幼馴染は赤髪ポニテっ娘   作:ノブやん

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無茶苦茶久しぶりの投稿


第十二話 親子の再開

「わしゃわしゃ~♪」

 

「わしゃわしゃ~♪」

 

「わふ~ん♪」

 

 陽楽に向かう途中、涿郡でふー姉と会った(帰還報告後の)帰り道に買った大きな樽の底に少し傾斜を付け、水を抜くための横穴を開け、栓を付けた樽に気で暖めたお湯を張り(気が異世界モノの魔法と化してるんだが、あまり考えないでおこう)、涿郡の宿屋でDIYした、足の高さを調節して沈めた時に水平になるようにした円形の竹製の簀の子を沈めたお風呂に、ねねと張々と一緒に入り俺はねねの頭を、ねねは張々の体を泡々になって洗っていた。

 ちゃんとお風呂用に買った天幕の中でだから覗かれる心配はナッシング。

 ちなみに、馬と荷車は涿郡に着く前に購入している。

 

「女の子なんだから、ちゃんと髪の手入れもしないとな」

 

 お風呂上がりに椿油を使って、ねねの髪の毛の手入れをする。

 

「ぶー。髪の毛なんかどうでも良いのです~」

 

 と、ぶー垂れているねねの声を無視してお湯を張った桶に椿油3~4滴入れ、よくかき混ぜた後、お湯を手ですくって髪の毛に少しずつ馴染ませていき、最後は気を使って操作した温風(ドライヤーがわり)を当てて髪を乾かしていく。

 お風呂に入った後は晩御飯を食べ、就寝用の天幕の中で寝た。

 

 道中何事もなく、冬になる前に陽楽へ到着。

 

 宿を先に確保してから、父さんの居る城へ。

 怪しまれたが、念のためとお願いして門番さんが渋々取り次ぎしてくれた。

 門に背を預け、その場に胡座(あぐら)の姿勢で座り込むと、ねねが組んだ足の上に乗ってきた。

 

 「時間かかりますね~」

 

 「しょうがないよ~」

 

 そんなやり取りをした後に、しりとりをしながら時間を潰していると、取り次ぎに行ってた門番さんが慌てた様子で帰ってきて

 

 「も、申し訳ありません李炎様!お待たせいたしました!」

 

 「いえいえ。それが貴方の仕事なんですから、気にしないで下さい」

 

 「はっ!お気遣いありがとうございます!では、私の後に着いてきて下さい。案内をさせて頂きます」

 

 部屋の前まで案内され、扉をノックして「父さん帰ったぞ~」と言うと中から「お~う。入ってこーい」との返事が返ってきた為、中へ。

 

「ただいま」

 

「おう。おかえり。で、そしてそっちが?」

 

「は、はじめまして!陳宮といいますです!真名は音々音です!」

 

「で、こっちのワンコが張々」

 

「ワン!」

 

 自己紹介後俺は旅での出来事、ねねを拾った理由等を語り、父さんからは俺が旅に出た後の事を教えてもらった。

 まあ、遼西郡令支県の中でも弱小豪族だったが政治的な理由で他の豪族が消される→父さんがその土地を吸収→また他の豪族が消される→父さんが土地を吸収

…を繰り返してたらしい。

 これ、白蓮の親父さんも絡んでるよな。

 まあ、味方は多い方が良いのは間違いないし弱肉強食だから仕方ないね。

 

 互いに近況報告し終わった後、適当に仕事を片付けた父さんと共にお城の近くにある家へ行き母さんに会った。

 母さんにもねねを紹介した後、家族そろって夕食を食べ、俺が樽で作った風呂で汗を流して就寝した。

 ちなみに、ねねは母さんに拉致られ一緒に寝室へ。父さんは張々と共に飲み明かしていた。張々…お前、酒飲めたのかよ。

 しかも、お座りの体勢で右前足でコップ持ってイッキしてた風に見えたけど…まあ、見間違いだな。うん。




ワンコがお酒飲んでるって書いてあるけど、これは小説です。
ご都合主義と言うやつです。

現実では絶対にやらないようにしてください。
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