以前、海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012)の撮影準備の時、ちょっとした歴史研究みたいなことに協力した覚えがある。
海賊戦隊ゴーカイジャー(2011)*1と宇宙刑事ギャバン(1982)*2のクロスオーバー劇場版を作るにあたり、監督サイドからややこしい提案がなされた。
そいつが、「ギャバンに『あの』レーザーブレードを持たせたい」であった。
宇宙刑事ギャバンとは、ウルトラマン80と仮面ライダースーパー1で『ウルトラマンと仮面ライダー』という巨塔が一旦終わるため、その代わりになるヒーローシリーズの初代となるべく生み出された、当時の新世代ヒーローだ。
だからそりゃもう、こだわられていた。
エンタメ性と、かつてない技術を用いる芸術性のどちらもが追求され、スタッフも各特撮作品のエース級が集められたって話だ。
更には実験段階だった合成技術の強みを世に知らしめ、スーツ作成技術においても新技術を採用し、後の時代の特撮の発展に大いに貢献してくれた。
すげー革新的な作品だったわけだ。
そんな宇宙刑事ギャバンのメイン武装が、『レーザーブレード』である。
このレーザーブレードには、三種類のモデルがあった。
一つは、撮影初期に使われていた繊細な芸術品の如き一品。
一つは、上記の一本が折れた際に作られ、メインとなった螺旋模様の一品。
一つは、撮影の途中で作られた低予算撮影用の特撮用蛍光灯を加工した一品。
坂木浩一監督が提案したものは、撮影初期に折れたこの『最初のレーザーブレード』を復活するという、男のロマンとマニア狙いを極めたようなものであった。
いや普通は知らねえよそんなの。
造形チームの端っこにいた俺は、そう思った。
『あれをレーザーブレード・オリジンとして復活させましょう』
提案した坂木監督が前年度に仮面ライダーW(2009)*3の最終回で俺を感動させてたのもあって、俺は疑問を持たずにこの作業に参加した。
かつては芸術性を追求しすぎて折れちまったレーザーブレード・オリジンを、現代の技術でリメイクする。
どこまで外見を似せられるか、どこまで現代の技術で耐久性を上げられるか、そこが問題だと俺は考えていた。
そいつが大間違いだった。
地獄のパーティーの開催だ!
昭和特撮は、昔に行けば行くほど図面を残してねえ。
『再現性が重要』って概念がまだ育ちきってなかったからだ。
つーわけで、初代レーザーブレードの図面も残ってなかった。
しかも剣だ。剣。
監督達は「凝った柄のデザインのレーザーブレード」とか言うが、冷静に考えてみろ。
ヒーローは剣の柄を持ってポーズするんだから、凝った柄のデザインなんか手に隠れてほとんど見えるわけねーだろ!
当時の撮影会の資料を漁った。ねえ。
当時の写真を雑誌等から漁った。ねえ。
当時のデザイナーと会社をあたってデザイン画を探した。ねえぞ。
どこもかしこも二代目レーザーブレードしか映してなくて、初代レーザーブレード単品の写真すらねえ! どうしろってんだ!
