突然変異個性『魏怒羅』   作:鉄仮面さん

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テストが終わりやっと投稿できることができます!!

次のお話からやっと体育祭

のんびりペースですが頑張って投稿していきます


8話 迫る体育祭に向けて

USJが襲撃され2日

 

「天龍様、怪我はもういいんですか?今日は休んだ方がいいんじゃ?」

 

「過保護過ぎるぞ…怪我など当日に治っていたではないか」

 

「それもそうですが…」

 

「とにかく、大人しく待っていてくれ?」

 

「心配しなくていいわ。私がこの阿保見とくから」

 

「誰が阿保だ!!!」

 

2人は家で待機

 

なんでも政府がちゃんとした案を出すまでは外には出すなとのこと

 

こいつらを置いていくのはなんとなく心配だったが我は駅へ向かった

 

 

 

 

 

「もう直ぐホームルームだ!みんな席に座れ!!」

 

「座ってるよ座ってねーのお前だけだよ」

 

「相澤先生…しばらくお休みになるのかしら…」

 

「あの怪我だ…流石に今日は」

 

「お早う」

 

「「「復帰はえぇ!!」」」

 

相澤先生はフラフラと教卓の前に立つ

 

「先生!!無事だったのですね!!」

 

「無事っていうんかなアレ…」

 

「あの重症で歩いているのが信じられん…」

 

我らが心配していると相澤先生が喋り始める

 

「俺の安否はどうでもいい、何より戦いは終わってねぇ」

 

「戦い?」

 

「まさか…」

 

「また敵が…!!」

 

「雄英体育祭が迫ってる」

 

「「「クソ学校ぽいのキタァアア!」」」

 

皆が叫ぶ中葉隠が皆をなだめ先生に質問する

 

「待って待って!敵に侵入されたばっかりなのに大丈夫なんですか?」

 

 

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す。警備は例年の5倍。何より雄英の体育祭はお前たちにとって最大のチャンス…敵ごときで中止していい催しじゃない。うちの体育祭は日本のビッグイベントの1つ、かつてのオリンピックに代わるのが『雄英体育祭』だ」

 

体育祭か…

 

 

〜HR終了後〜

 

「あんなことあったけどよ…なんだかテンション上がるなおい!!」

 

「活躍して目立ちゃプロへのどでけぇ一歩踏み出せる!!」

 

「…………」

 

「ん?どしたの天龍?なんか暗いよ?」

 

「ん…いや、なんでもない…」

 

 

 

〜四限目現代文終了後〜

 

皆がワイワイと食堂へ向かう中我は席に座って悩んでいた

 

正直、この力が怖い

 

一昨日バラゴン、モスラの話を聞いて自分が何者かわからなくなってしまった

 

我はカマキラスやあの3体、そしてモスラやバラゴンのような改造された生き物なのか…?

 

我が悩んでいると頭を芦戸が我の肩を揺さぶり話しかけてるくせ

 

「ねぇ天龍ってば!!ご飯食べに行こー!!」

 

「あ、あぁ…すまん」

 

我は心にモヤモヤを残したまま食堂へ向かっていった

 

 

 

 

〜食堂〜

 

「2人は何食べるの?」

 

「俺は勿論スタミナ丼だ!!!」

 

「我は…蕎麦だな」

 

「私は〜!ハンバーグ定食!!」

 

食堂へ行く途中、切島がいたので我と芦戸は

切島も誘い3人で昼飯を食べている

 

「なぁ天龍、お前なんか悩み事あるのか?あるなら聞くぜ?」

 

「んぁ…なんでもないんだ」

 

「無理しちゃダメだよ?」

 

「あぁ、本当にどうしようもなくなったら相談させてもらう」

 

「おう!任せろ!」

 

2人はとてもいい笑顔で了承してくれた

 

本当にいい友を持った

 

我のことをこれほどまで心配してくれる人なんて睡さんしかいなかった

 

「ん…?あれは轟か?」

 

「あ、本当だね…1人で蕎麦食べてる」

 

「…ちょっといってくる」

 

我は席を立ち上がり蕎麦を持ちながら轟の元へ移動する

 

そして椅子を引きドスンと轟の前に座る

 

「なんだ?」

 

「………蕎麦、好きなのか?」

 

「だったらなんだ。用がないならどっかいけ」

 

「いや、1人で食うより2人で食ったほうがいいだろう?我も最近そう気づいた。だから一緒に食べようとおもってな。いいか?」

 

「あ、なら俺も!」

 

「私もー!!いい?」

 

「好きにしろ」

 

最初は嫌そうな顔をしていたがしばらく一緒に食べていると話にも混ざってくれた

 

ついでにその時轟と連絡先を交換に成功

 

これでまた友が増えた

 

※ちなみに天龍様と連絡先交換した人たち

 

・芦戸

・切島

・緑谷

・麗日

・飯田

・上鳴

・蛙吹

 

これだけです

 

 

我らは食事を終えると教室に戻り次の授業の準備をし始めた

 

 

 

 

 

そして放課後、事件は起こる

 

「うぉぉ…!何ごとだあ!?」

 

「他のクラスの連中か…?」

 

「出れねぇじゃん!何しに来たんだよ」

 

「敵情視察だろザコども」

 

爆豪は峰田に大きな言葉の槍を峰田の小さな心に突き刺す

 

峰田は泣きそうになりながら緑谷の方へ向く

 

「かっちゃんはあれが通常運転なんだ…」

 

