サボってた訳じゃないです!シナリオ考えまくってました。
いろんな人たちの作品見てるとやっぱり勉強になりますね。言い訳じゃないです。はい。
それでは9話どうぞ!
〜蘭視点〜
私たちは今ライブハウス「Circle」に来ている。スタジオに入るとなんとも不思議な空間が目の前に広がっていた。
「な、なにこれ」
「まあちょっとしたサプライズ?」
「いや、まあ驚いたけどさ。なんで急に?」
「昔はよく2人でセッションしてたろ?高校生になってからやってなかったから久しぶりにやりたいなって思ってさ」
確かに中学生の頃はよく2人でセッションしていた。私はあの時間が大好きだった。最近は耀汰の仕事が忙しくてなかなか出来なかった。
「ふふ、懐かしいね。久しぶりにやろうか!」
「ああ、じゃあ調整も兼ねて簡単なのにするか」
そういって耀汰が引き始めたのはRADWIMPSの「セプテンバーさん」という曲。耀汰がメインギターで私がリードギターだ。
〜♪♪〜♪♪
耀汰…またレベルが上がってる、ギターだけじゃなくて歌も。私の目標としている人は私のはるか上空にいる。耀汰には一生敵わない。
でもやっぱりこの時間いいなあ。なんというかとても落ち着く。今私たちの周りには邪魔するものがなにもない。私と耀汰2人だけの空間だ。
「蘭またレベル上がってるな。ライブの時もそうだけどすげえ上手くなってる、びっくりしたよ」
曲が終わって開口一番耀汰がそう言った。
「そ、そうかな?自分じゃ分かんないや」
「まあそんなもんだろうな。でも俺から言わせたらあのRoseliaの氷川紗夜さんと肩並んでるぞ、歌は…蘭の歌声…俺は好きだな」
ギターは褒めてくれた。紗夜さんに負けてないと…でも歌は……まだまだみたいだ。友希那さんにはまだ届いてない。
「Roseliaは私たちの目標であり、ライバルだから…いつか絶対あの人たちの上を行く!…もちろん耀汰たちValkyrieもね!」
「ああ……待ってる」
「それよりさ…」
そう言って私はさっき買ったアスノヨゾラ哨戒班のスコアを取り出した。
「これ今からやりたい……」
「そういえば買ったな、よし!やるか!」
私の心に響いた曲…私たちがやったらどうなるんだろう
「とりあえず俺は蘭のリズムに合わせるな」
そういって耀汰はカウントをとる。
「準備はいいか?じゃあいくぞ…1.2.3」
〜♪♪〜♪♪
これ、めちゃくちゃ難しい。コードを押さえるので精一杯で曲に集中出来ない。終盤はリズム崩れまくってしまったし。
「まあ、最初はこんなもんだろ。最初にしてはよかったんじゃないか?」
「う〜ん、1ヶ月後のライブには披露したんだけどみんな賛成してくれるかな?」
「どうかな?ただ俺が思うにあいつらが難しいから間に合わないなんて理由で蘭に反対するとは思わないな」
「とりあえず明日の練習で相談してみる」
「そうだな、みんなが賛成してくれる事を祈ってるよ」
「なあ蘭」
「なに?」
「明日のAfterglowの練習俺たちValkyrieも見に行ってもいいか?」
「え、いいけど…なんで?」
耀汰の意図が読めない。一体なにを考えてるんだろう。
「前々からみんなで相談してたんだがお前らって独学でここまで来たんだろ?しかもみんなめちゃくちゃ上手いし」
「そうだけど」
「だから俺たちプロがAfterglowの指導をしたら今よりもっと上に行くんじゃないかってな。丁度みんな明日は仕事オフだし」
確かにそれはすごいありがたい。プロの世界の人たちに教えてもらえるなんてめったにないし。
「私はいいけどみんなに聞いてみてもいい?」
「もちろん、みんなの意見を尊重して決めてくれ」
私はL○NEを開いてAfterglowのグループにメッセージを送る。
