前回から約1週間空いてしまいました。ほんとうに申し訳ないです。
勉強ばっかりで携帯ほとんど触ってませんでした( ノД`)
今回からは投稿ペースをあげていきます!
それでは7話どうぞ!
〜耀汰視点〜
時刻は8時ちょい過ぎ。俺は家の前で頭を抱えて悩んでいる。それもそのはず、昼時に蘭には7時過ぎには帰ると伝えたのに1時間も時間をロスしている。
ここは謝るがとうぜんなのだが問題はなんて謝るかだ。何個も策を考えてみたがどちらもグーパンチが顔面を捉える展開になってしまう。
「どうすっかな〜朝不機嫌にさせちまったし、昼の時は怒ってないって言っていたがさすがにまずいよな」
素直に仕事が長引いたと言えばいいのだろうがそんな簡単な事でいいのだろうかと葛藤してしまう。
「とりあえずこれを渡してご機嫌とってもらうか」
それは蘭の好きな駅前のケーキ屋さんのビターチョコケーキだ。蘭は甘いのがあまり得意ではない。しかしこれを食べたとき甘過ぎずほのかに甘いこのケーキに蘭は感動していた。ちなみに蘭の誕生日のときはいつもこれを買っている。
ガチャ
「…ただいま〜……」
返事も迎えもない。やっぱり怒ってるか。俺は靴を脱いで靴箱に靴をしまう。
ガチャ!バタバタ!
するとリビングの扉が開き蘭がものすごい勢いで俺に向かって抱きつき……タックルをしてきた。これは想像してなかった。
「遅い!何してたの!」
「ご、ごめん!仕事が長引いちゃってさ」
「そういときは電話してよ!朝のもそうだけど耀汰はたまに抜けてるところあるよ!」
「……次からはちゃんとする。心配かけてごめんな?」
「ホントだよ…事故にでもあったかと思って心配したんだから……私の前からいなくなっちゃったらどうしよって……」
「蘭……」
優しい子だな、本当にこの子は。最近俺は蘭に迷惑かけてばかりな気がする。
「蘭…こっち来て」
「…なに?」
俺は蘭を呼んで蘭の耳元でそっと囁く。
「俺は蘭のことが世界で1番大事だ。絶対に蘭から離れないし消えたりもしない。俺は蘭がいないとダメダメだからな。こんなこと言うのは蘭にだけだからな?」
我ながらかなりキザなことを言う。しかしこの言葉は本心だ。告白みたいな感じになってしまったが気にしないでおこう。
「…………」
…あの、蘭さん?なぜ無反応なんですか?なにか反応してくれないとさすがに恥ずかしいんですが……
「蘭?」
「ふ、ふ〜ん?まあ勝手にしてよ。ていうか恥ずかしくないの?そんなセリフ並べて」
はあい、黒歴史を刻みました〜ああ、穴があったら潜りたいって言ってる奴の気持ちよくわかったわ。
「う、うるせえよ//それよりほら」
「なにこれ?」
「蘭の好きな駅前のビターチョコケーキだよ、お詫びと言っちゃなんだけどさ晩飯作ってくれたお礼も兼ねて的な?」
「ふふ、ありがとう。食事終わったら一緒に食べよ?」
「ああ、そうだな。じゃあ俺部屋に戻って荷物片付けてくるから」
「わかった。じゃあ私は食事の準備しておく」
「…耀汰」
「ん?なに?」
「…さっきのさ、私も同じ気持ちだから」
「…//お、おう、そうか」
「早く部屋行きなよ//」
あ、あかん、これはあかん。可愛すぎる。悶え死にさせる気か!しかし、物で釣るわけじゃないが、蘭の機嫌も良くなったかな。ていうか恥ずかしかった。まさか返り討ちにあうとは、俺もまだまだだな。
とりあえず荷物を置きに俺は2階にある自室へと向かった。
〜蘭視点〜
「………//」
やばい、顔のニヤつきが止まらない。大好きな人からあんなセリフ言われたらそりゃニヤけちゃうよ。耀汰にはバレてないよね?あまりの嬉しさと恥ずかしさで冷たい対応しちゃったけど大丈夫かな?
