我の相棒がバッドエンドを迎えるわけがない   作:もよぶ

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第六話

修学旅行二日目、グループ行動となる。

材木座のグループは比企谷の後をついていく形になる。

「由比ヶ浜さんやっぱり比企谷にベッタリだな」

成田が残念そうに言う。

 

遠目に見ても由比ヶ浜は常に比企谷の近くにいようとしているのがよくわかる

「手を繋ぐとかなんかすればとおもうのだが人の目もあるしな...」

材木座は由比ヶ浜の思考を読んでみる

『私だけヒッキーのとなりにいるなんてゆきのんに対してフェアじゃないよね、抜け駆けはよくないよね...』

 

「んもう、ガンガンアプローチせぬと八幡は落ちぬぞ」

比企谷の思考を読むと

『なんか朝から見知った顔が後ろついてきてるんだけど、なにあいつそんなに俺のことが好きなの?それとも自分がリア充グループに入ったのを見せつけたいの?』

 

「ウームバレバレのようだのう、しかし相変わらずのひねくれっぷりだな」

材木座が苦笑してると

『そんなことより葉山の奴なんかおかしくないか?なんであんな行動取ってるんだ?まさかあいつ...』

 

「八幡も気がつき始めたようだな」

若干遠いが思考を読める範囲は結構広く、葉山の思考も読み取れた為、読んでみてたがやはり戸部を海老名に近づけないように邪魔するようにしているようだった。

 

海老名の思考を読んでみると

『ヒキタニくんはわかってくれてるのかな?隼人くんはわかってくれてるみたいだけどやっぱり頼りないな、ヒキタニくんは文化祭や体育祭時みたくやってくれるよね?ちゃんと頑張ってほしいんだけど、もちろん私たちと結衣との関係も悪くならないようにしてくれるんだよね』

 

「あの女子は考えが黒すぎる、体育祭の時はオープンな腐女子だなと思ってたが本当に性根が腐っておるようだな」

 

竜安寺にて石庭を見ていると成田が材木座の肩を掴む

「あれ雪ノ下さんじゃね?」

ちょうど雪ノ下と由比ヶ浜、比企谷がそろってなにか話しているようだった。

そのまま三人でどこかに移動する模様

「ついてってみようぜ」

材木座も依頼の件もあるのでついていきつつ雪ノ下の思考を読んでみるが

『こんなところで比企谷くんと出会うなんて運命ね、どうして同じクラスじゃないのかしら?班行動なんて無意味なのだから比企谷くんとずっと一緒にさせてほしいわ、これでは由比ヶ浜さんのほうが有利じゃないの、比企谷くんはどう考えてるのかしら?やっぱり由比ヶ浜さんの方が好きなのかしら?やっぱり比企谷くんも大きい方がいいのかしら...』

 

「...雪ノ下殿は八幡のことで頭一杯みたいだな」

 

『依頼の件はクラスメイトに参考になりそうな場所色々聞いたから活用できるといいのだけれど、それより明日比企谷くんと由比ヶ浜さんと回ることの方が重要ね』

 

「本当に三人一緒にいるな、しかも仲良さそうにしゃべってる」

悔しそうに見ている成田をほっといて

「結局明日に持ち越しか、明日は我らは滋賀までいくからその間に嘘告白されると困るな...」

班行動も一区切りついたので材木座は落ち込んでる成田を引っ張ってホテルに戻ることにした。

 

ホテルに戻るとまたゲーム大会が始まるが

「ちょっと八幡のところにいってくるのでな、後は頼んだ」

材木座は比企谷のところへといく

「はっちまーんお元気?」

「元気じゃない、今日も戸塚と風呂にはいれなかった」

 

「相変わらずだのう、ここの風呂は気持ちがよかったぞ?」

といいつつ比企谷の思考を読む

『クソ!三浦に全部ばれてんじゃねぇか!三浦まで今の関係を崩したくないとか言いやがって、葉山の奴、本当に任せていいんだよな?』

 

「もう後には引けないな、どうしたらよいのだろうか?こうなったら嘘告白するときに力付くで八幡を止めるしかないのか?」

材木座は決意を固める

 

「八幡よ戸部殿の件実行するとしたら明日なのだな?」

「ああ、あとやれるとしたら告白する場所を決めてやるぐらいなんだが、まだどこでやるとか決まってないんだよな。どのみち明日は雪ノ下と由比ヶ浜と回りながら決めるから戸部に告白させるとしたら夕方かなぁ」

 

「んではその時に我も必ず呼んでくれまいか?協力すると言った手前一応我も立ち会うべきであろう、明日の日中は完全に別行動になるわけだし」

 

「おまえも律儀だな、わかったよ。ちゃんと連絡するから、たしかおまえんとこはあれだっけ?けいおんの所にいくんだっけ?」

「そういう言い方だと二次元に旅立つ様に聞こえるのだが、まあよい、何か行きたい人が結構な人数になっててな、頼むぞ八幡、ちゃんとお土産買ってきてやるでな!」

 

「そのけいおんのとこってお土産なんて置いてあるのか?」

「しらぬ、適当に言った」

ニヤニヤしている材木座にムッとした比企谷は飛び付いて殴る真似をする、

「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというのを!」

「ふん、当たらなければどうということは...グボ!ちょっと八幡?肘、肘入ってる!」

バタバタと遊んでると戸塚が帰ってくる

 

「なんだか楽しそうだね、僕も混ぜてよ」

「戸塚ならいつでもウェルカムだ!」

「三人揃ったのだからまたウノしようぜ!」

材木座はまた懐からウノを取り出す

「しょうがねぇな、今日は負けないからな」

そうして三人でまたウノを始める。

今日はメガネの力は使わなかったがまた比企谷は負けてしまった。

罰ゲームの買い出しは二日連続なのは可哀想という戸塚の意見でじゃんけんの結果材木座が行くことになってしまった。

「なんだかんだで八幡との時間は楽しい、絶対に嘘告白なぞさせるものか、やはり我が止めて見せる」

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