皆様初めまして、Annin10fuと申します。
本日は、このような所にお越しいただき、誠にありがとうございます。
今回はある1人の少女の物語を綴らせていただきますね。
拙い文章ですが、最後まで見て頂けると幸いです。
それでは、ごゆっくり。
『――やっと、この日が来た―――。***は、いないかもしれないけれど...もしいるなら、迎えに行かないと』
ハッとして飛び起きる。
ぼうっと考えながら、
...そうだ、今日は誕生日。つまり、やっと魔法が解禁されるのだ。
今の時刻は9時。教会には10時に行く約束だから.....ああ、楽しみだなあ!
手早く支度をし、朝食も軽く済ませ、家を出る...
...
......
.........?
「...ああ、忘れてた」
教会までは少し遠いので、相棒の両手斧を手に取り、今度こそ家を出る。
道中で町の人達に挨拶をしたり、今日のノルマの
教会に着くと、入口でシスターさんが待っていてくれた。
「こんにちは、シスターさん!遅くなってすみません...」
シ「豆腐さん、こんにちは。いえいえ、まだ時間はあるので大丈夫ですよ」
シスターさんはそっと微笑み、許してくれた。
その優しさに感謝しながら、シスターさんに案内されて教会内に入っていく。
教会は、中央に通路が出来るように両端に長椅子がズラッと並んでおり、最奥には
シスターに案内されるまま、水晶の前まで行く。
シ「では、その水晶に触れて、少しそのままでお待ちください」
言われた通りに私は水晶に触れて、目を閉じる。
少しすると、何か暖かい物に包まれるような、浮遊感のような不思議なものを感じる。
シ「後は『ステータス』と念じると、ご自分の能力が確認できます。お疲れ様でした」
「ありがとうございました!」
教会を出て、今の時刻は12時半。近くの店で昼食を摂り、早速魔法を試してみたかったので近くの森まで行く。
「ええっと、ステータス、だっけ?」
一言ステータス、と小声で呟く。その瞬間、目の前に四角い枠が現れ、枠内には文字が書かれている。
枠内には、
☆―――――――――――――――――――――☆
Lv.10 豆腐 ( 15 ) 人間 女性
HP:700/700 MP:900/900
主な魔法属性:炎 闇
☆―――――――――――――――――――――☆
と、書かれていた。
「炎は分かるけど.....闇?聞いたことないなぁ...魔法書にもそんな属性は無かったはずだし...まぁ、後で試してみよう、今は炎の魔法使ってみたいし!」
周りに手頃な魔物がいないか探そうとするが、
何か
暫く進んで、5体のウルフを見つけることができた。
「あー...ウルフかぁ...大勢で来られるの苦手だけど...まぁ...あれでいいか」
両手斧を構え、助走をつけて一気に走り出す。ウルフが音に気付いてこっちを向いてももう遅い。
いつも使っているとはいえ、振り下ろした後すぐに持ち上げるには力が
「いっ...たいなぁ!もう!!」
思いっきり力を込めて両手斧を持ち直し、
短い時間で3体倒したのに驚いたのか、残りの2体は後ずさってこちらの様子を
「...あ、魔法、忘れてた...」
そう呟いた後、私は斧に炎を
イメージ通り、炎が斧を包む。思った通りできた事に安心しながら、私はもう一度、今度はさらに力を込めて薙ぎ払う。
すると、斧から炎が刃として放たれ、2体のウルフを焼き殺した。
初めての魔法で魔物を倒せたことによる
斧を拾い上げ、呼吸を整えながら改めて森を見回すと、5体のウルフの死体と1人の人間が倒れていた。
「ええ...人...?なんでここに...死んでないよね...??」
慌てて近くに寄って、安否を確認する。
倒れていた人間は、どうやら死んでいる訳ではなく、気絶しているようで安心した。
「と、とりあえず家に運ばないとかな...?あ...でも、武器持って帰れないじゃん...ええと――あ!闇、闇の魔法何か使えないかな...?」
闇が何かに使えないか思案するが、初めて見た属性なので何か思いつく筈もなく――――
――ふと、自分の影に目をやる。そこで、
私は、影で人間...そうでなくても、使い魔のようなものを生み出すようなイメージで自分の影をじっと見つめる。
すると、闇魔法が成功したのか、自分の影からぬるりと穴から
無事に召喚出来た事に安堵...する暇も無く、いつの間にか私はスライムに包囲されていた。
一瞬思考がフリーズしたが、すぐに使い魔に人間を抱えて守るように命令し、私は武器を持つ。
包囲しているスライムの数はざっと数えて12体。スライム自体はそれほど強くないので、抜ける事は出来る。
私は、使い魔と自分を守るようにして、炎のバリアを張る。敵が近づいたら燃える仕様になっている。
森が暗くなって、迷わない内に足早に森を出る。安全な所まで来れた時点でバリアを消す。
家までの道中も特に何もなく帰って来れた。家に戻ると仕事が早く終わって帰ってきたのか、父が迎えてくれた。
「ただいま」
父「ああ、豆腐、おかえり。魔法はどうだった?」
「えーとね、炎属性だったよ!...それと、教会近くの森で人倒れてたから、連れて来たけど...どうしよう...?」
父「人?あー...とりあえずお前の部屋で見てやったらどうだ?俺は明日も忙しいから見れそうにないし」
「わかった」
父が自室に戻ったのを見計らって、使い魔と自室に戻り、人間をベッドに寝かせる。
使い魔を
疲れきった体では睡魔に抗うことも叶わず、私は深い眠りに落ちていった。
☆キャラクター情報
豆腐 ( 15 ) 人間 女性
魔法属性:炎 闇
1人称:私 2人称:〇〇さん,〇〇,お前 3人称:お前ら,君ら
?? ( ? ) 人間 女性
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ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回家に連れて帰った謎の女性は一体誰なんでしょうかね?
登場人物の情報は、ストーリーが進む度に更新していこうと思っているので、気長にお待ちください。それと、投稿間隔なんですが、まだストーリーがしっかり決まっているわけではないので、不定期になると思います。ご了承ください。
では、また次のお話でお会いしましょう。