今回は少しシリアスな展開にしてみました。最近寒いですねぇあと2ヶ月で今年ももう終わりますね!まだ2ヶ月あるやんけって思います?もう2ヶ月しかないって思います?僕は後者です笑年取ったのかな?まだ19の若僧ですが笑
それでは3話どうぞ!
〜耀汰視点〜
少し昔話をしよう。俺は小学校低学年のころ空手を始めた。理由は1つ、守りたい子がいたから。
そう、その子こそ蘭だった。蘭は今と違って少し気の弱い女の子だった。そのせいか蘭はよくクラスの男子からちょっかいをかけられていた。
蘭はよく校舎裏で泣いていた。誰にも気づかれないように、一人静かに。
俺はそばに居てやることしか出来なかった。そんな蘭を俺は見るのが耐えられなかった。「こいつを助けられるのは俺だけだ」当時の俺はそう考えて父さんに格闘技を習わせてくれと頼んだ。父さんは「まだ小学生のお前に言うことではないがいい男に育ったな」と言い近所の空手教室に行かせてくれた。
まだ小学生だった俺は死にものぐるいで練習をし、一年後には全国2位という成績をたたき出し、中学では全国優勝を果たした。今はバンドが忙しくて空手はしてないがその辺の輩倒すのはなんてことない。
「蘭大丈夫か?遅くなってごめんな、すぐ片付けるから」
「おい!大丈夫か?しっかりしろ!」
「なんだこの男?こいつの彼氏か?」
「うるせえよ、少し黙ってろ」
俺は今までにないほどに殺意が湧いていた。蘭に手をだそうとしたこいつらは今すぐにでも殺してやりたい。だけど犯罪を犯したらまずいからな。となったらやることはひとつだ。
「とりあえずお前ら殺さない程度で半殺しな?」
どす黒い低い声で静かにそう言った。あれ?このセリフどっかの漫画で似たようなセリフ聞いた事あるな、まあいいや。俺はゆっくり集団の輩どもに近づいた。
「数は……2人4人6…彼女ら3人を入れたら9人か…ぶちのめしてやるからまとめてかかって来いよ」
「くそ!いくぞ!やっちまえお前ら!」
ありきたりセリフを並べながら大振りで殴りかかってくる。こういう奴は対処が楽だ。攻撃をバックステップで避けその反動でみぞおちに向けて回し蹴りを浴びせた。ヤンキーの1人はあっという間に気絶した。
「ありゃ?少しやりすぎたわ…って泡吹いてんじゃん、気持ちわり」
「な、なんだこいつめちゃくちゃ強いぞ!」
「な、なあ三島って確か中学のときに空手で全国優勝したあの三島じゃねぇか?」
「そうだ!思い出した!暗殺を目論む暗殺者のような目で狙いを醒まし、相手全員を病院送りにした、その姿はまさに『アサシン』着いた異名はアサシン三島!当時まだ14歳ながら最強のアサシン三島か!」
なんだそのくそダサい異名は……そんな風に呼ばれてたのか俺、まあいいや残り8人は一気に仕留めよう。俺は近くにいた男5人の顎に目掛けて膝蹴り、肘打ちを食らわし、気絶させた。
「さ、こいつらはもう使えないよ?顎に当て脳震盪起こしてしばらくは動けないから」
本当はこの女子3人もぶちのめしたい、だが俺も普通の人間だ、女の子に暴力はナンセンスだろう。
「君たちもやってあげていいけど女の子に暴力を振るうほど俺は腐ってない……なにもされたくなかったら今すぐここから消えろ」
『ご、ごめんなさい……』ガタガタ
「ああ、あともう一つ、次蘭になにかしようとしたらその時は本気で殺すからそのつもりで……ねっ?さあ、早く行きな」
女の子3人は声を出すことすら忘れてその場から逃げ出した。
「とりあえず蘭を保健室に連れてくか、よっと……」
俺は蘭をおんぶし、保健室に連れていく。え?そこはお姫様抱っこだろって?ばーか、そんなことしたらスカートから下着が見えちゃうかもしれないだろ。
「相変わらず軽いなぁ蘭は…しかし普段も可愛いが寝顔はもっと可愛い気がするな…ってやべ!変なこと言っちまった、蘭が寝ててくれて助かったな」
危うく黒歴史を刻むところだった。俺は蘭が起きないようにゆっくり保健室に向けて歩き出した。
〜蘭視点〜
「んっんん……ここは…保健室?そうか、私寝ちゃったんだ」
きっと耀汰が運んでくれたんだろう、やっぱり優しいな、耀汰は。
「今何時だろ、って17時!?もう放課後じゃん!やっちゃった〜」
窓を覗くと空は夕日で真っ赤に染まり下を見れば下校している生徒や部活動に励む生徒たちで賑わっていた。
「ってやばい!耀汰と放課後デートの約束があったんだった!」
再び窓を覗き門の近くを確認した。耀汰はいないみたいだ。とりあえず耀汰に連絡しよう。そう思いポケットから携帯を取り出そうとした。
ガラガラッ
扉が開いた音が聞こえたので振り向くと、そこには私が大好きな人、耀汰がいた。
「よかった、目覚ましたんだな」
「耀汰…今起きた、ごめん」
「いや、あんなことがあったんだし仕方ないさ、今日は家に帰ってゆっくり休みなよ?デートは……しばらく仕事で忙しいな…スケジュール空けとくからその時にまた行こ」
「で、でも!」
「でもじゃなーい!もし道端で倒れられたりしたら嫌だぞ?それこそ俺が親父さんに殺される」
こうなった耀汰は絶対に根を曲げない。しかし私は耀汰ともっといたい。大好きな彼のそばに居たい。
「じゃあ帰る…その代わりさ?」
「ん?なんだ?」
私は耀汰の耳元まで口を近づけ、そっと呟く。
「今日は私の家で過ごそうよ…」
「えっ!?」
耀汰は顔を林檎みたいに赤く染める。
「何驚いてんの?家なんてしょっちゅう来てたじゃん」
「いや、中学の頃だろそれ…」
「中学卒業してまだ半年しか経ってないよ?いいじゃん、行こうよ」
私は上目遣い並びに目に涙を少し溜めながら頼んだ。少々あざといが耀汰はこれをされると断れないのを私はよく知っている。
「わ、わかったよ…んじゃあ行くか、帰るぞ」
耀汰は恥ずかしいのか後ろを振り向いて素っ気なく対応する。そこはかっこよく対応してほしかったなあ。でもいいや、私も今顔を見られたらやばいから……私の顔が赤く感じるのは恐らく夕日のせいだろう。
最後まで見て頂いてありがとうございます!シリアスって言ったんですけどシリアスじゃない気が……難しいな。話は変わりますが寄宿学校のジュリエット面白いですよね!蓮季可愛すぎかよ!僕佐倉綾音さん大好きでして…蓮季の声抜群に合ってますよね!悶絶しちゃうかもですぅ!ちょっとキモくなってしまいました、反省反省。学校とバイトで忙しくなってくるので投稿ペース落ちてしまうかもしれませんが消滅することは絶対ないです!1週間に2~3話投稿出来たらなと思います!みなさんのご感想、評価お待ちしております!
それではまた!