ウサギ、まさかのハンドアックス投擲でご臨終&S取りました。うっそやーん…
先に待つは、荒事のみ
「えー、第2回現実世界反省会を始めます。」
どうも、指揮官です。USJ襲撃から1日、本日は臨時休校となったため、春庭を貸し切って人形たちと反省会をしております。なぜに反省会だって?HAHAHA!不用意に全力展開してると何もできないというのが発覚したからだよ!
と、言っても。本来であれは顕現5体+装備1体ができるのですが…昨日はある設備をこちらに持ってくるために装備枠を圧迫し…結果としてKarが合流してくれるまで何もできない状況が出来上がってしまったのでした。そのため、反省会自体はすぐに終わったのだが…。
「本当に!すみませんでした!!」
「RO、ストップ。もういいって昨日言ったじゃん…。」
ROがめっちゃ気にしてました。ごめんよ…。でもこの調子だとお咎めなしってのが響きそう。なので…
「じゃあ、この後の試運転の相手をお願いするよ?はっきり言って調整なんてあるようでないものだから、覚悟してね?」
「喜んでお受けいたします!」
サンドバック(悪い言い方)をお願いしました。…この字面だとROがドMみたいじゃねぇか。
さて、それで昨日4人に頼んでいた設備というのが…春庭の裏に置かれた【箱】である。大きさ的にはゴルフバック辺りかな?と言ってもこの箱、ただの箱じゃない。中身は精密機器が詰まっているけど、役目は【基地の中にあるデータを実体化させる】ための物だったり。簡単に説明すると私がスマホでこの箱はWi-Fi、人形達は通信データみたいなものです。みんなを呼ぶのが楽になったよ!バッテリーを使わなくてもこの箱の影響範囲内なら自由に出入りできる。よく作ったね…イングラムと92式がメインで動いてたらしい。お疲れ様。
さらに!この箱はみんなの出入りを自由にするほか、データベースにある物の一部を私の【装備】としてだせる、らしい。それをこれから試すつもり。
「それで指揮官、いったい何を出すつもりですか?」
「んっふふー。日本人のゲーマー御用達の近接用の武器、刀を出したいけど…データベースにあるものでそれっぽいもの、なおかつ大きさ的にちょうどいいのが一つあったんだよねぇ…。これこれ。」
「えっと…これを出すのですか!?」
「あ、ごめん。一部は見たくないと思う。周回数のトラウマ的な意味で。」
スマホの画面をM4に見せる。うん、ごめんね。でも文句はその時の運営に行ってほしいなー。主に製造率とドロップ率に関して。
その画面に映していたのは…2-6の鉄血のボス、「処刑人」が持っている大ぶりのブレードでございます。いや、さすがにそのままじゃなくて若干サイズ変更はするよ?
「さて、それじゃあ…試運転と行こうか!」
れっつごー試し切り!どこまで振り回せるかな…。
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片腕で黒いブレードを横薙ぎに振る。次の動きなど考えない大きな動き。その隙を狙うことは容易だが、ブレードから疾る赤黒い稲妻がそれを許さない。接近されてしまえば、銃よりもナイフや拳の方が脅威となる以上、ROに残された行動は回避の一択のみ。その顔に余裕はなく、いつ首を取られてもおかしくないと言った表情だ。
振り抜いたブレードをクルリと手の中で反転させ、下から首を狙って一閃_______
「そこまで!」
「っはぁ…はぁ…。」
「あっぶね…ごめんRO。大丈夫だった?」
___する前に合図がかかって止めました。危ない、本気になりすぎて首落としにかかるところだった。
試運転のために来たのはヤクーザの人たちが持ってる屋敷の武道場です。なんだかんだあって、ヤクーザの人たちと懇意にさせてもらっております。最近だとヤクザかどうか怪しいって本人たちが言ってた。どういうことやねん。組の名前は霧島組と言うらしいです。マイクチェックしてそう。
相手をしてくれたROは、思いのほかに激しい攻撃を受け続けたせいかオーバーヒートぎみっぽいです。そこまでぎりぎりだったのか…ごめんよ。本当に最近、好戦的になりすぎてる…何とかしないと。
「…ちょっと処理が危険域になりかけていますが…大丈夫です。」
「ROで処理がぎりぎりって…指揮官、そんな動きどこで覚えたの?」
「前世のゲームの動きパクっただけ。正直、処刑人の動きなんて真似できないと思ったから、まだ現実味のある動きをね。」
わきで見てたSOPちゃん、めっちゃ目を輝かせてるんですけど。え、何?そんなに勝負したいの???やめてね…抑えが利かないし調整もできてないから。
データ取りの為にパッドを持っていたAR-15が顔を上げる。その表情は…何とも言えない微妙な表情だった。うそーん、何か問題でもあったの?