皆で均等に苦労した結果、当時のデザイナーさんのうろ覚えな証言、写真にちらっと一部分だけ映った初代レーザーブレードの柄から、答えは出た。
正解はどうやら、ナスカの地上絵をアレンジしてデザインされた銀河連邦警察のシンボルマークを、柄にはまるようアレンジしたものだったらしい。
なるほど、日本警察のシンボルマークを拳銃に刻印するような感じか。
造形畑の人間として言わせてもらうが、実際に作ったレーザーブレード・オリジンがシンプルなデザインだった分、資料集めが一番クソ苦労したと思うわ。
何故……何故あそこまで資料がなかったんだクソ……まあそれはもういい、過ぎたことだ。
ともかく。
俺達造形屋は、監督にああいうのが作りたいと言われたら、作るしかねえ。
そのためには知識と技術が要る。これで十分、なんてことはねえ。
一生勉強で、一生研究で、一生探求だ。
だから、色々と試してみることにした。
「さて」
会社を引退した元特撮技師の爺さんの私有地を、ちょっと好意で貸してもらった。
今日は色々試せるぞ。
……試せると、思ったんだが。
「百城さん、もうちょっと離れててください」
「心配性だなあ」
何故か百城さんがいる。細心の注意を払わねえと。
まずはタイヤだ。
近年、タイヤは滅多に燃やせねえ。
許可取るのに一苦労、というかここの土地の所有者さんが色々資格やらコネやら持ってなかったら、どんなに苦労してもタイヤも燃やせなかっただろう。
タイヤを燃やしてんのはもうテロリストとかデモ隊くらいのもんじゃねえかな。
だから俺も今まで、タイヤ全焼はやったことがなかった。
が、俺はもう未経験のことをそのまんまにはしておきたくねえ。
古い特撮では、近くのマンションの洗濯物をタイヤの煙で真っ黒にしつつ、周囲にダイオキシンを撒き散らしながらこれをやってたって話も聞く。
スピルハンバーグの太陽の帝国(1987)は何千本もタイヤを焼いたとかいう話だ。
派手だな! 流石だ!
一本燃やすための許可を得るだけでこんなに苦労する現代は、昔ながらのテクニックがドンドン駆逐される時代になっちまってるってことだな。
いやタイヤは燃やすと有毒物質出るんだから自治体の方が間違いなく正しいんだけどさ。
「これ何か楽しいのかな?」
「いや、楽しくはないですけど……そうですね、百城さん、ちょっと写真いいですか?」
「どうぞ。えっちな写真は駄目だけどね」
「そんなの要求するわけないでしょうが!」
何考えてんだ!
タイヤにガソリンをドバドバかけ、火をつける。
太陽、俺、百城さん、燃えるタイヤを一直線に並べ、タイヤの燃える煙を背景にして百城さんをスマホで撮影する。
はい撮影終了、危ないものからは大女優はできる限り離れててくださいねー。
万が一に火傷でもしたら、俺があまりにもクソ野郎すぎて殺したくなりそうだ。
「この煙を背景にすると、こう見えます。
百城さんは肌も白く、白い服も多い『白の人』です。
だからタイヤを燃やして出る『濃く重い黒い煙』を背景にすると映えるんです。
白く美しいものを際立たせるには、汚れた黒いものを背後に置くのが一番ですから」
「へー、白く美しい、ね」
そこに食いつくな。
「ここまで重厚感のある黒い煙を出せるのはタイヤ焼きの特徴です。
煙は煙ごとに質が違います。
例えば歌手のステージで出て来る白い煙。
床近くを漂わせれば華やかさを増し、勢いが強ければインパクトを強める効果があります」
「ああ、確かにあれはよく見るかな」
「"煙を出すとなんか雰囲気作れる"って認識だけでは駄目なんです。
煙ごとの効果を意識して、煙の質をあらかじめ分析しておくんです。
場合によっては、このタイヤ燃やしのように、今は使えない技法の代用品も必要ですから」
もう今の規制状態だと、タイヤ燃やしは現実に使える撮影方法じゃねえ。
するとどうするか。
俺なら、このタイヤ燃やしの代用品が欲しいと言われたらどうする?
