幼馴染との高校生活は退屈しない   作:夜助

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どうも夜助です!

結構間が空いてしまいまして申し訳ありません。

言い訳はしません。ごめんなさいです。

それでは13話どうぞ!



姉の思いと弟の思い

〜耀汰視点〜

 

「ただいまー!」

 

「梨央〜!おかえり〜パパ寂しかったんだぞ〜!」

 

「あはは!パパは相変わらず私のこと大好きだねぇ」

 

「娘が大嫌いな父親がどこにいる!世界の父親は娘LOVEだぞ!」

 

いや、父さんの姉ちゃん好きは異常だぞ…

 

そういえば紹介していなかったな。姉ちゃんの名前は三島梨央、めちゃくちゃ頭が良くて現在はアメリカの超エリートが通う有名な大学に1年生として通っている。そして極度なブラコンだ。

 

俺はぶっちゃけ姉ちゃんが苦手だ。姉ちゃんのブラコンは尋常ではない。俺が中学に進学しても1人で行けるかとか怪しい人について行ったらダメだよとか幼稚園児に言っているのかと思う発言も多々、去年まで一緒に寝てくれと泣きつくほどだ。

 

そんな姉が何故1人でしかも海外に行ったのか、姉ちゃん曰く「そろそろ弟から離れないと結婚出来ない」だそうだ。

 

しかしアメリカに行ってからも毎日電話掛けてきて寂しいだの早く帰りたいだの、何しに行ったのだと思う。

 

「今日は莉央の好きな料理たくさん作るから楽しみにしててね!」

 

「ありがとうママ!じゃあ耀汰の部屋で待ってるよ」

 

「おい、なんでそこで俺の部屋なんだよ」

 

「いいじゃ〜ん、蘭ちゃんも行こ!」

 

「うん!アメリカでの話たくさん聞かせて!」

 

蘭は味方になることはない、姉ちゃんのこと好きだからな。

 

「はあ、じゃあ行くか」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ガチャ

 

「おっじゃましま〜す」

 

「物は壊すなよ…頼むから、マジで」

 

「そんなことしないって〜じゃあまずは〜耀汰のベッドにダーイブ!!」

 

「おい!!」

 

「はあ〜耀汰の匂いがする〜」スンスン

 

「おい、やめろ!恥ずかしいからスンスンするな!」

 

俺の匂いってどんな匂いだよ、臭くないよな?大丈夫だよな?

 

「蘭もなんとか言ってくれ」

 

「梨央お姉ちゃん……」

 

「ん〜?なに〜?」

 

「私もいい?」

 

お前もかーー!!

 

「もちろん!おいで!」

 

「………」スンスン

 

「………耀汰の匂い」ボソ

 

やめてくれ、ほんとに精神壊れちゃうから…

 

「はあ、飲み物取ってくる、麦茶でいいか?」

 

「うん、ありがとう」

 

「私コーヒーがいいで〜す」

 

「めんどくせぇから麦茶な」ガチャ

 

〜蘭視点〜

 

「ねえ蘭ちゃん」

 

「なに?」

 

「蘭ちゃんと耀汰って付き合ってるんでしょ?」

 

「んなっ//…誰から聞いたの?」

 

「ママからだよ、やっとかって感じだよ〜」

 

なるほど…ていうか梨央お姉ちゃんの事だら私の耀汰を取らないで〜なんて言うと思ったからちょっと意外かも。

 

「あー!蘭ちゃん意外って思ってるね?」

 

「…梨央お姉ちゃんもしかしてエスパー?」

 

「あはは!何言ってるの蘭ちゃん、顔みたら分かるよ!」

 

…そんなに顔に出てたの?恥ずかしんだけど……

 

「私心配してたん私のせいで女の子苦手なんじゃないかなって、それに耀汰めちゃくちゃ有名人じゃん?顔もかっこいいし、変な女の子が付きまとうんじゃないかなって」

 

まあ、そんな時期もあったかな。一時は私さえも近づかせてくれなかったし。

 

「だから蘭ちゃんが耀汰を選んでくれて安心したんだ〜蘭ちゃんなら耀汰を任せられるからね、ほかの女の子じゃ私絶対許さなかったよ!」

 

そんな爽やかに言われても……でも梨央お姉ちゃん耀汰のことちゃんと考えてくれてたんだ…いいお姉ちゃんだよほんとに。

 

「…本来なら今日の帰省も迷ったんだよね、私が帰ってきて耀汰のストレスにならないかなって…ほら私嫌われてるしさ」

 

そういう梨央お姉ちゃんの目には涙が溜まっている。……お姉ちゃん勘違いしてるよ…耀汰は……

 

「ご、ごめんね!泣くつもりはなかったんだけど…さっきの対応見てるとやっぱりさ…辛いよ……」

 

「梨央お姉ちゃん、それは違うよ!耀汰は……」

 

「姉ちゃんそれは違うぞ」

 

「え?」

 

声の聞こえる方を見るとそこには耀汰がいた。

 

〜梨央視点〜

 

「姉ちゃんそれは違うぞ」

 

「え?」

 

耀汰が麦茶2つとコーヒーを持ってそう言った。ていうかコーヒー持ってきてくれたんだ……なんだかんだで優しいね。

 

「姉ちゃんはブラコンでみんなには小学生のころはからかわれるし…まあそいつらは全員しめたけどさ…確かに苦手なところもある」

 

「……だけどさ……嫌いなわけねぇじゃん…ムカつくとこもあるけど世界にたった1人しかいない大事な姉ちゃんなんだよ…だからもう泣くなよ、泣かないって決めたのは姉ちゃんじゃねえのか?」

 

涙が堪えきれないよ……ほんとだよね…弟の前では泣かないって耀汰の前で誓ったのに…でも我慢出来ないよ……

 

「うん、うん…ごめんね…」

 

「よし!じゃあこの話は終わりな!どうだった?大学は」

 

「なかなか刺激的だよ!日本人は誰もいないけどね!」

 

「まあそうだろうな、でもすごいなほんと尊敬してるよ」

 

「もう〜やっぱり耀汰大好き〜」ダキ

 

「ああもうだから!急に抱きつくのやめろ〜!」

 

「えへへ〜大好き〜」

 

「はあ、全く……」

 

「ねぇ二人とも」

 

「ん?な〜に?」

 

「泣かないって決めたって2人には何があったの?」

 

「ああ、そういえば蘭にはいってなかったな」

 

そう言って耀汰は私たちの10年前の話を語った。

 




最後まで見てくれてありがとうございます!

お分かりのように次回からは過去編に入ります!

これからも投稿頑張って行きますので応援よろしくお願いします!

それではまた!
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