「誰だ…!!」
「おー待て待て!何もおまえを攻撃しにきたわけじゃねぇんだから!」
「……何の用だ…?」
「ふぅ…まずは自己紹介、俺の名前はガイガン、お前に言わないといけないことがあってな」
「言わないといけないこと…?」
「お前今頭痛いみたいだから簡潔に説明させてもらう。お前この後ギドラの姿にならないほうがいい」
「なんだと??」
「お前今巨悪に狙われてんだよ。そいつはお前を連れ戻したがってるんだ」
「巨悪?連れ戻したがってるって…」
「まぁ体育祭では仕掛けてこねぇとは思うが……これから先お前は狙われ続けることになるだろう…」
「なぁ…我はもう龍になったぞ…?」
「ふーんそうか…あ!?!?何ィ!?!?」
「騎馬戦でもうなったぞ?」
「馬鹿野郎!!これでお前がどこにいるかバレた!!」
サングラスをかけた男は我の鼻先まで顔を近づけてくる
「お、落ち着け…巨悪とはなんなんだ?」
「あー記憶ねェのか…オールフォーワン。個性を奪い、与える個性を持っている悪の権化さ!」
「奪い…与えるだと!?」
「あぁ!奪った個性は自分の思うがままにでき、奪った個性同士を合わせ新たな個性を生み出すことのできるとんでもねェ個性だ!」
「そんな…そんな桁違いの個性を持っている者がいるのか…?」
「おう!」
「そいつがなぜ我を?」
「お前の秘められた力のためさ」
「秘められた力?」
「そ!どんな力かしらねェがオールフォーワンはお前の力を欲しがってる。だからギドラにはなるな!またヘンテコな機械で頭ズキズキにされちまうぞ?」
「それに関してはもう大丈夫だ…ご忠告、ありがとう」
「……何があっても後悔すんなよ?ギドラさん?」
そう言ってサングラスをかけて男は出て行った
「何が後悔するなよなんだ…?全く何だったんだ…早く保健室に戻らねば…」
我は奴が"何があっても後悔するな"と言った意味を考え保健室に戻った
そして昼休み終了後
トーナメント戦の戦う組を見せてもらった
第1試合 緑谷VS心操
第2試合 轟VS瀬呂
第3試合 塩崎VS上鳴
第4試合 芦戸VS護国
第5試合 飯田VS発目
第6試合 常闇VS八百万
第7試合 鉄哲VS切島
第8試合 麗日VS爆豪
爆豪とは別ブロックか…良かった、これで決勝で戦える
しかし油断してはいけないな、第1試合の芦戸…あいつの酸と運動神経は脅威に値する
それに轟、緑谷も…
しっかりと休んで必ず勝たなければな
我は保健室の布団で横になり天井を見つめていた
そしてあっという間に時は過ぎて行った
『ヘイガァアイズ!!!アァユゥレディ!?いろいろやってきましが、結局これだぜガチンコ勝負!頼れるのは己のみ!ヒーローでなくてもそんな場面ばっかりだ!わかるよな!?心・技・体・知恵・知識!総動員して駆け上れ!』
1回戦第一試合
始まった瞬間…いや始まる前に心操が尾白のことを侮辱し緑谷がそれに対して怒り声を荒げた反応したことにより、心操の個性"洗脳"が発動。緑谷の動きが止まる
「ど、どうなってんの?」
「心操の個性だな…自分の声に反応した相手を操る…と言ったところだろう」
「てことは…緑谷はもう負け?」
「あのクソナードがこんなとこで負けるわけねぇだろうが」
「爆豪の言う通りだな…奴はあのまま負けるほどおとなしいやつではないはずだ」
緑谷は場外ギリギリで指を暴発させ止まる
この後は心操の会話に反応せず投げ飛ばし勝利した
結果
緑谷○VS心操●
1回戦第二試合
開始とともに瀬呂が轟を縛り上げ場外へと引っ張り出そうとしたが轟が大氷壁を繰り出し瀬呂は行動不能になった
その時の観客席からはドンマイコールが巻き起こっていた
結果
轟○VS瀬呂●
1回戦第3試合
上鳴が初手で電撃を放つもいばらのツルで防がれそのまま焦って電撃を放ち続けた結果、アホになり負けた
結果
塩崎○VS上鳴●
1回戦第4試合
「ふぅ…さぁ行くか」
『さぁ4試合目!金色に輝くその姿!目に焼き付いて離れねぇぜ!!ヒーロー科!護国天龍!!!』
「目に焼き付いているのか……観客の人々にも焼き付いているとありがたいな」
