初投稿なので少々おかしな点などがあったら言って貰えたら嬉しいです!
俺と蘭の日常
俺の名前は三島耀汰《みしまようた》羽丘学園の1年生だ。5年ほど前までは女子高だったの学校だが共学になり今では男子生徒の数も多くなってきた。
俺には幼馴染がいる。花道の家元の一人娘で同じ羽丘に通っている同い年の美竹蘭という女の子だ。最近は幼馴染の女の子5人でバンドを組んだようだ。近々ライブがあるようで蘭に『絶対来てよ…』と上目遣いで誘われた。そんな態度とられたら行かないとは言えないわけで…
正直に言おう、俺は蘭が好きだ。小さい頃からずっと想いを寄せている。しかし、告白して蘭に嫌われたらどうしようと考えるとどうも動けずにいる。いや、いつまでもビビってたらダメだ!今年こそは!蘭に告白する!
コンコン
なんてとを考えていたらノックが鳴った。恐らく蘭だろう。
「はーい空いてますよー」
「耀汰…おはよう」
「おはよう蘭。そろそろ学校行くか」
「うん、早く行こ」
時刻は7時50分、ちょっと遅くなってしまったがまあトラブルさえ巻き込まれなければ大丈夫だろう。こうみえて俺は人生で遅刻をした事が1度もない。
「じゃあ行ってきまーす」
「行ってらっしゃーい」
奥から母さんの声が聞えたのを確認し、俺と蘭は玄関をでた。
俺たちの学校は電車で20分ほどの距離にある。近いような遠いような微妙なとろだな。まあ蘭と話してるとあっという間に着くので退屈はしないけどな。
駅を降り学校に向かう。しかし、何やら視線を感じる。
突然だが俺はvalkyrie《ヴァルキリー》というバンドでメジャーデビューを果たしている。高校生4人のバンドで俺はギターボーカルを担当している。
自分で言うのもなんだがめちゃくちゃ人気グループだ。おかげで学校では男子の夢のキャーキャーハーレム状態だ。それは学校だけではなく街中でも同じ事で……
「ねえ、あれvalkyrieの耀汰じゃない?」
「マジだ!俺超ファンなんだよ!」
はぁ、またか。ファサービスは旺盛な方の俺だが登校中はやめてほしい。全員を相手にすると時間がかかるな、しかし遅刻する訳にもいかない。結局トラブルに巻き込まれてるな。蘭を見ると明らかに面倒くさそうな顔をしている。
「悪い蘭、走るぞ」ギュッ
「えっちょ、ちょっと//」
俺は蘭の手を握り野次馬の間をすり抜けて走った。
「ごめん!学校遅れるからまた今度な!」
「はぁ、またこうなるわけね。あんたの幼馴染になると大変だよ」
「そんなと言ってる場合じゃねえぞ!こっちは皆勤がかかってんだ!それより手離すなよ!」
「うん…//」
さっきよりも蘭の手を強めに握り学校へ走りだす。確か走れメロスで『太陽が沈む速さより速く走った』という描写をどこかの先生が計算したらマッハ11だったとか言ってたが、今の俺たちその域に達してるんじゃないかと思う。……いや、ないな。結局俺たちはホームルームに1分遅れ俺は皆勤が今日で途絶えた。
初めての遅刻、初めての反省文、全く嬉しくない初めてづくしで俺は少しイラついてる。
「おっす耀汰!珍しいな、お前が遅刻なんて、今日は雨でも降るんじゃねえか?」
「うるせえよ彰、道端でファンにつかまったんだよ」
こつは池田彰《いけだあきら》同じバンドメンバーの1人でドラム担当だ。中学からの友だちで一緒にいるとが多い腐れ縁というやつだ。
「変装したらどうだ?俺はいつもメガネしてるぜ?伊達だけどな」
「いや、変装は蘭が嫌がるんだよ。普通の俺がいいらしい」
前に1回だけ変装したら蘭にめちゃくちゃキモがられたからな、あれほどショックだった日はない。ていうか彰メガネだけでバレないのかよ、逆に心配だぞ。
「蘭ちゃんは耀汰のこと大好きだよなぁ。羨ましいぜまったく」
「なに言ってんだよ。蘭はただの幼馴染だぞ?それにバンドしか興味無い俺に好意を抱くわけねぇだろ」
「お前それ本気で言ってんの?蘭ちゃん俺に相談してきたぞ。耀汰のことがだいす…」
「彰…耀汰に変なこと言わないで。次言ったら○すから」
いつから居たんだ蘭。ていうか蘭怖っ!ア〇トレ〇ジかよ。一瞬蘭の闇が見えた気がする。彰がなにか言おうとしてたが蘭によって封じられた。
「わ、悪い蘭ちゃん。ちょっとこいつがあまりにも鈍感すぎて…」
えぇ、俺が悪いの?何もしてないぞ?ていうか鈍感ってどういう事だよ。
「そんなとより1時間目移動教室だよ。もうみんな行っちゃったよ」
「まじか、そういえば1時間目音楽だったな。ていうか蘭なんで先行ってなかったんだ?」
「そ、それは耀汰と一緒に…たかっ……から」
「ん?なんて?小さくて聞えないんだけど?」
モジモジしてて可愛いなおい。
「だ、だから!耀汰と!一緒に!行きたかったからって言ってんの!!」
あーれが俗に言うツンデレって言うやつだな。やばい、蘭可愛すぎる。正直グッときたぞれ。
「そ、そうかなら早く行くか!授業まで遅刻はまずいしな!」
「……っ!……うん!」
「あのー、俺忘れてませんかね?いやいいんだけどさ」
彰のとは置いといて俺たちは仲良く手を繋いで音楽室へと向かった。蘭は終始笑顔が絶えず「えへへ//」なんて言っていた。そういえば蘭は昔から甘えん坊だったな。最近バンドが忙しすぎて蘭に構ってあげられなかったけど今日は仕事もないし、放課後遊びにでも誘うかな。
そんな事を考えながら音楽室の扉を開ける俺だった。
いかがでしょうか!こんな蘭は見たくないという人もいるとは思いますが僕はこういうのが見たいんです!(笑)
蘭のツンデレ僕だったら失神しちゃいますね、ほんとに。
初投稿がシリーズ編なのでプレッシャーもありますが、暖かい目で見てくれたら助かります。感想や評価くださるととても嬉しいです!是非ともお願いします!ではまた!