一介の人形遣いに何を求めているんですか…   作:影元冬華

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 私が書いている文章はちょっと独特なんですね…。友人から言われました。ショウガナイネ。基本読んでるのがラノベ類なので。


G11が!!!!来ません!!!諭吉が解けてますボスケテ



指揮官の現状
・左目ほぼ失明状態。現在は眼帯付けてる
・同時に呼べる人形は3体、3日が限度。
・両親が海外出張中なのでスプリングフィールドの店で居候中





こんなもんですかね。


どう成るかは自分次第ですよ

 ぷれいぼーーーる!違います、野球は始めませんよ。いや、でもやりたいわ。はろー!指揮官です。あれから1か月ほど入院してたのですが、そろそろ退院してもいいと言われたのですることにしました。結構大ごとになってしまった…手続きとか事情聴取とかクッソうるさいマスコミの処理とかがいっぱいあった。ひぃ。

 退院したのはいいものの、親はあと2か月は戻れないらしいのでしばらくは智春さんのお店に居候状態になります。ここなら学校も近いので安心。学校が終わり次第お手伝いもできそうならやることにしますわー。左肩に関しては、若干感覚がなくなったことを除けば経過良好、痛み止めをしばらく飲んでいれば大丈夫だと言われました。目に関しては卒業まで眼帯しててね、と念を押されて言われました。なんでも、眼帯が邪魔で取っ払う人がいるんだけど、そうすると完全に失明しちゃうとのこと。目が見えないのは困るから大人しく付けておきます。イム姉から貰った眼帯をね!あの眼帯、何気に隠す範囲とかフィットする範囲とかがしっかりしてて助かってます。あとかっこいい!

 

 そうしてひっさびさに出てきた学校ですが、その、やはりいろいろと聞かれました…。大体は遠目から見てるだけなんだけど、クラスメイトはがっつり聞きに来ましてね。適当に話しておきました。人はね…嘘の話の中に若干の本当のことを入れると疑わないんだよ…。でも1週間もすれば慣れるのでそこまで気にしなくてもよくなったよ。遅れた分の授業範囲を聞きつつ、高校に向けた進路関係のお話がやってきました。この中学校、高校並みに動き出すの早くなーい?しかも1人1人面談していくらしい。すげぇ、前世じゃそんなことなかった。しかもまだ2年生なのに。

 

 

 そうしてやってきた面談のお時間。私としては東北にある特殊個性資格が取れる工業高校に行こうと考えているんだけど、ここから行くってなれば受験大変そうだなーと思ってます。すごいよね、工事作業のために個性を使用するから限定的なもので許可証が出るって話。これあれば言い訳程度にはなるから助かるし、何より溶接作業もできる!!私が前世で変わり者って言われた理由だったけど。いいやん、溶接。鉄溶かしてくっつけるだけだと思うなよ?あれはかなり作業者の特徴が出るから奥が深い。一つ間違えば大惨事だけど。

 早速先生と一対一で向かい合って話をします!

 

 

「先生、私は東北にあるこの高校に行きたいと思っているのですが…。」

 

 

 

 

 

 

 

 第一声、そんなこと言ったら超絶びっくりされました…。なんでや…。

 

 

 

 

 

 

 

 面談終わって部屋から出てきました…。先生、何でそこまで雄英推してくるんですか…私の夢はヒーローではないのですよ…。

 めっちゃ先生に、雄英行かないの!?ヒーローになれるよ奏ちゃん!!!って言われた。いえ、ヒーローなんて私の柄ではないですし、何よりあれ以上大怪我負うような目にあいたくないんですわー。護身術教室始まっちゃう。それは勘弁願いたい。後ろで護衛についてたSIGがめっちゃ苦笑いしてた。でも先生曰く、学校祭で雄英の先生が気にしてたって言って来たんだけど。うっそだろ、何もしてないけど…。いやでも、あんなことがあった直後だからか?わからん…。先生、とりあえず相談するんで結果はあとでお知らせしますね。

 

 面談終わって教室戻ったらチャイムが鳴りました。あとHRやって、掃除して帰ります!それにしても…片目が見えないから距離感掴むの難しいな。SIGが時々支えてくれなかったらこけたりしてた。すまんね、迷惑かけるよ。

