チラシの裏の日記   作:とうや

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過去にはただのゴミでしかなかったキャップは今ではその頑丈さから通貨として使用されます。
ヌカ・コーラやビール等のボトルのキャップは捨てずに確保しましょう。
25年前とは価値観が違います。

戦前のお金は既に貨幣としての価値は無い。


チラシの裏2枚目:外の世界②

一世代目のVault住人にとって多かれ少なかれ外の世界の生存者に罪悪感を感じている。

特に友人知人への情が深い者は余計に。

 

友人の家や見慣れた風景が荒らされてズタボロになっているのを見ると心が痛む。

俺の家も勿論荒れきっていた。

庭に見覚えの無い簡素な墓が二つあった。

もしかしたら、誰かが両親を弔ってくれたのだろうか?

ありがたいことだ。

お陰で親不孝な俺も親の墓参りをすることができた。

 

しんみりした気分を振り払い、廃墟の町並みを見て回ると、見慣れたジャンプスーツの男達を見掛けた。

Vault76の元住人で顔見知りの男たちだ。

 

何をしているのかと思って話しを聞くと稼働しているプロテクトロンが商人のように取引を行っていること。

その取引にはどうもボトルキャップ、王冠とも言われるアレが貨幣代わりに使えると。

聞いたときに思わずマジかと聞き返した。

25年前まででどれだけのキャップをゴミに出したことかっ!!

こうなると知ってたら残してたよちくしょうめ!

 

キャップを稼ぐ手段はどうやら幾つかあるようだ。

第一に物資の交換……ただし交換レートはこちらに明らかに不利だ。

第二にこの地に居た生存者達の組織、其処に活動データを送ることでキャップを報酬として得られる。

 

気分的にはバイトみたいなものだが、やっている事を考えるとこの外の世界での生活の為のレクチャーの様に思う。

実際にそうする事で素人でも火を起こして水を煮沸する事が出来る様になるし、|双頭牛≪バラモン≫を狩ってリブアイステーキを作れるようになる。

個人的には懐かしのカレーを食べたい所だが、香辛料はもはや大航海時代並みかそれ以上に貴重なものになり果てているに違いない。

その後、しばらく彼等の受けるレクチャーに同行し、その合間合間に先行してVault76を出た監督官の残したホロテープを集めては聞く。

 

やはり、同世代だけあって思う所は似ているようだ。

この外の世界、|廃墟の荒野≪ウェイストランド≫での生活の基本を学んだ男達と別れ、俺は取り敢えずの目標を監督官の足跡を追う事に設定した。

 

所で、煮沸したお湯も、それで淹れたお茶も、野生動物の肉を焼いて作った料理もPipboyの反応を見る限り放射能反応が微妙に出ていて少しがっかりだ。

どうにか放射能を完全に除去できるようになればいいのだけど……流石にラッドアウェイ漬けはやりたくない。

 

そうそう元人間のクリーチャーには女性もいるようだが、アレに手を出すもの好きはいないだろう。

少なくとも俺は見た目の時点でドン引きだ。




前書きはゲームローディング画面でのお約束のトピックスを書き込んでみようかな。
そう思って1話と2話をちょっと編集。

Wastelanders編の要望確認です。

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