ゴブリンが潜んでいる洞窟に潜った龍姫&星龍の二人は奥から少女らしき悲鳴が聞こえてきたので足が速い龍姫が縮地で先行し、それを追うように星龍も縮地で急いで向かったのであった。
「うがあっぁぁっぁあ‼」
「触るな‼」
「やれやれ、完全に恐慌状態だね」
悲鳴がした場所に辿り着いた龍姫は慣れてしまった自分が可笑しいのかゴブリンの群れに襲われて既に息絶えてしまった自分と歳が近いのだろう男子剣士の遺体を発見しその横でゴブリンの上位種であろ巨体のゴブリンと戦い出したのは武闘家らしき少女であったが既に叩きつけられて痛みで動けなかった状態でいた。
龍姫がやってきた方角からだろうかあまりの恐怖で龍姫に気付かなかったのかここに来るまでに龍姫が声をかけていたのだが全く気づいていなかったらしく、後は星龍に任せることにして龍姫は目の前で連れ去ら掛けている少女を助けるべく親友の一人である御神咲耶と同じ同じく逆手に持った刃渡り30㎝ほどの二刀小太刀で、
「ドスン‼」
「え(;゚Д゚)?」
「大丈夫って、あ、ごめん、ボクはキミと同じ冒険者(本当は違うけど)、怪我の具合を診せてもらうね」
あまり使わない小太刀術で咲耶ほどではないがそれでも十分で連撃を決めて木端微塵にして鞘に血払いを兼ねて回転して納刀し、助けた自分と同じ黒髪の少女の容態を確認することにしたのであった。
「受け身を取ってたみたいだね、これくらいなら、ファーストエイド‼ これで大丈夫だよ、そうだ、ボクは龍姫」
「ありがとう・・・」
「さてと、その子を供養した方がいいね」
「うん・・・」
『こっちは大丈夫、星龍は?』
壁に叩きつけられたはずだが骨折一つも見当たらないのは彼女がとても鍛錬を積んだ武闘家なのだと龍姫は納得して彼女の傷を無詠唱で発動出来るようになった下級だが治癒術で回復させて少年剣士の遺体を供養したのであった。
一方その頃、
「触るな‼」
「グサッ‼」
「(゚Д゚)ノ」
魔導士らしき少女と神官の少女はゴブリンの追手に囲まれてしまい、魔導士の少女は大切にしていた杖をゴブリンに奪われてナイフで刺されてしまったところを間近で見た神官の少女はその場で嘔吐したりしてしまったのであった。
「蒼破刃‼」
「え(?_?)」
「見せて、良かった、この程度の毒なら解毒できる、運がいいのか子宮は無事だね、取り敢えず リカバー‼ そして、ファーストエイド‼」
「嘘ですよね(?_?) 奇跡を連続で発動出来るなんて(゚Д゚)ノ」
龍姫の事だからと星龍の判断は間違ってなかったらしく、ゴブリンに真っ直ぐ銃弾のような鎌鼬がクリティカルヒットしてゴブリンを倒して安堵していた神官の少女は乳文と同じ金髪碧眼の星龍が自分でも治せないはずのゴブリンにナイフで刺された魔導士の少女を一瞬で蘇生してしまったことに驚いて空いた口が塞がらなかったのであった。
女武道家と魔導士の少女を助けるかどうかで、助けることにしました‼