龍姫が合流したと同時にゴブリンの放った矢が肩に刺さって居た状態だったので龍姫が女神官が近づいて手当てすることにしたのであった。
「なるほど、矢尻に返しがないのか、これ咬んでくれる舌噛まないためだからね」
「はい」
「星龍は治癒術の準備」
「OK‼」
「何を?」
軽傷とは言え矢が刺さったままでは何が起きるかわからないことは最年少女医を姉に持つ龍姫は矢の構造を解析して矢に手をかけて女神官の口にタオルを噛ませて猿轡にして抜くと同時に治癒術をかけられる状態になった星龍との阿吽の呼吸で、
「あぁぁっぁ、あれ? 治ってる 先ほどから思ったんですけど、もう既に三回も「奇跡」を使ってますけど」
「奇跡? 魔術とか魔法じゃないの? そっか、ボク達の暮らしてる大陸じゃこれで魔術とか魔法を使えるようになるんだ」
「何?」
「そうなんですか(゚Д゚)ノ‼」
「(やっぱり、来てくれてたんだ)武龍‼ 輝龍&飛龍」
女神官は星龍が何度も奇跡と呼ばれているのだが治癒術をもう既に三回も発動していることに驚いていると龍姫と一緒にペンダント型のインテリジェントデバイスを見せてこれで発動していると説明したのであった。
正確には違うが本当は神姫であるのだが、龍姫は誰が来る気配が分かっていたかのように親友たちの名を呼んだのであった。
すると、
「良し‼ お持ち帰りや‼」
「ちょっと‼」
「その子は違うから‼ そっちの武闘家の娘とその魔導士の娘を街のギルドまで運んであげて介抱してくれるかな」
「了解や‼」
「うん」
「わかったよ‼ 龍姫ちゃん達」
「おまえの友は変わった奴が多いな」
「気にしないでください」
武龍の悪い癖が出てしまい女神官の背後から堂々と抱きついて脇に抱えてみんなが居る前でお持ち帰り宣言をし始めたので龍姫が武龍の来ている服の襟を掴んで制止して救護者を搬送するように言って、双子の槍使いである輝龍&飛龍は応急手当てをして気を失っている女魔導士を軽々とお姫様抱っこで洞窟の外に向かって行ってしまったのであった。
あまりの出来事にゴブリンスレイヤーは龍姫達がとんでもなく変わっている集団なのだと認識してしまったのであった。
そんなこんなで洞窟の奥へと進んでいくことになったのであった。
「さっきからその眼鏡のような物は?」
「これ暗視スコープ、暗い場所でも見えるようになる物だよ」
「おまえ達の産まれ故郷にはゴブリンはいないのか?」
「しいて言うなら、ゴブリンのような人間がいますけど」
「それ大丈夫なんですか(゚Д゚)ノ‼」
女神官は龍姫&星龍の二人の装着している暗視スコープが気になっていたらしく龍姫達は暗視スコープについて説明してゴブリンスレイヤーからゴブリンとは無縁なのだと言われたが龍姫&星龍の二人はゴブリンのような人間が居ることを明かして女神官は突っ込んだ。