螺旋状のダンジョンに潜入した龍美&恋龍とゴブリンスレイヤー達は分かれ道を態と左ではなく右に進むことで女性エルフがゴブリンによって磔にされている部屋に入ったのであった。
そして、
「殺し・・て」
「カチッ‼」
「しゃぁぁあ~‼」
「カチッ」
「え、ねぇ、見えた(゚Д゚)ノ?」
「いや」
礎にされた女性エルフから絶望感漂う声で殺してほしいと聞き届けた瞬間、龍美が脇差の鯉口を切ったと思ったらもう既にゴブリンが息絶えたのであった。
恋龍は見えているがそれでも目で追ったらこっちがやられる速さであるためゴブリンスレイヤーを含む銀等級では龍美の抜刀術は見切れるはずがないのであった。
龍美は血払いをして納刀し只顔色を変えずに磔に張れた女性エルフを下ろして部屋から出たのであった。
「龍美ちゃん、容態は?」
「外傷はないけど? 精神はかなり危ない方向に進行してる」
「一旦戻る訳には行かない‼」
「そう思うと思いました。聞こえてるよね、セイバー‼」
「マスター、どうなさったん・・・ええぇっぇ(゚Д゚)ノ‼」
「人間がどういうこと(゚Д゚)ノ‼」
龍美は医者の顔になって恋龍も手伝うことにして外傷はないが龍美の診断ではPTSDつまり「心的外傷後ストレス障害」の症状が見受けられると診察して搬送するには一旦外に出ないといけないのだが、今の状況では転移魔術の使用は却って怪しまれるため、召喚して契約したバグスターウイルスにして剣(セイバー)の英霊(サーヴァント)で天才剣士と名を馳せた英霊に実体化してもらったのだが、余計に騒がしくなったのであった。
「この人を地上まで送って、大龍達に連絡を入れて」
「了解です‼」
「奥へと進もう」
「アンタはちっとは驚きなさい‼」
「龍美殿、あの者は?」
「簡単に言えば、英雄の幽霊を実体化した存在です」
「ボクと龍美ちゃんは英雄の幽霊と契約を結んでいるんです」
「詳しい話は後にしろ‼」
「そうだね、龍美ちゃん」
「げ、アンタまで可笑しくたの(゚Д゚)ノ❢」
実体化した龍美が契約した英霊は龍美に頼まれたので女性エルフをお姫様抱っこで抱えて地上に向かわせて大龍達に連絡をするように指示して龍美はいつもの口調ではなく完全に「ライトパープルの悪魔化」した時と同じ口調になってしまったが恋龍は幼馴染みの貫禄と言ったところか、気にもしないでゴブリンスレイヤーについて行ったのであった。
妖精弓手達は未だ現実を受け入れるまで時間が掛かりそうであった。