 さてと、それじゃあまずは智春さんのカフェで何人かと相談しますかね…。まだ試していなったあの仮説の実証も含めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

「____だとすれば、確実に出しても問題ない雄英のほうが道としてはよさげですね。何より、セキュリティのレベルはかなりいいですよ。」

「45が言うには、痕跡を残さないように侵入するのに手間取ったそうです。かなりの実力者でもない限りは侵入できないでしょうから。」

「うーん…ヒーローにならなくても道は広いからね。専門知識は現場で賄う感じになりそうだけど。」

 

 

 

 春庭のテーブルスペースで相談中な指揮官です。私のほかにいるのはHK416とUMP9とGr MG4の3人です。ナインちゃんはマフィンもぐもぐしてます。かわええ。

 相談した結果、なんだかんだで雄英のほうが有利になることが多いそうで。その分、求められる学力その他がすごいんですけど。なにより、雄英に入る時に考えられる問題は…。

 

 

 

「個性を使った実技試験。これをどう乗り切るかなんだよね…。」

 

 

 そう!!!個性を使用する試験もあるのだ!!!私の個性、特殊すぎるのと性質上、国単位を相手取ることもできちゃうから…。まだ人形を呼べることは誰にも教えてないんだよね。できるのは、ぬいぐるみくらいのものを動かすことと、銃火器の一部を限定で出せるってことにしてます。個性の名前は「具現化操作」ってことになってますけど。本当はゲームの名前まんまで「ドールズフロントライン」って名乗りたい。かっこいいじゃん。逸れたね、うん。

 私の発言に3人が「あー、うん」みたいな顔してます。そうだよね、今のところ自分でできることなんて軍人の真似事みたいなことばかりだし。せいぜい撃てて反動抑えたSMGがいいところ。…せめてあの時みたいにARを片手で撃てればなぁ。

 

 

「ではそうですね、この後コルトの仮説を検証してみませんか?」

「いいけど、どこでやるの?今の時間だと人目を避けて実験できそうな場所なんてないと思うんだけど…。」

「416、先日交渉していたあそこはどうなっていますか?」

「問題なし。今から行けば夕暮れ時になるはずよ。」

 

 

 MG4と416の2人で場所について心当たりがあるっぽいね。ナインちゃん、そんなにマフィンおいしいのか…。あとであげるからここで抑えておきなさい…。とりあえず、場所はありそうなので移動することにします。仮説実証実験と参りましょー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや、ヘッケラーの姉御じゃないですか。今回はどういった用件で?」

「地下を借りたいの。場合によっては爆発等もあるから広いところを。」

「ボスに通しておきます。どうぞ。」

 

 

 なんか、やけにやばいところに来たんですけど。すごく…大きいです、建物が。まって、404小隊こっちに来てから何してるの!?やから始まる自由業の方々とコネもったの!?ひいぃ!今後が怖い。でもなぜだろう、マイルドな感じがすごい。まぁ、何が起きるか分からないから警戒しておこう…。何を餌に交渉したんだろう…。

 そんなわけで通された地下。まって、これってあれじゃない?洪水とか起きたときに水をためて別に流すあそこだよね!?天井たかーい!声ひびくぅー!でもこれ壊したら駄目じゃね?壊すつもりはないけど万が一ってのがあるわけだし。

 

 

「ここはすでに廃棄、というより管理から外れているとのことです。今は別のところに同じようなものがあるので、壊しても問題はないと聞いています。」

 

 

 MG4、なんだかんだで404小隊と組む時が多かったから慣れてきたね…。裏仕事しすぎないようにね。

 さて、一応準備もできたので試してみようと思います。今回はAR-15がいないので代わりに416で仮説実証して行きます!たしか、あの時の感覚は、こう…アタッチメントを装着するように、纏って…。

 

 

 

「416!?」

「これは…!」

 

 

 

 

