対ヤクザ編入ります。先に宣言すると…本編とだいぶ内容が変わると思う&本編視点がめっちゃ少なくなる&時間がかかって間隔が空きまくる可能性があります。ご了承ください。
低体温症、楽しかったですねぇ!ランキングは専用装備諦めてスキンだけにします。資材死ぬって。コンテンダーが欲しい。エチエチ
あともしかしたら感想への返答ができないかもです…ネタバレしたくない…っ!
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無事仮免試験が終わり、少し疲れを引きずったまま起きた次の日。夏休みが終わって始業式!と思ったその時であった。
共用スペースは1階にあり、校舎へ向かうとすれば必ず通るのだが________そこで爆豪君と緑谷君が眠そうな顔をしながら掃除機をかけていた。
現在時刻はAM5:45位。皆はまだ寝てるか起きはじめといったところの時間であり…私のように朝一番で体を動かすようにしている人以外ならいないはずだ。
「…2人ともなんかやらかした?」
「「…。」」
無言。されどその態度は肯定と思われる…。マジで何したんだよ。
「____喧嘩して謹慎、とな。」
「うん、まあ。」
事情を聴けば爆豪君はそっぽ向いて掃除を再開、自分からは言いたくないというのがありありと感じられたぞ。だがしかし、他の人みたいに罵倒してこないのは何故…ちょっと気になる。
緑谷君は掃除の休憩も兼ねて簡単に教えてくれた。
ところどころぼかされた感のある説明だったものの、まあ分かった。でも一つ、今までの様子を見ていた感想としては____
「よく今まで爆発してなかったよね、爆豪君は。」
「かっちゃんは口は悪くてもちゃんと考えてるから…流石に時と場合をわきまえていたんじゃないかな?」
「って言っておきながら仮免の日の夜に暴れてるじゃん。」
「ごもっともです…。」
日々の鬱憤はまとめて爆発させてはいけませぬぞ…これ実体験からな。前世持ちって言う特殊すぎる体質(?)だから言えるけど、あまり溜めると悪い方向に行ったりすることが多いからね。特に考える人とかは。
時計を見れば6時になっていた。そろそろ走り始めないと人がどんどん増えてきてしまう。座っていたソファーからスクっと立ち上がってくるりと反転する。
「まぁ、緑谷君も何かあるみたいだしこれ以上は深く聞かないよ。ともかく________喧嘩するにしてもばれないようにしなよ。」
「気にするのそっちなの!?喧嘩するなとかじゃないの!?」
「喧嘩はやってなんぼでしょ。じゃないと伝わらないアホだっているんだし。」
「秀内さんが意外と物理に走ってた…。」
「元からだよ。頭使うのはそんなに得意じゃないし…それじゃあねー。」
そのまま手をひらひらと振りながらお外へごー。疲れが取れてないから今日は外2周でやめておこうかな。
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「…なあ、本当にそこが本体なのか?」
『ええ…悪いけどそうらしいの。それはあなた達が一番わかっていると思うけど。特に、副官の一〇〇式機関短銃さんはね。』
「って言っているが、そこんとこ教えてくれないか?副官。」
「事実ですね…基地のリストに名前があったのにそれに纏わるダミーや本体、あまつさえ弾丸の追加なども見つかりませんでした。門が開いた、と報告を受けたにもかかわらず手ごたえがなかったのは
指揮官の私室で、PC画面に向かって話しかけるM16と一〇〇式の2人。その画面にはよく見るショートカットのアイコンなどが並ぶほかに、M1887と呼ばれるショットガンの戦術人形が困ったような顔をして2人と会話をしていた。しかし、肝心のその人形が映っているのはよくある通話ソフトなどで見るようなカメラ越しではなく…そのまま画面の中にいる、と表現できる様子で映っている。
「指揮官のもとにいる人形は死んだときのままであり未入手や未実装などは存在しない代わりに知識などはだいぶ先まである、はずだったが…それを補う形で門が現れて、G11やAK-12、そして行方不明のAUGに
『それを言いたいのは私もよ。まあ、電脳体というのも面白そうだからしばらく動く気はないんだけども。』
