病院の実習で投稿が出来ませんでした。
申し訳ありません
さっそくどうぞ!
まさかこんなことになるなんて考えてなかった。耀汰も蘭も誰も……
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〜耀汰視点〜
今日はクリスマスイブ。イエス・キリストの生誕日でありそれを祝う日である。決してリア充のためのイベントなどではない!リア充爆発しろ!
なんて考えてた昔の俺。しかし、今は違う!晴れてリア充の仲間入りとなった俺にとってクリスマスは一大イベントだ!
今日は蘭と1日ともにすごし、最高なレストランで最高な料理を食べ、最高な夜景が見える場所で最高のプレゼントを渡し、最高の愛を囁く!俺の計画は完璧だ……
「ふふふ……はーはっはっは!」
「ちょっと耀汰!朝からなに気持ち悪い笑い方してんの!お母さんそんなふうに育てた覚えないよ!早く朝ごはん食べてよね」
「………」
こ、声に出てたとは……次からは気をつけよう。
「はあ、準備するか」
現在時刻は午前7時を過ぎた頃、蘭との待ち合わせは9時だ。俺は部屋を出て、階段を降りてリビングに向かった。
「おはよう」
朝の挨拶をすると父さんはテレビから流れているニュースをまじまじと見ていた。
『昨日夜9時頃、東京都○○駅付近で通り魔事件がありました。被害者は2人でどちらも女性であり腹部をさされており現場付近にいた目撃者の119番通報により病院に搬送されました。幸い命に別状はありませんが犯人は捕まっておらず警察が事件の捜査をしている状況で……』
「まあ、○○駅ってうちの近くじゃない。怖いわ〜」
「ああ、全く犯人の気持ちがわからん!こんなことをしてなんの意味があるんだ」
「耀汰も今日蘭ちゃんと出かけるんでしょ?気をつけなさいよ?」
「昨日の犯行現場付近を犯人もそう簡単に来ねえよ、まあ気をつけるけど」モグモグ
「ごちそうさま〜そろそろ仕度して行ってくるわ」
「ほんとに気をつけなさいよ〜!」
「へいへい」
『なお目撃者による犯人の特徴として黄色いセーターに緑のニット帽を被っており……』
テレビで事件の内容が聞こえたが特に気にする事無く俺は自分の部屋へと向かった。
「……そろそろ行くか」
時刻は8時20分、少し早いがこの寒い季節の中待たせたくはない。俺は財布とスマホを持ち、コートを着て家を出た。
駅に着いた俺は待ち合わせ場所である猫の犬の像がある所へと歩いていった。
「8時35分…さすがにまだ来てないな。ていうか家隣なんだから一緒に行けばいいのに……」
蘭にそう言ったらたまには待ち合わせってのもいいでしょ?と言われた。よく分からんが蘭がそうしたいのだったらという事でこうなったのだ。
俺はポケットからスマホを取り出し蘭が来るまで時間を潰していた。
「あれ?耀汰?」
声がする方へ顔を向けるとそこには俺の恋人である蘭がなんで?って顔でこっちを見ていた。
「……早くない?」
「蘭を待たせる訳にもいかなかったからな。ていうか蘭も早いじゃん俺が着いてから5分も経ってないぞ?」
「…私は耀汰を待っていたかったら……」
「……なんで?」
「そういうの憧れるじゃん?」
「そういうもんなのか?」
「そういうもんだよ、それよりさ…」
そういうと蘭はクルっと一回転し俺に聞いてきた。
「なにか言うことは?」
恐らく蘭のコーデを褒めて欲しいのだろう。今日の蘭の服装はネイビーのタイトスカートにライダースーツ、そして普段は履かないであろう黒のヒールだ。正直いってめちゃくちゃ似合ってる。
「に、似合ってるな!」
「…それだけ?」
「そんなこと言われても似合ってて可愛いとしか思えないんだよ」ボソ
「〜〜〜っ//」
「あれ?顔赤いけど…怒ってる?ご、ごめん!可愛い以外言葉が出なくて……でも本心だから!」
「わ、わかったから周りに人いるんだからちょっとボリューム抑えてよ!」
「わ、悪い……」
「……ありがとう」ボソ
「え?なんだって?」
「なんでもない!早く行くよ!」
「お、おい!」
蘭が俺の手を繋ぎ急かせかと歩く。こうして俺たちのデートは開幕されたのだ。
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「それより今日どこ行くの?」
「色々と考えてるけど最初は水族館行こうぜ!」
「いいね!久しぶりだなぁ。最後一緒に来たのいつだっけ?」
「小学校の遠足以来だな」
「そんな昔なんだぁ。考えてみればそれ以来誰とも水族館行ってないよね?」
「そ、そうだな……」
俺は内心ドキリとした。実は俺は1ヶ月ほど前テレビの収録で水族館へ行っていたのだ。それも人気女優さんと…まあ特に蘭が不安になるような事は無かったので特に蘭に言っていなかったのだが不意にそう言われ冷や汗が出てしまった。
「あれ?行ったの?」
「ま、まあな。収録でだけど」
「ふ〜ん…それって女の人?」
あれ?蘭怒ってらっしゃる?素直に言うべきなのだろうか…まあ、いずれバレる事だし仕方ないか。
「そうだよ、今やってるドラマに出てる主演の女優さん」
「へ〜、二人っきりで?」
「ま、まあカメラマンとかはいたけど遠いところから撮影したりも、あったから実質二人っきりだな」
「………」
