専門学生なもんで後期の中間テストがあるんですよ、ええ。
まだテスト期間ですが時間の余裕が出来たので次話書けました!
今回は前回言っていた蘭視点からです!
それでは6話どうぞー
〜蘭視点〜
今朝は耀汰に対してかなりイライラしていた。でも最近忙しいのは分かってるし、疲れてて伝え忘れたんだろう。そう思うとイライラはいつの間にか消えていた。今回は許してあげよう。
私は午前の授業が終わり昼休みになったのでモカたちと合流し、屋上でお昼ご飯を食べていた。
「蘭、耀汰から連絡はあったか?彰はいつもの事ながら電話をかけても基本気づかなくて最初は出ないからな〜」
「いや、なにもないよ。ていうか仕事中に電話するのも野暮でしょ?」
「え〜?モカちゃんはてっきり仲良し夫婦だからしょっちゅう電話してるのかと思ったよ〜」
「ふ、夫婦じゃないし!まだ付き合ってもないのに……」
まあ、耀汰の仕事がない日はずっと電話してるんだけどね
「まだだって!てことは付き合うつもりなんだね!蘭!」
「う、う〜〜」
「ら、蘭ちゃん?顔真っ赤っかだよ?」
「だ、大丈夫……ちょっと暑いだけだから」
「照れてるだけだよね〜」
「なっっ//照れてない!」
「モカ、その辺にしてあげな。蘭が正気失いかけてる」
「そうだね〜やりすぎた〜」
ほんっとにこのすぐ赤くなるの治したい……そういえば耀汰は今何してるのかな。もう収録してるのかな。
「……会いたいなぁ」ボソ
「何か言った?蘭?」
「……なにも…」
つい口にだしてしまった。危うく聞かれてしまうところだったよ。でも耀汰には早く会いたい。今日はいつ帰ってくるのかな。
〜〜♪♪
私のスマホがなった。誰だろうか。画面を見て確認するとさっきまで話に出ていた耀汰からだった。
「……蘭?耀汰くんでしょ?早く出てあげなよ」
〜〜♪♪ピッ
「……もしもし……」
「蘭、元気か?ごめんな今朝は」
そんなことで電話してきてくれたんだ。ちょっと嬉しいな。
「別に…気にしてない。でも昨日のうちに言って欲しかったかな」
「うっ、そ、それはごめんなさいでした……」
結構落ち込んでるなあ。なんだか可愛い。普段はかっこいいんだけどたまに出る可愛さがキュンキュンしてしまう。
「ふふっもういいよ、耀汰の気持ちは十分伝わったからさ」
「だ、だけどな……」
なにかさせてあげないと気が済まないのかな…あ、いいこと思いついた。
「……じゃあ、今日何時に帰ってくる?」
「今日はあと今からの収録を入れたら3個あるから19時過ぎくらいかな」
「わかった。確か今日は耀汰のお父さんたち家にいなかったよね?」
「ああ、そういえば2人とも出張だって言ってたな。それがどうした?」
「てことは耀汰はヘトヘトに疲れて帰ってきても食べるものがないってことだよね?」
「身も蓋もないがそうだな……」
「だから私が晩御飯つくる」
「え?蘭が?大丈夫か?」
「だ、大丈夫だし!ちゃんとお母さんの手伝いもしてるから作れるようになったんだから!」
私だって料理くらい出来るんだよ!……耀汰に食べさせたいって考えから始めたのは内緒。
「そ、そうか!じゃあたのしみにしてるよ」
「……//待ってるからね!」
「……蘭」
「ん?なに?」
「……いや、ただ蘭の「valkyrieさんそろそろ準備をお願いしまーす」…やっぱりなんでもない。収録始まるから、じゃあな」ツーツーツー
なんだったんだろうか。めっちゃ気になる。それより約束は出来た。今日はなにを作ってあげようかな?聞いておけばよかった。
「耀汰くんなんだって?」
「今朝はごめんってさ。それからまあ色々あって晩ご飯作ってあげることになった……ひまり何を作ったらいいと思う?」
「う〜ん……日本食で魚料理とかは?」
「耀汰昔から魚介類苦手なんだよね」
耀汰の魚介類嫌いは以上なほどまでである。回転寿司に一緒にいっても唯一食べれるサーモンとあとは原価がめっちゃ安いであろう卵焼きだったりハンバーグ軍艦巻きだったり、回転寿司特有のやつしか食べない。
魚介類のなかでも貝が特に嫌いらしくカキ小屋やそういうところに行っても貝だけは絶対に食べてない。本人曰く、ブヨブヨしたりコリコリしてたりで気持ち悪いんだって。それがおいしいのに、もったいない人生送ってる気がする。
「う〜んじゃあ肉じゃがは?男の子みんな好きだよね?」
