桜が咲いたら、雪が……   作:何故か外れる音

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他作品ネタのタグを追加します。


九校戦編 Ⅲ

 

全国魔法科高校親善魔法競技大会、通称、九校戦。

 

 そこには毎年、全国から選りすぐりの魔法科高校生たちが集い、その若きプライドを賭けて栄光と挫折の物語を繰り広げる。

 政府関係者、魔法関係者のみならず、一般企業や海外からも大勢の観客と研究者とスカウトを集める魔法科高校生たちの晴れ舞台。

 

 行われる競技種目は、スピード・シューティング、クラウド・ボール、バトル・ボード、アイス・ピラーズ・ブレイク、ミラージ・バット、モノリス・コードの六種目となっており、この内、モノリス・コードが団体戦、他五種目が個人戦となっている。

 各種目で上位の成績を収めると、各順位に割り当てられたポイントが各校の総合成績のポイントとして加算され、その合計ポイントで優勝校が決定される。

 そのポイント振り分けは次のようになっている。

 

 スピード・シューティング、バトル・ボード、ミラージ・バットは、一位50ポイント、二位30ポイント、三位20ポイント、四位10ポイント。

 クラウド・ボール、アイス・ピラーズ・ブレイクは、一位~三位は同上、四位~六位は5ポイント。

 そしてモノリス・コードは、一位100ポイント、二位60ポイント、三位40ポイントとなり、新人戦で手に入るポイントはこれらの半分のポイントとなっている。

 

 第一高校は現在、二連覇しており、今年は三連覇確実とまで言われている。

 と言うのも、第一高校の現三年生に、十師族直系である十文字克人、七草真由美の両名に、この二人に匹敵する実力者である渡辺摩利。

 この三人に加え、国際基準でA級ライセンスに相当するほどの実力をもつ生徒が何人も控えているのだ。

 順当にいけば、本戦で獲得するポイントだけで優勝が決まるほどの戦力が揃っていると言えば、分かりやすいだろう。

 

 今年の九校戦は、各校から新人戦選手男女十名ずつ、本戦選手男女十名ずつの計四十名、作戦スタッフは四名、そして技術スタッフは八名が参加できる。

 言わずとも知っているだろうが、新人戦選手として深雪が、技術スタッフとして達也が選出され、深桜は観戦客である。

 

 エリカや美月、幹比古、レオは、深雪や達也たちと同じホテルに宿泊することとなっているが、深桜はつい先日、観戦に行くことが決まったため、同じホテルどころか近場のホテルの予約すら取れなかった。

 それに伴い深桜は、九校戦の会場である富士演習場南東エリアから近くもなく遠くもない場所で宿泊することになった。

 その結果、深桜は深雪が出場する予定の競技の日以外はそのホテルに籠ることに決めた。

 

 元々、達也たちが利用することになっているホテルは九校戦関係者で貸し切りとなっている為、部外者は宿泊する事はできない。

 エリカたち四名が何故同じホテルに泊まれるのかと言うと、エリカの実家である千葉家のコネを使ったからである。

 千葉家は、十師族に次ぐ家柄の家系である百家の中でも本流と呼ばれる家系の一つ。

 そして、自己加速・自己加重魔法を用いた白兵戦技で知られている名門であり、警察及び陸軍の歩兵部隊に所属する魔法師の約半数が教えを受けていると言われており、実践部門に対するコネという面から見れば、十師族以上の権勢を有しているのである。

 エリカはそのコネを使うことで、達也たちと同じホテルに宿泊できるように手配したのであった。

 深桜はエリカたちとは知り合いではないため、深桜の分が用意されていないのは当然の事である。

 

