スタンド使いはヒーローになれるのか?   作:玉砕兵士

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うおおおおおおああ
なんとか書き上げたぞ!ジョジョー!!


というわけで第4話どうぞ!


4話

バスに揺られること20分程だろうか。

 

雄英高校の敷地がまさかバスで移動するほどに広いとは私も想像の範疇にはなかった。

 

そのバスもぎゅうぎゅうに詰められるような、私が想像するような日本の朝の満員電車のすし詰めのように我々学生を物のように詰めることなく、ちゃんと全員が座れるのを確認するようになると出発した。

 

つまりは、今回のあの試験会場に大勢いた学生の数すらも雄英高校にとっては予想の範囲内であったという訳だ。

 

 

さらにまだ、まだまだ私の驚きは続いた。

 

 

試験会場は住む人がいればそう街そのもの、コンクリート製の無機質な道路に天高くはそびえるビルのなんと多いことか。

ここだけ特別などそんな馬鹿げたことはないだろう。

つまり、ここだけにかかわらず全ての会場で同じものを揃えているということになる。

 

今日の日というために整えたコンディションを余計なことで崩される心配はないものの私は雄英のこういったことに驚かされてばかりだ!

 

 

だがこの吉良吉影

もとよりそのつもりであったが、受けたからには必ずこの入学試験を突破しなければならない。

 

 

「君は何だ?妨害目的で受験しているのか?」

さっきの彼、また注意を受けているのか?

よくよく考えてみればブツブツと何か喋ってることから、何か戦力の計算などを考えているのかそれとも個性の分析か、どちらにせよ私には遠すぎて声も聞き取れないから分かることはない。

 

周りは注意を受けている彼の姿を見て、自らのことを幸運だとなんだと勘違いをしているようだが、私は違う。

 

 

 

警戒しなくてはいけない

この吉良吉影の感が用心深く彼を観察しろと言っている。

あの目を見た時から、彼から何か感じるものがある。

ヒーローの目だというのは分かったが、それ以外に内に秘める何かを用心深く観察して見極めなければならない!

 

その何かがなんだと言われれば、残念ながら答えることは出来ない。

今は手を出さず、見極めるその時が来るまでじっと待つのだ。

 

 

 

観察をしていて分かったことといえば今はブツブツと何かを喋ってることぐらいだが、彼の悪癖の一つなのかもしれない、どうやら心で考えていることが無意識に口に出してしまっているらしい。

 

 

 

そうこうして吉良が緑谷出久を観察していたその時。

 

「ハイ、スタート!」

 

突然のプレゼントマイクの掛け声に集まっていた大勢の学生は反応できずに、何事かという反応をしていた。

 

そして吉良もその一人であった。

 

だが、この言葉の意味を大勢の受験生の中で誰よりも素早く理解して反応したのは吉良吉影ただ一人であった!

 

山で鍛えられた私の足腰と筋力は並大抵のものではないぞ。

スタートダッシュに多少は遅れたものの、十分に巻き返すことができる!

 

だが、

 

 

「は、速い!」

突如として吉良の横を瞬足でもって走り抜ける人影を見た。

彼かと思ってみたが、体格からして違う。

それに足に車のマフラーのようなものが出ている。

ではどこにと後ろを振り向いて見るも、吉良が探していた件の彼は見当たらなかった。

 

吉良が2番目に街に到着すると、先に一番手に走った彼を追わずに別の道には入る。

 

今一番に走っていたアイツの後を追ってもポイントは稼げないだろう。

 

ならば別の狩場を探すのみ!

 

 

そして吉良吉影も遅れて別の敵ロボット(ヴィラン)を発見する。

 

 

 

キラークイーン

 

 

私の呼びかけに応えたキラークイーンは目の前の無機質な機械の群れにファイティングポーズをとり戦闘態勢をつくる。

 

「しばっ!」

吉良が出したスタンド。

キラークイーンは薄いピンク色の体と筋骨隆々な体にはギリシャ彫刻のような美しさがあり、顔は小さな口と猫の目の様に鋭いものがある。その強そうな見た目からも分かる通りキラークイーンの拳は硬い岩石すら砕くパワーを持つ。

 

当然、拳でのラッシュ攻撃をモロに食らったロボットは数発でバラバラになり中の細かな部品さえも砕け散っていく。

 

脆い、脆いぞ、想定よりも硬くなく十分にキラークイーンでも破壊できる。

 

「しばばばばばばばばばばっ!」

 

大群で押し寄せるロボット達を次々と破壊していく吉良は、まさに無双状態であった。

 

ふん、こんなものか。使うつもりは最初からなかったが第1の爆弾を使うまでもない。

これじゃあキラークイーンの準備運動ぐらいにしかならないじゃあないか。

 

そんな油断した吉良の隙を伺っていたのかを狙ったのか、3Pロボットがその背後から跳躍して接近するも瞬時に背後に出現したキラークイーンのラッシュによってロボットは粉々になる。

 

その後も、吉良はロボットを木っ端微塵にしていくが、ここで吉良は遅れた受験生がそろそろやってくると感じ、ロボットの攻撃を避けるふりをしつつ、その場から離れていく。

 

余裕のある今、私のキラークイーンを他のものにここで知られてしまうのはあまり面白くない。

それに狩場はまだ他にもあるはずだ。ポイントを移動してもいいだろう。

 

 

 

 

去り際に見た受験生の大半はその顔から、驚きと焦りの表情が伺えた。

 

おおかた、私のキラークイーンの破壊したロボットの残骸を見て焦っているんだろう。

そんなことで動揺していてはたかが知れているな。

だがアイツの姿が見えないのは少し気がかりだ、何処だ何処に隠れている?

 

だが、見つけることは出来なかった。

まあ気にしてもしょうがない、今は戦いに集中するのみ。

 

そして時間が経過していくと同時に吉良の周りに増える機械の残骸も増えていく。

 

 

だいたいこのぐらい潰せば合格もしているだろう。

やはりこの吉良吉影、常に強運で守られているような気がする。

そして今までの訓練で強くなったキラークイーンと一緒であれば結構有名なヒーローになれる気がする。

………ククク。

 

吉良がそんなことを考えているうちに、試験は急展開を迎えようとしている。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

 

0Pロボットの出現!

 

ビルとビルの間から現れる超巨大ロボットの出現に慌てて逃げ惑う受験生達と共にその場から離れようとする吉良吉影。

 

流石にあんなロボットをぶっ飛ばしたら目立つどころじゃ済まないからな、ここは大人しく下がらせてもらうとしよう。

 

逃げ惑う彼等に紛れてこのままこの場をやり過ごそうとした吉良についに彼が現れた!

 

なんだと、何をやっているんだ。

彼は!?

まさかアレに挑もうというのか!?

アレは並大抵の個性では太刀打ちできないはずだ。

 

 

だが、そんな吉良の予測を超え、彼は緑谷出久は巨大ロボットを打ち倒した。

 

なんだあのパワー!キラークイーンやスタンドでは及ばないほどの破壊力を持っている!!

だが、様子をよく見てみると腕を犠牲にしてあのパワーを出したようだ。

だがたとえ、代償として腕の一本を犠牲にしたとしても、あのパワーは侮れない。

やはり私の目に狂いはなかった!

 

そして、試験も終わりついに雄英高校からの通知が来る!

 

緑谷出久、合格!

 

その数日後、吉良吉影のもとにも通知は来た!

 

吉良吉影、合格!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘シーンは疲れますなぁ。
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