 出来た。いや、でもこの前とちょっと違う感じがする。右手にはHK416の本体を持ってるけど、そのほかに腰にいくつかグレネードがある。服は変わってないから、装備だけなのかな?あと気づいた、416が消えてます!ってことはこれ、もしかして…。

 

 

 

「人形を【アタッチメント】として私自身に装備してる…?」

『…どうやら、そのようですね。』

「指揮官、体のほうはどうですか?」

「…ちょっときつい。思いのほか体力持っていかれてるかも。」

「一度解除しましょう。あまり負担になるとさすがに…。」

「ううん、このまま動いてみる。おそらく、身体能力にも影響出てるはずだから。」

 

 

 

 右目でしか見ていないはずだけど、視界は両眼で見ている時と同じ状態になってる。それに、だいぶ先まで見えるってことは視力にもバフがかかってるかも。とりあえず、きついことに変わりはないので直線でダッシュしてみることに。ナインちゃんとMG4の2人は横で待機してもらいまーす。416の本体を背負って固定。クラウチングのポーズをとってそのまま…。

 

 

「よーい、どんっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果、やっぱり身体能力にもバフかかってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地下から出てきて、いまから春庭に戻るところです。限界になったら強制的に『装備』していた416が解除されて、私の横に顕現しなおしました。ちょっと、立つの難しいくらいに消耗してしまったのが情けない。でもこれで、仮説が事実になったので戦果は上々。あとは努力さえすれば何とかなりそうですなー!そんなわけで今はナインちゃんに背負われています。ナインちゃん、気のせいかすごくうれしそうだね。うー、ちょっと恥ずかしい。

 

 

「我々が単体で動くほかに、指揮官の力としてつけるようになったのはいい結果でしたね。」

「さすがに416が消えたときはびっくりしたけどねー。」

「うん…でもしばらくは基礎訓練で終わりそう…。」

「病み上がりなのに無茶をするからですよ。」

 

 

 たしかに、病み上がりだったから体力落ちてたかも。ショウガナイネ…しばらくは本当に基礎訓練で終わっておきます…。そして工業高校に行かずに雄英に志望を出すことにしますかー。まだちょっと迷ってるけど、先生からの推薦もあるし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でもどこか、すっきりしたような気分で雄英に行こうという気持ちもあった。

 

 

 卒業まで、あと1年と少し。




416「ああ居た。正臣さん、少しいいかしら?」
正臣(まさおみ)「おや、ヘッケラーさん。また何かご所望で?」
416「そのうち、何人かでいろいろすると思うから場所を確保しておきたいの。人目につかないところで。」
正臣「ありますよ。この屋敷の地下にちょうど管理から外れたあるものがありまして。」
416「…じゃあこれ、歌姫じゃないけど。カフェのマスターが趣味で歌ってたものだけど。」
正臣「なんと!!!!お任せを!!!話をしておきますので必要とあればいつでも使ってください!!!」


やから始まる自由業の人との会話。404小隊と関わるようになったら姫を守る親衛隊みたいな感じになったらしい。同業者が攻め込んできたら静かに対処してるらしい。後ろ暗いこともしなくなったとか。




指揮官「先生、親とも話をして決めました。雄英行きます。」
先生「よかった!」
指揮官「ただし、推薦はなしでいいです。実力で行きます。」
先生「えぇ!?」


チャレンジしてみたいお年頃。どうせなら試験を受けたいらしい。親にも話した。めっちゃ喜ばれた。






404小隊と自由業の方々とのエンカウントは険悪だったのに404小隊にぼっこぼこにされてブツを出されたらあっさり下った。それでいいのかやから始まる方々よ。416はヘッケラー、45はシーナ、9はクオンと名乗ってる。











 


 ずっと、どこかで思っていたのだろう。私は『みんなの』ヒーローにはなれない。私がなりたいのはきっと『彼女』たちのヒーローなのかなって。
 戦うことを目的として作られた人形。それなのに、感情をもって、心を持っている。ならば、人と同じものを見て、知って、感じてほしい。そう思ったからなのかもしれない。

『彼女』たちに、戦わない世界を生きてもらうために。そんなちっぽけな理由で私はヒーローになろうじゃないか。
 

それが、私がしたいことなのだから。
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