前世の記憶を思い出したと思ったら火拳のエースと顔がそっくりさん   作:ポポビッチ磯野

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結構エニエスロビー編のメンツ好きなのよね。



追跡中/シャボンディ諸島→W7【前】

 

 

 

 

今日も今日とて船を作り、時に修理をし、また海へと送り出す

 

 

 

————————————造船の街・ウォーターセブン

世界有数の造船施設は船大工なら1度は現場を見たいと思うほどだ。

 

いやぁすごいな、ガレーラカンパニーのドックに近づくと木の匂いがあたりを満たしている

 

(俺昔っからこういう匂いが好きなんだよな)

 

新築の家とか畳とか、果てには紙や紙袋も前世でもそういう匂いがすきだった。

なんだろうなぁ落ち着くんだよなあの匂い

 

それはさて置き、シャッキーさんにもらった情報を頼りにしながらやって来た。

 

ここに来たからには目的はひとつ、船の調達だ

俺にはエースのストライカーのように特殊な作りの船はない。

 

しかし偉大なる航路(グランドライン)を超えるのであればただの船では心許なく、魚人島までは送ってもらった経緯もある。

 

どうせ同じ船ならここで買った方がいいと思ったんだ。

それに白ひげ海賊団(うちの家族)には負けるが、個人的に好きな人物もW7(ここ)いるし、会っておきたいな。

 

早く丈夫な船を買い付けてバカ弟を追いかけなきゃなと、ドックの方に向かうと何やら騒がしい

まあただの小競り合いだろと気にせずそちらに歩いていく。

話し声から察するにやはり海賊が騒ぎ立て修理の代金を払わないつもりらしい。

身勝手な奴らだ、いや俺たちのような海賊が珍しいのか。

 

「オイ、どこの馬の骨か知らねェが、乗ってる船も仲間だろうが。仲間を直してもらって礼ェもできねーなんてガキか、みっともねぇ」

 

あんまりにも横暴でガキの癇癪みたいだったからついイラついて声を上げてしまい、シンと俺の声が届いたのか辺りにいた住民が避けるが気にせず続けた

 

「なんでもそうだが作り手は職人であり、それを受ける時は感謝するのがスジってもんだ。俺たちは技術を買いにきてる訳で、金を払うってのは当たり前だろうが」

すると海賊団はキョトンとした後でガハハと笑い始める、船を仲間と言ったことだろうかそれとも説教たれたのがこんなガキだったからだろうか。

 

俺はおかしい事は言ってねぇ、日本(俺の故郷)にだって付喪神っていうのがいたんだ、船にだって魂が宿るだろ。

 

 

「随分とご高説を垂れるじゃねぇかクソガキ、俺を”7300万ベリー オイハの剣山”と知ってもの言ってんのかァ?」

「おい坊主命乞いするなら今のうちだぜー!ギャハハッ」

「おいみろ動かねェビビってんのかなぁ!」

『だははは』

 

まあそうだな、今の俺はエクトルじゃなくてアナクスだし?

適当にシャツとズボン、いつものケースとメガネと帽子だし?

別にガキと言われて気にしてないし?

 

一息吐きながらあまりにも耳障りで鬱陶しい雑音にこれならカエルの合唱のほうが随分風情があると思った。

 

「なぁこいつらの修理代ってあいつの首で足りるか?」

「......まぁ釣りが出るだろうな」

そんな会話に海賊たちは一気にイラつきぎらついた殺意を向けてきた。

しかしそんなもの温すぎる、後半の海(新世界)では殺意を向けたらその瞬間自分の命をかけなくちゃならねぇ。

 

このままならおそらくゆめ半ばで終わるような海賊団だろう偉大なる航路(グランドライン)まで来たのは褒めてやるけど。

「ちょっと預かっててくれ」

得物が入った潮風から保護するためのケースと一人分の荷物を話しかけたやつに預けると海賊に向き合った。

白ひげ(親父)の名前は出さない、それを名乗る時は誇りをかけて戦う時と決めてる。

 

襲いかかってくる海賊たち、いつも通り見聞色の覇気で避けて、避ける

飛び道具は厄介だから武器として持ってるやつを先に沈めていく。

「クソなんでだ当たらねぇ!?」「この!!」

タンタンとステップを踏みながら、同士討ちさせたり足をひっかけたり、投げたり、意識を奪って気絶させたりしてものの数分で片が付く。

ぱんぱんと手を払って帽子の位置をなおす、エース捜索にあたって今はニット帽ではなくキャスケットなのだが何故かカラーバリエーションがだいぶあるんだよな

というかこんなのいるのか?という帽子まで入ってる絶対にこれハルタだろって言うのはいまは封印してる、いつか帰ったら宴会で使うつもりだ。

「ロープあるか」

「ああこれ使えよ」

すっと脇にたったのは青いジャケットに咥え葉巻、オレンジ色のゴーグルが良く似合う職長のパウリーさんだった。

パウリーさんも好きだ、特に未来(原作)で金の入ったアタッシュケースを手に入れた時の顔が1番好きであの顔をリアルタイムで見れないのが残念だ。

 