 深桜は達也たち一高メンバーに合わせ、八月一日に宿場入りをしている。

 何と言っても、この行事が行われるのは八月。

 つまり、夏真っ盛りである。

 一方通行の恩恵により暑くはないのだが、視覚から入ってくる熱の情報が、気分的に暑く感じさせられる。

 深雪の出番は八月七日のアイス・ピラーズ・ブレイク(新人戦)なので、一日から数えて六日間の暇ができた。

 競技自体は三日からなので、少なくとも二日間は完全にやることがない。

 

 悩んだ末に、深桜は町に行くことに決めた。

 目的は、服を買うためである。

 軟禁生活が始まってから数年は真夜の「私が母よ」計画の一つである着せ替え人形と化していたが、三年前から自分で服を選ぶようにした。

 その時の真夜の絶望した顔を見たときは、心が揺らぎこのまま着せ替え人形に徹しようかなどと思いもしたが。

 それから、深桜が持つ服の種類が偏って行き、一年経ったころには一方通行リスペクトスタイルである。

 そんな深桜の現状を見た真夜が大いに悲しむ姿を見せ、その様相に深桜は困惑を禁じ得なかった。

 しかし、今となっては真夜がああなったのも何となく深桜も理解できる。

 あれだけ、数多くの服を買い与え、着せ替え、と可愛がった深桜が辿り着いたスタイルが、あれである。

 悲しむのも無理はない。

 

 そんな事もあり、服に気を付けようと深桜は思ったが、いかんせん辿り着いた先が先な事もあり、大いに悩んだ。

 悩みに悩んだ末に浮上した案が、他の世界の服を参考にする、もしくはそのまま持ってくる。

 俗に言う、コスプレである。

 しかし、それは前世においてそう呼ばれるが、この世界においてはそうではない。

 勿論、着る物は選ばなければ、現状と変わりはない。

 今もコスプレもどきをしている事に変わりはない気はするが。

 そんな経緯を経て、二年前程からコスプレの衣服を作るようになった。

 

 目的の服が見つからなければ、生地を買うことも検討に入れておこうか、と考えた所で、生地も買いに行く、に変更した。

 折角なら、あの服でも作るとしようと決めたからだ。

 オティヌスの趣深い服ではないし、堕天使エロメイドではないことは言っておこう。

 作ってないよ?ホントダヨ

 

 

  ◇  ◇

 

 

 アクシデントにより渡辺摩利がバトル・ボードを棄権することとなったが、男女ピラーズ・ブレイクで一位、男子バトル・ボード二位、女子バトル・ボード三位と、第一高校は順調に良い成績を収められている。

 ただ、第三高校が一高サイドの想定以上の成績を収めた為、前日と比べ、両校のポイントは縮まったのが気になるところではあるが、一高の作戦スタッフは何ら問題がないと判断した。

 

 そんな九校戦三日目が終了し、達也と深雪は一高に割り当てられたミーティングルームに呼び出されていた。

 

 何ら問題ないと判断したとはいえ、仮定に仮定を重ねれば、三高に逆転を許すことも考えられる。

 そのことを踏まえ、一高スタッフは念の為、策を講じておくことに決めた。

 そのことについて、達也と深雪は呼び出されたのだ。

 作戦スタッフの一人である市原鈴音と、生徒会長の七草真由美が、先の事をふまえ、そのことについて二人に話す。

 

「それで、深雪さんには摩利の代役として本戦の方のミラージ・バットに出場してもらいます。達也くんは引き続き深雪さんの担当エンジニアとして九日目も会場入りしてもらうことになります」

 

 摩利がアクシデントで肋骨を骨折したため、ミラージ・バットには出場することができなくなった。

 先に言った様に、仮定に仮定を重ねた先で、三高に逆転を許すこととなるが、その大きなポイントとなるのがミラージ・バットであると、一高作戦スタッフは睨んだ。

 

「先輩方の中に一種目にしかエントリーされていない方々がいらっしゃいます。何故わたしが新人戦をキャンセルしてまで代役に選ばれるのでしょうか?」

 