『バーサス!!俊敏な動きで相手を惑わす!同じくヒーロー科!芦戸三奈!!』
「勝たせてもらうよ!護国!!」
「さぁ位置についたね?START!!!!!」
始まった瞬間、我は引力光線を放つが芦戸は酸を出して地面を滑り回避する
「なるほど…そう言う使い方か…」
「今度はこっちの番!!」
そう言って芦戸は我の足元に酸を出してきた
「くっ!!」
「ほらほら!足場が無くなるよ!!」
「……我が空を飛べることを忘れたか?芦戸」
「あっ…」
我は空を飛び芦戸の真上まで飛んでいき芦戸を掴んで場外へ置く
「芦戸さん場外!!護国くん二回戦進出
「悪いな、だが飛べない我だったら負けていたかもしれん」
「やっぱり強いなぁ…!!悔しいぃいい!」
我は芦戸と握手をし1-Aの席に戻る
1回戦第5試合
なぜか飯田がサポートアイテム付きで登場したが双方の同意だと言うことで特別に許可された。まぁ睡さんが好きそうな展開だったからな…しかし発目は飯田を使い自分のアイテムの凄さ、説明を事細かく説明して自ら場外へと進み出た
結果
飯田○VS発目●
1回戦第6試合
常闇が黒影で攻撃するが八百万が盾を創造し防ぐことに成功した。しかし黒影の1発1発の攻撃の重さに八百万は耐えきれず場外まで吹き飛ばされた
結果
常闇◯VS八百万●
1回戦第7試合
切島は硬化、鉄哲はスティールと似た個性なのでなかなか決着がつかずクロスカウンターで両者気絶
「クロスカウンター!!」
瀬呂がとを握りそう叫ぶ
皆はポカンとした
「……ダヤッカの真似か?」
「わかる人にはわかるよなー!」
「なにそれ?」
「あーやっぱ女子しらねぇかー!」
「ロボットアニメだ。見る人は見ると思うが…」
目覚めてから腕相撲をすることになりギリギリで切島の勝利となった
結果
切島◯VS鉄哲●
1回戦第8試合
麗日が低い体勢で爆豪に突っ込むが爆豪は容赦なく麗日を爆破。
「うわ思いっきり当たってたぞ!!」
辺りが砂埃に覆われ爆豪は完全に視界が悪くなっている
麗日は後ろから忍び寄り浮かせようと試みるが爆豪は恐ろしい反応速度で麗日を爆破させる
「見てから動いてんのか…?」
「あの反応速度じゃ煙幕関係ねぇな…」
「麗日の触れなければ発動しない個性と爆豪の反応速度…分が悪いな…」
麗日はその後も間髪入れず再突進する
だが爆豪は容赦なく何度も何度も麗日を爆破し続ける
「もう見てられねぇ…!おい!そんだけ実力差あるなら場外へ放り出せよ!女の子いたぶって遊んでんじゃねぇー!!!」
観客のプロヒーロー達がブーイングし始める
『まぁ俺もそうおm(((』
『おい、今遊んでるっつたのプロヒーロー何年目だ?本気でそう言ってんなら帰って転職サイトでも見てろ。ここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒しているんだ。本気で勝とうと思ってるから手加減も油断もしてねぇんだろ』
相澤先生がそう言うとブーイングが止まった
「ねぇ天龍…麗日はなんであんな突進し続けるの?」
「芦戸、お前は麗日がなんで低姿勢で突進し続けていたかわかるか?」
「わかんない…」
「上を見てみろ」
上には大小様々な瓦礫が浮いていた
「これって…!」
「捨て身の作戦だが見事だな…低姿勢で間髪入れずに攻撃をする事で爆豪にこのことを悟らせなかったのだ」
麗日は瓦礫を落とし爆豪に向けて最後の突進をする
だが爆豪は麗日の捨て身の策を一撃で防ぐ
麗日は爆風で後ろに吹き飛ばされる
(あの威力…あれが最大出力だといいが…)
麗日はまた立ち上がり突進をするも膝から崩れ落ち睡さんに戦闘不能と判定され爆豪の勝利となった
結果
爆豪◯VS麗日●
『あぁ…麗日…爆豪一回戦突破…』
『やるならしっかりやれよ…』
こうして1回戦全ての試合が終了した
二回戦試合表
1試合 轟VS緑谷
2試合 護国VS塩崎
3試合 飯田VS常闇
4試合 爆豪VS切島
トーナメントの描写はやっぱりこう言う方がいいかと思って轟音の書き方をしました