一気に飛ばしていくのでそれは覚悟しておいてください笑
それではどうぞ!
吉影少年〜格の違い〜
吉影 side
何もできないガキから成長してやっと小学生になった...が、私は周りと私の差を実感している。
当たり前のことだが私は前世では大学も出て働いていた大人だった、今更小学生の算数やら国語やら習わなくてもできて当たり前なのだ...テストでは常に満点が取れるほどの差が既にあるのだが...そんな事をしたら、クラスでとてつもなく目立ってしまう...だからテストの度に、意図的に答えを間違え、クラス内で常に3位から5位の間を維持している...テストはミスをするだけで済むが、授業はどうしようもない...分かりきっているモノを再度習う...復習と思えば良いのかもしれないが、流石にレベルが低すぎる...!最近ではスタンドが見えないのを良い事にキラークィーンの操作練習ばかりしている。
そのおかげか操作だけなら前世と比べても劣らない程度にはなったが、やはりパワーはどうしよもないな...本体である私の成長と比例してパワーが上がるのを待つしかな...ふむ、本体に比例する...か、私の素の力を鍛えてスタンドのパワーが上がるか...試してみるか...幸い小学生の間は体を鍛えることに専念できそうだからな...
吉影 side out
睡 side
私の名前は香山睡!今をトキメク小学生なの!私のクラスにはちょっとした有名人がいるの!
その男の子の名前は吉良吉影くん!なんでちょっとした有名人なのかと言うと、テストでは常に上位5位以内に入ってるし!かけっこでもクラスの中でも3番目か4番目くらいに早いの!
なんで1番じゃないのに有名人なのかって?だって、テストでもかけっこでも両方とも上位に入れてるの吉影くんだけなんだよ!?
それに、他の同級生の中で1番落ち着いてて、いっつも1人で何かしてる所とか!みすてりあす?って言うのかな?そういう所がクラスの女子に人気なの!
でも不思議!吉影くんは、1番とか良い結果を残しても嬉しそうにしないんだ!逆に失敗した...みたいな顔するの!なんでなんだろ?
いつかどうしてなのか聞いてみよ!あれ?私ずっと吉影くんの事ばっかり気にしてる?まさかこれが恋!?って言うもの?
なんちゃって〜まだクラスのみんなが言うほどそこまで気になってないんだ〜
でも、あんなに大人っぽい所とか...憧れちゃうの!これから沢山話しかけようかな〜
睡 side out
吉影 side
前世の私はクラスで浮かない程度に友達を作っていたが、どうやら今生では無理な様だ、流石に精神年齢に差がありすぎる...!
この時期のガキは玩具と食べ物と好きな女の子ぐらいしか話す事がない!いや、違うか...ヒーローとやらの話ばっかりだ...私は興味ないがな...どのヒーローがカッコいいとか、そんな事はどうでも良いのだ!
だからこそ、私はクラスでは常に1人で行動するようにしている、気が楽だからな...まぁ話しかけられたら波風が立たない様に受け答えはちゃんとしているがな...
しかし、最近になって異様に私に話しかけてくるやつがいる...
「吉影く〜ん!何してるの?」
噂をすればなんとやらだ、こいつが最近私に話しかけてくる女、香山睡だ。こいつは自分がクラス内で人気があるのを自覚しているのか、いないのかは知らないが、クラスではトップに入るほどの人気者だ。私とは違ってな...自分から目立ちたがるのは心底理解できないな...
しかし、なぜこいつは私に話しかけてくる...!お前が話しかけてくる度にクラスから視線が集まるのだ!せめてクラスではなく別のところで話しかけてこい!と私は言ってやりたいが...そんな事をすれば目立ってしまう...だから私はいつも仕方なく返事をする...
吉影side out
今回は小学生の低学年から中学年くらいをイメージして書いてみました!
ここで少し原作と違うのは香山睡が吉影と同年代という点ですかね笑
あ、ちなみにヒロインではありませんよ?吉影の恋人は決まっているので...( ˆωˆ )
次回は...どうしましょうかね...一応高学年から中学生までを予定していますが、もっと内容を濃くした方が良いですかね?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
では、また次回でお会いしましょう!