コードギアスー俺、知らんけどー   作:ユキユキさん

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何となく発言したことがヤバいかも知れんとのことで、今度から心の中だけにします。


因みに作者としては原作通りに進ませるかどうかというのは考えてません。ただ何となくそんなことを考えたってだけなんで。


いつも通りその時の作者の思考により話が進みます。



因みに会話シーン等が少ないのは、入れようとするとめっちゃ長くなりそうだからです。


とりあえず、ぼちぼちいきますわ。


第20話 ~俺、…とシーツーの夜。

ーヴァルターー

 

日本を離れる前に思い出作りとして近場を玉城達と巡ったんだが、枢木神社にて日本軍人にブリタニア貴族級のくだらないいちゃもんを付けられた。俺やシーツーはいいにしても玉城達が怒り心頭、宥めるのにちょい苦労してみたり。

 

帰国日前日に卜部さんが別れの挨拶と共に謝罪をしてきて、彼自身は大きなストレスを抱えているようだから精神安定の効果があるお香をあげたよ。俺が帰国しても連絡の一つでもくれれば愚痴は聞けるし、長期休暇を取ることが出来たのならブリタニアへ招待するよと言えば笑っていたっけ。元気付ける為の冗談と受け取った模様、…本気なんだけどね。

 

俺が帰国した後でも電話越しだけではなく、再び顔を合わせようと約束をして卜部さんと別れた。同期かどうかは分からんけど、仙波って人と互いに励まし合って頑張って下さい。

 

…帰国の準備を終えた俺は、日本最後の夜をホテルのテラスで迎える。………星が綺麗だなぁ。

 

 

 

 

 

 

刀の為に日本へ来て、シーツーや玉城達と出会った幸運。これも俺の『ご都合主義』が力を発揮した結果であるのは明白、本当にありがたいことですな。力をくれたの神? だと思うけど、超常的存在へ感謝の念を送っておこう。…星が煌めく夜空へ顔を向け、目を閉じて感謝の念を送る俺。分からぬ存在に届いてくれればいいんだけど…。

 

 

 

 

 

 

念を送ってしばらく、背後に気配を感じた。見るまでもなく分かる、この気配はシーツーだな。…シーツーもこの星空を見上げに来たのかな? そう考えていると背に感触が、シーツーの奴が俺の背に頭を押し付けているとみた。突然何だ? …と声を掛ける前に、『…ヴァルター。明日…帰国したら、…この関係も終わりだな。』とシーツーが先に口を開いた。

 

…関係が終わる? …彼女は何を言っているんだ? 同じブリタニアに住む者同士、帰国しても会うことは出来ると思うが。それにシーツーは黒髪美人さんの関係者だろう? 俺は黒髪美人さんと仲が良い、故にシーツーとの関係は終わること等ない。…黒髪美人さんがシーツーを制限することはないと思うが、…それともシーツーが何かしらを抱えているのか?

 

この旅行…本来は仕事だけど、シーツーと初めて会ってこれまで仲良くなった。隣にいることが当たり前だと思うようになった、彼女を尊重するというより対等に扱っていたと思う。シーツーも俺と同じことを思っている、…そう考えていたのは勘違いだったのか? …何てことを頭に浮かべるも直ぐに消す。シーツーだって楽しんでいたんだ、…その筈だ。

 

 

 

 

 

 

シーツーの言う関係が何を指すのかは分からない、終わることはないと言ってはみたが何を考えているのだろうか? …しばらくの沈黙の後、『…私は魔女なんだよ、…人とは違う。ヴァルターや百華達と過ごす日々が楽しくて忘れていたが、私は人を辞めた魔女なんだ。…ヴァルターとは違う、…違う存在なんだ。』と哀しそうな声色で呟くシーツー。…………シーツーが人を辞めた魔女? …何を言っているんだ? 関係が終わる理由…なのか?

 

シーツーの呟きに戸惑う俺、突然魔女だなんて言われたら誰だって戸惑うよね? それが共に行動していた娘ならなおのこと。何とか落ち着こうとする俺に対し、シーツーは懺悔をするようにポツポツと言葉を紡いでいく。奴隷から始まり不老不死のシスターに救われ、ギアスという不思議な力を与えられた。その過程で力に溺れて本当の愛を見失い、信頼していたシスターに不死の運命を押し付けられた。…その結果、魔女として処刑され続けるも不死故に生き続ける。何よりも死を望むがそれを叶えることが出来ず、不死の運命に流されて黒髪美人さんと出会った。

 

黒髪美人さんと出会うまである組織に身を置き、現在もそこで世話になっているとのこと。何人もの人間をギアスで狂わせた、与えることで人生を変えてしまった。罪深き自分が俺と出会い、自身が欲しかったモノをようやく見付けた。…そして現実を思い出し、夢から醒める時が来た。狂わせてきた自分が幸せになることは許されない、だからブリタニアへ帰ったらサヨナラ。

 

何てことを言ってきたんですよ。壮絶というか何というか、悠久の刻を生き続けてきたみたい。その悠久の刻の中で様々なことを経験、俺如きではそれに対する慰めの言葉が思い付かない。いや…何も知らぬ俺が慰めるなんて烏滸がましい、どう言葉を紡いでも安くなる。俺には彼女の過去を飲み込むだけで精一杯だ、…情けない話だけどな。

 

 

 

 

 

 

……………シーツーは自分のことを話した。…それに対して俺も秘密を話した方がいいのか? 俺自身もよくは分からんのだが、一応…二度目の人生であるし。さっきまで神? に対して感謝の念を送ったりしたが実際はどうだか知らん、このことだけを(ぼか)して話そうか。…俺には過去、前世の記憶があり不思議な力があると。

 

シーツーの秘密と釣り合うかどうかは謎、…でも話さないよりは対等か? ぶっちゃけ、…シーツーとこれでサヨナラは嫌だ。出来るなら共に在りたいと思うのは俺の我が儘だろうか?




返事はしてないけど、感想は読んどります。


……次話はどれくらいで出来るかなぁ。
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