「とりあえず、指揮官はしばらくこの部屋に戻ってこないので夕方に説明などをしましょうか。それと、M1887は
『分からないわ。でも時間はあるようだし、試してみる。』
「お願いします。_____それとM16、あとで副官室に。少々聞きたいことがあるので。」
うげ、という顔で逃げようとするM16。しかし副官の顔はそれを認めないと宣言しているようなもの。その光景を間近で見ていたM1887は思わず、クスリと画面の中で笑った。
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始業式で校長が少し気になる話をしたり、生徒指導のハウンドドック先生が若干自我を失う位にキレる事案…爆豪君と緑谷君の喧嘩など慣れない寮生活を注意したりとした後。
わたくしは現在、いつぞやの病院に来ております。
「うーっす。言われた通りに来ましたぞー。」
「_____もう少し素を隠せバカ。まあいい、保健証は時雨に渡して荷物はこっちの椅子に。あとは学校提出用の書類があるはずだからそっちは大淀に渡してくれ。」
「ほいほい、よろしくー。」
前世の口調を表に出しても気兼ねせずにいられるのはいいねぇ…。というわけで、和田抓先生の病院に定期検査の為に来ております。
言われた通りに保険証を出したり書類を出したりとした後に奥のレントゲン室へ。
夏休みの合宿で襲撃を受けた際に、他の人と毛色の違う攻撃を受けてしまった私は時間をおいての定期検診を受けるように打診されている。今となってはそういったことに対する抵抗もあるので問題はないが、数値上で確信を得るまでは油断できないとのこと。だがしかし、このご時世敵が活性化している現状、一般の病院では検査内容が曖昧、あるいは腕がよくないと困るということで指定病院以外は基本的に行けないようになっている。
その点、ここ和田抓医院は腕もよく信頼もできるということで、すこーし面倒な書類を書かなければいけなくなるというデメリットを背負うことで来れるようになっている。私は特殊の塊なので、今後一般病院に行ったらしつこく絡まれそうだからありがたい。おまけに先生も似たり寄ったりで提督という状況で話も通じるので気が楽なのだ。
…言ってしまえば中身は結構な年食ってる成人だからなぁ。私に関しては高卒で死んだから学生気分が抜けなくて子供感半端ないけど。
「それで、最近はどうなんだ?」
「……日常のほう?それとも体のほう?」
「両方だ。あとなんだ、反応鈍かったってことは疲れているのか?」
「3つの質問かいな…まあ、おおむね問題なし。昨日はヒーローの仮免試験で無理したから床ペロしたけど。反応が鈍いのはそれでまだ眠いから…うぼぁー、駄目だまだ眠い。」
「…うん?無理して床ペロってことはまたぶっ倒れたのか!」
「お、おう…というか提督、そこまで大きい事なの?」
「検査追加だバカ野郎。レントゲンと血液検査で良かったはずなんだが頭もチェックだ。_______お前は自覚が足りなすぎる!脳を自分で焼きつぶすつもりか。」
「まってそこまでやばいの??」
いつもの調子で白状すれば返ってきたのは驚きの答え。使いすぎはまずいなーと自覚していたけどそこまで生死に関わるデメリット、というか反動があったとは思わなかった。
思いっきりその考えが顔に出ていたのか、顔に手を当てて天井を仰ぎながら「あぁー」みたいに嘆いている提督。明らかに「こいつここまでやばい奴か」って感じだ。
「いいか?そもそもお前さんは艦娘…じゃなかった。戦術人形をどういう仕組みで現実世界に『実体』として顕現させているか把握しているか?」
「全然。オカルトパワー的な何かとしか思ってない。」
「それもある…が、実際は少し違う。そうだな…簡単に説明すると水道だな。俺と嬢ちゃんは「バルブ」、人形たちは「水」と思ってくれ。普段は俺たちという体にストックされている水、要は人形や艦娘を「個性」という弁で表に出てこないように塞いでいる。」
どこからか持ってきた紙に簡単に図を書きながら説明し始めた提督。流石医者、説明手馴れてる。
「体の中にいる彼女たちを現実に出すためには弁を開いてバルブを回す必要がある。だが、全開にすれば弁もバルブも水圧に耐えれず壊れる_____つまり許容限界を超えてしまうと、個性を使うのに重要な脳が処理限界を起こして壊死する。」