 突然の決定事項を告げられたにしては、深雪の声は落ち着いてた。

 突然の抜擢にも関わらず、舞い上がることもなく淡々と常識的な気遣いと打算に基づく質問を投げ掛ける。

 深雪の言葉に、摩利が驚いたような顔をみせ、克人は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。

 

「その方が合計ポイントで高得点を見込めるからです」

 

「ミラージ・バットに補欠を用意していなかった。これが最大の理由だな」

 

 その答えは、更に冷静な鈴音により返され、摩利が説得の言葉を重ねる。

 

「空中を飛び回るミラージ・バットにぶっつけ本番で出場しろ、と言うのはいくら本校の代表選手でも酷な話だ。それより、一年生であっても、事前に練習を積んでいる選手の方が見込みがある。それに   

 

 摩利は意図的に「間」をとって告げる。

 

「達也くん。君の妹なら、本選であっても優勝できるだろう?」

 

 しかも、搦め手で攻めてきたが、達也に謙遜する理由はない。

 

「可能です」

 

「お兄様……」

 

 当然のように、と言うより決定事項のようにあっさりと言い切った達也に、摩利はにやりと笑い、克人は一つ頷き、真由美は目を丸くし、鈴音は眉を動かし、そして深雪は信じられないものを見た、と目をひくつかせた。

 ただ、深雪のその様子に気付いた者は一人もいない。

 

「そのように評価してくださってのことなら、俺もエンジニアとして全力を尽くしましょう。深雪、やれるな?」

 

 達也のその言葉に、深雪はそのまま頷くものだとここにいる誰もがそう思った。

 それは、普段の深雪の様相を見ていて、それを踏まえて考えれば、当然のことでもあった。

 だから、深雪の次の言葉は完全に予想外なもので、誰もが絶句した。

 この場に居ない者であっても、今の話の流れで深雪がこの言葉を発すると予想出来る者もいないだろう。

 

「え、いやです」

 

 この返しは達也も想定していなかったものであり、真由美たちと同様に固まってしまう。

 この場にて、余り関りのなかった克人が早々に復帰し、その理由を問う。

 

「……理由を聞かせてもらってもいいか?」

 

 克人のその言葉を聞いて、達也たちは復帰を果たすが、ショックが大きかったためか声は出ない。

 

「はい。お姉様との約束のためです」

 

 深雪の返答で、達也はあることに気が付き、真由美と摩利、鈴音らは深雪に姉が居ることを思い出した。

 何故、このタイミングで深雪と達也の姉が出てくるのかが謎ではあるのだが。

 真由美を始めとする生徒会メンバーと摩利は、司波深桜が深雪と達也の姉であることを書類上知っている。

 入学式直後のごたごたや、一学年で深雪が発した言葉と、そのことについて質問しようとすると深雪が放つ怒気によってうやむやになっていた。

 最近で言えば、記述試験にて上位を司波が占めたことで、ふと思い出した事ぐらいだった。

 

 それ以上に、普段の深雪の達也に対する接し方から達也の事を優先するものだと思い込んでいたため、深桜との約束が優先されたことにも驚かざるを得なかった。

 そのことを知らない克人は、深雪の意気込み具合から納得しかけた。

 だが、真由美がその後を継ぐように深雪を質す。

 万が一のことを考え、深雪にはミラージ・バット本戦で控えておいてほしいからだ。

 

「そ、そうか」

 

「そうか、じゃありません!…深雪さん、えーっと、深桜さんでしたか?確か、深桜さんとは仲が悪いと私は記憶していますが」

 

「……そうですね」

 

 そう、真由美は深桜は二人と仲が悪いと考えていた。

 部外者である自分が口を挟んでいいものでもないとも。

 だから、見て見ぬふりをして過ごしてきた。

 真由美であれば、妹二人にそう言われても関係なしに引っ付いていくもので、深雪と深桜の関係性がよく分からない、ということも大いにある。

 