……スモークだな。
俺が黒さんとこの前一緒に仕事した時に使ったスモークボール、あれの黒バージョンを作るのに使うスモーク素材を、灯油に混ぜる。
そして灯油に着火する。
これだ。
多分これで、黒煙と炎の魅せ方としてはタイヤ燃やしに限りなく近くなる。
重厚さを感じさせる煙の表現は研鑽を続けるか。
タイヤ燃やしは海外だと、デモ隊が政府の狙撃手の狙撃を防ぐため、狙撃手の視線を遮るための即席広範囲カーテンに使うらしい。こえー。
百城さんと会話をしつつ、タイヤが燃え尽きたので、時間の計測を終了する。
「計測完了。っと」
ガソリンがごうっと燃えるのは一瞬。
そこからタイヤが実用レベルの黒煙を出すまで八分。
黒煙が出続けたのが四分。
全部燃え尽きて炎が出なくなるまで三分だった。
……うーん。
何か思いつきそうなんだが。
俺の作業中に横顔を見てくる百城さんが気になって仕方がない。
「あの、何か俺の頬についてますか?」
「ススがちょっと付いてるよ?」
そりゃありがとう。
「百城さん、また離れててください。危ないものを弄る作業がありますので」
「危ないものって?」
「園芸用の回転スプリンクラーでガソリンを撒いているところに、火をつけるんです」
「わぁ、そりゃ危ないやつだ」
だから離れてほしいんだよ。
園芸用スプリンクラーは地面に置いて、ホースから水を吸い上げて、周囲にばーっと撒くタイプのスプリンクラーだ。
コイツにガソリンをぶっこむのは、封じられた禁忌の技である。
かつてガメラ3 邪神覚醒(1999)*4の撮影で、監督から渦巻く炎が要求された。
そこで用いられたのが、園芸用スプリンクラーにガソリンを放出させ、そこに火をつけるっていうやべーやり方だ。
それからもう20年。
スプリンクラーの種類も随分増えた。
今の時代の園芸用スプリンクラーを、俺のアイデアで改造してガソリンぶっ込んで、火をつければ火が踊る。
ガメラの腕の渦巻く炎っていうより、火の妖精が空中で踊ってる感じになった。
うん。
美しいけど、本当に危ねえなこれ。
「へぇ……英二君、センス伸びた?」
「どうでしょうか。たまたま百城さんの好みにあったものを作れただけかもしれませんし」
「ふーん」
色々試してみよう。
これまで、仕事に備えての勉強、仕事で詰まった時のインプットが中心だった。
だがこれからは、そういうのとは関係なく技術の追求もしてみよう。
必要だからそうする、とかじゃねえ。
したいからするんだ。
俺は多分まだ、自分の中にどのくらいの才能があるかも分かってねえんだから。
考え、追求してみるんだ。俺だけの技、俺だけの技術を。
「時間は忘れちゃ駄目だよ。私と君は今日現場入りなんだから」
「分かってます。百城さんを遅刻なんてさせませんよ」
「そうだよ。女の子の一人もエスコートできないって知られたら、笑われちゃうよ」
俺はどうかと思うぞ百城さん。
いくら久々にがっつり同じ仕事をするからって、仕事前に真っ先に俺のところに来るってのは。
今回、俺と百城さんが組む仕事の映画作品のあらすじはこうだ。
ある日、世界が壊れ始める。
空と街には怪獣が現れ、軍隊が戦うが、怪獣の出現は止むことはない。
平凡な少女の日常は、どこか壊れて、変わりながら続いていく。
朝起きて、学校に行って、友達と話して、家に帰る。変わらない繰り返し。
帰ってこなくなる家族。
日付が進むたび減っていくクラスメイト。
毎日少しずつ壊れ、荒んでいく街。
物語の主役になれなかった、街の片隅の少女の日常の物語。
とまあこんな感じで、怪獣大暴れを全て背景に押しやって、事態を何も解決できねえ、世界の動乱に振り回されるだけの主人公に百城さんをキャスティングした、そんな作品だ。
動乱の世界。
何か凄いことが起こってるらしいが、主人公には分からない。
話の舞台のスケールはでけえのに、話の規模は主人公と周り数人とかなり小さい。
こういうのをセカイ系とか言うらしいな。
怪獣の足元でうろちょろしてるモブが主人公って意味じゃ、アキラ君の家でやらせてもらった『巨影都市』ってゲームのアレに近いな、多分。
俺は美術監督として、百城さんは主演女優として呼ばれた。
そこが決まったのが同日で、だから俺達は同日現場入りになったらしい。