「なるほど…マジでヤバイ状況だったんだね。」
「そういうことだ。…というか、理解速いな。」
「前世は工業系の学生だったし、就職先もそういったことに携わっていたからねー…少しだったけど。」
提督の説明がとても分かりやすくてありがたい。
それにしても…まさか使いすぎによる反動で死とかシャレにならない爆弾抱えてたな…。これは少し、考えと動きを改めないと直葬コースまっしぐらだ、それは勘弁してもらいたい。
「はぁ…ともかく、しばらくは呼ぶ人数を少なくしておけ。脳に過負荷…あー、オーバーヒートといったほうが的確かもしれないな…それが完全に抜けていないはずだから、1か月は今出せる人数の半分以下、そのほかの付随能力も控えるように。」
「了解。おとなしく…って言ってもヒーロー科だから完全に使わないってのは無理だと思うけどね。」
「それでいい。______一応、やりすぎで脳が焼き切れること以外に、どんな危険性があるかも聞くか?」
「リスクは知っておいて損はないし、聞きます。」
提出した書類に書いた時間より伸びちゃうけど、流石にこれくらいは怒られない…はず。病院だから予定外のことがあっても多少は許してくれるといいなぁ…。
結局、話が終わって教室に行くと…誰もいない。みんなどこ行った?と思って、ちょっと教室を見渡せば黒板に書かれている文が。
『秀内へ 体育着に着替えて体育館γへ 授業終了15分前なら来なくていい』
「うん…?今日は座学のはずだよね、確か。まあいいか。」
特に疑問に思うことなく着替えて体育館へ。
何やら音がするなーっと思って扉を開けた瞬間見えたのは________上半身裸で戦う見たことのない顔の人と、地面に倒れてお腹を抱える何人かと、上半身裸の人に襲い掛かるクラスメイト達だった。
「病院から帰ってきたと思ったらリンチが始まっていた。」
「やっと来たか。予定時刻過ぎてるぞ。」
「すみませんね…検査項目1つ増えたので。それで、この状況はいったい何ですか?」
この会話をしている間にも上半身裸の人_____よくよく見れば先輩があっという間に移動しては鳩尾に一撃決めて確実に地面へと落としていく。瞬間移動と思わしき速度だが、どうも違うようだ。皆の攻撃がすり抜けているし、地面に半分だけ埋まったりしていることから透過系の個性と思われる。うーむ、経緯はわからないけど相性が悪そうだ。いなくて正解かも。隣で大人しくしている轟君はいろいろ追い付いていなさそう。まあ初見殺しって言えるもんね。
「全員沈んだな。説明は…面倒だからしない。何となくで考えろ。」
「横暴過ぎませんか先生!?」
結局、細かいところは分からなかったけどインターンに関することだったらしい。前回のあれとは違うようだな…油断した。
その後は簡単な説明と反省になり、特に気になることもなくいつものように過ぎていった。
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ビー、とアラームが鳴り、部屋に付けられた監視カメラが対称の方向へと即座に動く。しかし、モニターに映る姿は特に変わりなく、異常の類はなかった。
「またか。ここ最近やけに動いているな…。」
「早く罪状の確定と刑の執行が行われてくれないと、こちらの身が持たんな…手順が多いのも悩みどころということか。」
監視室に並ぶモニターを見つめつつ、そこにいる2人がつぶやく。件の部屋が映されたモニターに映るのは_____オール・フォー・ワン。椅子に生命維持装置とともに縛り付けられた姿は哀れにも見える。
『ああ、すまないね。僕が
「呼び起こした…?おい、周辺に怪しい奴がいないか、あとデカい組織関係も見張るように各省庁へ連絡。」
「ああ。…くそっ、こいつのシンパが多いのは面倒だ。」
そう言ってボヤく2人をあざ笑うかのように、オール・フォー・ワンは僅かに肩を揺らした。
中身だけでいえばアラフォー近い元高卒と還暦過ぎた元医者・現医者やぞ。でも2人ともオタークなので立場も年齢も気にしない。
最後のやり取りはそこそこ重要。セリフ回しは最新刊前後のを使ったけど。
爆豪なんで強く来ないの?
→ヒント・体育祭の暴挙