 そんな真由美は、魔法科高の生徒の晴れ舞台である九校戦、それも三連覇の掛かっているこのタイミングで、姉との約束があるからと拒否されるのが納得いかない。

 

 今の深雪にとって、九校戦を優勝するか否かは二の次である。

 だから深雪は、深桜との約束を教えることにした。

 

「確かにわたしは、無関係の人、とまで言ってしまいお姉様との関係は悪くなりました。お兄様がお姉様からの伝言を持ってきてくれたのです」

 

「伝言?」

 

 この時、達也の背中は冷や汗をかいていた。

 深桜が、一言一句違わずそのまま伝えなさい、と指示した伝言を達也はそのまま伝えたからだ。

 そして、その伝言が今の話に繋がっていることに気が付いた。

 

 

「九校戦の新人戦で大活躍したら、仲直りしてもいい。棄権とかしたら、この話は無し」

 

 仲直りしたがっている深雪からすれば、渡りに船と言ってもいい。

 この言葉をそのまま伝えて、と言われたとき、達也は何の違和感も持たず、そのまま伝えた。

 それどころか、深桜が達也の意思、深雪が今出せる全力を見てみたい、という気持ちを汲んだ言葉だと思っていた。

 だが、今はそれが、深雪の枷となっていた。

 今となって思えば、深桜がこの様な事になると読んでいたと考えると、達也は冷や汗が止まらない。

 

 勿論のことだが、深桜はこうなると妄想した上で、こういった伝言を頼んだ。

 三ヶ月以上、無駄に悩んだことに対し、深桜は何となくムカつく所もあった。

 それで、深雪を困らせてやろう、といった軽い気持ちでこのような仕込みをしたのだが、深桜の予想では、この時には深雪が本戦出場を引き受けると思っていた。

 深桜の中では、深雪はお兄様大好きっ子。

 

「お姉様は、九校戦ではなく、九校戦の新人戦と指定しました。ですから、私は新人戦を降りるわけにはいかないのです」

 

「…本戦で活躍したほうが、仲直りしやすいと思うが」

 

 摩利の反論は正しいと言えるだろう。

 しかし、深雪にとってその選択がどう転ぶか分からないものだった。

 

「お姉様は私と無関係の人、とわたしが発言したその日から、お姉様と家の中でも会うことがなくなり、学校でも接することがなくなりました。最近になって、一緒に食卓を囲むようになりましたが、お姉様が遮音して食事を取るため、会話をすることもありません。そんな中、ようやく、仲直りできる機会が来たのです。これを逃したくないのです。お姉様が、新人戦で、と指定しているのであれば、私は新人戦にでます」

 

 そう語る、深雪の声はどこか、震えていた。

 その震えが、怒りからではなく、恐れや悲しみからきているものであると、この場に居る人たちには感じ取れた。

 置いてけぼりの克人は兎も角として、鈴音や真由美は、深雪の意志を尊重すべきか、と考え始めた。

 

 そんな姉なんぞほっとけ、と言いたい気持ちも少なからず存在しているのだが、深雪の今の表情や雰囲気がその様なことを言うのを阻んでいる。

 

「……姉上と、交渉してきます」

 

 達也は深桜を姉上と呼んでいるのか、と真由美は後日、達也を弄るネタにしようと考える。

 そんな現状を見守っていたように見えた達也は、内心焦っており、この事態を丸く収める為に動く。

 先の伝言を伝えたのが達也自身である以上、先ほどの発言は、深雪に対し深桜と仲直りするな、と言っているようなものである。

 この後に、深雪からのお仕置きという名の魔法が放たれるのも想像に難くない。

 

 達也は真由美たちから了承をもらい、深桜に連絡をとった。

 通話先で、深桜が驚きを隠せない様子だったが、達也に丸投げする形で話は収まった。

 達也は、深桜の驚きが、こうなる事を読んであの伝言をした訳ではなかったと勘違いしたのだが、実際はこんなことになるとは思ってなかったことからきた驚愕だったのだが、達也が知ることはない。