予算はやや少なめ。
となると、俺もあんま贅沢はできねえな。
俺の技術はより良いもんを作るための技術を使うより、できる限り安く良いもんを作る技術でやりくりした方が良さそうだ。
「俺はまず挨拶回りからかな……」
百城さんと一旦別れて、現場の撮影スタジオを見て回る。
割と悪くねえな。
怪獣メインの怪獣映画だと、俺みたいなのは四ヶ月くらいは拘束される。
が、この映画は怪獣がメインじゃねえ。
メインはあくまで主役を演じる百城さんだ。俺の仕事は割と減る。
意外と早く終わるかもな、俺の仕事。
つーか、多分この予算でこの規模の作品を撮ろうとすると、百城さんを始めとしたキャストの長期拘束と、スタッフの長期維持で予算が全部吹っ飛びかねねえ。
当たり前の話だが、日当100万円の給料で仕事を一日で終わらせる奴と、日当50万円の給料で仕事を三日で終わらせる奴なら、前者の方が安くあがる。
百城さんのギャラは人気女優相応に高い。
が、NGもリテイクも出さねえ百城さんの撮影はあっという間に終わる。
なので期間あたりのギャラは高いが、映画一作あたりのギャラは他の女優より安く済むとか、そういう異常事態が度々起こる。
俺も仕事は比較的速いからな。
期間あたりのギャラを高く要求しても、映画一作あたりのギャラがそんなに高くなかったりする場合もある。
まあ状況によるが。
映画一本あたりで固定額の報酬出して、どんなに撮影が長引いても同じ額のギャラしか払わないって会社もあるっちゃある。
「おはようございます」
歩いていた俺を、朝の挨拶が呼び止めた。
「あ、和歌月さん。おはようございます。また会いましたね」
「今度もよろしくお願いします。前はTVで、今回は映画ですが」
剣崎アクションクラブ所属の人だ。
背の高い、長い髪を後ろで束ねた、体格も結構良い女性である。
俺より20cmくらい背が高い……なんなんだお前は……なんなんだ……?
アクションクラブの人は、特撮畑の俺と一緒に仕事することが多い。
スーツの中に入るスーツアクターも、危険な撮影のスタントマンも、アクションクラブの人を使うことが多いからだ。
この人もまた、西映の仕事やアクションショー関連で俺と面識があった。
なるほど、特撮絡みの仕事ならこの人がここにいてもおかしくねえ。
和歌月さんは俺の顔を見て何故かほっとして、膝を折って、不安そうに俺の耳元でひそひそ話を開始した。
クソが俺の身長に合わせやがって。
その優しい心遣いが俺を痛めつけやがる……!
「その、この映画、大丈夫なんでしょうか」
「和歌月さんは監督の前歴が心配ですか?」
「いつも予告が一番面白いって評判の監督でしょう。
面白い要素を思いついても、いつも作品に活かしきれてない。
ついたあだ名が興行収入ボンバーマンですよ。大丈夫なんですか」
「爆死作品だけ作ってるわけじゃないですから……今回はスポンサーがぎっちり監査してますし」
成功作品もいくつかはあるんだぞあの監督。
……まあ、出演者からすりゃ、不安になんのも分かるわ。
かくいう俺もヤバそうなら手綱を取れとスターズとスポンサーの両方から頼まれている。
ヤベえな!
「和歌月さん、機材ってどこに揃えてますか?」
「こっちです。案内します」
嫌な予感がしてきたな。
お、カメラが……んん?
「DSMC2、MONSTRO……?」
「どれがどうかしたんですか?」
「和歌月さん。700万くらいですね、このカメラ」
「え? ……え?」
レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニーって会社がある。
売りは『この会社のカメラと同じ画質を得ることは不可能』と言われた、クッソ高い価格と、その価格に不相応なほどに超高性能なカメラの提供だった。
例えばスーパー戦隊は、2017年の宇宙戦隊キュウレンジャーから8K Heliumセンサー付きのRED EPIC-Wを導入した。これがオプション抜きで350万くらいだな。
これに合わせて棘谷もウルトラマンジード(2017)にコイツを導入。
あのふわっとしてる4Kテレビとかいう概念に対応した、高解像度の撮影を可能とした。
これはそのシリーズの中でもとびきり高い類の機材だ。
レンタルか?
