「時代に消された戦士達」 機動戦士Zガンダム外伝   作:ずん侍

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宇宙世紀0085年を超えたので機動戦士Zガンダムの世界に入っていきます。


「時代に消された戦士達」第3話 機動戦士Zガンダム外伝

「こ、これが連邦のガンダム!!この手でいじれる日が来るとは!!儂の持てる力を尽くして最強の機体を作ってみせますぞ!!」

 

「おーい爺さん、あんま叫ぶと体に障るぞ」

 

「爺さん扱いするんじゃない!まだまだ心は少年じゃい!」

 

「はいはい…」

ほんとこの人は…腕は確かなんだが、時々大丈夫か心配になる…

 

「あ、あと開発データも回収出来たみたいでファイルが送られてきてるが」

 

「儂の端末に送っといてくれ」

 

「あいよ」

 

このガンダムは技術の吸収材料となると共に着々と改修が施されていくのであった…

 

 

宇宙世紀0085 7月25日

レジスタンス軍 技術部門 艦船開発所 はステルスフィールドを搭載した新型艦をロールアウトした、軍は戦艦の量産化も始め軍事力が飛躍的に上がる事となった。

ただ、MS用のステルスフィールド発生装置は消費電力が大きく、既存のMSの出力では運用が厳しく頭を悩ませていた。

 

その問題を解消する為ある計画が立てられる…それが「新型量産機開発計画」簡潔に言えば新たな量産機を作るという事である。

 

この計画の立案者は昇格し大佐となったアミリスであり、主導はMS開発研究所が本体を一任される事となる。

 

 

「おい!弾薬の補給はまだ終わらないのか!」

 

「今、今終わりますから!」

 

「ティターンズの奴らめ…停戦信号を無視するとはどういう事だ…」

 

断続的な銃声、そして

 

「当たれ当たれ当たれ当たれ!」

 

バズを撃ちまくるが一向に当たらない、だが決してこのパイロットの腕が悪い訳では無い…がどうしても埋められない性能の差があった。

 

「くっそぉ何なんだよあの機体は!」

その機体は朱色に帯びて一見ザクに似ているが性能は段違いに高い

 

弾を撃ち尽くし最後の特攻を仕掛けるが

 

ヒートホークを振りおろすも当たり前の様に避けられ一閃の元に切り捨てられる

 

「ラウルが!ラウルが殺られた!」

 

束になっても分が悪いか …

 

「落ち着け!殿は俺が務める、必ず情報を母艦に持ち帰るんだ」

 

「「了解!」」

 

こちらの意図に気が付いたのかその機体は凄まじい速度で追ってくる

 

「お前の相手は俺だ」

今回の戦闘で4人の部下を失った…この落とし前はその機体の情報と俺の命で付ける他ない!

 

「ここを通らせる訳にはいかん!」

射撃で撃破するのは不可能と考え牽制し距離を詰めるため両肩のシールドラックに取り付けられたミサイルポットを撃ち込む

 

そして不要となったポットをパージさせ軽量化を図り隊長機用に追加されたスラスターを全開にし一騎討ちを仕掛ける

 

それに対し相手は舐めていたのか不意をつかれ少し動揺を見せ反応が遅れる

 

「甘い!!」

煙が晴れると目の前にヒートホークを振り上げた機体が待ち構えていた

 

が、機体の性能が違いすぎる。ヒートホークをビームサーベルで受け止められもう片方のサーベルで左足を切り飛ばされる。

 

「まだまだぁ!」

殴りつけるも装甲を貫けない、その隙をつかれ真横から切り裂かれる。

 

 

その朱色の機体は切り捨てたそれにもう興味が失せたのか機体の向きを逃げていく獲物に定め発進させようとする。

「俺の勝ちだ…」

そう最後の力で呟き、殴り付けた拍子に取り付けたグレネードの起爆スイッチを押す。

朱色の機体は大きな火球に飲み込まれ後に残ったのは金属の残骸だけだった

 

 

隊長……

 

 

この部下達がもたらしたデータはジオン残党軍を震撼させた。この朱色の機体は映像データから

マラサイ 型式番号 RMS-108 と判明した。

 

この情報はレジスタンス軍にも伝えられティターンズの名が広く知られる事となった。

 

そしてこの一件からジオン残党軍はレジスタンス軍政府に対してより高性能な機体の開発と提供を求め始める事となり、軍は現在開発中と発表。それまでの無駄な戦闘行為を自重するようにと伝達。これにより暫くの平和な状況が作られていった。

 

しかしそう平和が続く事など出来ない

 

宇宙世紀0085 7月31日

ティターンズは反地球連邦政府デモの鎮圧を名目にバスク・オム大佐の指揮で、当時使用が禁止されていたG-3ガスをサイド1の30バンチコロニーの内部に注入して、コロニーに住んでいた1500万人の住民を虐殺した。

 

この出来事により反地球連邦を掲げる動きは大きく進んでいく…

 

MS開発研究所、「新型量産機開発計画」技術者会議

 

「いやぁーしかしどうしますかね…上からはジオンの象徴とも言えるザクを思わせる外見にしろと言われてるが」

 

「ならば頭部をザクに似せればいいのではないか?」

 

「まぁそれが妥当だろうな」

 

「頭部はそれでいいとして…フレーム部は今回鹵獲したガンダムタイプを元として設計すると資料に書いてあるが…コストは大丈夫なのかね」

 

「設計自体に差があるだけだ、コスト的にはそう変わらんさ」

 

「ならいいのだが」

 

「あの、このパイルバンカーってこれ入ります?」

 

「資料12番を見てください。ここに最終的な決め手のランキングがありますが、接近戦となるとやはり最終的には格闘戦になるようで最後の一撃はヒートホークが多いですよね。しかしパイロットに聞いてみるとヒートホークを弾き飛ばされ殴りつけて倒したり何とか牽制して取りに行き戦う事も良くあるそうです」

 

「…」

 

「ならば両手が空いた状態でも敵機を撃破できる武装が必要だと思いませんか?そこでパイルバンカーです」

 

「なるほど…」

 

「電磁力なので入れ替えれば使用出来る。それに何より高威力」

 

「確かに必要かもしれん」

 

「ええ、こんなに有能な武器は他にありませんよ」

 

「他に何かありますでしょうか」

 

「このビームアサルトライフルとありますが、何故わざわざアサルトライフルにしたのですか?」

 

「端的に言うとですね、単発も必要だからです。今までのザクマシンガンの命中精度は良いとは言えない物でした。なので今回からは単発も取り入れることで中遠距離での狙撃も可能にしています」

 

「…ありがとうございます」

 

「他に何かありませんか?」

 

「……」

 

「それではこの計画で行くということで…」

計画上機体データ

機体番号 MSTH-06

全高:20.0m

本体重量:21.8t

全備重量:55.2t

主動力:熱核融合炉(ジオン式+連邦式)

ジェネレーター出力:1853kw

 

武装 ビームアサルトライフル

大型ヒートホーク

腕部パイルバンカー×2

胸部バルカン砲




この時Truth3の人口300万人

ザクII 200機 その中でTruth3で製造した物は5分の4

高機動型ザクII 50機 全て製造

リックドム 50機 5分の4

ゲルググM 20機 2分の1

なおTruth3で製造されたMSは一年戦争時にジオンの使っていた関節である流体パルスシステムから連邦の使うフィールドモーターシステムに転換した事で反応速度の上昇と機体の軽量化に成功している。
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