や、やばい。なにがやばいってもう全てがやばい。蘭から負のオーラが半端じゃないほど見える。
「だ、大丈夫!蘭が不安になるような事は決してなかったから!信じてくれ!」
「……わかった…」
「ごめんな、不安にさせちまって。そんなつもりじゃなかったんだ。俺が好きなのは蘭だけだからな」ナデナデ
「…うん」ギュー
「それより着いたぞ!よし!中に入ろうぜ!」
「そうだね!」
蘭もやっと機嫌を取り戻し手を繋いで館内へと入っていった。
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〜蘭視点〜
中に入るとクリスマスってこともあり恋人や夫婦、家族連れが多くいた。
「大人2枚ください」
「お1人2500円になります」
やっぱり水族館ってちょっと高いよね。まあ今日はそれなりに持ってきてるから大丈夫だけど。
「じゃあ2人分で5000円でお願いします」
「ちょ、耀汰?お金くらい出すよ?」
「5000円くらい出すよ。芸能人舐めんなよ〜?そのお金は買いたい物のために取っときなよ」
「あ、ありがとう……」
お金関係で揉めるのは私は好きじゃない。貸し借りも色々面倒事が起きるから本当に信頼できる人としかしない、Afterglowとかね。
耀汰もその1人だけど耀汰に私のためにお金を貢がせたくはない。それが嬉しい女性もいるんだろうけど私はそんな卑怯な女じゃない。
「その代わりお昼ご飯は私が出すから!」
「わ、分かったよ。ありがとうな」ナデナデ
「えへへ//それより早く行こ!魚たちが逃げちゃうよ!」
「水槽から逃げられるわけねえだろ……」
「うわ〜〜!いっぱいいる〜〜!」
「ここらじゃ1番大きい水族館らしいからな、ほらあそこサメがいる」
「……サメって、よくここの魚食べないよね?大丈夫なの?」
「基本的に魚類は、自分の口より大きな餌を食べねえんだけど逆に口に入る大きさなら自分の子供でも食べるんだとさ。
だからそれぞれの身体の大きさを調整すると、混泳させても襲わないんだってさ」
「へぇ、よく知ってるね?」
「辰巳さんから聞いたんだよ。あの人無駄な知識がおおいいから」
「どこからそんな知識を取り入れてるんだろう」
「さあ?詳しくはわかんないけどな。ちなみにサメは鼻がいいから血の匂いを嗅ぐと興奮して、襲い始めたりするみたいだな。だからぶつかって怪我した魚などがいる水槽だと暴れる可能性があるんだって。だからサメとの混泳は、流れるプールのような回遊水槽が基本らしい」
「それも辰巳さん情報?」
「いや、ネット……」
「……勉強したんだね」
「…まあな」
「本当に真面目だねぇ」ナデナデ
「や、やめろ〜!ナデナデするな!」
「あはは!可愛いねぇ」
「恥ずか死ぬ……」
それから色々まわって見て気づいたらお昼になっていた。
「そろそろお昼ご飯食べる?」
「そうだな、2階にカフェテリアがあったからそこで休むか」
そうして私たちは2階にあるカフェテリアへと向かった。
「まだ迷ってんの?」
耀汰が唐突にそう聞いてきた。
「だって美味しそうなのが沢山あって迷っちゃうよ…とりあえず2個までには絞れたけど…」
「へえ、どれ?」
「この明太パスタと海鮮カレーライス」
「分かった、じゃあ店員呼ぶか」ピンポーン
「ちょっと?まだ決めてないんだけど?」
「お待たせしましたー!」
「この明太パスタと海鮮カレーライス1つ、後メロンソーダとオレンジジュース1つお願いします」
「かしこまりましたー!少々お待ちくださーい!」
「2つ頼んでも食べられないよ?ていうか耀汰の分は?」
「アホか、1つは俺のだ」
「え?」
「蘭が悩んでた奴が俺が食べたいやつだったからなお互い交換したらいいだろ?」
そうは言ったけどあの2つ海鮮系なのに…耀汰苦手じゃん…ほんと、こういうところズルいよ……
「無理しないでよ?吐かれても困るから」
「な、なにが?」
「ばーか…フフフ」
「ば、バレてたか」
「当たり前じゃん?何年一緒にいると思ってんの?」
「……だな」プイ
顔を赤くしてる耀汰を幸せな気分で見ていると注文していた料理が出てきた。
「「いただきます!」」
「……おいしい〜!」
「……う……う、美味いな…」
「だ、大丈夫?無理なら我慢しないで残しなよ?」
「そんな勿体ないこと出来るかよ。それより蘭…」
「ん?」
「はい、あーん」
「んなっっ!//」
まさか王道のあーんが待ってるとは思わなかったよ。っていうか耀汰面白がってやってるよね絶対。
「ほら、早く食べろって。腕疲れちゃうから」ニヤニヤ
こんの男は〜!見てろ!恥かくのは耀汰の方だから!
「ありがとう…あーん」
そう言って私は横髪を耳にかける仕草をしながら目を瞑り男心がくすぐられる…と本で書いてあった体制をとった。
「んな!!!//」
「……」アム
「……」
「おいしいね」
「そ、そうか//」
この勝負は私が勝ったみたいだ。ただこれは私にもダメージが大きい勝負は引き分けだね。
そう思いながら私は恥ずかしさから味がしなくなった料理を食べたのだった。
最後まで見てくれてありがとうございました!
本当は2話くらで終わらそうと思っていたのですがもう少し続きそうな気がします……
次回は早めに投稿するのでこれからも応援よろしくお願いします!
それではまた