「指揮官、いい話と悪い話、どっちから聞きたい?」
「悪いほうからで。」
「わかったわ。悪いほうの話としては…これを単体で使い続けるといずれ死ぬわ。そのブレード、というよりは鉄血製の物限定だけど…それに侵食されるって感じかしら。」
「はぁ!?…いや、細かいことはあとにするけど。それで、いい話は?」
「単体だと使いすぎで死ぬけど、私たちを【装備】したままで使うことが可能ということと、【装備】をすることで侵食を防げるわ。」
ってことは…【装備】前提で使わないといけないってことか。単体で使いすぎると死ぬとか…自分の個性に殺されるのは勘弁願いたい。でもこれで、一〇〇式やFAMAS以外の銃を持つときにも接近戦に対応できるようになったということだ。うん、ものは試しだね!
試運転、もとい試し切りは無事…無事?終わったので帰ります。帰りに416が何か渡してたけど…詮索しません。大きさ的にはCD辺りっぽいけど。
明日は普通に学校だからあと大人しくしてよう…。でも時期的に行事ありそうだなー。その話でもするのかな?
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「お早う」
『相澤先生復帰早えぇぇぇぇ!!!』
めっちゃふらついてる。え、マジで早いけど絶対安静じゃないですか???ぐるぐる包帯巻いててミイラにしか見えん。そのまま教卓につき、連絡を一つ。
「俺の安否はどうでもいい。何よりまだ戦いは終わってねぇ。」
「戦い?」
「まさか。」
「まだ敵が___!?」
「雄英体育祭が迫っている。」
『クソ学校っぽいの来たぁー!!』
あっこれお披露目会のタイミングばっちりですね。でもやったぜ体育祭。吾輩大好き。でも襲撃騒ぎがあったのに決行するの???あ、警備は5倍にするんですか…5倍!?
うん、まぁオリンピックが形骸化してしまった以上、これ以上盛り上がる行事もないですよね…。何より個性が目立つから派手だし、場合によってはスカウトもあるもんね。そのまま卒業と同時に助手行きとかもあるらしいし。
開催は2週間後。それまでの間にいろいろとやらないといけないことが増えたなぁ…。
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『指揮官、お披露目会をするといったことを話していましたが…。』
「うん。体育祭がちょうどいいだろうね。でもその前に、さ。」
『ご両親に話すんですね?』
「…そのつもり。」
親にこの個性について話す。そう決意したのはいいけれど、正直なところ「怖い」というのが本音だ。何せ、ずっと騙してきた事からくる罪悪感と何を言われるか予想がつかない不安感でいっぱいなのだ。
家に向かって歩く足を止め、その場で立ち止まって考えてしまう。
拒絶されてしまったら、どうしようと。
『大丈夫ですよ。なにせ、指揮官のご両親ですから。』
「…だといいけど。それでも、怖いものは怖いんだよ、もも。」
本当に、言うべきか迷っている事に変わりはない。でも、いずれは話さなければならないし、
拒絶されるかもしれないという不安とプレッシャーで、息が詰まる。どうするのが正解かなんてわからない。いくら前世があるとはいっても、所詮20に至る前に死んだのだ。そんな出来事なんてあるわけがない。それはそれで幸運だったのかもしれないが。
「…っ!」
「大丈夫。大丈夫ですよ、指揮官。」
後ろから一〇〇式に抱きしめられる。この体にかかる重みが、熱が、彼女の存在を証明する。一人じゃないということを改めて実感し、少しだけ、ほんの少しだけ気が楽になった。
「…うん、ありがと。おかげで覚悟が決まったよ。」
「いざとなったら私も出て話しますから。きっと、きっと大丈夫です。」
「ふふっ、そうだといいなぁ。」
さて、覚悟決めて話そうかな。
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あのあと、親に本当のことを言いました。さすがに前世持ちってのは言わなかったし、彼女たちが元はただの電子データだったことも言ってないけど…今言えることは全部話した。途中でももちゃんにも出てきてもらって、横にいてもらったけど…心配してた反応は来なかった。と、いうより寧ろ「よく正直に言ってくれたね」って頭なでられた。プレッシャーでやばかった身としては、そのまま安心して泣いてしまった…情けない。
しかも母上、戦術人形たちに対しても「奏の個性から出てきてるなら私たちにとっても家族ってことね!」って言ってくれた…。ももちゃんも頭なでなでされてたね。父上はちょっと納得してた感じがあったけど。なんでも、家に帰ってきて寝落ちしたはずなのに、いつの間にかソファーなりベットなりに寝かされてたことが何度かあったようで。多分、家のほうでいろいろやってた誰かが運んでくれたんだと思う。というか、そんなことしてたんか…。
でも、これで後腐れなくお披露目会ができるようになったから大丈夫だろう。
次の日。授業が終わって、さあ帰ろう!と思った矢先。なんか、めっちゃ教室の前が騒がしいんだけど。
『生徒ばかりですね…。もしかして、偵察じゃないですか?』
「よりによってか…面倒な。」
M1ガーランドが言う通り、教室の前にいるのは生徒のみ。おおよそ、体育祭の前に様子を探っておこうといったところか。正直に言おう。邪 魔 だ !
