スコープ付きの武器は?
人の痕跡があった場所に行くなら遠距離を見渡すことのできる道具を持っておくといい。
例え何度も訪れた場所でも、新しくフェラルやスコーチ、スーパーミュータントやその他アボミネーション共が住み着いている可能性がある。
そういった相手を事前に察知するのは重要な事だ。
逃げるにしても、戦うにしてもだ。
Vault76元警備部門担当の老人の言葉
世界の頂上、このリゾート施設には何度か家族で来た覚えがある。
弟たちと誰が早く滑れるか競ったものだ。
スコーチの待ち構える|略奪者≪レイダー≫のキャンプを迂回し、世界の頂上に足を進めてその感想を得た。
ここまで来ると今回の世界の頂上ラジオを発信している相手の正体の一端も見えてくる。
|略奪者≪レイダー≫だ。
ラジオの電波が悪くてそれっぽい単語が聞こえても、半ば現実逃避で無視したがやっぱりアウトなようだ。
どこで拾ったか忘れたが、持っていた双眼鏡で『世界の頂上』とその周辺を眺めるとスコーチの数の多さ、更に迂回して索敵と探索を続けると周辺の施設や建造物には緑のデカブツ……確かスーパーミュータントを自称する存在も数が多い。
そして良く判らない黒いずんぐりむっくりした何か……イエティとか?
でも、俺のイメージだと白くて毛の長いゴリラなんだが……うん、こいつらも結構数が居るな。
結論だけ語ると、恐らく一度戦闘を始めればなし崩しで連戦になるだろう。
向こうは銃器持ちもそれなりの数が居るので、囲まれれば相当厳しい。
となると暗殺して対処する必要がある。
正面から挑めるのは余程の馬鹿か、完全武装でパワーアーマー持ちの精鋭の兵士ぐらいだ……そう、アンカレッジで英雄になったネイトさんぐらいだ。
彼はガチで強い、同じ人類なのかと疑うレベルだった。
うーむ……まぁそれでも。
「何とかなりそうだな。警備って訳じゃないだろうが、ザルだし」
そこから先はひたすら時間をかけて地味にスコーチ共の数を減らした。
木々や草むらの陰に隠れてのナイフ投げ。
背後から忍び寄って斧で脳天を一撃。
スコーチからかっぱらったサイレンサー付きのパイプガンで暗殺。
トドメはレイダーの死体から剥いだフラググレネードでまとめて爆殺。
やってみれば以外にできるものだと我ながら感心したものだ。
次に黒いイエティもどきだが……よく見るとなんだか見覚えのある装備な気がする。
アレ、近所のおっさんが着ていた鉱夫の防護服とガスマスクにも見えなくはない様な……。
観察していると、向こうに気づかれた。
「……」
互いに無言で見合うが、特に撃ってはこない。
俺は彼らを迂回しスーパーミュータントのいる方へ向かうが、彼らは結局攻撃することなく見ているだけだった。
まぁ、それだけでも結構プレッシャーであったし、向こうはコンバットショットガンで武装していた。
近よらなくて正解だろう。
最後にスーパーミュータント。
確かに数はいるがスコーチほどでは無い。
サイレンサー付きのパイプガンを俺が手に入れた以上、脅威ではないと言って良い。
「意外と楽に進むもんだな……ついでにこれまで手に入ったからにはもう、脅威いないか?」
スーパーミュータントの持っていたライフル、これもまたサイレンサー付きの物があった。
序に言えば、単距離向けとは言えスコープ付きだ。
運が向いてきたのではないだろうか?
そして先程の鉱夫?を避けて本来の本命、世界の頂上ラジオの主、レイダーと思わしきローズを自称する女に会いに来たのだが。
「話が長い…というか監督官のホロテープ聞いた方が率直で解り易かった」
ローズから情報を得る、或いは会いたいのなら放送機器の部品獲得とここから南方の大規模通信施設まで行き、ラジオの電波を遠くまで飛ばせるように協力する必要があるようだ。
「まぁ、折角だし物のついでにやってみるとするか」
時間はあるのだから。
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人は過ちを繰り返す(将軍並感