せない、だが今度は今度こそは‥‥‥
頭の中の少女と目線の先の少女の寂しそうなな顔が重なって見えた時、
横殴りに剣を叩き込む、変態はくの字に折れ曲がり飛んでいく。
「てめぇ‥‥‥、いや何と二人目の麗しの姫君が現れるとは‥‥‥素晴らしい!」
起き上がりこちらに戻って来ると、って俺‥‥‥首を突っ込んでしまった。てか「二人目の麗しの姫君」って俺のことなのか?
「逃げるん‥だ、君じゃ奴には‥‥勝てない」
後ろに倒れる先生の方を向く、その腹部からは止めどなく赤い血が溢れていた。
「無理ですよ、今更逃げた所であいつの長腕で串刺しにされるし、それに貴女達を見捨てたくない」
先生に背を向け、敵を見据え剣を両手で構える。
「おぉ、二人目の姫君は剣を
「俺の名はアーサー、よく覚えておけ、俺は男だ!」
強く大地を踏み締め突進する、ブスッ!、あれ剣が刺さった‥‥
「何と花の騎士姫は男‥‥‥、あぁ何と残酷なことか、あれほどの妖艶さを持ちながら‥‥‥、いやまてよ‥あるならあるでいいのでは‥‥‥」
一度剣を引き抜き後退する、刺されたのにブツブツと何かを喋っている怖っ!
「私は決めたぞ!!!!、君のモノを調教し教育し私の花嫁に加えよう、一人くらい男の姫がいてもいいはず、いやむしろいい!」
何だろう、あいつの俺を見る目が半端なく不快に感じる、その全身を舐め回される様な悪寒を感じる視線だ。
「さぁ花の騎士姫いやアーサー、私がしっかり少女になれるよう教育してあげよう!」
キモい!、キモい!はぁはぁと息を切らしながらこちらに迫る変態、あの息切れが走っているからではないことは明白だ。
右長腕から放たれる一撃を横に飛び避ける、長腕の変態は地面に刺さった右長腕を基点に蹴りを繰り出してくる。
剣で防ぐも勢いを殺せず吹き飛ばさ木に背中を強く打ち付ける。
「これでお終いだ、
スパッ、軽い音の後に俺の横腹の肉が裂ける、熱と痛みが同時に進行し俺の体を支配していく。
「余り君を傷物にしたくないだ、大人しくしていてくれたまえ」
痛みに堪え歯を食いしばり妖怪男の姿を捕らえる、男の先には金髪の少女が佇んでいた。
「さあ、次は君だ」
マズイ!、このままだとあの妖怪男に連れ去られてしまう。
「
燐とした声に続き顔だけの青い狼達がシルクに食らいつく。
「全く、自分が何者かも分からないのに人助けですか?」
この声は‥‥‥
「閻魔さま‥‥‥」
「何!、三人目の麗しの姫君だ‥‥ぶはっ!」
シルクの
「止めを決めなさい、アーサー!」
閻魔さまの
舞うシルクに
地面の上を転げるシルク、なに!立ち上がった!
しかし俺の追撃はまだ終わらない
「円卓
一、二、三、次々と剣を叩き込んでいく、記憶を失う前の俺にはこんなことが出来たのか?、『頭が覚えてなくても体が覚えている』的な奴なのか。
十三!、最後の一撃を叩き込む。
「なに‥‥、私としたことが同様の余り能力の発動が間に合いませんでした‥‥‥‥いや」
バタリと地面に倒れる妖怪シルク、能力とは?、又もや先程の分からない単語が浮上する、だか今はそれ所ではない。
先生と言われていた女性の下へ駆け寄る、さっきから血が止まってない、このままだと命に関わるかもしれない。
先生を背中に乗せる、早く治療しなければ、そうだあの少女‥‥‥フランなら近くの病院を知っているかも知れない。
少女に駆け寄ろうとした時‥‥‥なんだ様子がおかしい
ゆらりと立ち上がるフラン、そして‥‥‥
「お兄さんおいしそうだね、食べちゃお」
身の毛がよだつような殺気を放ち、一瞬の間に俺の目の前にいた。
???「初めまし‥‥‥、いやお久しぶり‥‥‥、これも違う」
作者「なにやってんのアーサー」
アーサー「って正体バラすな!!、どうも『東方白英録』の主人公アーサーです」
作者「挨拶ありがとう、相方はアーサー君でした」
アーサー「てかなんで俺は呼ばれたの?」
作者「いやね私一人で喋っても読者の皆さんが退屈すると思ってね」
アーサー「なるほど、それで俺を呼んだわけね」
作者「そう言うこと、って感じでこれから二人で頑張って行きますので、これからも宜しくお願いします」
アーサー「宜しくお願いします」