あ、でもその前に爆豪君が思いっきり喧嘩売ってる…やるなぁ。しかしそれに応戦する隣のクラスの生徒。めっちゃ目つきわっる!ちゃんと寝てる?大丈夫?
『…宣戦布告、ですか。』
「ストップ、ガーランド。クラス全体に言われたことだからスナイプ狙わないの…。やるなら本番で撃て。」
『本番ならいいんですか、指揮官…。」
許す。どうせならお披露目もするんだからその時にな。
でもその前に…流石に帰るのにうざったいから散らそうかね。
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放課後になって、帰ろうとしたら教室の前にできていたのは人だかり。体育祭の前の敵情視察らしいけど…ここまで来るとは思わなかった。かっちゃんが思いっきり目の前の生徒たちに対して「意味ねえから。どけ、モブ共」って罵倒してる…。それに応戦するように出てきた生徒と言い争いになって、収拾がつかないと思った時だった。
後ろから来たのは、左目に黒い眼帯を付けたクラスメイト、秀内さんだった。鞄を持っているから、きっと帰るところなんだと思う。でもこの人だかりじゃあ教室から出るので一苦労だと思う…。少し人が少なくなるのを待とうよって言おうと思って肩を2回ほど叩いたら、こっちを向いて「大丈夫大丈夫、ちょーーっと脅して出てくから。」って笑いながら言って行っちゃった。
そうしてかっちゃんの横に行くと…
「別に敵情視察とかしに来てもいいけどさ…_____邪魔をすれば、容赦しないよ?」
たった一言。けれども、その一言とともにその場を支配したのは強烈な威圧感。襲撃事件の時のヴィランたちとは違うもの、けれども圧倒的な気配。思わずすくみ上ってしまった。教室の前にいた生徒たちも、秀内さんが歩いていくと道を譲るようにして割れた。
そのまま彼女はヒラヒラと手を振って帰っていった。かっちゃんと言い争いをしてた人も黙り込んでしまい、そのまま生徒たちはそそくさと教室の前から立ち去っていった。
彼女の実力を、思わぬところで実感してしまった。けれども、かっちゃんは逆に燃えているようだった。
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『…っあはははは!!!』
「ガーランド…笑いすぎだよ…。」
『す、すみません指揮官…。んっふふ、でも、あそこまで啖呵切ったなら個人優勝狙わないといけませんね?』
「優勝かー…。ま、お披露目会に飾る花として狙おっか。そうと決まれば…。」
『近接戦のほかに、いろいろと調整しなければなりませんね。』
「だね。いつぞやのフル訓練と同じ感じになるけど…手伝ってもらうよ?」
『もちろん。みんなにも声をかけておきます。』
帰り道、来る体育祭の目標は決まった。ならば、全力で行こうか!
M4「指揮官、あの時使ってた動きはゲームを参考にしたと言っていましたが…。」
指揮官「ああ、PS●2って言うゲームの中で刀があってー。その中の【グレ●テッセン】っていうのと【シュンカシュン●ン】ってのを真似してた。」
M4「あれも十分無茶な動きだと思いますよ…。」
PS●2、万能説。シリーズでやってる身としてはP●P時代の2iが一番好き。ディオスめっちゃ好きでした。ちなみに実際にやっている刀でお気に入りはタガミです。
指揮官「寝落ちしてたの誰がカバーしてくれたの?」
もも「指揮官の護衛以外で動いていた人形だと思いますけど…。」
M249「あー、それあたしかも。他にも洗濯とか食器洗いとかもやってたけど…もしかして怒られた?」
指揮官「まさかの!?」
もも「流石にこれは…驚きです。」
M249「いや、あたしだってやるときはやるよ?家事ってのも案外楽しいものだったし。」
我が司令部の夜戦エースはやる気がすごい。全部MVPとっていくもん…。意外な才能ありそう。
指揮官「鉄血のもの以外だと…お?これは何ぞ…?」
??「デレター!ヨロシクー!」
指揮官「のおおおおああああ!?ちっさ!えっかわいい!」
とある物との邂逅。日本に実装されてないけど本国では猛威を振るっておる。細かく言うと編成画面の右端におけるあの子たち。今はカギマーク付いてますけど。