 

 丸投げされたこともあり、達也は深雪を本戦に出場させるため、深雪に何て伝えるべきか、考える。

 元はと言えば自分が言い出したことであるから丸投げされても無理はないと、達也は思いながら、深桜が言いそうで、深雪にやる気を出させるような言葉を思いつき、ミーティングルームに戻る。

 すると、深雪から声を掛けてきた。

 お姉様は何と言っていましたか、と。

 達也は、一度真由美たちを見てから深雪に嘘の伝言を告げた。

 

「本戦で活躍するのであれば、優勝しなさい。アイス・ピラーズ・ブレイクの成績は大目に見る」

 

 本来の深桜はこんなに高圧的ではないのだが、達也からすると、そう感じるほどに、圧を感じている。

 

 その言葉を聞いた摩利は、何様なんだ、と思いはすれど口には出さなかった。

 真由美たちは、そこまで怒っているのか、とも思ったが、口は挟まないことにした。

 先程の約束と比べ、今回表示された条件は明確になっていると言ってもいいというもので、深雪が本戦に出場してくれる可能性が大きくなるからだ。

 

 その言葉を聞いた深雪は、分かりました、と言い、真由美たちに謝罪の言葉を告げた後にこう続けた。

 

 

   本戦に出場させてもらえますか

 

 

  ◇  ◇

 

 

 一日から三日までの三日間、深桜は服を探して歩き回った。

 服を作り終えた頃に、達也からあのような内容の電話が掛かってくるとは思いもしなったが、深桜が思っていた以上に、深雪が深桜の事を大切に思ってくれていると知れて喜しかった。

 

 それはさておき、結果から言うと、目的の服は見つからなかった。

 余りにも前時代過ぎたのか、ダサすぎたのか、寧ろ先進的すぎたのか、世界が違う弊害かは知らないが、「Welcome ♥ Hell」のTシャツは見つからなかった。

 

 ヘカーティアは激怒した。必ず、かのヘカTを広めなければならぬと決意した。

 

 などという、ふざけた展開にはならないが、今の話で大体察することができただろう。

 今回、参考にした世界が東方projectの世界であることを。

 季節が夏ということから、深桜が連想したのが、東方projectの太陽の畑だった。

 そこは、夏になると一面に向日葵が咲き誇る場所である。

 そこに住まう風見幽香という妖怪が赤目という事を思い出し、赤目繋がりで彼女を参考に、もとい、そのままいただくことにした。

 白のカッターシャツとチェックが入った赤のロングスカート、その上から同じくチェック柄のベストを羽織り、首元に黄色のリボン。

 ちょうどいい感じなので、日傘は真夜から買ってもらった物を使うことにした。

 

 つまり、これとは別にあるのだが、こちらは売っているはずのない物だったので、生地を買ってきたのだ。

 その服を作るため、スクリーンで九校戦を観戦しながら、服を作っていた。

 それにより、暇な時間が少しだけ減少した。

 余った時間は、異能を魔法に落とし込んでみようとしたり、九校戦で使われた魔法を自分が使うならどう使うか、他の世界の能力を魔法で再現できないかなどといった事を考える時間として使っていた。

 

 勿論のことだが、CADに関するさすおに要素は傍からでは全く分からなかった。

 そのことに少しばかり落ち込んだが、達也のような目やキルリアン・フィルター(サイオン濃度と活性度を可視化する為のレンズフィルター)等で観測できなければ、その凄さを知ることはできないだろう。

 もしくはCAD調整をしている場に居合わせないと見れない気がする。

 

 そんなこんなで、八月七日になった。

 深桜は気合は入れないが、せっかくなので製作したこの衣服を着て会場に向かうことに決めた。

 アイス・ピラーズ・ブレイクの予選の日であり、深雪の全力を垣間見ることができると期待しながら。

 

 

 

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