オーガの得物である巨大な剣をいとも簡単に左の人差し指と中指で真剣白刃どりで受け止めしまった龍美にゴブリンスレイヤー一行は夢でも見ているのかと呆然と立ち尽くしていたのであった。
「ありえん‼ 何故‼ 只人の小娘如きに‼ この‼」
「悪いな、おまえとは、戦いの場数が違うだよ‼」
「こうなれば‼」
「瞬迅槍‼」
「腕がぁあぁぁっぁぁ~‼」
「恋龍さんの本来の得物」
「あの槍、かなりの業物と見た」
オーガは完全に異世界から来た龍美の逆鱗に軽く触れてしまったようで空いている手を天に掲げて魔術を放とうとしたがもう既に恋龍が本来の得物にしている愛槍「蜻蛉切」を実体化させて寸分狂わずオーガの腕関節を貫いて切断して見せたのであった。
ドワーフは恋龍の槍が物凄い物だと分かり、女神官は見惚れていたのであった。
そして、
龍美&恋龍「さぁ、おまえの罪をかぞえろ‼」
「誰が数えるか‼ おまえ達が数えろ‼」
「何をやってるんですか(゚Д゚)ノ‼」
「おのれえっぇぇぇ(; ・`д・´)」
「龍美ちゃん、後よろしく」
「何が(?_?)」
「ドサッ」
やりたいのはわかるが二人で一人の探偵の決め台詞をゴブリンスレイヤーの世界に来てもやるのはどうかと思うがそれに女神官は突っ込んでしまったところで恋龍が龍美に任すがもう既に龍美が実妹「龍姫」から譲り受けた「天羽々切」を抜刀術でオーガを木端微塵に斬り刻んでその残骸がいつの間にか山積みになっていたのであった。
「カチッ‼」
「もう、この辺りにはゴブリンの群れはないようです」
「アンタ達、一体何者なのよ(゚Д゚)ノ‼」
「ボク達は」
「武偵です」
「用はない」
「アンタはちっとは気にしなさいよ‼」
何事もなかったかのように鞘に納刀した龍美に妖精弓手は居ても立ってもいられなかったので龍美と恋龍を問いただしに来たが、ゴブリンスレイヤーの鶴の一声でダンジョンから脱出することになったのであった。
「その巻物、一回きりでもったいないですから」
「おまえ」
「かなり高値だと気聞いてますので、ボク達が居る際は頼ってくださいよ」
「お二人は、戦い慣れてるっていうより」
「普通死ぬから(゚Д゚)ノ‼」
龍美がゴブリンスレイヤーの所持品にかなり値が張ると言われる「巻物」の事を気遣って態とオーガの剣を受け止めて見せたのであった。
強化魔術で受け止めていたのだがこの世界にはそう言った魔術は知られていないらしく妖精弓手には突っ込まれた。
ゴブリンスレイヤーの悪い癖が出てしまったのであった。