龍姫&星龍の二人は仲間であり親友である武龍達に要救助者を近くの街のギルドまで運ぶまでの指示を出してゴブリンスレイヤーと女神官と一緒に奥へ進むことになったのであった。
「お二人はさっきの人とは顔見知りのようでしたけど?」
「あの様子からおまえ達の友で間違いないようだな」
「そうですけど」
「さてと、ここらへんでこれぶちこみますか」
「なんですか? その透明な入れものにその煙が出ている物は?」
「お手並み拝見と」
道中で先ほどのケアも兼ねて心療内科を専門にしている龍姫は女神官と会話をしていたのであった。
傍から見ると非常識だがゴブリンスレイヤーはその様子を見て龍姫がいかに手練れの冒険者なのだと見抜いていたがその実力は見抜けるわけではないのである。
そして索敵能力でゴブリンが居ることが分かった通路に向かって持ってきた水が少しだけ入ったペットボトルにそのペットボトルにアイテムパックから素手で触れないようにしながら入れてキャップを閉めてそのまま通路に投げ込んだのである。
しばらくすると、
「ポ~ン‼」
「爆発した‼」
「やっぱりゴブリンの偵察員ですよ」
「あたりだ」
ドライアイスが入ったペットボトルは見事爆発してゴブリンを倒したことで龍姫&星龍の二人以外でゴブリンが居ることが判明したのであった。
「どうします? 火攻めにしますか? それとも 水攻めでも構いませんよ?」
「え? どういうことですか?」
「おまえ達二人は奇跡を何度も使えることは内緒にしておく、オレはゴブリンを殺しに来ただけだ‼」
「おびき出しに行きますよ‼」
「待って‼」
「龍姫ちゃんなら大丈夫」
犯罪者は生かしておかなければならないがゴブリンなら生かしておく必要がないので龍姫&星龍の二人は今回の依頼である「ゴブリン」討伐を実行しようとゴブリンスレイヤーにどういった作戦で行くのかと相談し始めたのであった。
その内容を聞いた女神官は龍姫&星龍が治癒術以外も使えることに驚いていたのであった。
ある程度おびき出さないといけないので龍姫が先行してゴブリンを何体か倒して帰ってきたところで、
「星龍、ゴブリンスレイヤーさん‼」
「じゃあ」
「ね‼ ファイヤーボール‼」
「ボォ‼」
「今のは・・・?」
「この世界に、「ガソリン」があるんですね」
「驚いてないということは」
「ボク達の国じゃ日常生活につかわれてるから」
異世界でガソリンがある事に驚いたが星龍が火炎弾を放つ魔術を放ち着火してゴブリンを焼いたのであった。