感想も後日。
ーヴァルターー
更に仲良くなった玉城達、そして更に距離が近付いたシーツー。俺が求めていたモノを日本で見付けた、…出来ることならブリタニア本国に。素直にそう思う俺がいる、…そんな感じで悶々としとります。
俺とシーツー、玉城達と共に面白可笑しく旅行を楽しむ。こんなにはしゃいだのって初めてじゃないか? …ってな感じ。だがそんな毎日にも終わりがあり、後数日で玉城達の育った孤独院のある場所へ。内心寂しくはあるが、彼等を見習って顔や態度に出さぬよう振る舞う。
そして最後の日の夜、俺はホテルの一室でボーッとしている。ガラにもなくチーズくんぬいぐるみ・メスを抱き締めて、…俺の隣にはシーツーもいて同じ状態。二人揃ってボーッとしているのだ、楽しかった刻が終わるのだからな。…クールに決めていたシーツーも何だかんだで楽しんでいた、故に彼女も寂しいのだろう。
…暫くしてからシーツーが、『…ヴァルター。今までは別々のベッドで寝ていたが、…今日は一緒に寝たい。……ダメか?』とすがるような目で俺に言うではないか。服の裾を掴みつつそんな目で見られたら、…断れないじゃないか。それに俺も寂しいし、人肌を感じながら眠るのも悪くない。…そんなわけで、俺とシーツーは同じベッドで眠りました。お互いを抱いて温もりを感じながら、……それだけっす。俺はまだ一四歳なんでそーいうのはまだ早いっていうか、…シーツーとはそういう繋がりじゃないんで。
…で翌日、玉城達と共に孤児院へ。俺とシーツーには関係のない場所だけど、彼等のルーツである場所故に見てみたいと思って。そこで別れることになるが、…その時に言っておきたいことがある。もし…やる気があるのなら、我がバーンシュタイン家にて働いてみないか? …と。正確には特派にて、KMF開発の手伝いをしてみないか? ってね。まぁ直ぐにではなく、その前に勉強と訓練をして貰うけど。
そこらのことはきちんと説明するさ、…説明を聞いて貰って判断して貰う。出来ることなら来てほしい、…そして俺を支えて貰いたい。ドロテア&モニカは俺を支えることが出来ない、二人には学校がありそちらを優先させているから。シャーリーちゃんは年下だ、俺が親身になって支えてやらねばならない。黒髪美人さんは俺的に謎の関係、特派の技術者達は対等な同僚。シーツーは出会ってからの日が浅い、…が何つーか隣にいるのが当たり前的な? …支えてもらっているっぽい? それとも俺が支えてる? …深く考えると分からん、分からんけど必要な存在…だと思う。
せめて玉城一人、玉城だけでいいから来てくれないかなぁ~…。そんなことを考えながら歩いていたら、前を歩いていた玉城達が消えた。…え? 何処に行ったん? キョロキョロと見回せば、隣にいたシーツーが俺の服の裾を引きながら指を差す。…指の差す方へ視線を向ければ、玉城達が一人の青年に
近付いていけば、その青年は軍服を着ていて…。え~と、…日本の軍人さん? 好奇心を含んだ視線ビームをぶつけていたら、その視線ビームに気付いた青年が俺とシーツーに向かって会釈。そしてこちらへ玉城達を引き連れて来て、『旅行先で弟達と仲良くしてくれたようで感謝する。俺は卜部巧雪、コイツ等の兄貴分とでも言えばいいか?』と挨拶をしてきた。…おぉ! この人が玉城達の太っ腹な兄貴分! 軍人であるのなら旅費ぐらい何とか出来るか?
…と思いつつ俺も挨拶をする。ブリタニアのヴァルター・バーンシュタインっす、んでこっちがシーツーと。互いに手を差し出し握手をし、玉城達を含めて談笑する。旅行の話を中心にしていたんだけど、後半は孤児院関係というか玉城達のことに。日数的に最低でも一ヶ月で孤児院が無くなるという、その前に受け入れ先を探さないといけないらしい。卜部さんは仕事の合間に探したらしいが未だ見付からず、玉城達は何とかなるさのテキトーさ。………卜部さんが恨めしそうに玉城達を見る、…苦労しているんすね?
……………決まっていないならブリタニアに誘えるんじゃね? 来るかどうかは分からないけど、少なくとも卜部さんからの印象が良くなるのでは? そう思った俺は提案をすることに決める。…どういう反応が返ってくるかな?
個人的に卜部が一番だと思う。
仙波も悪くない。
朝比奈と千葉はイヤ。
藤堂にはやや失望した。