肉じゃがか……そういえば耀汰が初めて私に作ってくれたのも肉じゃがだったなあ。初めて作ったって言ってたのにめちゃくちゃ美味しくて悔しかったのを覚えてる。
「いいね、肉じゃがにしよう。肉じゃがに関しては耀汰ほど上手に出来るか分からないけど」
「耀汰って料理するのか?」
「人並みだけどね。家に行ったときはだいたい作ってくれる」
耀汰は料理は上手だけど漫画やライトノベルでよくあるお店でだせるほど料理がめちゃくちゃ上手いという高スペックはないのだ。それ以外は高スペックだけど……
「パンもつくれる〜?」
「作ってるところは見たことないけど頼んだらつくれるんじゃない?」
「おお〜今度作ってもらお〜」
最初はめんどくさいって言って断りそうだけどね。
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムなっちゃった!」
「そろそろ教室戻るか」
放課後スーパーに寄って食材買ってこないと。耀汰と行こうかな……いや、さすがに疲れてるだろうからゆっくりしてもらおう。
おいしいって言ってくれるかな?言ってくれたら嬉しいなあ。耀汰が帰ってくるのが楽しみになってきた。あれこれ考えてたら授業に遅刻しそうになったのは内緒の話。
〜耀汰視点〜
「それでは以上で収録終わりまーす!お疲れ様でしたー!」
やっと終わったな。最後の収録がバラエティ番組とは正直めっちゃ疲れた。歩くのだるい。
「お疲れValkyrieのみんな。どうだいこの後食事でも」
そう言ってくれたのは今日最後の収録のプロデューサーのお方だ。
「いいんですか!是非ご一緒させてください!」
彰のやついつも以上に声張り上げてるな。しかし俺は蘭との約束がある。
「すみません、自分はこの後用事がありまして……」
「それはもしや彼女さんかい?」
「い、いえ、彼女では……」
「こいつの幼馴染てすよ。夫婦かってくらい仲がいいんです」
「へえ〜、幼馴染の子はなにかやってるのかい?」
「幼馴染5人でガールズバンドを組んでますね」
「幼馴染5人のガールズバンドか…今CDかなにか持ってないかい?」
「あ、ここに何枚かありますが……」
実は知り合いにPVを撮っている奴がいてAfterglowのPVを俺が頼んで撮ってもらったのを今日貰ったのだ。今日貰ったことは蘭にはまだ言ってない。晩ご飯を作ってくれたお礼にサプライズで渡そうと思っていたからだ。
「もしよかったら1枚もらってもいいかな?」
「あ、はい。どうぞ」
「ありがとう。感想を伝えたいからよかったら君の連絡先を教えてもらえないかい?」
「分かりました。電話番号でいいですか?」
「大丈夫だよ、ありがとう。今日帰ったら見てみるよ。残りのみんなは食事に行こうか。では耀汰くん、また」
「お疲れ様でした。」
しかし蘭に許可を貰わず勝手に渡してよかったのだろうか。…まあいいか。たくさんの人に見てもらった方がいいだろうし。
「もしかしたらこれを機にAfterglowもメジャーデビューするかもな」
「ははっ!そんな上手くいくかな?」
「まあ見てろよ!そのうちビックになるぜあの5人」
辰巳さんが言うんだからそうなのかもしれないな。辰巳さんが言ったことは大抵実現するから。
「そんなことより早く行ったほうがいいぞ?あんなお偉いさん待たせたらだめだろ」
「おーそうだな。じゃあ2人とも行くか!」
「「おー!」」
「じゃあな耀汰!不審者には気をつけろよ!」
「子どもか!早く行けよ!」
「おう!じゃあなー」
3人仲良くプロデューサーさんの元へ走っていった。
「さてと、蘭を待たせるわけにもいかないし…俺も帰るかね」
外に出ると空は真っ黒だが周りのネオンによってキラキラ輝いていた。もう5月なのに夜になると少し寒い。
「次の電車は……10分後だな!待ってろよ蘭!」
愛しい幼馴染が待つ家へ高鳴る胸の鼓動を落ち着かせながら駅のホームへと向かう耀汰だった……
最後まで見ていただきありがとうございます!
UA&お気に入り共にぐんぐん伸びています!ありがとうございます!
明後日からまたテストだよ〜テスト一気にやってほしいよ〜
勉強苦手ですが将来のために頑張る夜助でした。
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