幼馴染との高校生活は退屈しない   作:夜助

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どうも!夜助です!専門学生なんで授業忙しくて空いてしまいました。

書き溜めてないんで更新はバラバラですがご了承ください。

その分面白い話が書けて行けたらなと思います!

さっそく4話どーぞー!


二人の距離

〜耀汰視点〜

とある住宅地にある大きな屋敷、表札には美竹と書いてある。俺たちは今その屋敷の真正面に立っている。蘭は俺が来ることを親に電話で伝えたようだ

 

「相変わらずでけえ家だな、びびって漏れそうになる」

 

「何言ってんの?いつも見てるじゃん、それに耀汰の家だって大きいよ」

 

「まあ、ぶっちゃけ親子そろって金持ちだからな、俺の収入はほんとんど親に渡してるし三島家に金は有り余ってるだろ」

 

こうみえて結構親孝行するんだよ俺、見えないだろ?俺もそう思う。ちなみに三島家の家は親父と俺の収入で得たマネーで建て直したのだ。

 

「そういうことは自分で言わないの、事実だけど……」

 

「それより早く入ろうぜ、お邪魔しまーす」

 

「とりあえず私の部屋に行く?」

 

「いや、先に親父さんたちに挨拶するよ」

 

「……わかった、じゃあこっち」

 

蘭に案内されながらリビングに向かった。ていうかわざわざ案内しなくてもつい最近まで行ってたんだからわかるんだけど……

 

ガチャ

 

リビングに入ると蘭の親父さんはソファーで夕刊を読み、おばさんはキッチンで夕飯の準備をしていた。

 

「お邪魔します。おじさん、おばさん、お久しぶりです。」

 

「あら〜いらっしゃい耀汰くん、久しぶりね」

 

「おお、耀汰じゃないか!よく来た!久しぶりだな〜元気にしていたか?」

 

「はい、おかげさまで。顔も出せず申し訳ありません。」

 

「いやいや、君は忙しい身だろうからね、今日は来てくれて私も嬉しいよ、芸能活動の方はどうだ?楽しいか?」

 

「そうですね、ツアーもありますし収録もたくさんあって大変ですけど充実してます」

 

まあぶっちゃけ充実よりしんどいが勝るがな……

 

「はっはっは!それはよかった!まあ、バンドと高校生活の両立は大変だろうが頑張りたまえ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「蘭のこともよろしく頼むよ?なんならこのまま蘭を貰ってくれてもいいんだが」

 

「ちょ、お父さん!!//」

 

いやいや実の父親がそんなこと言ったらまずいだろ、それとも信頼してくれてるからこそなのか

 

「蘭のことは好きですし、これからも大切にしていきますが将来のことはまた近いうち話すことにしましょう」

 

「よ、耀汰!?す、好きって何言ってんの!?」

 

「好き、大切…か……ハハ、それもそうだな!では耀汰、ゆっくりしていきたまえ」

 

「後でケーキとコーヒー持っていくわね」

 

「ありがとうございます、では失礼します」

 

礼を言い俺と蘭はリビングを出て蘭の部屋に向かった。蘭は父親の爆弾発言の後からずっと顔が赤い。照れてるな、これは。

 

「蘭、大丈夫か?さっきから顔が赤いがもしかして照れてるのか?」

 

いつものように蘭をからかった、いつもならここで「はあ!?そんなわけないじゃん!何言ってんの?バッカじゃないの?」となる。うん、このツンこそ蘭だな。しかし、蘭の反応は……

 

「し、仕方ないじゃん。あんなこと言われたら誰だって照れちゃうよ……それに耀汰の言葉、そ、その好きって……嬉しかったし……」

 

あ〜れれ〜?おかしいぞ〜?あまりにおかしすぎてどっかの少年探偵みたいな反応をとってしまった。とりあえず落ち着こう、スーハー。

 

ガチャ

 

扉が開くと女の子特有の甘い香りが鼻腔をえぐってきた。

 

「そこに座って」

 

蘭は俺をベットに誘導する。しかし蘭の部屋いい匂いだな。女の子の匂いっていうか、蘭の私生活を感じられる。俺はベットに腰掛けると蘭は俺をジーッと見ている。俺には分かる、これは甘えたいのだろう。

 

「蘭、こっちおいで」ポンポン

 

「……!い、いいの?」

 

「ほら、はやく」

 

「うん!」

 

……蘭……お前まじで可愛いな。俺を惚れ死にさせる気かよ。蘭は俺に抱きつきそのまま俺ごとベットに倒れる。しばらくは蘭の好きにさせておこう。

 

〜蘭視点〜

私は耀汰に向かって思いっきり抱きついた。弾みで私たちはベットに倒れた。その流れでいつものように耀汰胸に顔を埋める。

 

ああ、やっぱり耀汰の胸は落ち着くなあ。決して変態じゃないから、その辺は勘違いしないでよね。

 

「……ねぇ、耀汰」

 

「ん?どうした?」

 

「今日、ありがとうね、私を助けてくれて」

 

「当たり前だろ?俺の大切な幼馴染が傷つけられてんだ、黙ってるわけねえだろ、礼を言われるまでもないよ」

 

「そっか……それでもありがとう」

 

「お礼を言って欲しくてやった訳じゃないが、まあ、どういたしまして」

 

「それにさっきのお父さんとの話、すごい恥ずかしかったけど、すごい嬉しかったから//」

 

「そ、そうかそれならよかった」

 

胸の動悸が止まらない。好きって言ってもらえた。それは幼馴染としてなのか、それとも異性の女の子としてなのか、答えは耀汰にしかわからない。それでも嘘ではない事は確かにわかった。

 

「…………」

 

「蘭?どうした?」

 

もう我慢できない、この気持ちを隠せない。今すぐ彼に私の気持ちを伝えたい。数年間想い続けてきた貴方への想いを言葉にしたい。ああ神様……

 

「………耀汰」

 

少しだけでいいです……

 

「ん?」

 

私の味方になって……

 

「………私今までずっと耀汰の事が……っす……」

 

ガチャ

 

「お待たせ〜ケーキとコーヒー持ってきたわよ〜……あら、ごめんなさい、お邪魔だったわね。ケーキはここに置いとくからおじゃま虫は退散しま〜す。あ、耀汰くん今日はご飯食べていって!それとお父さんが今日は泊まっていきなさいって、それじゃあね、ごゆっくり〜」

 

「嵐のように去っていったな、ところで蘭なんて言おうとしたんだ?」

 

「…ん…も…ない」

 

「ん?なんて?」

 

「なんでもない!!!」

 

神様も、時には残酷なことをするようだ。それともまだ言わない方がいいとのことだろうか。どちらにせよチャンスを逃した。このツケは高く着くよほんとに……

 

しかしいい事もあった。耀汰は今日泊まることになったみたい。つまり今日1日はずっと甘えられるわけだ。こうなったらとことん甘えてやる!このケーキのように甘々とね!決意を固めた私はお母さんが持ってきたケーキを一口サイズに切って口へ入れたのだった。




最後まで見て頂いてありがとうございます!

蘭のお父さんキャラ変しまくってしまいました(笑)

早い段階から告白に持っていこうかなっと思ったんですがそれだと面白くないかなと思い延長させて頂きました!笑

僕も蘭みたいな幼馴染が欲しいなあ、現実は全然ちがうな……

それでは5話で会いましょう!ではまた!
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