「………好き」ボソ
この気持ちは一体いつになったら伝えられるのだろうか。1年後か2年後か、下手したら一生伝えられないかもしれない。それでも私はずっと耀汰のそばで支え続けよう。幼馴染として、耀汰のファンとして。
〜数分後〜
ガチャ
「はあ腹減った〜」
耀汰が降りてきた。スウェットにパーカーとラフな格好だ。
「ちょうど出来たところだよ、いいタイミング」
「そりゃよかった。お、今日は肉じゃがか〜俺の大好きなやつだな」
「そ、耀汰ほど上手に出来てるかは分からないけど」
前も言ったがこればかりは耀汰に勝てる気がしない。どうやってつくってるんだろう、今度聞いてみようかな。
「とりあえず食べるか」
「「いただきます」」
「……どう?」
「蘭……」
耀汰は下を向いて私を呼んだ。
「な、なに?もしかして美味しくなかった?」
おかしいな?味付けは耀汰好みにしたんだけどな。
「いや、これめちゃくちゃ美味いよ!じゃがいもも中まで味が染みてるし人参も食べやすい!俺なんかと比べ物にならないよ!」
私は驚いた。今までは美味いだけであまり褒められたことがなかったから、こんなに褒めてくれるとは思わなかった。
嬉しいな、喜んでくれて。
「よかった〜美味しくなかったらどうしよって思ったよ」
「ていうか蘭の料理今まで食べできて不味いなんて思ったことないぞ?いつも最高に美味いからさ、でも今日のは特別美味いな」
「そ、そうなんだ//よかった…」
それから私たちは食事を済ませ耀汰が買ってきてくれたケーキを食べて一休みしていた。
〜耀汰視点〜
「蘭、今日はどうする?明日は学校創立記念日だから休みだけど泊まってくか?」
「うん、もともとお父さんたちには泊まるって伝えてあるし」
「なら問題ないな」
時刻は9時15分、そろそろ寝る準備にはいる。いつもは遅くまで起きてるんだが今日は仕事で疲れたからすぐ寝ることになった。
「寝る前にちゃんと歯磨きなよ」
「子どもか!もう磨いたわ!」
全く何言い出すかと思えば俺は蘭の子どもかなにかかよ。
「ねえ、耀汰」
「なんだ?」
「今日一緒の布団で寝ない?」
「は、はあああああ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうしてこうなった?
俺は今幼馴染の女の子と同じベットで寝ている。俺から誘ったわけではない。彼女からの提案だ。昔はよく一緒に寝ていたが俺たちももう16歳だ。さすがに不味いのではないか。
保ってくれよ?俺の理性。
「耀汰……」ダキ
蘭が俺の背中に抱きついてきた。
「どうした?寝れないのか?」
「うん、ちょっと怖い夢思い出して」
「ふうん、よっと」クル
「これなら大丈夫か?」
俺は体を蘭の方面にやった。なんかもう恥ずかしいとかなくなった。今は彼女を守りたい気持ちでいっぱいだった。
「うん…もうちょっと近づいていい?」
「いいよ、さっきも言ったけど俺はどこにも行かないから」
そういうと蘭はえへへっと笑ってさっきより密着してきた。ていうか蘭の胸が当たってやばいんだよな。
「ねえ、耀汰、最近バンド楽しい?」
「楽しいよ、メンバーはいいやつらだし、なによりValkyrieの歌が好きだ。歌詞とかメロディとかね。最近は忙しいけど、それよりも楽しいが勝ってる」
「そっか……よかった。ちゃんと耀汰にも安心できる居場所があるんだね」
「安心か…それはちょっと違うかな。確かに落ち着ける空間だけど安心とは違う。俺の安心できる場所は……やっぱり蘭のそばかな。」
「……//それは…よかった。うん、よかったよかった」
俺はもうこの瞬間から自分の気持ちを抑えられなくなった。今だ、今伝えよう。あなたが好きだと。心から愛していると。
「……蘭」
「ん?なに?」
「好きだ。世界で1番誰よりも蘭が好きだ。俺と付き合ってくれないか」
〜蘭視点〜
「好きだ。世界で1番誰よりも蘭が好きだ。俺と付き合ってくれないか」
好き?好きって言ったの?LikeじゃなかてLoveの方の?
「それってLoveの方?」
「ああ、Loveだよ。愛してる方だよ」
「……グスン」
嬉しくて涙が出た。耀汰も私と同じだったんだ。両思いだったんだ。
「ちょ、なんで泣いてんだよ。嫌だったなら謝るよ、ごめんな?」
「違うの。グスン…うれ…しくって…ヒク、ずっと…片思いだと思ってたから……」
「え、蘭それってもしかして」
「グスン…フウ……私も好きだよ!この世界で誰よりも耀汰が大好き!誰かに邪魔されても私は一生耀汰のそばに居たい!」
思いをぶつけた。小さい頃からの気持ちを。叶うことはないかもしれないと思っていたこの感情を彼にぶつけた。
「蘭……」
「耀汰……私をあなたの恋人にしてください」
「ああ!もちろん!蘭……愛してるよ」
「私も!愛してます!耀汰…大好き!」
ああ、神様。やっと私の味方になってくれたのですね。以前は残酷だと言ったが訂正します。神様感謝します。私を救ってくれてありがとう。
嬉しさと安心感からか眠くなってきた。今日は人生で1番幸せな日となった。私は耀汰に抱きつきながら静かに意識を落とした
最後まで呼んでいただきありがとうございます!
やっとくっ付いたよ〜もう少し焦らしても良かったけど私が耐えられなくなってしまいました。
上でも言いましたがこれからは更新ペースあげていきます。
これからもよろしくお願いします
それではまた!