FWF東京予選大会は東京から約20チームのバンド達が集まり、競い合う。その規模も広いため会場は予選にも関わらず大きな会場で行われる。
この大会で評価を得られた上位2チームのバンドがバンドの頂点を競う大会「Future World Fess」通称「FWF」に出られる。
私たちAfterglowはこの日の為にたくさんの時間を費やしてきた。この大会には友希那さん率いるRoseliaも参加している。友希那さんには、いや、Roseliaには絶対負けたくない。私たちの目標は予選1位通過になった。
「Afterglow様はエントリーナンバー19番です。こちらの番号札を衣装に付けて出番までお待ちください」
私たちは最後から2番目となった。Roseliaは……
「Roselia様はエントリーナンバー20番です。〜〜……」
Roseliaは最後のようだ。Roseliaの前でRoselia以上の演奏をしよう!
「蘭、気合い入れるのは良いけど入れすぎて空回りはするなよ?」
「か、空回りなんてしないから。そういう巴も緊張しっぱなしじゃん。膝が震えてるよ?」
「……緊張してないなんてわけないよ。朝からずっと震えてるさ」
珍しく弱気な発言の巴。ライブに支障がなければいいけど…後で声をかけておこう。
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「会場の皆様、大変長らくお待たせしました!ただいまからFWF東京予選大会を開催いたします!」
司会の始まりを告げる挨拶が始まると会場はいきなりボルテージMAXに近い盛り上がりをみせた。
「なお、司会進行は私○○テレビ局アナウンサー高島が努めさせていただきます!よろしくお願いします!」
「そして今日の審査員を5名紹介させていただきます!まず初めは音楽界のカリスマ音楽プロデューサー〜〜」
俺は審査員の中で最後の挨拶をすることになっている。俺が最後でいいのかも不安だが。
「そして最後に!今人気絶頂のバンドグループValkyrieからギターボーカル三島耀汰さんです!」
「皆さん今日は思いっきり楽しんでくださいね!バンドの人たちも思いっきり楽しんでそして会場を盛り上げてください!本日はよろしくお願いします!」
自分たちの全力が出せるように激を飛ばす。会場はさらに盛り上がった。
「それでは審査のルールに入らせていただきます!審査員の方たちはそれぞれ1から10の札をそれぞれ持っております!各バンドの皆様には自分たちの演奏をしてもらい、5人の合計点数をそのバンドの評価とさせていただきます。そして評価の高い上位2チームが5月に開催されます。Future Word Fess通称FWFの参加資格を得ることができます!皆様頑張ってください!」
「それでは1番目のグループの方よろしくお願いします!」
とうとう始まったな。蘭、Afterglowのみんな、そしてRoselia、頑張れよ!
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「ありがとうございました!」
「さあ、それでは審査員の皆さん点数をよろしくお願いします!」
このグループは各々のレベルはとても高いそれこそRoseliaに引きを取らないくらい。……だけど。
「それでは一斉にどうぞ!」
俺は6点の札を上げた。
「3点、6点、7点、7点、6点!合計点は29点です!」
『おーーーー!』
さ、3点?それはいくらなんでも……
「それでは1番点数の低かった音楽プロデューサーの松田さん!内容をお聞かせください!」
「はい、まずはお疲れ様でした。点数ですが、はっきり言って全然ダメですね。それぞれのレベルはとても高い。しかし協調性が全くなってない。きつい言葉をいいますが、音が死んでました。しかしまだ可能性はあります。さらに磨きを上げてください!」
なるほど音楽界カリスマと言われるだけあって、厳しいな。これはあいつらも厳しいか?
「ありがとうございました!それでは三島さん、6点という点数ですが……」
「はい、松田さんの言う通り各々のレベルは高いと思います。しかし、音が死んでるとまでは言いませんがリズムが早くなったり遅れを取ったりとアンバランスな点がいくつか見られました。」
しかしと俺は続けて発言する。
「歌詞の意味や感情の入りはとても良いものだとおもいます。いつかあなたたちのような歌を作ってみたいですね」
「ありがとうございます!」
メンバーはこちらに向かって深々とお辞儀をした。泣いているメンバーもいるが恐らく悔し涙だろう。
「ありがとうございました!それでは次のグループの登場です!」
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そんなこんなでライブは進んでいき私たちの前のバンドの出番となった。
「もうすぐだな…」
「みんな緊張してる〜?」
「正直心臓バクバクしてる…」
「わ、私も…」
「ちょっとみんなー本番前にそんなガチガチになんないでよー」
緊張しないわけがない。こんな舞台で緊張しなかったらその人は人間じゃないと思う。私は緊張を解す為にもみんなに声をかけた。
「ちょっといいかな」
「どうしたの?蘭ちゃん?」
「みんなこの日の為に今日まで一生懸命練習してきたよね。みんながいたから挫けずにここまで来れた。みんなありがとう。ベストを尽くそう!」
「蘭……」
「こっちこそありがとうだよ!蘭ちゃん!」
「つぐの言う通りだよ〜でもそういうセリフってこんな所で言うもんじゃないよね〜?もっと大きな舞台じゃないと〜」
「ちょ、ちょっとモカー!せっかく感動場面だったのになんて事言うの!」
ひまりの一言でみんなが笑う。さっきまでガチガチだったみんなの表情はいつの間にか穏やかな表情になっていた。
「…フフ。こんな感じが私たちらしいね」
「もう!蘭までー!」
「Afterglowさん。準備お願いします!」
「「「「「!!!!!」」」」」
いよいよ私たちの出番だ。私は気持ちを落ち着かせる為に深く深呼吸をした。
「蘭、Afterglowのみんな、固くならずにいつも通りあなた達だけのライブをしていらっしゃい」
友希那さんが珍しく私たちにエールを送ってくれた。そんなに緊張してるように見えたのかな?
「ありがとう友希那さん」
「…あら、そこはありがとう友希那お姉ちゃんじゃないのかしら?」
「………」イラ
「ちょ、ちょっと友希那!なんで今そういう挑発しちゃうかなー?あ、みんな頑張ってね!」
「挑発なんかしてないわよ」
「…………」
私は友希那さんの近くまで来てゆっくり拳を友希那さんの前に突き出した。
「ありがとう友希那お姉ちゃん……」
そして耀汰がいつもライブの時に言うセリフを使わせてもらった。
「黙ってそこで見てな!」
友希那さんはクスっと笑うと
「ええ、いってらしゃい!」
と拳を合わした。さっきまでの緊張がアホらしいくらい私たちは緊張をしていなかった。
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「さあ!残す所残り2チームとなりました!只今の最高得点は○○で45点です!この点数を越す事が出来るのか!それでは登場していただきます!Afterglowのみなさんです!」
「頑張れよ!」、「Afterglow!」と恐らく私たちの大勢のファンの人たちの声が聞こえた。私は挨拶がてらコードストロークをし、会場に向かって一言だけ。
「Afterglowです。まずは1曲目『Scarlet Sky』」
その一言を発した瞬間観客の盛り上がりと同時に私たちAfterglowのライブは始りを告げた。
なんとか書けた………
なんか文章めちゃくちゃな気がするけど本当にごめんなさいです。
バンドリのコラボ記念星4確定ガチャ引こうか迷ってる夜助でした。
ではまた!