蘭:『明日の練習なんだけどValkyrieのみんなが私たちに教えてくれるらしいんだけどいいかな?』
巴:『まじか!断る理由なんかないな!』
つぐみ:『私も!そんな機会めったにないしね!』
ひまり:『私もお願いしたいな!もっと上手くなりたい!』
モカ:『私も賛成〜』
「……だってさ」
分かってはいたけどみんな賛成だった。断るわけがないよね。
「決まりだな。Valkyrieのみんなには俺から言っとく。時間も教えてくれ」
「明日は日曜日だから10時から休憩挟んで17時までだよ」
「ありがとう。みんなに伝えておくよ」
明日が楽しみだなあ。耀汰と会えるってのもあるけどAfterglowがどこまで成長出来るかワクワクしてきた。
ふと時計を見るともう20時を過ぎていた。
「お、もうこんな時間か。そろそろ帰るか」
「そうだね、あんまり遅くなったらお父さん心配するし」
私たちは片付けを行い手を繋いでスタジオを出た。
「まりなさんありがとうございました。明日もよろしくお願いします」
「あ、蘭ちゃん!お疲れ〜どうだった?楽しかった?」
「はい、充実した時間になりました」
「そっかそっかそれはよかったよ〜明日は10時からだったよね?」
「はい、それなんですけど、明日耀汰たちのグループの人たちが私たちの練習見てくれるみたいなんですけどいいですか?」
「Valkyrieが来てくれの!?大歓迎だよ!あ、だったら明日18時からライブあるんだけど1つ空きがあるんだよね、Valkyrie出てくれないかな?スペシャルゲストとしてさ!」
それは見てみたい、ていうか絶対見たい。最近はテレビでしか見てないから間近でValkyrieの曲を聴きたい。
「みんなに確認してみますね……OKだそうです。むしろやらせてくださいって」
「ありがとう〜あ、ギャラは出ないけど大丈夫?」
「そんなの気にしてないですよ。俺たちはお金のために音楽やってる訳じゃないし」
「ごめんね。お詫びと言ってはなんだけど今度スタジオ無料で貸すね!」
「ありがとうございます。ではまた明日打ち合わせしましょう」
「うん、お疲れさま〜」
「「お疲れさまです」」
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私たちは暗くなった道を手を繋いで腕を密着しながら家まで歩いていた。耀汰…いつの間にか大きくなったなあ。昔は私の方が大きかったのに今では私の目線は耀汰の肩にある。
「耀汰…背、大きくなったね」
「ああ、めちゃくちゃ伸びた。まあ一気に伸びたおかげで中学の時は成長痛で激痛ばっかだったがな」
そういえばそんな事もあったっけ。男の子も大変なんだね。
「……耀汰」
「どうした?」
「私、耀汰の幼馴染でよかった、彼女になれてよかった、大好き…これからもよろしくね」
自分でも何故今言うんだって思ってる。でも今言いたくてたまらなくなった。
「急に何言い出すかと思ったら……俺も同じ気持ちだよ。俺も大好きだ、こちらこそよろしくな」
家の目の前で愛をもう一度確認しキスをすると玄関先から視線を感じる。視線の先に目をやると私の両親と耀汰の両親がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
それから晩ご飯は私の家で耀汰の家族を含め6人で食べた。親たちはお酒を飲みながら盛り上がっていた。その時にさっきの私たちをお酒のつまみにされたのは言うまでもない……
最後まで見ていただいてありがとうございます!
今回は終始蘭の視点で書かせてもらいました!
僕自身エレキギターをやっておりアスノヨゾラ哨戒班を弾いてみたんですけどまあ難しい……でもこれ弾けたらめちゃくちゃかっこいいですよね
腱鞘炎になりかけな僕ですがこれからもよろしくお願いします!
それではまた!