爆豪「敵集合に耐え抜いた奴らだもんな

体育祭(たたかい)前に見ときてぇんだろ」

 

そういうことか…だが寄りたいところがあるので退いてもらいたいんだが…

 

「意味ねぇからどけモブ共」

 

「おい爆豪それは失礼極まりないぞ」

 

「護国くんの言う通りだ!!知らない人をとりあえずはモブって言うのやめなよ!!」

 

飯田も注意するか爆豪は止まらない

 

「思ったこと言って何が悪りぃんだよクソが」

 

すると紫の頭をしたやつが爆豪の前に立ち話し始める

 

「どんなもんかと見に来たが随分と偉そうだなぁ、ヒーロー科に在籍する奴らはみんなそんななのかい?」

 

「あぁ?」

 

違うぞ紫髪、爆豪だけがこんなに口が悪いんだ

 

「こういうの見ると幻滅するなぁ、普通科とか他の科ってヒーロー科から落ちた奴が多いの知ってた?体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科に編入させてくれるんだってその逆もまた然りらしいよ…」

 

「つまり何が言いたいんだ?紫髪」

 

「……俺は敵情視察に来たんじゃなくて、調子に乗ってると足元ごっそりすくっちゃうぞっつー宣戦布告しに来たわけ」

 

紫髪が宣戦布告をすると後ろから銀髪の男が顔を出す

 

「隣のB組のもんだけどよう!敵と戦ったって聞いたから話聞きに来たんだけどよう!えらく調子付いちゃってんなおい!!」

 

爆豪はそう言われても何も言わずに人をかき分け帰ろうとする

 

「爆豪、お前のさっきの発言や態度は周りを不快にする。そういうのは」

 

「うっせぇんだよ!!金ピカ野郎!!」

 

爆豪はそう叫び帰っていった

 

「すまん…不快な思いをさせてしまった」

 

「えっ…いや…な、なんか悪かったな」

 

銀髪の人が謝ると紫髪以外の人は皆頭を下げふ

 

「それとそろそろ退いてもらってもいいか?クラスの皆が出れず困っている」

 

我がそういうと周りの奴らはすぐに退いてくれた

 

「ありがとう。体育祭、共に頑張ろう」

 

我はそういい職員室へと向かった

 

 

 

 

 

 

「え?トレーニングルームやグラウンドの使用許可?」

 

「あぁ…睡さんが帰るまでの間使わせてくれないか?」

 

「うーん…私一人じゃ決められないしねぇ…」

 

「使ってもいいよ!」

 

声の聞こえる方を見るとそこにはオールマイトと肩に小さなスーツを着たネズミがいた

 

「ね、ネズミ…?」

 

「ネズミじゃないよ、校長さ!!」

 

「校長、いいんですか?」

 

「いいとも!君みたいに自分から言いに来てくれる子は久しく見ていなかったからね!」

 

そういうと校長はオールマイトの肩から降りトレーニングルームの鍵を我に渡してくれた

 

「多分先輩方も来ると思うから鍵でトレーニングルームを開けておいてね!」

 

「…承知しました」

 

「私と一緒に帰る?」

 

「あー…そうする」

 

「了解!頑張って特訓するのよ!!」

 

「あぁ!」

 

 

我は毎日トレーニングルームに通い詰めた

 

「はぁ…くそッ!!バラゴンやモスラに言われたようにできない!!」

 

今日、学校へ行く前にバラゴンとモスラに言われた

 

「天龍様!学校で特訓しているんですよね!だったら俺も一緒に」

 

「ダメだ」

 

「ですよねぇ…」

 

「魏怒羅、貴方は敵から受けた攻撃を自らの力に変えることができる。だからとんでもない威力の攻撃を受け続けて見るといいわ」

 

「なっ!?モスラ!!」

 

「だって取り戻すのならその方がいいでしょ?」

 

「…?一体どういうことだ…?」

 

「そのままの意味よ。学校にいる友達にでも手伝ってもらいなさい」

 

 

 

 

「くそッ…どうすればいい…」

 

我が悩み地面にあぐらをかいて座っていると

 

トレーニングルームの扉が勢いよく開く

 

「あ…?なんでテメェがいる」

 

「……」

 

ここで我は思い出した

 

"とんでもない威力の攻撃を受け続けてみるといいわ"

 

「爆豪!!我を何度も爆破してくれないか!?」

 

「はっ…?何言ってんだテメェ…」

 

「わ、わかりやすく引かないでくれ…!頼む!!」

 

「なんでわざわざ俺が敵の手助けしなきゃなんねぇんだよ!」

 

「これは我だけではないぞ!爆豪は爆破をし続けることで爆発に強い耐性を持つ皮膚を手に入れれる!」

 

「…!!」

 

「それにこれからの特訓をしていけば何か新技なども身につけれるかもしれん!我をも倒せるすごい技を!!!」

 

「………いいか。これは俺のためだ。テメェのためじゃねぇ!!!」

 

「爆豪!!すまない!」

 

こうして俺と爆豪の合同特訓が始まった

 

毎日先生に見てもらいながらスパーリングをし続け

 

互いのダメなところを出し合い訓練していった結果

 

「爆豪、今日はどうする?明日は体育祭だから休むか?」

 

「ンなわけねぇだろ護国。明日体育祭だからこそ特訓するんだろうが!!!!」

 

苗字で呼んでもらえるようになった

 




かっちゃんがなんかおとなしい

そしてキングオブモンスターズの予告がかっこよすぎた

アドバイス、感想があればよろしくお願いします!!

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