……いや、レンタルのタグねえな。
どっかの撮影所から借りてきたか? そうだと言ってくれ。その方が安心できる。
大丈夫なのかこれ?
撮影機材に気合い入れるのは確かに大切なことだ。
ただ、な。
力を入れるのに相応な順番みたいなのがあって、正しく重要なもんから順番に力入れてると安心できるんだが、その順番が頓珍漢だと見てて不安がな……大丈夫か……?
「大丈夫そうですか? 朝風さん本当に」
「……頑張りましょう、和歌月さん」
「あ、曖昧な返答……!
実はスーツアクターさんも有名所が揃っていて共演が不安で……
弓部さんと、梶河さんと、岡口さんが既に打ち合わせを始めてます」
ルパンカイザー*5のスーツアクター、ギャラクトロン*6のスーツアクター、エボルト*7のスーツアクターとかオファー出した人の趣味が分かるな。
「俺があの人達と和歌月さんの間に立ちますから。
顔見知りではありますからね。大丈夫です、撮影はまだここからですよ」
「なんでまだ撮影が始まってもいないのに窮地みたいな台詞吐いてるんですか朝風さん」
うるせえ。
しかしアクターだけ一流が揃ってんのか、それはまた悩ましいな。
和歌月さんの不安も分かる。
若手とベテランの間に軋轢が生まれないように気を使っとこう。
しかしなんだ……機材だけじゃなく人集めの部分にもアンバランスなところが見えてきたな……頑張れよ監督。頑張るのはプロデューサーとか制作進行とかでもいいぞ。
「どう、英二君。見て回った感想は」
「百城さん」
「これから監督に挨拶しに行くんだけどさ、英二君はどう思った?」
「百城さんが出演するほどの作品には、仕上がらないかもしれませんね」
「そうかもね。君の腕がもったいない作品になるかもしれない」
百城さんから見てもそうか。
俺は製作者の目で現場や機材を見てる。
百城さんは役者の目で人や雰囲気を見てる。
出た結論が同じなら、こいつは結構厳しい仕事になりそうだ。
何せ、観客からすりゃそんな事情は関係ねえ。
クソ映画はクソ映画だ。
出演した百城さんの評価は、急落まではしないだろうが、相応に落ちるだろう。
そうなってほしくないなら、俺も頑張らなきゃならねえ。
映画ってのは結果論の世界だ。
結果を出す以外に、何かできることはねえ。
「ただ、それはちょっともったいないと思うんだよね」
む。今少し、百城さんのやる気が見えたな。
「だから私、君の『眼』が欲しいんだ」
「抱えてる仕事があるので、仕事がある内はちょっとあげられませんけど……まあ片方なら」
「違う違う、そうじゃなくて」
にっこりと、天使さんは微笑んだ。
「撮影が本格的に始まる前に、私とデートしない?」
「へっ」
なんだその目は和歌月。
何故そんな目でこっちを見る。
驚くな。驚く顔をしたいのはこっちだ!
多分和歌月の年齢・性別・挑戦ジャンル、アクションクラブ所属から女優転向という流れを見るに、一番しっくりくるのはジャパンアクションエンタープライズなんですよね
でも原作だと所属の名前は剣崎アクションクラブ
だとするとジャパンアクションエンタープライズの旧名のジャパンアクションクラブと、大野剣友会の名前を混ぜたものか
あるいはジャパンアクションエンタープライズと並び称される倉田アクションクラブと、大野剣友会の名前を混ぜたものなんじゃないかと思うんですよね
レッド・エンタテインメント・デリヴァーが元ネタは多分ない
ただジャパンアクションクラブがジャパンアクションエンタープライズに改名したのは2001年で、アクタージュの原作者さんは2001年の頃は10歳で、多分『ジャパンアクションクラブ』の方の名前で覚えてたわけじゃないと思うので、倉田アクションクラブの方だと推察しました
倉田では六歳くらいからアクション俳優を育てていたりします