渡されたロープをまじまじとみる、ふんわりと漂ってきた紐の匂い、丈夫そうな紐だと言えば

「ガレーラのロープは丈夫で、切れねぇからな」

「そりゃいい、ついでに買ってくかな」

「お買い求めならサービスするぜ」

まとめて縛り上げると預けていた荷物を受け取る、船大工たちはどうやら昼時になったらしく作業が中断され各々飯にありついていた

 

俺はと言うとパウリーさんを含めた数人の大工たちから飯に誘われ、街の中の美味い店でご飯にありついた。

「しっかしアンタ若けぇのにやるなァ!」

「その歳で職人がなんたるかわかっているなら、たいしたものだ」

ガハハとタイルストンさんの豪快な笑い声とルルさんの一言で食事がはじまる。

簡単な自己紹介を済ませ、ぐるっとメンバーを確認した

集まったのはドックにいた、パウリー、タイルストン、カク、ルルといった1番ドックの凄腕大工たちだ。

食事に誘ったのも俺の言葉に感心したからだという

 

俺は適当に魚介のパスタと店のお勧めを頼む、うまい料理を食わねぇとやってられん

もう既にサッチと4番隊の飯が恋しくなってるから、節約は大事だがストレス発散させないとな。

「あの身のこなしおぬしただ者ではなかろう、賞金稼ぎか?」

程よくして運ばれてきた料理を食べながらカクが問いかける、半分は興味もう半分は職業病だろうなとあたりをつける。

 

「ふぁん?ふおふあふぉ———」「いや食ってから話せよ!」

パウリーさんの鋭い突っ込みが入りハッとする。

おおっといけない、つい船と同じ感覚でやってしまった、ごくんと飲み込んでから話し出す。

 

「いや俺は海賊だ、今ちょっと野暮用で船から降りてるけど」

大して驚かれなかったことを見るとまあなんとなく予想はしてたんだろう。

「あの身のこなしだ、いくら付いてんだ?職業柄海賊は見てる方だし手配書もチェックしてる。だがお前さんの顔は見たことがねぇ」

「じゃのお、じゃがその実力、わしが見る限り億は超えとるじゃろうて」

「はァ!?こいつがか!」

さすがに億超の賞金首となれば対応も違ってくるのかパウリーさんが驚く、カクさんは流石というか良い勘してるなぁ。

「ご想像にお任せしまーす」

パクッとおすすめの水水肉の照り焼きと肉サラダを食べる。

流石特産品うまい、うますぎる!

 

「ってことはうちには船をお求めで?」

「おう、細かい所は省くがこれから偉大なる航路(グランドライン)を逆走する予定だ」

「なんだ里帰りか?」

「いや、入口の島で弟がポカやらかしたって手紙に書いてあったんだよ、だからまあ説教と回収だな」

適当な真実と嘘をまぜて言うと大変だなとか頑張れよとか労ってくれた。

 

「もちろん金は払うぜ、俺はその人が持てる技に値切ったりはしない主義なんでね」

そう言い切れば4人はニッと笑みを深める

 

「いい心掛けじゃ、ここまで言われて半端な仕事などできまい」

「だなァ!んじゃ今から窓口の方へ行くか?」

「ああ、頼む!」

 

 




年末の追い込みで帰宅が日付を超えて連続三日目のポポビッチ磯野です

前回も長くて瀕死だったのに今回も長くなりそうで私目玉とび出そう...!あ!私目玉...あるわ(確認)
そして始まりましたウォーターセブン!とは言ってもそんなに盛り込むとこないっす、せいぜいメインキャラと絡むくらいですねェ...!
アイスバーグさんのンマー!がめちゃくちゃ癖になるんだけどやべぇよ。
恐らく今年の更新は、ウォーターセブンかもう1つすすめるかくらいですかね!
めちゃくちゃいろんな人とかと絡ませたい、革命軍然り、本編で関わる人達然り!
もうねにっこにこですよ、妄想は捗る!しかし手は動かない!悲しい。

あと番外編のネタでタイトルに“逃避行とタンデム”って書いてあって、ちょっとみたら双子でバックれる話があったのでそっちも進めたいし。
白ひげ海賊団での日常を書きたいし足りないよ時間が...。
でもそのうち書くぞ!たぶん!!!(´◠ω◠`)


まぁ...というわけで次からいつも以上にオリジナル島!人!が出てきますのでそんな感じで今年もあと少しですがよろしくお願いしまーーす!

それではまた次のお話で✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。

ポポビッチ磯野

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